2009/11/08

グルジアの……なんだろう

 というわけで、とにかく午前中に起きてグルジア映画と文化の集いに行ってきました。会場の立正大大崎校舎ってどこね、と思ったら、ゆうぽうとの裏やん(^^)。

 映画の方はまとめ中。さすが「ワインの国グルジア」らしく、ワイン工場に働く青年の話でした。66年の白黒作品。日本では82年に岩波で公開されたそうで、なるほどどこから見ても「岩波映画」の味わいでしたよ(^^)。

 その後の主催者の井上氏のトークはちょっとぐだぐだでしたが、前田弘毅氏の話とその後のトビリシ大のクパタゼ氏の話は面白かったな。前田氏は見た瞬間に「『風雲児たち』(みなもと太郎)の誰かに似てる……」と思ったんだけど、歯切れのよいしゃべりで、グルジア語もべらべら(多分)。もう15年ほどもグルジア研究に携わっていらっしゃるとか。今度来日したクパタゼ氏とはもう10年来の仲だそうで、通訳の息もぴったりで気持ち良かったな。日本語しかできないぢぶんにとっては、こういう催しって本当に通訳次第だったりするからさ。

 映画と直に関係しないことをいくつか。
 「グルジア」の名称について、「ロシア語由来のこの名前をやめて「ジョージア」と呼んでくれ」という現政権の主張は知られていると思いますが、今日の映画「落葉」を撮影したイオセリアニ監督は「ゲオルギア」という名称を提起し、実際にそれを使用しているそうです。語源は「聖ゲオルギオス」(セント・ジョージ)なので、それにより近く、という感じかな。

 前田氏の話は、直前まで滞在していたグルジアの様子などをPowerPointで(ちょっと名所案内風だけど、あまり見る機会がないから面白かった)。クパタゼ氏は、グルジア・ロシア関係の近現代史が専門で、より細かくいうと、帝政末期の議会におけるグルジア人議員の活動を研究しているそうです。というわけで、映画についてのいくつかの話のほかは、グルジア・ロシア関係史の話。
 映画に則して……でもありますが、グルジアの映画・文学というのは象徴と比喩によるコードが複雑に埋め込まれているのが特徴だそうで、今回の「落葉」という映画についてもいくつかコード解読がありました。「閉鎖的状況で自由を求めようとすると、冗談的な状況に陥る」けれども、それはただのコメディではなく、象徴と比喩で読むことができる、と。そういや、今年公開された「懺悔」も、監督はちがう人ですが、コード埋め込みすぎってくらいに埋め込まれてたなぁ。
 80年代後半にグルジアで独立運動が激しく盛り上がったのは、人々が60年代のそうしたグルジア文化の埋め込まれたコードによって成長したということ、「ロシア的」でない考え方に触れたことが大きく関わっているのではないか、という指摘が印象的でした。

 帰ったら、アッサンブレから通知。ルグリガラのAプロのアッサンブレ先行予約のお知らせ。でもSとAのみなんだよなー。文化会館だとBまであるんだけど、ゆうぽうとだとAまでなんだよねぇ。アッサンブレでAを取ると、大概前のサイドになっちゃうんだよな。Aなら2階サイドの方がいいんだけど。1日は祭典追加で取ってあるから、もう1日は我慢するか。2月の平日だし。
 あとはくるみのキャスト変更と、ポイント早く使ってね♪ のお知らせ。

 いろいろと煩悩は多いんだけどね(笑)。

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2009/10/30

グルジアとかカレンダーとかもろもろと

 そんなこんなで、明日(今日か)は、「サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ」の「くるみ」です。今シーズン初めてのくるみ。やっぱ「くるみ」は寒くなってこないとね、という意味での「今シーズン」ですね(^^)。一応会社も「明日は定時であがるからねー」と根回しはしておいたんだけど、風邪だかインフルだかでパートさんがこのところばたばた休んでるので、ちょっと不安も。こんなペースで仕事が忙しくなるのは、去年は12月に入ってからだと思うのだけど、ベテラン社員が3月で辞めて新人さんが入ったりとか、やっぱりベテランのパートさんが妊婦さんになって稼働日数が半分以下になってるとか、その辺りが原因なのかなぁ。ぢぶんの仕事の回し方も上手くはないしな(←抱え込み型)。

 さて、ユーラシア研究所というのはご存知の方も多いかと思うのですが、例の「ユーラシアブックレット」を出版しているところです。そこといくつかの団体の主催でグルジアに関するイベントが行われるとのこと(詳しくはこちら)。

「グルジア 映画・文化・歴史」  ユーラシア研究所、大阪大学世界言語研究センター地政学プロジェクト、立正大学経済学部共催ミニシンポジウム  2009年11月7日(土) 13:45〜17:30 立正大学11号館 1152教室(定員100名)

 詳しいプログラムはリンク先をご覧いただくとして、映画『落葉』(イオセリアニ監督・日本語字幕)の上映、井上徹氏(映画史・ユーラシア文化研究者)による講演「映画監督イオセリアニとグルジア」、トビリシ国立大学のBondo Kupatadze氏の講演「ロシア・グルジア関係」(グルジア語、日本語通訳付)が中心のようです。無料。集会後は五反田のグルジア料理店「ガンバルジョ!」にて懇親会(要予約・3000円)も。

 イオセリアニ監督についてはWikipedeiaのこちらを。『月曜日に乾杯!』の監督さんですね(見てないけど覚えはある)。グルジア映画は『懺悔』しか見ていないと思うので、できれば見てみたいのですが。

 映画がらみでもう一つ。アンナ・ポリトコフスカヤのドキュメンタリー『アンナへの手紙』の上映会が11月20日にあります。文京シビックの小ホール(詳しくはこちら)。
 これは昨年見逃したので、ちゃんと見ないとなー、と前から思っていたくせに、気がついたら「くるみ」のチケットを取っていたのであった。あははははああーー。

 どんどん行くぞ。JVC(日本国際ボランティアセンター)からは、カレンダーのご案内が来てます(こちら)。今年は「子どもたちの大地」というタイトルで、長倉洋海さんの写真です。アフガンの写真が多いですが、7月のコソボの子の写真が好きだな。

 フォトジャーナリストと呼ばれるカメラマンはたくさんいますが、その中でも長倉さんは大好きな人のひとりです。「いちばん好き」と言っても過言ではないくらい。子どもの写真もたくさん撮っているけれども、子どもに限らず彼の撮る「ひと」の写真は、体温があるんです。
 三越の写真展は期間が短くて行けなかったけど、2日からのキヤノン・ギャラリーの写真展は行きたいな(これ)。

 つうわけで、関連書籍なども。ユーラシアブックレットはこんなラインナップです。読まれた方も多いのでは。面白そうな本が多いんですよねー。
  

 こちらは長倉さんの最新刊。ちょっと高いし、写真を見るにはいい造本とは言いがたいところもあるんですが、30年間がずっしりと詰まった濃密な写真集です(400ページ越え)。

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2009/10/20

八部衆その後

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 色づきかけ。

 先週の土曜日から興福寺の仮金堂で阿修羅像をはじめとした八部衆像・十大弟子像の「お堂安置展示」が始まっています(こちら)。ご本尊の釈迦如来坐像ももちろん一緒。北円堂では特別解扉。いいなあ。

 東京→九州巡回展から帰ってきた像の「おかえりなさい」展なわけですが、堂内展示は興福寺でも珍しいですよね。大概宝物館だからなぁ。くおー、北円堂見たいっ♪

 先月この話を聞いた時には「10月初めからなら西宮公演にひっかけて見にいけるのになぁ」と思ったもんですが、初日をテレビのニュースで見た時にゃ、「……ひっかけて行ったところで見られるわきゃねえだろ>ぢぶん」と思わず過去の自分に突っ込むほどの混雑ぶりでしたよ、ええ。そらそうだよな。

 「仏像を静かなお堂でぼーっと見る」というだけのことが、難しい世の中ってのもな。国宝じゃなきゃ難しくないのかもしらんけどな。

 博物館ではね、しょうがないです。故事来歴だの、何でできてるだの、同じ様式の仏像はどこの誰だの、そういうガイドさんがいるのも、団体さんへの説明も。博物館はそういう学習をするところだから。
 だけどお堂では、ただ静かに感じていたいし、そうさせて欲しいんですよ。だってお堂なんだもの。

 ぢぶんの修学旅行の時も、お目当ての唐招提寺の何だったかがアメリカに出張中で残念だったもんですが、こういうときに奈良修学旅行に当たってしまうのもちょっと気の毒かもなぁ。多分特別展には入れないもんね。料金というよりは込み具合で。
 もっとも、うちの前係長は若いころにルーブルまで行ってみたら、お目当ては上野に出張中だったそうで、完璧に入れ違い。調べてから行けや(T_T)。

 九州巡回展の報告がこちらに。九州でもたいへんな騒ぎだったようです。各種記録ぶっちぎり。五部浄さんは行かなかったみたいです。あれはあまり動かせないよなあ(よく東京まで来てくれたよ(ノ_-。)アリガトウ)。九州展の展示の様子はこちら。それにしても「小顔でスリム」「現代流行の美少年のイメージ」もともかく、「今世紀最後の機会」って……。あと90年あるよ、今世紀。
 

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2009/09/22

チラシの山から

 イメージフォーラムの椅子が柔らかい、腰が沈み込むタイプのものだったので、座った瞬間「ヤバイかも……」と思ったら、案の定でした。
 今朝から腰痛ぶり返し。起きるに起きられず、寝るに寝られず。って、寝てましたが(笑)。すべきことをほとんどしないままに……明後日の工事どうするつもりだ、ぢぶん。

 で、ちょぼちょぼと片づけしてたら、昨日の「ベジャール」の記事で描いた『ベジャール!』が出てきまして(汗)。持ってんじゃん、ぢぶん。
 これ。ここからの抜きだ、多分。一度通しで見てるんだけど、すっかり忘れてたなぁ。「カブキ」のチャプターはどんだけリピったか、つうくらい見たけどなぁ(ヒドイ……)。

 昨日の「役人」でもらったチラシからいくつか。
 十市さんの次の芝居のチラシがありました。東京グローブ座の「冬のライオン」。今度は平幹二朗や麻実れいと共演です。すげー。チラシによると、「二人のクールビューティと五人の旧イケメンから現イケメンまでが勢ぞろい」。
 ……何気に失礼な気も。十市さんはどっちでしょー。

 11日から始まっている美輪サマの「音楽会」東京は10月4日まで。また行けそうにない。いつでも見られるような気がしてるけど、いつまでも見られるってもんじゃないからなあ。12日の和光市なら行けるかな。ぶっちゃけ、銀座より近いし。……安いし。
 来年4月にはテアトル銀座で、「葵の上/卒塔婆小町」の再演。8年ぶりとよ! 美輪サマ棚卸しって感じですが、観られるものは観ておかないとなー。

 TPT72の「血の婚礼」も面白そうですが、日程的に無理っぽい。ロルカもねぇ、一度きちんと見たいんだけどねぇ。
 来年の1月から2月にかけては、蜷川演出で「血は立ったまま眠っている」をやるそうな。ひゃー、あれやるのか。キャストは森田剛と窪塚洋介があがってますが、二人のテロリストなのかな。シアターコクーンで。

 ぢぶん的には麿赤児の「Gは行く」。これは行きたい。行けるかなぁ。シアタートラムって、世田谷区民割引があるんですね。まあ100円だけどな。

 

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2009/09/21

パルコの役人とベジャールの映画

 昼の1時から夜の11時まで渋谷にいるって、女子中学生か、ぢぶん。中学時代でもそんなに長いこといたことないけどな(←おでかけといえば東急レックスだった中学時代)。

 要は、パルコ劇場で「中国の不思議な役人」(寺山版)を見て、そのままアフタートークを聞いて、イメージフォーラムのレイトショーでやっているベジャールの特集を見て、ということなんですが、役人のチケットはだいぶ前に取ってあったので「お、1日ですむじゃん!」と思った2つの間が4時間の空白。ついでというには長かったなあ。

 「中国の役人」はすごく面白かったです! ベジャールのアプローチとはもちろん全く違いますが、アングラ好きなら絶対オススメ。大駱駝館のメンバーが出てるというのでそれも楽しみだったんですが、そっちの方も期待以上。舞踏「的」なものも含めて踊りのシーンもかなりあって、ひとつひとつの場面が濃密。音楽は全て三宅純の書き下ろしですが、宮本大路とスティーブ・エトウによる舞台上の生セッションがまたいい♪ 財布の紐を締めるはずだったのに、サントラCD買っちゃったよ。

 平幹二朗の役人は、不気味というよりも可愛かったな(^^)。清朝の宦官なんで人民服は着ませんが(当たり前だ)、「ラストエンペラーかいっ」って衣装で「ぬうはっはっはっは」という高笑いは、どこぞの役人にもやって欲しいと思っちゃったり(←ファンとしてすごく方向性を間違ってると思うが)。
 演出の白井晃氏のアフタートークによると、今日の平幹二朗の高笑いはすごくテンションが高かったらしいです(^^)。

 詳しくはまた、というものがいくつあるかはアレですが。

 ベジャールの映画の方は、ダンストリエンナーレトーキョーと連動した企画。今日はBプロの「若き日のベジャール」という、シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンスによる90分のフィルム。
 「フィルム」と書いたわけですが、「作品」と呼べるものではないです。いくつかのフィルムをただ並べただけ。フランス語で、日本語字幕はありません。冒頭に、使われた作品の名前が日本語テロップで出るだけです。ダンスシーンは問題ありませんが、ドキュメンタリーらしい『ベジャール』(という名前のフィルムから使われた部分)はちょっとキツイ。それにしても61年当時のベジャールって、言われないとベジャールだとは思えなかったなぁ。まだダンサーでもあった頃のベジャール、という感じで。「春の祭典」や「ボレロ」は全曲入っていますが、「現在のためのミサ」や「ル・ダンスール」などは、一瞬、と言いたいほど短い。
 当日1300円ですが、ぴあで前売り(1100円/3回券3000円)が買えます。店頭には並んでませんが、Pコード461-104で発券してもらえます。

 偶然ではありましたが、二つ続けて見たおかげで、日本(人)と西洋(人)の「猥雑」や「エロス」の違いが、ぢぶんには割りと明確に感じられて、どちらかといえばそれが面白かったとも思います。
 ……ぢぶん、西洋人にはフェロモンは感じるけど、色気はあんまし感じないんだなぁ……。

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2009/09/20

バレエ・リュス展

090919_17360001 与野本町駅前の遊歩道にて。薔薇の花はほぼ終っていましたが、まだいい匂いがしていました。

 で、なんでそんなところの写真かといえば、彩の国さいたま芸術劇場の「バレエ・リュス展」に行ってきたわけです。本当は12日のギャラリートークに行ければよかったんだけど、同じ時間に自分のところの主催のシンポが入っていたからねぇ。どうせ出勤だし、会社からならそれほど遠くない(といっても1時間ちょっとかかったけど)ので、じゃもう今日行っちゃうか、と。

 与野本町の駅から7分とありますが、慣れなければ5分増しかな。ぢぶんはついてから迷子でした(T_T)マタカ…。チラシ等には「ガレリアほか」と書いてあり、劇場の案内板にはガレリアの入口は楽屋口と同じ場所に表示されていて、実際そのようになっているのですが、大ホールの下の情報プラザ(劇場案内図の8番)の「ガラスの光庭」を囲んだ円形の通路にもぐるっと展示パネルがあります。

 展示内容ですが、バレエ・リュスとそのダンサー、振付家に関する紹介、舞台写真、関連記事などの掲載された「コメディア・イリュストレ」誌、バルビエやカイナーの絵など。カイナーのペトルーシュカの版画が好きなんですよね♪ 一部本物もありますが、レプリカが主流。

 見たことのない写真もいくつかありました。ニジンスキーの薔薇の精を背後から撮った写真とか(むっちりです)。バレエ・リュス自体の歴史と特徴を概観する内容で、例えば西島さんお目当てで公演を見に来た人が公演についての理解を深める、とか、学芸員の意図としてはそういうところでしょうか(いやー、見ながらぢぶんの実習時を思い出しちゃったよ ←一応免許持ち)。ディアギレフのロシアへのこだわりや、コンテンポラリーの始祖としての役割などもわかりやすくて面白かったですし、ニジンスキーがらみ以外の演目やダンサーの紹介がきちんとされていて、ニジンスキーが「リュスのスターの1人」という扱いだったのもよかったです。ルビンシュテインの写真は例の「聖セバスチャン」だけど、これは動いてるところを観たかったですねー(^^)。「コメディア・イリュストレ」も面白かったな。パネルの解説文はガレリアに置いてある解説の紙(白地に青の折畳みのヤツ)に全文(多分)掲載されているので、便利です。同じく配られている「埼玉アーツシアター通信」の22号にも芳賀直子さんのインタビュー(短い)が載っています。

 ただ、それほど目新しいものがあるというわけではなく、物量も多くはないので、わざわざ与野本町まで行くとなると、そこがどれほど自宅から近いか、というところにかかりそうです(^^)。入場は無料だし、ぢぶんの会社からなら往復500円ほどなので「行かなくてもよかった」ということはないし、実際楽しかったんですが、「遠出」してまでってほどでもないかも。公演の日に展示を見る人は多いだろうから、ほぼ貸切状態で観られたのはよかった。やっぱり兵庫芸文のコレクションも見に行きたいなぁ。

 西島さんの公演は面白そうだったのですが、予算その他の関係で自粛。復元が多ければ無理をしても行ったけども。薄井さんが復元する薔薇の精は、バレエ・リュス末期のスター、アントン・ドーリン直伝の版だそうで、それは観たかったっす。
 
 帰りは情報プラザのセルフカフェで、アイスコーヒー(400円)とラスク(200円)。ラスク、好きなんですわ(^^)。コーヒーのおつまみにちょうど。ビストロ(コーヒー500円)もありますが、近くの飲食店は安楽亭とか活魚料理とか、ちょっとがっつり系でした。駅の近くのテナントの中にあれこれあったようです。

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2009/06/23

パルコの不思議な役人

 来週の火曜日、ココログのメンテナンスがあるそうです。こちら

◇メンテナンス日時 2009年06月30日(火)08:00~12:00
◇対象 ココログ全プラン

 コメント・トラックバックと、携帯からの閲覧ができなくなります。PCからは閲覧できるそうです。

 さて。
 パルコ劇場のサイトで、寺山修司版「中国の不思議な役人」のキャストほか詳細が上がりました(こちら)。
 わー、平幹二朗だよ。んで、大駱駝艦から田村一行と奥山ばらば。こ、これはなんとも……。

 うちの方にも先行販売の案内ハガキが来ました。特別先行はローソンチケだけらしい。ふーむ。あそこは登録してないんだけどなぁ。バレエの公演日程になれてると、こんなにたくさん公演があっては、いつを選んでよいのかわからんくなるな(苦笑)。ま、そうはいっても平日マチネは無理なわけだし(ソワレもどうかなー)、バヤの合間を縫って上手に行かんとなぁ。

 どーでもよいけど、この間「横浜開港150年記念パレード」のニュースをテレビで流してて、「中国の役人が人力車に乗って」ってところでうっかり反応しちゃったよ(^^)。

 レポは1幕の終わりまで。あとはさくっと……いきたいとこなんだが。

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2009/06/01

第2会場では

090524_19110001 てなわけで今日のシンポの話とか、まだヴェローナ大公が出てきたところまでのR&Jレポとか、いろいろあるんですけど、とりあえず東博の出口まで行こうかと(苦笑)。写真は夜の東博(本館)。

 阿修羅周りというか、えー、「メッカのカアバの周り」を思い出しちゃいました。規模が全然違うけどな。

 一度中央通路に出てから第2会場。みなさん目的を達したからか、疲れちゃったのか、ここまで来ると人は多いが滞留はしてない。いきなりのっけから四天王像(中金堂)で、「い、いらしてたんですかいっ!」と不必要にびびってみたり。こんなに一度にお留守にして、奈良の守りは大丈夫なんかい、って気になりますが、まあまだ山ほどいらっしゃいますからなぁ。興福寺だけでも。
 しかしやっぱり近くで見るとでかいなー。奈良の乾漆仏の繊細さも好きですが、鎌倉系の強さも好き(でもどうせなら南円堂の……ごにょごにょ)。

 突き当たりは薬王・薬上の二人。薬師系の兄弟菩薩です。脇侍として創られたのでややシンメトリー。今回の中でいちばん大きな仏さま。人込みの中でおばあちゃんがじっと拝んでいて、「同志〜♪」と手を握りたい気持ち(^^)。像が大きいので、出口近くから振り返る感じで相対しました。やっぱり大きいです(^^)。いろんな意味で。仏教でいうところの「悲」というのは「悲しい」という意味ではなくてもっと包容力のあることばですが、思い浮かぶのはそうしたことばです。
 飛天や仏頭も来てたけど、結構破損してたなぁ……。

 こういう構成で見せたい、という展示意図は非常に明確でしたが、いかんせん第1会場と第2会場の密度が違い過ぎて、ペース配分を誤った感じ。まあ最後の方の密度が高いと、それはそれで疲れるから多少尻つぼみの方がいいとは言えるんですが。むしろ、トップに阿修羅もってっちゃって、後は安心して回るってのも(展示方法としてはかなり邪道ですが)、いっそひと思いにそうしてくれ、って気もしました。
 本当はやっぱりちゃんと現地のお堂で見たいですけどね。受けとるものが博物館とは段違いなので。

 近代以降のものはともかくとして、仏像というものは、創るもの、依頼するもの、預かるもの(寺にせよ個人にせよ)、それを守るもの、たくさんの想いの積み重ねがあって、長い長い年月の中で、「仏像」として創り上げられてきたのだと、ぢぶんはそんな風に思います。今彼らが美しいとすれば、その想いの積み重ねによるのだと。

******

 さて、日付はかわりましたが、シヴァっちの誕生日でした。20代最後の年が実り多きものでありますように。なんか今年もやきもきしそうなんだけど、その一連が彼にとっての財産にもなりますように。
 1日だけ、彼へのトップイラストです。

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2009/05/31

三部衆……

 んー。オフだと本当に寝るな。どんだけ寝れば気が済むんだ、ぢぶん。

 さて、阿修羅展の続きというか。「阿修羅展」というのも気が引けるほど、阿修羅見てませんが。

 「8人が一堂に勢ぞろい」はそもそも実現しなかったんですが、鳩槃荼像さんたちが帰ってしまって、展示室には5人(お向かいが十大弟子)。
 八部衆での一番のお目当ては五部浄くん。彼が来なければ展覧会そのものがスルーだったかもなぁ。やっぱり美しかったです。正面や、やや斜めに向いた写真がほとんどですが、真横から見た時の決然たる眼差しは武神にふさわしく、「天」にふさわしい。

 ちなみにこの場合の「天」というのはある種階級的なもので、仏教でいうところの「神」(という言い方自体が妙なんだが)の部分。インド由来の神々が仏教に帰依して守護神となったというものは、ほぼここにぶち込まれてます。なので「天竜八部衆」のすべてが「天」なのに、冒頭に「天」(概念としての総称)をおくのはどうなんだ、という気はするんですが、ともあれ興福寺ではその総称としての天に五部浄像を充てているというわけ。

 ま、うんちくはともかく。彼の美しさは、ビーナスやニケと同じく、その欠落がもたらしてる部分も大きいだろうとは思うのですが、やはりその神髄は目にあるだろうとも思います。今回、東博に収蔵されている右手が同時陳列されていましたが、彼の右手を見るのは初めて。写真でも見たことなかった(てか、あったんですね)。そのドレープの袖の美しさは(ちょっと誰かさんのホセの袖口などを思い出しつつ)ほかの像とも通ずるもので、彼もやはり同じような出で立ちだったんだろうことが思われます。ようやく会えた本体と右手。一緒にいさせてあげればいいのになぁ。
 説明書きによると、彼の黒く見える肌は、元は青だったそうです。青い神といえばクリシュナもだけどシヴァの異名は「青い咽」だし、象をかぶっている辺りはガネーシャ(シヴァの息子ですね)だし、その容貌とは別に、インド的要素は残ってるんだなぁ(甲冑は中国風ですが)。

 お目当ての乾闥婆くん。族としてのガンダルヴァが好きだからなぁ。音楽神が目を閉じているのは、なるほどなあ、と思います。かぶっているのは獅子ですが、おっとりとした柔和な彼のそばもまた居心地がとてもいいです。「耳を澄ますと心も澄む」というようでもあり。同じ調べを共有するような、または心の奥底に耳を澄ますような、そういう静かな……あるいはひそやかな穏やかさ。

 そして今回いちばん居心地のよかったのが緊那羅兄さんのそば。こちらも楽神ですが、額の一角と第三の目が密教的。なんといいますかー。本当になんといっていいのか全然わからなかったんですが、何がどうということでもなく(いや、かっこいいんですけど)、とにかくすごくそばにいて気持ちが良くて、いくらでもずっとそこにいたかったんです。こういうちょっと理屈じゃ説明しにくいことっていうのは珍しくはないんですが、衝撃的に貼り付いてしまうことと、穏やかな空気の中で動きたくなくなることとがあって、今回は後者。なんだろなー、あれは。

 えーと。緊那羅兄さんの後ろから乾闥婆くんの後ろ姿を眺めていて、10代の頃にさかんに描いたスケッチを思い出しました。手に入る限りの(つまり図書館やなんかで)美術書、仏像の本の類いに出ている写真を、かたっぱしから模写していました。八部衆(興福寺に限らず)や十二神将(新薬師寺に限らず)がメインでしたが、菩薩や明王もずいぶん描きました。「写真で見る菩薩の着付け」なんてのはずいぶん役に立ちましたよ(何の役に立ったんだか、という気もするが)。興福寺の八部衆に関しては、背中側もそれなりに資料があったように思います。乾闥婆の獅子冠の後ろ側に見覚えがあったので。その頃の記憶なんで曖昧ですが、たしか彼らの来ているのは古代中国の皮甲冑で、乾闥婆や五部浄のような獣冠は、実際の皮をなめしてかぶるものだったように思います。つまり、獅子や象の剥製(とはいわないか)をそのままかぶってるわけで、獅子はともかく象はでかいだろう、と思うんですが。五部浄、実寸はどんだけだ。で、そこで思い出すのは「火の鳥」の太陽編だったりするんですけどね(^^)。

 畢婆迦羅さんにも会いたかったけどなー。彼も楽神だけど、見た目のキャラがガムザパパなんだよなー。ぢぶんのイメージとしては。

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2009/05/26

拝んだり、出会ったり

 仏像というのは「見るもの」だったり「拝むもの」だったり、人によっていろいろでしょうが、ぢぶんにとっては「会いにいくもの」ですね。まずもって。しいていえば「拝むもの」に近いです。相手によっては「拝むもの」。それでもそこには相手との対話とでもいうようなものがあって、やはり「会う」という感覚に近い。彫刻は絵画と比べて比較的そういう空間を持ちやすい(ぢぶんにとっては)のですが、とりわけ「仏像」はそうです。ためつすがめつ眺め回して鑑賞するのではなくて、目を見つめ合って感じるところから始める。今日は誰と話ができるだろ? てな感じです。

 「仏像」というのも大雑把な区分けですから、僧像なのか天像なのか菩薩像なのか如来像なのか、こちらの気のもちようも違うもので(笑)。
 ぢぶんは「仏教徒」とか「仏教者」とか言ってしまうと、マジメにやってる人に申しわけが立たないという程度のものですが、一応「仏学徒」ではありましたから、僧——像になっているような高僧は、やはり偉大な先達なわけで。単に「婆羅門僧」なんて名前しかついていなくても。興福寺の十大弟子像は、当初の尊名は定かではないそうですが、今付けられている尊名は、成程この人がそうだろう、と思わせてくれます。

 仏像というのは、木製であれ鋳造であれ、どこか穏やかな暖かみがありますが、僧像というのはぢぶんのそうした思い入れもあって、やさしい空気を持っていることが多いです。ちょっと身を正して、その空気に包まれてみる。父のようで父ではなく、先生のようで先生でもなく、それはなかなかに言いがたい、「慈悲」というのはこんなものかな? というような空気です。

 今回は無著・世親のお二方は留守居役ですが、興福寺のこのお二方は以前に何度か東京へ来ていて、ぢぶんはとても辛かったときに出会って、たいそう救われた気持ちになりました。そこから、ですね。仏像に対する味方というものは、まるっきり変わったといってもいいくらい。仏像はぢぶんにとっては「美術品」ではなく、そこに息づく「何か」にぢぶんの想いを重ね合わせるような、そんな相手になりました。

 今回で言うと、富楼那さんですねー♪ いちばんすうっと心の中に入ってきて暖かくなる。さすがに説法第一だぜ。いくら傍にいても飽くことがなかったです。何か細かい細工を探すとか、美術的な価値だとか、表情がなんたらよねー、ということではなく、ただ傍にいると気持ちいい。今回はいくつかそうした人に出会えて嬉しかったな。

 像の後ろに尊名を映し出す展示法はよかったのだから、「智慧第一」とか「多聞第一」とかくらい一緒に映し出せば、もう少しわかりよかったかも(どのみちわかんないかもしれないけど)。入口に置いてある目録には書いてあるけど、見ながら回る人は少ないもんね。それにしても「品のない下卑た冗談(言い方が「上品」でも)」が「気の利いた言い回し」だと思ってる人は少なくないんだなー。老若男女、限らず。何かを観る時くらい、気持ちは独りでいればいいのに。

 他山の石というか、天につばというか。
 そのほかのことはまた後日(できれば)。
 

 

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2009/05/25

とりあえず、行った

 昨日「ロミジュリ」の帰りによろうかなーと思いつつ、終了時間と待ち時間のかねあいが半端でやめておいた「阿修羅展」。ま、そのかわりに美容院に寄れたんで、今日行ってきました。今日は終日、最大で30分待ちぐらいだったなぁ。それでも「ロミジュリ」の帰りに寄る人もいるだろうから、そっちの終演前に行くか、ってことで雨の上がった5時過ぎに上野着。

 なんつかね。阿修羅含めて8人全部が一堂に揃ってるところが観たかったんですよ。それが阿修羅1人隔離、ってんでもうその段階でかなり萎えはしたんですけどね。まあ考えようによっちゃ、そこだけ見る人ばっかりなんだろうから、隔離してもらった方がほかの人とゆっくり会えるかな、とも思い。何しろ五部浄くんは奈良に行ったって見る機会はそんなにないだろうし……鳩槃荼さんとか帰っちゃいましたけど。でも人が多かった割りには、緊那羅兄さんたちとはゆっくり過ごせました。まあゆっくりったってたかがしれてはいるんだけど。
 
 田端あたりで確認した時が30分待ち。博物館前に出てた看板が20分待ち。で、結局並んで5分ちょっとで入れました。入場前の係員の注意事項で「阿修羅前は止まらないで歩いて見てください」というのを聞いて、「ランランとカンカンが来た時」を思い出しました。年がばれるな。中は人大杉で、阿修羅前はほぼスルーしましたが、さっさか通り過ぎて展示室の出がけに「すまんのう」と振り返ったら、左の顔がちょっとむっとしてました。すまんの。

 第1展示室は空いてて見られそうなところだけ。念珠なんかはもう少し観たかったけれど、とにかく人大杉で。第2展示室は八部衆と十大弟子。その別室に阿修羅。廊下を渡って第3展示室に四天王、薬王菩薩、薬上菩薩、釈迦如来の仏頭と飛天たち、出たところの第4展示室はCGによる中金堂の再建計画と阿修羅の解説(ちょっと萎え)。その後が第5展示室……じゃなかった、物販。「そうだよなー、中金堂再建だもんなー、がんばんないとなー」という物販でした。

 ま、ぢぶんも絵はがきを1100円分(富楼那さんのもあったのー♪)、ほかに興福寺の直販部門で十二神将絵はがき買っちゃいました。図録はパス。高いし重いし。

 その後、久しぶりに考古展示で埴輪を見て、「仏像の道」を見て、本館に行くつれづれに「修羅道絵巻」だの松園だのを見て(ほとんどパブリックアート状態だな、あれは)、ミュージアムショップで遊んで。理性で何も買わなかったけど、一連の「金魚づくし」グッズに激萌え。Tシャツ欲しかったよー。あと香立ても(ノ_-。)。クソオ カネガネェ

 そこまで終って7時半だったので、今なら空いてるだろうから、もう一度緊那羅兄さんたちに会って行こうかなーと思いつつ、眠くなってきたのと、もう一度回ったらぢぶんが白けそうな気がして帰りました。雨も上がってたし。兄さん方、またね。できれば奈良で。

 なお、阿修羅展の図録はミュージアムショップでも買えました。混雑がいやな方はそちらでどうぞ(ガラ空きだったよ)。阿修羅グッズはなかったけど。

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2009/05/14

場内アナウンスなど

 東バの「ラ・バヤデール」の特設ブログができました(こちら)。まめだなー。「ドナウ」の時も旧ブログでこまめにフォローしてたし。主要キャストはこれからマカロワの振付助手の方のリハーサルの中でオーディションを行って決めるそうで、すっげぇどきどきです。……ぢぶんがどきどきしてどーするんだか。
 そうそう、一問一答20は前回で終わりだと、ちゃんと公式ブログの方に書いてありました。……とんかつ茶漬け食いにいくか。

 さて話は飛んで、「毛皮のマリー」は久しぶりに見るストレートプレイだったんですが、たまに他所で見るといろいろ面白いこともあって。
 開演前・幕間の場内アナウンスは、主催者やホールによっていろいろですが、今回は季節柄「咳をする時はハンカチ等を口にあててください」というのが、かなりしっかりと(要するにくどく)ありました。これは初めてだったなー。まあ本当に「時節柄」なのかもしれないけども。「お客様同士のトラブルになります」的な文言まで入ってましたよ。あとはもちろん「携帯電話を切れ」ってヤツも。

 それで思い出すのが「黒蜥蜴」。明智小五郎が名高達郎だったので97年になるのかな。まだ着メロよりもベル音が主流だった頃ですが、やっぱり開演前アナウンスで注意されたにも関わらず、1幕の途中で鳴らしちゃったばかやろーがいてですね、もうホール全体が凍りつくかと思うほどの緊張感でしたよ(大汗)。ま、客席全体を覆う冷や汗とは別に、舞台の方は何事もなかったかのように進んでいったのでありますが、2幕前のアナウンス、「携帯電話・ポケットベル………」の例のアナウンスが美輪サマ自ら

 怒ってるよ、やっぱり怒ってるよ!(しかも最上級)

 すげぇ怖かったです。あんなにコワイ場内アナウンスは後にも先にもなかったので、貴重な体験をさせていただいたともいえますが。

 ちなみに、今回は客電が落ちる前に3,4回点滅になってました。プログラム読むのに集中してたから、ちょっとびっくり。ル・テアトル銀座はずいぶん前にスターダンサーズ(←まだ西島さんがいた)のコンテを見に行って以来だったのですが、前ブロックでも傾斜がちゃんとあって、なかなか見やすかったです(今回は11列めのサブセンター)。座席が文京シビックのようなマチつき(っていうのか)で、ちょっと腰にきますが。あとビュッフェがなぁ。ペットボトルが300円のエビアンだけってのがなぁ。ロビーというか通路というか、胡蝶蘭が山盛りになっていて、非常に狭くなっていたです(笑)。

 そうそう、東バの沖縄公演でのアナウンスは、いつものNBSセットに加えて「座席を移動しないように」という項目が入ってました。これは土地柄なんでしょうかねぃ(^^)。

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2009/05/13

マトリョーシカとか役人とか。

1 グリムス7代目プレミアム6齢。早いなー。
 ようやく仕事の方のメドがたって、来週は1日くらい休みがとれそうな案配。ふう。そして多分、2週間後にはパートさんの手空きを心配しないとならなくなるんかな……。案外と季節労働なんだよな、書店って。

 でまあ、相変わらず売るほど出てくる(売ってるんだよ)「直江兼続」本ですが、変換するたびに「加熱具」となって、あーつーくるしーーいーー(大汗)。単語登録すりゃいいだけのことなんだがな。

 さて。うちの方の新聞販売店では、毎月抽選で明治座から東京タワー水族館まで、いろんなチケットをくれるサービスがあるんですが、今回四季の「アンデルセン」があったんで応募してみました。……見事にハズレでしたけども。で、当たったのは第3希望の東京都写真美術館の企画展(定価500円)だったんですが、第2希望で出したのはこちら。東京おもちゃ美術館の「マトリョーシカがやってきた!ロシアのおもちゃ展」。なんたって、マトリョーシカがやってくるんですよ(^^)。えっちらおっちら。サイトがちょっとみづらいですけど、「マトリョーシカ絵付け教室」とか「マトリョーシカポーチをつくろう」だの、ワークショップ(というか体験教室というか)もあるようです。なんとはなしに楽しそうでしょ? 7月末まで、四谷三丁目だそうです。 ……こっちがはずれるとは思わなかったんですけどねぃ。

 「毛皮のマリー」の東京公演は無事終ったようですが、プロデュース元のパルコ劇場によると、9月から10月にかけて、同じく寺山修司作の「中国の不思議な役人」をやるそうです(こちら)。キャストなどはまだ出てませんが、どんななるんだろうなー。2007年に池の下がやった時はこんなだったそうです。ベジャールの「役人」もバルトーク「まんま」ではないわけですが、寺山ももちろん似て非なるものになってるんだろうし。忘れなかったら見に行こうかなー。

 

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2009/05/07

写真展ふたつ

4 グリムス7代目プレミアム、4齢、端午の節句(笑)。やっと新聞の切り抜きが終ったよー(T_T)。

 さて連休もおしまい。なのですが、うちはダンナ(前)が土日休は出勤が原則なので、このGWは6日だけが共通の休日。で、どっか行くかー→ダンナが見たい写真展2つ→つきあう、ということに。

 1本目はこちら。野町和嘉の「聖地巡礼」。野町さんは「DAYS JAPAN」の常連さんではなかったろうか。見覚えのある写真もいくつかありました。ベナレスやメッカの写真が有名だけど、今回はエチオピアやアンデスなどを含めた150点(!)。かなり大きく焼いたものもあり、見ごたえがありました。順路がちょっとわかりにくかったけどなー。個人的には、アンデスとエチオピアという、どちらも独自発展を遂げたキリスト教の儀式が面白かったです。ちょっと考えたこともあるけど、もしまとめることができればそのうち(←こんなんばっか)。

 2本目は日本新聞博物館の沖縄タイムス創刊60周年企画展(こちら)。沖タイで昨年連載された「あんやたん」(あんなんだった)のまとめ展示だったみたいです。創刊前の10.10空襲の写真から始まり、沖縄戦後史写真展みたいな感じでしたね。当然ながら、見慣れた写真あり、初めて見るものあり。見慣れたものも大きく伸ばしてあるとまた違ったり。ナイキの発射訓練の写真などは、やはり大きいと違います。自分自身の記憶としてあるのは、海洋博と、そこから飛んで「自動車左側通行」キャンペーンからだな。
 ところどころに挟んである当時の記者のコラム(裏話)も面白かったですが、時制が入り組んでいるところが少しあって、ちょっと注意が必要でした。常設展も駆け足で見たけれど、昭和天皇の即位の礼の頃から写真電送機が使われてたんですねー。びっくし。
 こちらの展覧会は10日まで。新聞博物館は、神奈川県民ホールのすぐ近くでした。入ったことなかったな。

 さて、あしたはざんぎょ。そういえば琴欧州、婚約したんですねー。がんばれー♪

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2009/05/06

毛皮のマリー

 行ってきましたー♪ 毛皮のマリー(公式はこちら)です。及川ミッチーが出た時にチケットを取れずに悔しい思いをしましたが、なんとそれ以来の再演なんですね。今日もキャンセル待ちの列ができてました。ぢぶんもちょっと出遅れたら4月中の土日はチケットがなくて今日になったんだけど、もう1回くらい見てもよかったなぁ。

 「美女の亡霊」という名の「美少年集団」は脇に置いといてですね(笑)、その他の脇がもうどこを向いても適材適所というか。もう何といっても、麿赤児の怪演が素晴らしかったですよー♪ 久しぶりだな、麿赤児。それが「美少年集団」を呼び起こしての乱痴気騒ぎは麿の本領発揮。……いきなりディープな場面の話になっちゃったな。
 日野利彦やマメ山田が健在なのも嬉しい。紋白の若松武史にしろ、鶏姦詩人の二人にしろ、主要キャストのパワーが半端じゃないです。
 最初は「んー?」と思ったのに段々に「イイ!」と思ったのは水夫の菊池隆則で、美輪サマが「人柄で選んだ」というのが納得。この絶望的な喜劇の中の、ひとときの救いの部分が彼なんだなぁ。出だしは粗野で無教養なだけの男なんだけど、マリーと欣也の因縁話の後で一所懸命に「……うそだべ? うそだべ?」と繰り返す素朴なやさしさが泣かせるだよ(ノ_-。)。

 新人の美少年・吉村卓也は、セリフ回しの聴きづらい場所もあるんだけど、その中で時折、ぽん、といいセリフが落ちてきたりする。終盤の紋白とのやり取りの中で、すごくいいセリフのところがあったんだけど、忘れちゃったよ……orz。立ち居振る舞いがとてもよくて、あの世界の中にすっぽり入り込んじゃってるところがたいしたもんでした。動きがすごくよかったなぁ。プログラムの写真は髪がサラファーノフになっててちょっと、だけどな(^^)。

 美輪サマはやっぱり美輪サマでした。声が衰え知らずです。なんというか、存在するだけで存在してるんですよ。わけわからない書き方ですが。実在するものの凄み、とでもいえばいいのか。
 終盤からは「般若=聖母」でしたね(欣也が部屋を出てからがあんなに長いとは思わなかったな)。カテコは白の衣装だったこともあるんですが、愛憎取りまとめて増幅させた戦慄するような「母性」から虚脱して、非常にシンボリックな聖母子像として現れるんですが、そこからあたりの異形の出演者たちの中に立つ時に、ああこの人は異端者たちの聖母なんだなあと、あらためて思います。

 基本、アングラですんで、万人向けではもちろんないんですが(なのであんまり大きくは薦めないんですが)、ぢぶんはこちらの住人なんだな、という懐かしい気持ちがします。それは野戦のようなアングラ芝居をみる時もそうですし、山海塾などでもそうなんですが、初めて観るものであっても、なぜかそこが自分の「ふるさと」のような気がする、そういう感覚。思えば、ベジャールを含めた東バのモダン/コンテにも、ぢぶんにとってはそういう部分がありますね。最近、外来もののクラシックに触手が鈍感なのはその辺りかな……。

 ほんとは即レポで行きたかったんだけど、帰ってきて夕飯食べたら寝ちゃって(苦笑)。クセになってるなぁ。宿題がたまるばっかりだよ。

 ついでながら。鶏姦詩人てのが、ローマ剣闘士風の衣装の、兜に鶏冠とお尻に巨大な鶏の尾をつけてるんだけど、その場面の音楽が「スパルタクス」のアダージョなんで、こっそり爆笑しちゃったよ(^^)。

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2009/03/09

ガザ通信/金柑少年/沖縄本

 以前、こちらで転載していたガザの教授のメールが本になるそうです。

『ガザ通信』
著者:サイード・アブデルワーヘド/翻訳:岡 真理&TUP/写真:志葉 玲/発行:青土社/定価:1800円(税別)/2009年4月1日発行予定。

 奥付の発行日と書店搬入日は同じものではないので、実際には3月下旬には入るかな? 

 さて、初山海塾の「金柑少年」。いやー、よかったです。確かにクセになるかも。
 ぢぶんは「舞踏」を生で本格的に見るのは初めて。映像か、ライブや芝居の中で見るだけだったんです。だけどこれはやっぱり生で観るものだなぁ。ダンスというのはすべからくそういうものではあるけれど。

 たとえばベジャールやキリアンを観る時の緊張感と、同じような心地よい緊張感ですね。そして、最初はちょっと入りにくいかなと思いつつも、終盤には「もっとこの世界にいたい、まだ終らないでくれーえ」となるのも同じよう(^^)。ちょっと妙な言い方ですが、ストレートにここに来ないで、ベジャール・キリアン・佐多達枝などを迂回しながら来たのもよかったみたい。それぞれまるで違う身体言語ではあるけれど、それらを観てきた基盤があって、それとたとえば風の旅団のようなアングラ芝居との流れがあって、その合流点でとても気持ちのいい思いをした、というような。

 ぢぶんは80年代の山海塾ブームをなんとはなしに覚えているけれど、今日もチラシを観ながら「おしっ、山海塾といえば逆さ吊り!」とつい思い出しまして。そんなに逆さ吊りしてたかなぁ……いや、今回はありましたけども。どういうイメージだったんだろ(旅団といえば火! みたいなもんか)。

 それからこれは余禄のようなもので、「これだよ!」と思ったのは、例の「カブキ」のフンドシーズ。歌舞伎からの引用はいろいろとわかったけれど、あの場面は舞踏の言語で観りゃいいんやん。白で塗る変わりに赤フンなだけで。何で思いつかなかったんだ、今まで……orz。

 で、少しちゃんとレポを書こうと思って、フリーウェイのページを軽くするために、映画やDVDのレポページを「格納庫」の方へ移動。これまで通り、左ブロックの「サイト内メニュー」のINDEXにそれぞれの記事へのリンクが貼ってあるので、そちらをご活用下さい。

 沖縄関係の書籍では、この2冊がありました。
「沖縄 近い昔の旅——非武の島の記憶」森口豁著/凱風舎/1999.5/本体1900円(こちら
  沖縄問題を総花的に紹介した本。森口さんの文章はわかりやすいし、視点もはっきりしているので、入門書としてオススメ。この本から、自分の興味にあう課題をみつけていくというのはいいんじゃないかと思います。

「反戦と非暴力——阿波根昌鴻の闘い」亀井淳著 高文研/1999年2月/1300円+税(こちら
  まあ文字通り。写真が多くて、これも読みやすい本。沖縄の反基地闘争の原点です。


 

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2009/03/02

フェスとかモロモロ

2 グリムス6代目11齢。早いなぁ。

 出かけたついでにぴあSTに寄って、山海塾の「金柑少年」と「毛皮のマリー」を取る。「金柑少年」の方は7日はS席がなく、8日はA席がない(^^;)。どういうことなんだか。山海塾は初めてなので少しはいいところで見ようと思って、8日のマチネを取りました。「毛皮のマリー」もぼやぼやしてたら出遅れて、4月中の土日はもうほとんど売切れ。これは今見ておかないと機会がなくなっちゃうかもしれないもんなぁ。前回の及川ミッチーとの時にやっぱり取り損なってえらく後悔したんだよな。4月の会社の日程がわからないので5月5日を取りました。流石にGW中はまだ開いてたよ。家族旅行とかに行く人が多いんだろうな。……なにも重なってないよね? パリオペ学校は4月中だし、ザハロワガラは多分パスだし。

 バレエフェスの詳細が出ました。こちら
 いやー、何にびっくりしたって、コピエテルスだな。こういうのは野暮はいわずに素直に楽しみにしましょう。今回見逃したハンブルグの二人も楽しみだし、シュツットガルト勢も楽しみ。フォーゲルが来るだろうからバランキは無理かなーと思っていたのが両方来てくれるし。ロスとジルも嬉しい。マーシャが来ないのが意外だったな。

 ベジャールガラが2日というのも嬉しいですねー♪ 多少はチケットが取りやすくなるだろうし、「鳥」だってダブルキャストになれば3人のうちの2人になるわけで(1回は木村さんが来ますように! ……ローザンヌの方を向いて拝めばいいのか?)。ボレロをやるとしたら、ロスとニコラの両方で見られるかもしれないし(両方見たい! ボレロそのものをやらないかもしれないけど)。ニコラとマラーホフの両方で「これが死か」をやるとか。本プロを使えばルグリと3人見比べられるよ! とか。脳内妄想が走りますねぇ。ギエムが何を踊ってくれるかも楽しみ。本プロの方は、ジルとロスとで何かを踊るのかな。そっちもワクワク♪

 まあ後は全幕プロのドンキのエスパーダとか、白鳥のロットバルトとか、4人の王子とか、その辺りに期待は行くんですが。どこまで出てくれるかな。直前発表だろうなー。

 個人的には4月以降の先行販売にしてほしいですけども。4月にならないと、来年度の土休とか終業時間とかわかんないから(←ひどい会社)。万が一異動したら、ってのもあるしなぁ。
 ……いつものことながら、8月上旬の運動的にいちばん忙しい時期なんですけどね(T_T)。8.15ともかぶってるしなぁ。

 週末に会社でちらっと見た「バレリーナへの道」の最新号。
 まだ画像が入ってないですが、おっつけ来るでしょう。12月のボリショイ公演が特集に入ってます。目次パラ見くらいしかできなかったんですが、裏表紙が「明るい小川」のラストの「ばいばーい♪」でした。

 「朝日新聞」の夕刊に連載の「三毛猫ホームズとオペラに行こう!」(赤川次郎)も発売になります。
 さすがにオペラにまでは手が出せませんが(今でいっぱいいっぱいだ)、連載の方は楽しく読んでます。

 そういえば、確か岩波ホールでもらったチラシで見たのだと思うのですが、去年Bunkamuraでやっていた「ロシアアバンギャルド展」を、今、埼玉県立近代美術館でやってます(こちら)。北浦和なんですね。面白かったので、見逃した方、お近くの方はこの機会に。3月22日までです。
 ……今日やってた講演会なんて面白そうだったな。今日はガデスの会場前も素通りだったけどさ(T_T)。15日にやる映画も面白そうだけど、黒王子の日だしな。


 

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2008/11/09

携帯メアド/能初体験

081108_12530001 業務連絡というか。携帯のスパムメールがあまりにひどいので、メアドを変えました。負けたみたいですっげぇ悔しい(←負けず嫌い)。使ってみた感じで固定するかどうかを決めて、新しいメアドの通知を出しますんで、しばらく届かない状態になるかもしれません。すみません。パソコンのメアドでも携帯から読めるので、そちらにお願いいたします。

 さて、今日お邪魔したのは←の能楽堂。サイトで見た時には、まあ能舞台のサイズは決まっているにせよ、ロビー周りがもう少し広いのかと思っていたのですが、コンパクトにまとまっておりました(^^)。普通のビルの中に、ぼこっと能舞台が収まってる感じ。

 演目は素謡と舞囃子と能とが組み合わさったもので、ぢぶんの友人は11時からの素謡と4時からの能に出たのですが、野菜のパックが届くのを待っていたりとかで、間に合わず(^^)。舞囃子は見たいと思っていたので1時に能楽堂に行き、「羽衣」「富士太鼓」を見、続いて能の「西王母」。その後仕舞がいくつかあったのですが、身体を伸ばしがてら、見に来ていた友人たちと中抜けでコーヒーを飲み、戻ってきて舞囃子の「松風」を見て、トリの能の「小督」を見ました。結構お尻が痛い(^^)。一緒に見た友人は長唄をやっているので、いろいろ解説してもらったり(中抜けの時とかね)。

 「羽衣」と「富士太鼓」は女性が、「松風」は男性が舞いました。「松風」が断然よかったですよー。例に寄って後に行くほど格が上がるそうなので、一応納得。ぢぶん、もうオヤジにしか興味が持てないのかと思ったよ(←本当はそうなのか?)。振り自体がどう違うかなんてのはわからないので(^^)、純粋に踊りのよさ(好み)しか見分けられないからなぁ。ぢぶん的には、やはり足捌きの方に眼がいきます(^^)。力強さというか、風格というか、一回りも二回りも違う感じ。

 なんというか、「タメ」なんだなぁ、というのが第一印象。身体のなかに「タメ」があるかどうか。もちろん、バレエを初めとした洋舞でも、「タメ」のきれいな人がきれいだとぢぶんは思うのですが、身体そのものが「タメ」といか。ぢぶんで書いててよくわからない書き方だとは思うのですが。

 男性低音好きのぢぶんには、地謡も気持ち良かったですー♪ 時々α波に負けたりもしないわけでもなかったですが(ちょっとトランス)。一応歌詞はぢぶんの耳でも聞き取れるのですが、意味として入ってくるまではいかなかったなぁ。あらかじめ読んでおけばまた違った楽しみになったでしょうが。囃子は二組でしたが、どちらとも小鼓の男性の声がとっても素敵でしたー♪

 「西王母」は女性シテ。衣装がすごかったです。子方のお子がとってもかわいくてねー♪ 髪型もあるのでしょうが、こんなに見事な下膨れの女の子を久しぶりに見た(^^)。あのゆっくりした動きにしっかりとついていってました。舞台の真ん中で花かごをもってじっと立っているだけでも(←かなりの時間)、子どもには大変だろうなぁ。最初と真ん中で口上をする男性(「間」?)が比較的若く、この衣装ならK村さんでも似合うだろうなーと、昨日の今日なのでつい邪念(^^)。どう説明すればいいのかさっぱりわからないんですが、金襴緞子な南京玉すだれ師みたいなの、といえばいいのか?

 「小督」はあらかじめ筋をいただいていたのですが、わかっててもわかってなくてもあまり変わらなかったかも(^^)。友人は小督の侍女の役でしたが、面をつけていたのでよくわからなかったっす(^^)。あれはどれくらい外が見えてるんだろうなあ。シテの男性の舞いがすばらしかったです。見入ってしまったなぁ。

 というわけで、ベジャールの谷間にこういうものを見るというのは不思議な気分ですが、なかなかに楽しかったですよ。バレエを見てなかったら見えなかっただろうなあというものも確実にあるし。逆にバレエダンサーが見たら見えるものって、もっとたくさんあるんだろうな。そういえば、プリセツカヤと能のコラボってのもありましたね。

 東バのブログもまだちゃんとさくさく更新されてます。通常更新にもどっちゃったら淋しいだろうなあ。初日の「1枚」がスタッフさんの仕事風景というのがとてもよいなぁと思いました。

  

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2008/10/09

シュツットガルト「眠り」とかJVJA展とか

 まずは。NBSの公式サイトに、シュツットガルトの「眠り」の動画があがっています。フォーゲルのデジレ、アマトリアンのオーロラ、レイリーのカラボス。後半のGPDDは見ていませんが、フォーゲルが言うだけあって、このさわりの映像だけでも、カラボスvsデジレは「デジレ、がんばる!」って感じです(^^)。「白鳥」4幕のジークフリートvsロットバルトのような。カラボスも聞きしに勝る踊りっぷり。4人の王子はあまり踊ってくれなさそうな衣装ですが……別にここの4人の王子はどっちでもいいんだな(←習慣でチェックしてしまうんだな)。ぢぶんの観る日もフォーゲルvsレイリーなので楽しみ、楽しみ♪

 仕事は相変わらず忙しいです。それでも今日は6時半で退社して、てもみんに行ってきました。20分コース(しかもう受け付けてなかった T_T)。でもそれくらいがいいみたいですね。20分でも、立ち上がれないくらいフラフラ……というよりクラクラ。

081009_00140001 それはそれとして、今年は日本ではアンナの追悼集会がなかったようなので、お花だけ。

 そして、10月21日〜26日に行われる日本ビジュアルジャーナリスト会議(JVJA)の写真展&映像展「生命の現場から」の紹介など。京王線の明大前駅からすぐなので、立地的にはいいんだか、悪いんだか。展覧会は無料ですが、トークショーは予約制/有料(1000円)です。

★2008年10月21日(火)~ 26日(日)11:00~20:00 期間中無休 ※最終日は15:00まで
★キッドアイラック・アートホール(京王線・京王井の頭線 「明大前」駅下車徒歩2分) http://www.kidailack.co.jp
主催 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
トークショー予約受付:キッドアイラック・アートホール(TEL 03-3322-5564  E-mail arthall@kidailack.co.jp)
★写真展出展者
海南友子 ドキュメンタリー映画「Beautiful Island」より
國森康弘 紛争地、貧困下、子どもたちは生きる!
権徹 新宿歌舞伎町
野田雅也 2008年3月 インド
山本宗補 矢島助産院密着物語。
桃井和馬  命(いのち) 
豊田直巳 枝川朝鮮学校物語1
古居みずえ 封鎖下に生きるガザの人々の生活

 お、豊田兄ぃの「枝川」がやっと見られそうな(^^)。トークショーは連日開催。詳しくはリンク先を。

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2008/09/21

くるみ各国キャスト/貝原浩展

 朝起きたら既に「台風はどこじゃい」状態。WPN、折角中止にしたのにねぃ、と余計なお世話。

 昨日だったか、アッサンブレのメルマガで来ていましたが、ベジャールの「くるみ」のディベルティスマンのキャストが出ました。東バの公式サイト→スケジュールで見られます。個人的にはもちろん、
 9日のパリ、キタ━━(゚∀゚)━━!!!
です(苦笑)。もちろんお相手は井脇さん♪ 7日はGPDDで発表済みなので、2日みられますな。ちなみに7日のパリは高木+平野。高木さんは初役ですね、多分。こちらも楽しみ。
 ソ連の長瀬くんと横内くんはちょっと意外。ほかに誰っていうのも思いつかないけど。いやー、露出度の高い役だから頑張って筋肉増強しないと。アラブに中島+奈良。奈良さんは前回タキシード隊だったので、「美女」の方は初か。発表済みだけど、初フェリックスの小笠原くんも楽しみー♪ あとはタキシード隊に期待だな。
 トップのフラッシュがベジャール・ガラに。来週発売開始だからだろうけど、なんだか忙しいな。デフォルトは後藤さんのボレロ。中島さんのギリシャの写真がなかなかいいです。首藤さんと木村さんの役人もあるし、ペトルーシュカもあります(若いな…… ^^;)。

 というわけで、会社帰りに前ダンナと待ち合わせて、東中野のパオギャラリーで「1本のエンビツがあれば… 貝原浩の鉛筆画展」に行く。

 「画伯」とぢぶんらは呼んでいたけれど、その貝原画伯が亡くなって、もう3年経つんだなぁ……。画伯もガベさんも50代後半で、ガンが見つかったときにはもう手遅れで。だから検診を、というのは正しいけれど、そうじゃない言葉で語りたいのにそれがなかなか見つからないでいる。

 ぢぶんはもっぱら現場でのつき合いだったので、画伯の絵といえば筆でざっくり描いた風刺画と似顔絵と書き文字だったけれど、今回の展覧会は細密な鉛筆画(上のリンクから数枚見られます)。「ドッグワールド」(現在休刊)という犬雑誌に連載していた村田喜代子の連載エッセイの挿し絵(犬だのウサギだの)と、もはや伝説となった「ショーは終わっテンノー」(社会評論社)の原画など。「ショーは…」の絵はもっと大きなものを縮小していると思っていたので、せいぜい120〜150%の中でぎっしり描き込まれた原画に驚く。

 ……ま、基本「エログロアングラあり」なので、そっち系がダメな人にはオススメしがたいですが、昭和レトロ好きにはいい……かな。お暇な方はお運びください。ギャラリーですんで、無料です(^^)。23日まで。このあと、10月14日〜19日には京都のカフェ・ギャラリー ヒルゲートで巡回展。17日には池田浩士さんのトークがあるそうなよ。羨まし。

 池田さんとの共著の「仮設縁起絵巻」(現代書館)が売られていたから買ってしまったよ(^^)。よく残ってたなぁ。

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2008/08/12

干潟写真展/せんぷうきがきた

1 グリムスに脇芽が出ましたー。さすがに4本目になると早いような。

 以前ちょっとだけ紹介した、泡瀬干潟の写真展を、今度は国連大学の1Fにある地球環境パートナーシッププラザでやっています。詳しくはこちら

救え沖縄泡瀬干潟とサンゴ礁の海!写真展
2008年8月8日(金)~20日(水)
場所 GEIC 【地図】 開館時間*10:00~19:30(土曜日は17:30まで) 休館日*日曜、月曜、祝日 入場*無料
トークイベント&スライドショー
8月16日(土)14:00~16:00

 国連大学ですから、渋谷と表参道の間、青山劇場からすぐですね。ちょっと行きにくい時間帯ではありますが、お盆休みにも入るし。
 銀座でやったときには小さめの写真が多かったのですが、撮影した小橋川さんは、白保の写真集なども出している人です(「石垣島白保 サンゴの海―残された奇跡のサンゴ礁」とか。ネット上のギャラリーはこちら。ここにはあがっていませんが、銀座では、アジサシのヒナがすっごいかわいかったですー♪
 ちなみに現地では7日から、埋め立て工事中止を求める座り込みが始まっています。

 さて、相変わらず微熱続き。根性で男子バタフライだけは見て(半分は寝てたけどー)、寝て、なんとか23に間に合う位に頑張って起きて、でもグルジア関係ニュースの半分位は寝てて、とにかくシャワーを浴びたところ。明日から運送がお盆シフトで搬入が止まることもあるので、明日はお休みを取りました。結局、4日ある夏季休暇の2日は体調不良で1日はファイバーかよ(T_T)。

 会社がね。暑いんですよ。班にすごく寒がり(らしい)の人がいて、冷房切っちゃうんです。でも窓開けると怒るんです。うちは入力業務だから、端末密度も高いんです。ISO取得関連で置かれている室内温度計が30度より低くなることはないんです。暑いから誰かが冷房を入れに行きます(コントロールパネルが廊下にある)。お、ちょっとラクになったかなーと思うと、すかさず件の人が立って切りに行きます。8時間、その繰り返しです。汗が引いたなと思ってふと気づくと、全身の毛穴からじんわりと汗がにじみ、頭の中は「浸透圧」という言葉でいっぱいになります。午後2時くらいから常に微熱が出ている状態になります。なんとかしてくれ。

 なんとかしてくれ、と言っていたら、部長(←自分も暑い)が上と交渉して、扇風機を導入してくれました。わーい、せんぷうきだ、せんぷうきだと60年代の子どものようにはしゃぐわたしたち。どういう会社だ、いったい。

 風が人や机の上に当たらないように高目の台に設置して、できる限り上を向けて首を振らせ、上空の空気を攪拌するようにしてみました(←リビング用の身長1m足らずのヤツだったんすよ)。いやー、だいぶ違いますね。エアコンを高目設定にして扇風機を回せという、エコオフィス推奨の策は嘘ではなかったよ。冬も同じように攪拌すれば、「頭ぼー」が減るかもしれない。

 かくして、やってくるよその部長たちの「どうだ、ちょっとはマシか」に「はい、すずしいですうーー♪」と、カワイイお答えを返すぢぶん。効果を見て追加導入なので必死です(^^)。

 さ、明日中に版下をあげないと、週末に温泉に行けないぞっと。

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2008/08/10

行き損なった展覧会

 週末になると疲れが出るのか、今日も7度前後を推移。夕方に買い物に行った以外は、寝たり起きたり。

 今日行くはずだった展覧会(こちら)。

平和の礎展2008「着物柄にみる戦争」

会場 調布市文化会館たづくり2階南ギャラリー
展示期間 8月6日(水)~8月18日(月)
開館時間 午前10時~午後6時
休館日   会期中無休
入場料   無料

 「図説着物柄にみる戦争」の著者のコレクションの中から、130点の資料を展示。リンクしてあるサイト(調布市)の記事には、戦闘機や高射砲の柄のついた着物の写真が出ていますが、まあシュールな、というか。
 版元のI誌のSちゃんが見てきてメールをくれました。それによると

「会場入ってすぐ左に展示してある羽裏(羽織の裏地)がすごすぎて、(略)
 「枕を高くして寝られるのは誰のお陰だ」
 「スパイとむだ水に注意」
(略)………銃後の生活標語がイラスト入りでデザイン されてます。。
ほかにも綺麗なんだけど強烈な60年以上前の着物がいろいろ。。」

 こういう身近なものは、作り手/使い手にその気がなくても、プロパガンダ・メディアとしての役割を果たしていく代表的なもの。その意味では今の迷彩服も大差ないんだけど、そのためにもちょっと見ておきたかったんだけどね。もう調布までいく暇は無さそうだなぁ。

 仕方がないのでごろごろしながら、男子メドレーと男子体操(団体)を見る。
 内村の若々しい、スピードのある演技は見ごたえがあるけど、やっぱり冨田のベテランらしいきれいさがいいなー、と思う(←ベテラン好き)。鉄棒では坂本が、地味だけどきれいだった。
 解説者が「華やかな技は練習の時も華やかだけど、美しさは地味なこつこつとした練習が作る」というような趣旨のことを言っていて、どこの世界もそういうもんなんだなーと思う。

 明日(今日だけど)は、3ヶ月ぶりに、華やかじゃないかもしれないが美しい人を見に行くわけで。熱下げないとな。

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2008/04/20

亀さんの風林火山

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 公私共にぐちゃぐちゃに忙しいなのに、行って参りました。日生劇場の「風林火山」(^^)。写真はおみやげの「日生劇場限定信玄餅」。いやー、チケットを取ったときは、プライベートがぐちゃぐちゃになるのはわかってたんだけど、仕事の方はもう普通に戻ってるはずだったんだよ……orz。

 それはさておき、とっても楽しかったですー♪ いやー久しぶりに「商業演劇」ってヤツに行ったな。

 1幕は、春信と父親の葛藤をメインに由布姫を側室に迎えるまで。2幕は、信濃攻めと板垣の討死、由布姫と三条夫人の確執、由布姫の死と越後攻めに出陣するまで、というところかな。殺陣は思ったほど多くなかったけれど、亀さんの舞いは何箇所か。中でも、諏訪を謀略にかけるときの舞いが素晴らしかったです。信濃攻めの本陣で、父親の幻影に怯えるところや、板垣討死の報を聞いたときの狂乱っぷりがよかったですねー。勘助は出番が少なかったな(笑)。

 狂言回し兼道化の駒井役の橋本さんがよく動いていて、東バ的には高橋さんの役だなー、とよくわからんことを思ったりする。脇のメインも、それぞれによかったですし。

080420_00120002 そんでもって、お目当てのJJサニー千葉(^^)。生千葉はそれこそ25年ぶりくらいだけど(コマ劇の「ゆかいな海賊」以来だなー)、やっぱりいいなー♪ 千葉ちゃんのセリフ回しは、テレビより舞台向きだと思う。ぢつは「父キャラ萌え」もあるぢぶんにはたまりませんな(←最近は高橋英樹見たさに「篤姫」見てるし)。

 回り舞台も日頃見ないので面白かったです。登場人物間の微妙な距離感をうまく出してました。吊りは……ちょっと運搬ぽかった(^^)。

 何にせよ、いい気分転換でしたよー♪ リフレッシュ、リフレッシュ。

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2008/02/06

月末に見に行くもの

 相変わらず、残業の日々。今週末はもうマラーホフなんだなぁ。

 さて、月末に見に行く予定の公演とは、リュウセイオー龍のソロ公演。詳しくは野戦之月こちらのページを。

 他人んちの子の成長は早いとはいうけれど、このページの年譜で見たら、私がさいしょにリュウセイオーを見たのは彼の初舞台で、11歳の時でしたがな。あれから13年。そりゃ大きくなるわけだわー。おねぃさん、びっくり。

 彼の所属する「野戦之月海筆子」は……まあ、話せば長いんだろうけど。自分との関わりで言えば、95年に「敗戦50年問題連絡会」という戦後補償だとか戦争責任問題だとかをやってきたグループが集まって、いろんなイベントだのミニコミの発行だのを1年かけてやったプロジェクトがあって、そこでできた友人から「中野で友達がテント芝居やってるから見に行こーぜ」ってな具合で連れ込まれまして(^^)。いわゆる「アングラ」っていうんでしょうか。「面白いけど何が何だかわかりません」って状態でしたな。それから何度か見に行ったり、こちらのイベントで短い芝居を打ってもらったり。なんというか、「クセになる」んだよな(^^)。

 リュウセイオーの踊りは、芝居の中でしか見たことがないんですよね(前回見た時の記事はこちら)。けれど前回見てから1年ちょっと、どんないい踊り手になったか、とても楽しみ。

 2月23日(土)が「動く銅像08」、24日(日)が「地球から観る円」。リンク先に、タイトルにまつわる簡単な詩が出ているけれど、これだけ見たって海のものやら山のものやら。大造さんのイントロダクションを読んだところで何が何やら(^^)。でも彼の踊りは大造さんの文章の通り「悶え」であり、「もがき」であり、「脈動」であり。わかりやすく説明しようとすれば「アングラ系」とでもいうんだろうけど。ぢぶんの感覚で言うと、彼は「ダンサー」ではなくてまさに「踊り手」。そういうニュアンス。

 演奏は、シカラムータの大熊ワタルさん(クラリネット)、ソウル・フラワーのこぐれみわぞうさん(ちんどん)、元「INU」の小間慶大さん(ギター)。わーい、大熊さんも久しぶりだ。
 何が出るか、楽しみだなー。

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2007/08/27

ロシア舞台美術展

 バーミンガムだのマラーホフだの、その前はルグリだの、いろいろ大変なNBSなんだが。
 まあ思いつきだけど、こういう時のためにNBSのサイトの中に「祭典会員用ページ」みたいなのがあると便利なんじゃないかなぁ。「今回はこういう処置をします」とか「なになにのチケットは来週中に順次発送予定です」とか、簡単な事務連絡が載るような場所。もちろん、会員の中にはネット環境のない人もいるわけで、今まで通りの郵送の連絡は前提として、連絡対象じゃない人も「あ、うちはだから連絡来ないのね」とか、「うちは来るはずなのに来ないから、郵便事故じゃないのか」とかわかるようなの。直に問合せする人も減るだろうし、事務局的にも合理的なんじゃないかな。クローズドにして、会員番号を入れて閲覧できるようにしてもいいし。どないでしょう?

 えーっと、そういうわけで頭の中ではいろいろ妄想炸裂中ですが(笑)、土曜日に例のおまけチケットで「舞台芸術の世界」展に行って参りました。面白かったけど、すごく量があって、結構疲れちゃった。体力がいるな、これは。

 5部構成で1部がバレエ・リュス、2部が「ロシアの民族性を求めて」で、「金鶏」を始めとしたオペラ関係のものが多かったかな。3部が道化やキャバレーなど、4部が20〜30年代の舞台美術、5部が舞台人の肖像(大雑把な説明やなー)。タイトルから想像がつくけれど、舞台衣装や舞台デザインのスケッチ・イラストが主流。美術館の(というか朝香宮邸の)構造上、たくさんの小さな部屋に隙あらば、という感じで展示されているので、これが結構疲れる元だったかも。ロシアン・アヴァンギャルドは好きなので、展示自体は面白かったんですけどねー。なんせ量が(笑)。

 特にお気に入りなのは、バルビエの版画集「ワツラフ・ニジンスキー」。図録には12枚が載っているけど、この版画集自体が復刻にならないかなぁ。それともそもそも12枚しかないものなのかな。「カルナヴァル」のアルルカンやピエロがすっごく可愛い。ペトルーシュカや薔薇の精も。関連商品があったら絶対買う! と思ったのに絵はがきもなかったんだよ……orz。モンテネグロの方がちょっと大人向けというか、ビアズリー調というか。あと大好きな「バクストによる牧神」(バレエ・リュスの公式プログラム)を見られたのも嬉しい。初めて(多分)見たものの中では、セルジュ・チェホーニンの衣装デザイン画。本当にこの衣装を着てたら「うひょー」ってなるんだろうけどな(笑)。特に「大きな頭のダンサー」という演目(役名?)の衣装デザインがあるんだけど、どんなんなんだか見たいよ! どういうバレエ(ダンス?)だったんだろ。「金鶏」も一度見てみたいけど、案外つまらなかったりするのかな。

 あとはおなじみホッペによるバレエ・リュス写真集だな。ニジンスキーの写真は見慣れたものばかりだけど、ボルムの写真が結構いいんだ♪ それにやっぱりカルサヴィナ! いいなー♪ 

 図録はずっしり2000円。重い、重い。解説論文はローゼンフェルド、薄井憲二、三浦雅士、鈴木晶というわかりやすいラインナップ(笑)。読みごたえありそうなので、頭がしゃんとしてるときに読みませう。関連商品が絵はがきしかなかったのが不満だなー。本やDVDやマトリューシカはあったけど。
 実は、ところどころにあった「ペトルーシュカつきの展示品解説用紙」がすっごく気に入ってたのさ(笑)。大きな付箋くらいの大きさで、すみっこにペトルーシュカが立ってるの。これが可愛くてー♪ これのメモか付箋があったら欲しかったなぁ。

070825_17100001 その後は少し庭園をぶらぶら。こちらは庭園在住のキリンさん(男性)。のど元が無性に色っぽかったです。「こんな家に住んでるのが当たり前」だっていう人が日本にも存在するんだなぁと、しみじみ不思議な気持ち。
 
 兵庫でも薄井さんのコレクションが見られるはず。楽しみー♪

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2007/06/08

ペギー葉山!

 都営地下鉄の駅でよく見る「Confetti」というフリーペーパーの「シアター情報誌」があるんですよ。まあ「DANZA」みたいな立派なものではなく(あれは破格だよな)、チラシ寄せ集め+α、みたいなものですが。

 今月の表紙はサウンド・オブ・ミュージック。やけに存在感のあるシスターだなーと思ったら、ペギー葉山でしたよ。おお、お元気だったか。「サウンド・オブ・ミュージック」といえば「ドレミの歌」、「ドレミの歌」といえばペギー葉山。そんな納得の仕方でどうする。そもそも院長は「ドレミ」は歌わないし。とはいえ、ペギー葉山の歌う「すべての山に登れ」は聞いてみたいなー。なんとなくだけどすごくよさそうな(説得力がありそうな)気がする。

 ペギー葉山といえば、私にとってはすでに「青春時代」よりも「童謡歌手」に近いイメージなんですよね。「うたはともだち」とか「みんなのうた」とか(「童謡」とはちょっと違うか)。小さい頃に家にあった「小さな靴屋さん」(♪私ーによく似合う靴をくださいなー、ってヤツ)のレコードがすごく好きだったんですよ。まだビデオなんかない時代だから、親の仕事中やお留守番の友は、もっぱらダークダックスや木馬座のレコードでしてん。小学校も半ばになってもう少し知恵がついてくると、日頃見せてもらえないテレビの再放送(「太陽にほえろ!」とか)を見るようになるわけで(^^;)。

 四季の「ジーザス」は見たいんですけどねー。昔から見たいと思いつつ、果たせてないんですよ。「ジャパネスク版」はもう始まっちゃうし、「エルサレム版」だけでもなんとか行けるといいんですが。日程がきついなぁ。

 東バのサイト更新。ダンサーインタビューは、この間力弥をやった鈴木くん。騎手になりたかったそうだけど、騎手とバレエダンサーじゃ求められる身長がそれこそ天と地ほどちがうもんなぁ。馬の鼻先の「ふにゅふにゅ」に触りたい……(←最近ヒト以外の哺乳類に触っていないので、ちょっと飢えている)。

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2007/05/23

スカラ座とかアフリカとか

 えーと。結局、全然終ってないです(←もう何の件かも言えないくらい時間が経っている)。明日はガンバローと、あすなろ日記。

 NBSのサイトによると、スカラ座の舞台技術監督の講演会「ミラノスカラ座 技術の歩み」があるそうです。6月5日、イタリア文化会館にて。「日本におけるイタリア」の一環みたいですね。「舞台技術監督」ってところが微妙にマニアックだなぁ。演出や舞台監督の意向に沿って製作のテクニカルを担当する人なんですね。劇場テクノロジーの観点で、スライドを使って解説してくれるようで、元々裏方好きの自分としては触手が動くのですが、残念ながら現在通っている「アフリカ紛争講座」と重なっちゃいました(←もう通しで料金を払っちゃってるのさ)。面白そうなのになぁ。

 今日はその「アフリカ紛争講座」。前回満員御礼だったのが人数が減って、しかも若い人が減った感じだなぁ(苦笑)。今回も「紛争が起きるシステム」についての話で、話そのものはとても面白かったのだけど、アフリカってでかすぎて(^^;)。でもそういうくくりで考えることに妥当性もあり。自分がいかに、あの辺りを知らないかがよくわかるなー。
 冒頭で「平和」と「戦争」についてのいくつかの質問。「戦争」という場合の言葉の定義が難しいよね。いや、自分としては難しくないのだけど、普通はものすごくあいまいに使われるから、相手がどの程度の範囲で答えをイメージしているのかが難しい。自分は「国権の発動としての」つまり「主権国家ないしそれに類する地域」間での場合に「戦争」、ほかの場合は「(武力)紛争」とか「内戦」とかもろもろの言葉を使うけれど、それは必ずしも一般的に共有されてないと思うし。
 「どんな場合も戦争は容認できないか」「容認できる戦争があるか」という今日の質問で、「容認できる場合がある」と答えた人の答えを聞いていてちょっと意外だった。つまり「正しい戦争」がイメージされているわけじゃないんだね。「絶対ダメ」と言ってしまうことに自信がないからエクスキューズする、という。「こういう場合はいいんだ!」という確固たる何かがあるわけじゃない。それは多分「絶対ダメなんて現実的じゃないでしょ」という今の漠然とした世論を反映しているもので、なんかヤな感じだ。たまたま答えた人がそういう人だっただけかもしれないけど。
 自分は講師の人とは違うアプローチで「戦争と平和についての再定義が必要」という同じ結論に達しているので、その意味でもいろいろと面白かったです。自分の考えをまとめるのは、はるか先になりそうな気配だが。
 

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2007/03/28

ハイ、それまでよ

 植木等氏が亡くなりました。個人的にはいろんな意味で「大先輩」でした。ほんとうに、いろんな意味で。ハナさんに続いて、と思ったけれど、ハナさんが亡くなってからももう十年以上経つんだなぁ……。青島に続いて、というのもなんだかなぁ。宮川さんに続いて、とか。享年80歳。進駐軍バンド世代ももうそんな年齢になったのか。

 うちは母のテレビ統制が厳しかったので、シャボン玉もゲバゲバも見ていなかったんだよな(←見てても年齢的に覚えてなかったかもしれないが)。その後リバイバルた時に母が「この頃の番組はしっかりしていていいわよねー」と言った時には、背後から灰皿で殴ったろかと思いましたが。

 クレイジーにしろドリフにしろ、バンドとしての基盤がしっかりしてるから、ギャグのキレが違うんだと私は思うんですよ。まだ注さんのいた頃のドリフの音楽ギャグなんてホントに面白かったし(メンバーも若かったてのもあるけど)。爆風も初期はそういう気風がないわけじゃなかったのになあ。

 植木等の破天荒な父親の生涯を描いた「夢を食いつづけた男―おやじ徹誠一代記」は必読。伊勢神宮の宮司の血筋に生まれ、キリスト者かつ社会主義者になり、さらには真宗の僧侶になるというオソロシイ人(^^;)。このお父さんが大好きでねぇ。お母さんが赤旗を鍋で煮る(染める)エピソードなんかも好き♪ 自分の父親だったら大変だろうけどな。

 時代の移り変わりを噛みしめることの多くなった春の宵。

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2007/03/18

「忠臣蔵」アップしました

「舞台館・STAGE」「仮名手本忠臣蔵」アップしました。ふう。見ながら「あ、ベジャールはここを使いたかったんだなー、これが気に入ったんだなー」というところが散見されて、その辺りのことも書きたかったのだけど、それはおいおいこちらで書いていきたいと。今回ガイドしてくれた友人との話の中でいろいろ気づいたこととかね。それからパラレルワールドとしての「ザ・カブキ」について。

 ベジャール版の「ザ・カブキ」のレポはこちら。公式サイトはこちら。映像はDVDの「ベジャール!」にほんのちょっと収録されてます。討ち入りの場面のリハと舞台、由良之助が師直の首を持って歩くところと切腹。ジャケットの下の方にあるのが首を取ったあとの「ボーリング」場面だけど、なんでこんなにつぶれた写真を使うんだろ。

 以前書いた「3ページの忠臣蔵」は、「風雲児たち」ワイド版の3巻に収録されておりました。希望コミックス版を友人に貸したらもう何年も帰ってこないんで、しょうがないから買い直しちゃったよ(怒)。ちなみに希望コミックス版の4巻(大阪夏の陣から忠臣蔵まで)までと、30巻の「宝暦治水伝」の前半部、増補版「ギャグ注」が収録されております。で、舞台を観てても「由良之助はまだか」のところでやっぱり「こんな便利な世の中に会わなきゃできないことがある」を思い出しちゃったんだよな(← 「仁義なき忠臣蔵」で内匠頭の詠んだ辞世。腐ってるよ>ぢぶん ^^;)。
 それにしても冒頭の「合戦は………終った」は何度見ても秀逸だなぁ。

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2007/03/17

ノー・マンズ・ランド

 書きたいことも、書かなきゃいけないメールもいろいろあるんですが、とにかく頭が回んない状態なんですみません。えーと、歌舞伎のレポは、うまくいけば明日の深夜くらいにはなんとかなるかなぁ。うまくいかなかったらすみません。うーん、うーん。

 サイトをぐるぐるしていたら、東京グローブ座で「ノー・マンズ・ランド」をやるらしい(映画封切り当時のレポはこちら)。舞台になってたんだなぁ。しかもグローブ座かい(笑)。キャストが4人なので、緩衝地点に取り残された3人とレポーターの女性っていうことだな。地雷処理班のドイツ人が結構好きだったんだけどな。いやーしかし、なんだって坂本がそんなものをやることになったのかはさっぱりわからないが、見てみたいような、見たくないような。まあチケット争奪戦に参戦する余力は無いからいいんだけど、舞台でやるとどうなるのかは興味津々。そうか、舞台だとあのボスニア(に似ているスロヴェニア)の美しい風景は見られないんだなぁ。グローブ座のスケジュールから「詳細」をクリックすると別窓が出るけどサファリでは中身が表示されない(涙)。作成中かと思っちゃったよ。Firefoxでは見られましたです。
 映画の方は一見の価値はあるので、DVD ででもぜひどうぞ。アマゾンによると「あわせて買いたい」が「アンダーグラウンド」だというのもちょっと笑えるような。まあ「アンダー……」もユーゴものだから当然ではあるけど(クストリッツァが好きー♪)。完成度では「アンダーグラウンド」だけど、好きなのは「黒猫白猫」だったりするんだけど(←話がどんどんずれていく……)。

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2007/02/26

ついに歌舞伎座デビュー!

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というわけで友人にオルグられて、歌舞伎座の仮名手本忠臣蔵昼の部を見てきました。大序、三段目(進物&松の廊下)、四段目(判官切腹+城明け渡し)、お軽と勘平の道行。歌舞伎座も生歌舞伎も初めてでしたが、大変楽しうございましたー♪

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で、やっぱりここはしっかり師直萌え。邪心がないとは申しませんが(笑)、富十郎はすっごくよかったよー♪ 可愛いじゃないっすか、いじらしいじゃないっすか。ジジイの純愛……とはいわないまでも。力弥の梅枝はうなじがやたらと艶っぽいし、お軽の時蔵もすてきな色気と勘平を思う可愛さと。道行で踊りも立ち回りも堪能できたし。3階席だったので、花道で行われていることが何一つわからなかったのが心残り。3階に上がった時は「高っ」と思ったのだけど、実際はそうでもないのかなぁ。高さはあっても文化会館やオーチャードに比べて舞台に近いので、ちょっとお得感。イヤホンガイドも借りたのだけど、結局ほとんど使わなかった。話が面白いから変なところで笑っちゃうのもあるし、実際に始まってしまうとちょっとうるさい感じもする。何度か同じ演目を見るなら、使う日があってもいいなーというところかな。座席マナーがゆるゆるなのは聞いていたけれど、ちょっとびっくりだったな(←バレエは厳しい)。「庶民の娯楽」と「王侯貴族の道楽」の差なのかねぇ。

 自分的には「本歌取り」→「本歌」の順で見ているわけで、「おおっ、あれはここのパクリであったか!」的な発見がいろいろあって楽しかったっす(←笑いどころが違っていたらしい)。ベジャールはここが気に入って使いたかったんだろうなあ、みたいな感じで。詳しくはまたいづれ、できれば忘れないうちに。

 終った後はベジャール版のプログラムなども見ながら「バレエだとこんな感じ」「歌舞伎だとこんな感じ」と、互いに解説あーんど留まるところを知らぬ萌え話(笑)。「師直の人」については、「あー、(綾瀬川の)好みだねぇ」とお墨付きをいただきました(笑)。ははは、わかりやすいっしょ。

 ガイドありがとさんでした。若い男の子が見たくなったら、いつでも連絡してちょ♪

Pa0_0004←五月は海老ちゃん。★追記:写真のポスターは襲名披露時のだそうです(歌舞伎座の喫茶店に貼ってあったのだ)。でもちゃんと5月は団菊祭りで出るらしいです。m(__)m

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2007/01/02

今年もこんな感じですが、よろしく

 新年おめでとうございます。今年もよろしくお付き合いください。

 そんなこんなで、昨夜録画しておいたフィギュアなど観ながら年賀状作り。まだ宛名もなにも書いてないですけどね(笑)。表紙の方に松の内の間はあげてありますのでー。

 1月1日、ベジャール80歳のお誕生日ということで、山崎街道の猪などあしらってみました。20年前に見たきりなので、よく覚えてないんですけど。NBSのサイトにはやたら艶っぽい大嶋さんの勘平の写真しかないし。で、なにか画像がないかと検索をかけてみたら、「仮名手本忠臣蔵」というところを見つけました。えらく重いサイトですが、解説がなかなかです。猪についてもちゃんと「登場人物」のところで「人気の秘密」が解説してあります(笑)。予習にどうぞ。6代目福助のお軽とか、4代目雀右衛門の力弥とか、画像もなかなかです。「後への影響」のところで、ちょっとだけベジャール版についても言及してあります。「そういうのがあります」って以上のものじゃないけど。中井貴一の「携帯忠臣蔵」はちょっと見てみたかったねぇ。レンタルにあるかな?

 で、フィギュア。生オケでスケート、というのもスペシャルな企画だねぇ。生で見たらすごいんだろうな、と思いつつ、スケーターはすごくちっちゃくしか見えないんだろうな……orz。年賀状を作りつつ(正確にいうとスタンプを押しつつ、かな)だからダラ見だけど、高橋が相変わらず好調。ずっと好調でいて欲しいものだ(しみじみ……頼むよ)。演技はやり過ぎぎりぎりまで来てる感じだけど、やっぱりステップ好きだなー♪ しーちゃんのスケーティングは相変わらずきれいだし。しかし、テナーの人の衣装はすごいな。しかも顔と髪形にまるで合ってないところがすごい。

 そういえば、光一の誕生日も1月1日(28かよ〜)。ベジャールと同じか……(笑)。

 ……下田と年末特番の話は明日以降に(多分)。

【次回マールイ公演】
「新春特別バレエ」
1月2日 (火)15:00開演 東京国際フォーラム(A) ハビブリナ、モロゾフ、草刈民代、シャドルーヒン、ペレン、プハチョフ
1月3日 (火)12:00開演 東京国際フォーラム(A) ロマチェンコワ、プローム、草刈民代、シャドルーヒン、シェスタコワ、シャドルーヒン
「海賊」
1月4日 (木)17:00開演 東京文化会館 ルジマトフ、ペレン
1月5日 (金)14:00開演 東京文化会館 シヴァコフ、コシェレワ
1月5日 (金)18:30開演 東京文化会館 ルジマトフ、シェスタコワ

 明日から(今日か)早速お仕事なマールイの皆さま。シヴァー、ちゃんと調整せいよ〜♪

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2006/12/30

「シンデレラ」アップ&祝!高橋

 「舞踊館・BALLET」に新国立劇場の「シンデレラ」をアップしました。自分でも、ほめてるんだかほめてないんだかよくわかりません。
 初めていった劇場だけど、ちょっと兵庫と似てるかも(兵庫が似てるんだな、順番では)。いい雰囲気で、外のテラスで煙草も吸えて、トイレもよろしくて、さすがに後発の劇場だけあるなーと思いましたです。外(劇場とクロークの間)で売っているコーヒーは激マズ(涙)。クロークあたりの導線がイマイチよろしくないな。クローク前の人だかりを抜けて外へ出るのが一苦労だったよ。

 そんなわけで昨夜は、記事をアップしてからだらだらとフィギュアを観る。
 いやー、よかったねぇ、高橋! やっぱりあれだけ決まると気持ちいいわー。ノーミスの高橋なんて、久しぶり(初めて?)観るよ。すっげー。泣いてるファンもいますって、泣くよなー、そりゃ。去年は織田の失点で1位になったようなものだし。なんたって「ガラスのエース」だもんねぇ。全然褒め言葉じゃないもんな、それ。これが自信になって、安定したいいエースになって欲しいもんだす。一応、ファンではあるので。

 織田もずいぶん大人っぽくなったなーと思ったら、もう19歳なんだねぇ。高橋と1つ(月によっては2つ?)しか違わないのか。ちょっと意外だ。小塚くんは初めて見たけど、結構よいかも。滑りがきれいだし、スピードもある。よく転ぶ。転びっぷりが気持ちいい(^^;)。腕が楽しみになりそうな予感。

 で、そのまま女子を見ていたら、ダンナがふみえちゃん、ふみえちゃんとやかましい(笑)。今日のフリーでは、中野の「シンデレラ」を初めて見る。いいプログラムだね。中野はどうもガツガツした感じがして好きじゃなかったけど、今日はよかったな。

 そんなわけで、気がついたこと。
 「ダンサー(日本人)を名字呼び捨てにするのはなんとなく気が引けるが、「選手」だとまったく気にならない」
 それも芸術とスポーツの差なのだろうか。単にキャスターが呼び捨てにしてるからだろうか。

【次回マールイ公演】
「新春特別バレエ」
1月2日 (火)15:00開演 東京国際フォーラム(A) ハビブリナ、モロゾフ、草刈民代、シャドルーヒン、ペレン、プハチョフ
1月3日 (火)12:00開演 東京国際フォーラム(A) ロマチェンコワ、プローム、草刈民代、シャドルーヒン、シェスタコワ、シャドルーヒン
「海賊」
1月4日 (木)17:00開演 東京文化会館 ルジマトフ、ペレン
1月5日 (金)14:00開演 東京文化会館 シヴァコフ、コシェレワ
1月5日 (金)18:30開演 東京文化会館 ルジマトフ、シェスタコワ

 昨日の日記に書いた「マールイより長い休みでもこのザマ」は間違いで、「マールイが勤勉だからこのザマ」のような気がしてきた……。

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2006/11/24

存在の強さと熱

 今日の夜は某所で久しぶりに「野戦の月」のパフォーマンスを見る。いわゆるテント芝居(アングラ系)の劇団だけど、今日はイベントの一環で短いパフォーマンス。主催者の話では「一人だけ来て一曲踊るっていう話だったんだけど(笑)」、結局主力メンバー総出演のリキ入ったものになってました。考えてみたら4年ぶり。マリインスキー並だわな(笑)。今年の夏の公演に行き損なっちゃったからなんだけど。

 で、4年ぶりにそこの役者のリュウセイオー龍を見たら、意外にもドキドキしてしまったのさ。彼は小学生の頃から子役としてここの舞台に立っていたから、4年前に見た時も「おー、あの子がこんなに立派な青年になってー」という感慨もあったけれど、それ以上に「なんだかすごくいい役者になってきたなー」という期待もあった。それが今日見たら、本当にいい踊り手になってたの。今日はいわゆる「芝居」というよりも、何人かの役者が入れ替わり立ち替わり、自分の「役」の「セリフというよりも詩」を叫んで去っていく、という感じのパフォーマンス。彼の役は言ってみれば「死した赤子(せきし)」。初めは「女」がひきずるシーツにくるまって運ばれて来て、床の上でそれこそ殺虫剤をまかれたゴキブリのようにけいれんして悶えながら照明の外に捌け(舞台がなかったから)、最後に「サラリーマン」に背負われてやってきて、サラリーマンが消えた後に短いセリフを叫び、踊る。衣装は上半身が裸で、黒の学生服風のスラックス。

 ダンサーのように鍛えられているわけではなく、どこにでもいるやせっぽちでひょろっとした男の子(もう二〇歳は過ぎたのかな?)の肉体でしかないのだけど、その存在感が圧倒的なのね。もちろん小学生の頃を見てるから「こんな立派な青年になって」というおばさんのどぎまぎ感はあるけれど、スポットに照らされて、おそらくは即興で踊る姿が「圧倒的に存在を主張する」としかいいようのない熱のあるもので、すごく惹きつけられる。「もしかしたらこの年頃の男の子はそれだけで美しいのか?」と思うほどだったのだけど(まあ余分な肉はなかったけど)、それよりもその「熱」かな。いわゆる「美しい」ではない。そもそもアングラ系だし。でものけ反ってひきつるようなその踊りが、リュウセイオーの存在そのものだったの。「感動」とかいうことばではなくて、「引き込まれる」そのものというか。

 私はよく「存在の強さ」という表現の仕方をするけれど、わかりづらいと承知で説明をすれば、舞台の上で(ほかの場所でも)ほかの人がスミアミ60%くらいのときに、その人だけ90%くらいある、というイメージ。要するにほかの場所がグレイなのにそこだけ漆黒、というか。水墨画の中にある深紅の点、みたいなイメージでもいいや。「濃い」「暗い」じゃなくて、「強い」。なにもしなくてもただいるだけで「強い」。その強さって結局は、その人の内側にある「熱」によるものなんだろうか、とリュウセイオーが踊るのを見て、あらためて思った。「野戦」は全ての人がそれくらい「強い」けどね(笑)。
 
 舞台の上の誰から何を受けとるかは、本当に「相性」の要素が大きいと思うけれど、私が反応するのはまずそこなんだというのが、このところの確信。美しいとか素晴らしいとか上手いとかいうのは、そのあとの話みたい。胸が熱くなるとか、心が揺さぶられるというのは、そういう「熱」を直に受け取った時、だと思う。静謐な舞台の中にもその「熱」はあるから。

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2006/09/14

「エビータ」アップしました

 「舞台館・STAGE」「エビータ」をアップしました。書き始めたら止まらなくなっちゃって、多分まだ書き落としたことが残ってる。もう一度観たいくらいだけれど、日程的に多分無理だな。次の再演までだいぶあるのかもしれないけど、そのうちやってくれることを期待しよう。なんのかんの言いつつも、結構芝さん気に入ってるよ>ぢぶん。

 チェの役回りが映画では本当にずいぶん違ってたんだな、というのも改めてわかった。似ているようで、実はまるで逆だったのね。舞台ではむしろ上からエビータをいとおしんで見えるのに、映画では一人の名もない青年が革命家に(「チェ」から「ゲバラ」へ)脱皮していく過程を描いているように思えてきた。近々DVDを借りてもう一度見てみよう。

 「ゲバラ」はやっぱり精悍でちょっとセクシーでいい男でなくちゃな、と思っていたことに自分でも少し驚いたのだ(笑)。では誰ならよいかなーということで、手近な(?)ところでとりあえず、木村さんに着せてみた。……シャレになんない。しかも戦国自衛隊だよ。無口なくせに地元の女の子とデキちゃって、最後に撃たれちゃうヤツ(中康次の役回りね)。大体この人は、軍服だの日本刀だの切腹だの、シャレになんないんだよな……orz。すぐに思い詰めた顔になるせいか? んでは、高岸大将ならどうだ、ラテン系だし。と思ったけど、これがやっぱり「革命家」には見えないんだな(笑)。「資本論」10ページくらいで爆睡、みたいな(ヒ、ヒドイ)。その下の世代はエビータとタイマン張れるような迫力じゃないしなぁ。強いていえば大嶋さんはいけそうな気がするが、どちらかというとコマンドというよりは草の者のような。服部半蔵とか似合いそうな気がする(あの鎖ずきんが似合いそうだよね)。……だんだん違う話になってきたな。まあ、軍服なんて似合わないに超したことはないけど。

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2006/09/05

自分の中の意外なゲバラ神話

 そんなわけで、劇団四季の「エビータ」を観てきた。ナマ四季も、四季の劇場も初めてなので、観る物すべてとは言わないけれど、いろいろ面白い。
 まずトイレがたくさん! いやー、ゆうぽうとに見習って欲しい。ただ、どこで手を洗うのか、素人にはわからなかったよ。人がたくさんいれば、順路に沿って洗面台に出られたのだろうけど(笑)、がら空きだったので入った道を戻ってしまい、外へ出てから「手を洗わなかったような気が……?」とて、また中に戻ったのだった。舞台も客席もロビーも思ったより狭かったな。そして二階の傾斜がすごい! 二階の通路より少し後ろ目で観たのだけれど、高い(標高が)割に観やすかったし、前列の席に「前傾しないでください」という図入りのチラシがセットしてあったのに感心。二階席では、開演前にスタッフによるお願いもあったところをみると、四季では前傾問題にかなり力を注いでいるらしい。苦情が多いんだろうねぃ。携帯やおしゃべりに比べて、自分では「迷惑になっている」のに気がつかないことが多いから、きちんと広報してくれるのはよいことだ。

 肝心の中身。詳しいレポはあとで書くとして、チェ役の芝さんが素晴らしかった。歌もうまいし、チェの役どころがすごく的確。これでもう少し見栄えが……(以下自粛)。いや、悪くないのよ、外見も。普通にコマンダーだと思えば。でもゲバラなんだからもう少し……って、こんな私の中にもある種の「ゲバラ神話」はあったのだなあと、妙な感心をしてしまったのだった。まあ実際は「チェ」であってゲバラではないのだが、やっぱり「チェ」といえばゲバラなんだし(←わかりづらいー)。映画の方の評で「チェ」について、「舞台オリジナル版でゲバラであったこの役を[「チェ」として]抽象化した」とあるのだけど、映画の方はコマンダーの扮装ではなく、普通の平民の格好だったのね。ということは、やっぱり舞台版ではゲバラなのか(←きっと誰もそこまでこだわって観てないし)。

 考えてみたら、芝居用のページを作ってないな(笑)。音楽用のもないから、「バレエ以外の舞台」でひとつ、作った方がいいのかなぁ。

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