秩父湖から
秩父湖から帰りますよ……と言いたいところでしたが、バスがない( ̄▽ ̄)。毎月1日の渋滞にびびった西武バスが間引き運転を行ってくれたおかげで、次のバスまで2時間ありますよ?
というわけで、車道を歩いて下山。歩道のない道で、しかもまばらに自動車がくるので(渋滞してない( ̄▽ ̄))、逆にスピード出してたりして危ないんですが、しかし売店ひとつっきゃないバス停で2時間待ちってわけにもいかないじゃないですか。
天気ばかりがよいという……。
とにかく歩きます。ほかにいかんともしがたい。てくてくてくてく歩いて、なんとか大滝まで戻りましたが、とにかくトイレ! 秩父湖で行ったけどトイレ! トイレはどこだ! 駐在所があったけど人がいないぞ!
切羽詰まったその時に、「バイク弁当」の看板が……( ̄0 ̄)! 地獄にホトケ、有無をも言わさず、お昼はここで。
これが大滝食堂のバイク弁当1000円。中は豚味噌生姜焼き丼です。メニューは一択(サイズは選べる)。くわしくはこちら。このバイクのタンクを模した弁当箱は持って帰ることもできます。荷物になるのでごめんなさいしたけど。ライダーの店だけあって、テーブルも「カワサキ」とか「ホンダ」とかの名前がついていました。珈琲を飲みながらマスターとちょっとおしゃべりしましたけど、やっぱり「10月の渋滞は異常」だったとのことで、なにせ大滝のこのお店の前まで渋滞していたそうです(むろん起点は三峯神社)。
さ、歩きますよ。てくてく。まあ自分らはいいですけど、湖から時々一緒に歩いた叔父さんは、神社まで行くつもりがバスに酔ってやむなく湖で降りたら往くにも帰るにもバスがない、という正月早々まったく気の毒な目に会っておりました。
結局、遊湯館(温泉施設)前のバス停で、バスをつかまえることができました。やれやれ。
ついでに駅の裏にある鉄道車両公園へ。鉄道車両公園と言っても、いくつかの古い車両が展示してあるだけですが、貴重な現物展示でもあります。
中に入ることもできます。
もちろん、何があるわけでもなく。しかし、戦時中の兵員も、満州などからの引き揚げの人たちも、さらには収容所に送られるユダヤ人たちも、こんな貨物車に押し込められて輸送されたんだなあ、などと思うと、このがらんどうな貨車が余計につらいものに思えてきます。
こちらは無蓋車。先ほどの方が屋根がある分まだマシとも(本来は人を運ぶための車両じゃないし、さすがに秩父鉄道の車両は使われなかったと思うけど、イメージとして)。
ほかにももう少し車両があったけど、そろそろ宿に向かいます。
SLパレオエクスプレスのパレオちゃん。ちょっと可愛い。
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