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2017/06/30

松山こどもシェイクスピア劇場 2

 つことで、もうだいぶ経ってしまったけれど。

 去年までは、こどもの日ハイライト版も、通常版の縮小+録音テープでしたが、今年から「新演出」としてセリフによる解説を導入。演出・振付自体は通常版と同じだったけど、話のつまみ方が去年までとはちょっと違った。
 冒頭、序曲中に執筆中のシェイクスピアが出てきたので、「ほう、進行役はシェイクスピアかー。考えたなー」と思ったら、謎の踊りを踊っただけで一言も発せずその後も出てこなかったw。いったん幕が閉じて、客席からマキューシオ&ベンボーリオ登場。幕前でマイク(手持ち)を使って掛け合いで解説。

 マキューシオ「二つの家はとっても仲が悪いんだー。困っちゃうよねえー」(大意)
 自分「お前が言うなw」

 マキューシオ「でも、最後に2人は死んでしまいます」(大意)
 自分「誰のせいだw」

 みたいな感じで、腹抱えて笑う( ̄▽ ̄)。前回に引き続き、マキューシオは本多さん、ベンヴォーリオは大谷さん。2人とも去年よりもこなれた動きなのは当然としても、本多さんは清水ー鈴木に連なる松山正統派といった感じ(サイズも含めて……orz)。ロミオよりも熱血漢のマキューシオだな。大谷さんは弟くん的ベンヴォーリオ(これ大事)。よいコンビだな〜。

 特にその後も「進行役」はなく、「町の人」とか乳母とかが袖脇においてある手持ちマイクで適宜喋る。1幕の両家乱闘は実況解説つき。舞踏会も「ほら、ロミオが忍び込んできましたよ!」みたいな感じでちょっとうるさい。低年齢相手(0歳児から入場可)なのでそれくらいやらないと、なんだろうけど。
 なんというか、しゃべり手が1人ではないのと、踊りにしゃべりがかぶるので、メリハリがないというか。踊りの中でやられるとちょっとしらける感じがあるんだよなあ。もちろん、しゃべり方やタイミングやセリフでそう感じる(もっと上手くやればそうでもない)ということはあるんだろうけど。

 前回までのハイライト版では、3幕でジュリエットがロレンスのところへ行く場面がばっさりカットされていて、ロミオがバルサザーに引きずられて寝室から退場した辺りでいきなりベッドの中から薬瓶を取りだして一気のみしてたので、「良家の子女のたしなみスゴイ( ̄0 ̄)!」ってなってたんだけど、今回はそこはちゃんとカットされずに、普通の手順になってました( ̄▽ ̄)。マキューシオの死のくだりが結構短くなっていたなあ(そこは前回通りのような)。

 個人的に観た範囲では、この版ほど両家のいがみ合いの醜さを描いた版はないように思うけど、そこをセリフで説明してしまうと、やはりくどい印象。最後の「(こうした教訓を教えてくれて)シェイクスピアさんありがとう!」(←オープニングの伏線を回収)はさすがにやりすぎじゃないかなあ。子ども(といっても0歳児からだし)にはそこまで言わないと、という気持ちもわかるだけになんとも判断しがたいところだけども。

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