« ブルメイステル版それぞれ | トップページ | バレエフェスAプロ 前半 »

2018/07/30

夏休み子ども音楽会

 いろいろ残ってますが、書きやすいところから。

 今日は東京文化会館主催の「Ueno Music Holiday 夏休み子ども音楽会2018《上野の森文化探検》」(長い)に行ってきました。毎年行われてる子ども向けのプログラムで、今年はバレエフェス開催期間に重なっているので、バレエをテーマに東バとのコラボ企画となったそうな。
 自分は今年初めて行ったけども、小中学生1000円均一、大人は1000から3000円というお手頃価格で、参加施設(動物園はじめ上野公園内の美術館・博物館・子ども図書館ほか)の入場や常設展が無料になったり、のれん街の協力店で優待があったりする1Dayパスがついているので(午前中からホールでチケットと引き替え可)、使いようによってはとってもお得。司会のお姉さんが「シャンシャン見てきた人〜?」って言ったら、結構手が上がっていたので、有効利用したご家族も多かったようです。ちなみにチケットは完売とのことでしたが、5階まで埋まってました。
 簡便なプログラムも無料で配られましたが、イラストの王冠かぶった白鳥らしきものがアヒルにしか見えん……(首が短いと思われ)。

 プログラム。

ドリーブ:バレエ音楽『コッペリア』より「前奏曲とマズルカ」
「白鳥の湖」より パ・ド・カトル 秋山瑛-金子仁美-樋口祐輝-鳥海創
 情景
 四羽の白鳥 岸本夏未-上田実歩-足立真里亜-中沢恵理子
 スペインの踊り  奈良春夏 芹澤創、昂師吏功、南江祐生、山下湧吾
ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」
「くるみ割り人形」より 中国の踊り 中川美雪-岡崎隼也
 ロシアの踊り 二瓶加奈子-池本祥真
「眠れる森の美女」よりローズ・アダージオ 三雲友里加 森川茉央-和田康佑-中嶋智哉-岡﨑司
指揮:現田茂夫 演奏:東京都交響楽団

 舞台上にオケが乗り、オケピを上げた部分(+α?)で踊るので、かなり奥行きがキビシイことになってました。いちばん大変そうだったのはスペインの男性群舞で、マントを回すのに指揮者にバサー、バイオリンにバサー、ってなりそうなのを回避しながら捌いてました。ローズアダージョの4人の王子も、対角線には並べないからほとんど横一列みたいになったり、中国の男性の「つ」の字になって対角線に進むジャンプもほとんど「その場跳び」っぽくなったり、まあ4羽だっていつもとは違う進路になるだろうし、ちょこちょこ振付変えながら、という感じ。

 カトルは通常の1幕のトロワですが、アダージョだけ。水色が秋山さんでピンクが金子さん(昨日のドンキと逆だ〜)。くるみの前辺りかな? 司会のお姉さんから二人へのプチインタビューがありました。
 金子さん(1日のレッスン時間は)「多い時は6〜7時間くらい」(そんなに?)「ハードです」(今日はどうでしたか)「いつもは前のオーケストラピットから音楽が聞こえてくるのに、今日は後ろにオケの皆さんがいて、迫力が違いました」秋山さん(バレエは何歳から始めた?)「7歳から」(長く続ける秘訣は?)「楽しいこともつらいこともありますが、大勢のお客様の前で踊って、拍手をいただけることが励みになって、また頑張ろうと思います」(大意)……記憶だけど、だいたいこんな感じ(質問もこれだけ)。

 「情景」は、1幕から2幕への間奏というか、本来的には2幕の序曲なのか、の部分。「白鳥」といえばこの曲だよねえ、という。考えて見ると「白鳥から」なのに白鳥が4羽しかいないw。というか、オデットもオディールもいないw。「コッペリア」の後で、司会者から「白鳥の湖」のあらすじの説明がありましたが、それだけ聞くと奈良ちゃんがオディールかと思うよ……。大体、こういう前説とかって聞きながら「こういう言い方の方がわかりやすくてシンプル」とか、手を入れながら聞いちゃうんだよな……。

 で、「おお本公演ではなかった山下くん(←今年のイチオシ)のスペインじゃ〜」と思ったのに、もう奈良さましか目に入りませんでしたことよ! 本公演ではちょっと遠い席だったしさあ、オケピない分近いしさあ、もう大迫力の悪魔でございましたよ! ロットバルトいらねぇな……。オディールとの入れ替わりで上手に捌けるところは、舞台の端で男性たちに囲まれて軽くリズムをとるような感じだったと思います。かっちょええ〜(ため息)。

 「ダッタン人」の前には指揮者が呼ばれて「ダッタン人とは?」というトークが有りましたが、「タルタルソースのタルタルはダッタンのことで、タルタルがダッタンに変化」ということはわかったw。まあ、プログラムに演目の説明はありますでな。こちらはバレエなしのオケ用編曲(コーラスなし、冒頭ちょっと省略)でしたが、弦が(ヴィジュアルも含めて)迫力でした〜。打楽器はいつもより遠いせいか「もっと来〜い!」な感じ。つか、アニハーノフに慣れるとティンパニは常に「もっと来〜い!!」だよな……。

 中国は、サンチョ→ガマーシュと熱演したザッキーがちょっとバテ気味だったか、奥行きがなくていつもとジャンプも回転もコースが変わって間合いを掴み損ねたか、という感じもありましたが、中川さんと二人ともすごく可愛かったです。あの弁髪の衣装はそろそろ変えてもいいかな……。ロシアは池本さんの連続開脚ジャンプで盛り上がり。二瓶さんも強い踊りでスカッと爽やか。

 ローズアダージョの4人の王子は、子眠りの各国仕様ではなく、4人とも旧版のピンクの衣装(岡崎くんがカレー着るかと思って楽しみだったのに……。つか、岡崎くん、セーラー服じゃないとわからないかも……)。サポート担当は森川くん。これも奥行きがない分きつそうでしたが、ちゃんと二人で脚を持って挙げるリフトもあり。若手二人は初役かなー。和田くんが(なんと和田くんが)一人で、いつも通りの小芝居に励んでおりましたよ。バラを渡してピルエットの手前のところで、オーロラに言い寄ろうとしてビミョーに拒否られてやんの(笑)。三雲さんてば(笑)。

 フィナーレは花のワルツ。ダンサーが順繰りに出てご挨拶ですが、ここでザッキーが後ろとんぼの大技。中川さんに「あっち?」って指さして「こっち!」って叱られたりと、小芝居をはさみながらで会場から受けてました。ロシアの二人もちょっと踊ったりしたかな? 最後は三雲さんが慣れた感じに指揮者を迎えに行って(いつもと違って後ろにだけど)、大団円となりました。

 休憩なしの1時間公演、お子様たちにもちょうどよかったらしく、大きな声で騒ぐ子もおらずに(ま、小学生以上ですし、ちょこちょこ保護者とのおしゃべりはありますけども)楽しくすごせたようです。むしろ、もう少し司会のお姉さんにレスポンスしてあげようよ……。

|

« ブルメイステル版それぞれ | トップページ | バレエフェスAプロ 前半 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ブルメイステル版それぞれ | トップページ | バレエフェスAプロ 前半 »