2008/04/20

亀さんの風林火山

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 公私共にぐちゃぐちゃに忙しいなのに、行って参りました。日生劇場の「風林火山」(^^)。写真はおみやげの「日生劇場限定信玄餅」。いやー、チケットを取ったときは、プライベートがぐちゃぐちゃになるのはわかってたんだけど、仕事の方はもう普通に戻ってるはずだったんだよ……orz。

 それはさておき、とっても楽しかったですー♪ いやー久しぶりに「商業演劇」ってヤツに行ったな。

 1幕は、春信と父親の葛藤をメインに由布姫を側室に迎えるまで。2幕は、信濃攻めと板垣の討死、由布姫と三条夫人の確執、由布姫の死と越後攻めに出陣するまで、というところかな。殺陣は思ったほど多くなかったけれど、亀さんの舞いは何箇所か。中でも、諏訪を謀略にかけるときの舞いが素晴らしかったです。信濃攻めの本陣で、父親の幻影に怯えるところや、板垣討死の報を聞いたときの狂乱っぷりがよかったですねー。勘助は出番が少なかったな(笑)。

 狂言回し兼道化の駒井役の橋本さんがよく動いていて、東バ的には高橋さんの役だなー、とよくわからんことを思ったりする。脇のメインも、それぞれによかったですし。

080420_00120002 そんでもって、お目当てのJJサニー千葉(^^)。生千葉はそれこそ25年ぶりくらいだけど(コマ劇の「ゆかいな海賊」以来だなー)、やっぱりいいなー♪ 千葉ちゃんのセリフ回しは、テレビより舞台向きだと思う。ぢつは「父キャラ萌え」もあるぢぶんにはたまりませんな(←最近は高橋英樹見たさに「篤姫」見てるし)。

 回り舞台も日頃見ないので面白かったです。登場人物間の微妙な距離感をうまく出してました。吊りは……ちょっと運搬ぽかった(^^)。

 何にせよ、いい気分転換でしたよー♪ リフレッシュ、リフレッシュ。

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2008/02/06

月末に見に行くもの

 相変わらず、残業の日々。今週末はもうマラーホフなんだなぁ。

 さて、月末に見に行く予定の公演とは、リュウセイオー龍のソロ公演。詳しくは野戦之月こちらのページを。

 他人んちの子の成長は早いとはいうけれど、このページの年譜で見たら、私がさいしょにリュウセイオーを見たのは彼の初舞台で、11歳の時でしたがな。あれから13年。そりゃ大きくなるわけだわー。おねぃさん、びっくり。

 彼の所属する「野戦之月海筆子」は……まあ、話せば長いんだろうけど。自分との関わりで言えば、95年に「敗戦50年問題連絡会」という戦後補償だとか戦争責任問題だとかをやってきたグループが集まって、いろんなイベントだのミニコミの発行だのを1年かけてやったプロジェクトがあって、そこでできた友人から「中野で友達がテント芝居やってるから見に行こーぜ」ってな具合で連れ込まれまして(^^)。いわゆる「アングラ」っていうんでしょうか。「面白いけど何が何だかわかりません」って状態でしたな。それから何度か見に行ったり、こちらのイベントで短い芝居を打ってもらったり。なんというか、「クセになる」んだよな(^^)。

 リュウセイオーの踊りは、芝居の中でしか見たことがないんですよね(前回見た時の記事はこちら)。けれど前回見てから1年ちょっと、どんないい踊り手になったか、とても楽しみ。

 2月23日(土)が「動く銅像08」、24日(日)が「地球から観る円」。リンク先に、タイトルにまつわる簡単な詩が出ているけれど、これだけ見たって海のものやら山のものやら。大造さんのイントロダクションを読んだところで何が何やら(^^)。でも彼の踊りは大造さんの文章の通り「悶え」であり、「もがき」であり、「脈動」であり。わかりやすく説明しようとすれば「アングラ系」とでもいうんだろうけど。ぢぶんの感覚で言うと、彼は「ダンサー」ではなくてまさに「踊り手」。そういうニュアンス。

 演奏は、シカラムータの大熊ワタルさん(クラリネット)、ソウル・フラワーのこぐれみわぞうさん(ちんどん)、元「INU」の小間慶大さん(ギター)。わーい、大熊さんも久しぶりだ。
 何が出るか、楽しみだなー。

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2007/08/27

ロシア舞台美術展

 バーミンガムだのマラーホフだの、その前はルグリだの、いろいろ大変なNBSなんだが。
 まあ思いつきだけど、こういう時のためにNBSのサイトの中に「祭典会員用ページ」みたいなのがあると便利なんじゃないかなぁ。「今回はこういう処置をします」とか「なになにのチケットは来週中に順次発送予定です」とか、簡単な事務連絡が載るような場所。もちろん、会員の中にはネット環境のない人もいるわけで、今まで通りの郵送の連絡は前提として、連絡対象じゃない人も「あ、うちはだから連絡来ないのね」とか、「うちは来るはずなのに来ないから、郵便事故じゃないのか」とかわかるようなの。直に問合せする人も減るだろうし、事務局的にも合理的なんじゃないかな。クローズドにして、会員番号を入れて閲覧できるようにしてもいいし。どないでしょう?

 えーっと、そういうわけで頭の中ではいろいろ妄想炸裂中ですが(笑)、土曜日に例のおまけチケットで「舞台芸術の世界」展に行って参りました。面白かったけど、すごく量があって、結構疲れちゃった。体力がいるな、これは。

 5部構成で1部がバレエ・リュス、2部が「ロシアの民族性を求めて」で、「金鶏」を始めとしたオペラ関係のものが多かったかな。3部が道化やキャバレーなど、4部が20〜30年代の舞台美術、5部が舞台人の肖像(大雑把な説明やなー)。タイトルから想像がつくけれど、舞台衣装や舞台デザインのスケッチ・イラストが主流。美術館の(というか朝香宮邸の)構造上、たくさんの小さな部屋に隙あらば、という感じで展示されているので、これが結構疲れる元だったかも。ロシアン・アヴァンギャルドは好きなので、展示自体は面白かったんですけどねー。なんせ量が(笑)。

 特にお気に入りなのは、バルビエの版画集「ワツラフ・ニジンスキー」。図録には12枚が載っているけど、この版画集自体が復刻にならないかなぁ。それともそもそも12枚しかないものなのかな。「カルナヴァル」のアルルカンやピエロがすっごく可愛い。ペトルーシュカや薔薇の精も。関連商品があったら絶対買う! と思ったのに絵はがきもなかったんだよ……orz。モンテネグロの方がちょっと大人向けというか、ビアズリー調というか。あと大好きな「バクストによる牧神」(バレエ・リュスの公式プログラム)を見られたのも嬉しい。初めて(多分)見たものの中では、セルジュ・チェホーニンの衣装デザイン画。本当にこの衣装を着てたら「うひょー」ってなるんだろうけどな(笑)。特に「大きな頭のダンサー」という演目(役名?)の衣装デザインがあるんだけど、どんなんなんだか見たいよ! どういうバレエ(ダンス?)だったんだろ。「金鶏」も一度見てみたいけど、案外つまらなかったりするのかな。

 あとはおなじみホッペによるバレエ・リュス写真集だな。ニジンスキーの写真は見慣れたものばかりだけど、ボルムの写真が結構いいんだ♪ それにやっぱりカルサヴィナ! いいなー♪ 

 図録はずっしり2000円。重い、重い。解説論文はローゼンフェルド、薄井憲二、三浦雅士、鈴木晶というわかりやすいラインナップ(笑)。読みごたえありそうなので、頭がしゃんとしてるときに読みませう。関連商品が絵はがきしかなかったのが不満だなー。本やDVDやマトリューシカはあったけど。
 実は、ところどころにあった「ペトルーシュカつきの展示品解説用紙」がすっごく気に入ってたのさ(笑)。大きな付箋くらいの大きさで、すみっこにペトルーシュカが立ってるの。これが可愛くてー♪ これのメモか付箋があったら欲しかったなぁ。

070825_17100001 その後は少し庭園をぶらぶら。こちらは庭園在住のキリンさん(男性)。のど元が無性に色っぽかったです。「こんな家に住んでるのが当たり前」だっていう人が日本にも存在するんだなぁと、しみじみ不思議な気持ち。
 
 兵庫でも薄井さんのコレクションが見られるはず。楽しみー♪

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2007/06/08

ペギー葉山!

 都営地下鉄の駅でよく見る「Confetti」というフリーペーパーの「シアター情報誌」があるんですよ。まあ「DANZA」みたいな立派なものではなく(あれは破格だよな)、チラシ寄せ集め+α、みたいなものですが。

 今月の表紙はサウンド・オブ・ミュージック。やけに存在感のあるシスターだなーと思ったら、ペギー葉山でしたよ。おお、お元気だったか。「サウンド・オブ・ミュージック」といえば「ドレミの歌」、「ドレミの歌」といえばペギー葉山。そんな納得の仕方でどうする。そもそも院長は「ドレミ」は歌わないし。とはいえ、ペギー葉山の歌う「すべての山に登れ」は聞いてみたいなー。なんとなくだけどすごくよさそうな(説得力がありそうな)気がする。

 ペギー葉山といえば、私にとってはすでに「青春時代」よりも「童謡歌手」に近いイメージなんですよね。「うたはともだち」とか「みんなのうた」とか(「童謡」とはちょっと違うか)。小さい頃に家にあった「小さな靴屋さん」(♪私ーによく似合う靴をくださいなー、ってヤツ)のレコードがすごく好きだったんですよ。まだビデオなんかない時代だから、親の仕事中やお留守番の友は、もっぱらダークダックスや木馬座のレコードでしてん。小学校も半ばになってもう少し知恵がついてくると、日頃見せてもらえないテレビの再放送(「太陽にほえろ!」とか)を見るようになるわけで(^^;)。

 四季の「ジーザス」は見たいんですけどねー。昔から見たいと思いつつ、果たせてないんですよ。「ジャパネスク版」はもう始まっちゃうし、「エルサレム版」だけでもなんとか行けるといいんですが。日程がきついなぁ。

 東バのサイト更新。ダンサーインタビューは、この間力弥をやった鈴木くん。騎手になりたかったそうだけど、騎手とバレエダンサーじゃ求められる身長がそれこそ天と地ほどちがうもんなぁ。馬の鼻先の「ふにゅふにゅ」に触りたい……(←最近ヒト以外の哺乳類に触っていないので、ちょっと飢えている)。

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2007/05/23

スカラ座とかアフリカとか

 えーと。結局、全然終ってないです(←もう何の件かも言えないくらい時間が経っている)。明日はガンバローと、あすなろ日記。

 NBSのサイトによると、スカラ座の舞台技術監督の講演会「ミラノスカラ座 技術の歩み」があるそうです。6月5日、イタリア文化会館にて。「日本におけるイタリア」の一環みたいですね。「舞台技術監督」ってところが微妙にマニアックだなぁ。演出や舞台監督の意向に沿って製作のテクニカルを担当する人なんですね。劇場テクノロジーの観点で、スライドを使って解説してくれるようで、元々裏方好きの自分としては触手が動くのですが、残念ながら現在通っている「アフリカ紛争講座」と重なっちゃいました(←もう通しで料金を払っちゃってるのさ)。面白そうなのになぁ。

 今日はその「アフリカ紛争講座」。前回満員御礼だったのが人数が減って、しかも若い人が減った感じだなぁ(苦笑)。今回も「紛争が起きるシステム」についての話で、話そのものはとても面白かったのだけど、アフリカってでかすぎて(^^;)。でもそういうくくりで考えることに妥当性もあり。自分がいかに、あの辺りを知らないかがよくわかるなー。
 冒頭で「平和」と「戦争」についてのいくつかの質問。「戦争」という場合の言葉の定義が難しいよね。いや、自分としては難しくないのだけど、普通はものすごくあいまいに使われるから、相手がどの程度の範囲で答えをイメージしているのかが難しい。自分は「国権の発動としての」つまり「主権国家ないしそれに類する地域」間での場合に「戦争」、ほかの場合は「(武力)紛争」とか「内戦」とかもろもろの言葉を使うけれど、それは必ずしも一般的に共有されてないと思うし。
 「どんな場合も戦争は容認できないか」「容認できる戦争があるか」という今日の質問で、「容認できる場合がある」と答えた人の答えを聞いていてちょっと意外だった。つまり「正しい戦争」がイメージされているわけじゃないんだね。「絶対ダメ」と言ってしまうことに自信がないからエクスキューズする、という。「こういう場合はいいんだ!」という確固たる何かがあるわけじゃない。それは多分「絶対ダメなんて現実的じゃないでしょ」という今の漠然とした世論を反映しているもので、なんかヤな感じだ。たまたま答えた人がそういう人だっただけかもしれないけど。
 自分は講師の人とは違うアプローチで「戦争と平和についての再定義が必要」という同じ結論に達しているので、その意味でもいろいろと面白かったです。自分の考えをまとめるのは、はるか先になりそうな気配だが。
 

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2007/03/28

ハイ、それまでよ

 植木等氏が亡くなりました。個人的にはいろんな意味で「大先輩」でした。ほんとうに、いろんな意味で。ハナさんに続いて、と思ったけれど、ハナさんが亡くなってからももう十年以上経つんだなぁ……。青島に続いて、というのもなんだかなぁ。宮川さんに続いて、とか。享年80歳。進駐軍バンド世代ももうそんな年齢になったのか。

 うちは母のテレビ統制が厳しかったので、シャボン玉もゲバゲバも見ていなかったんだよな(←見てても年齢的に覚えてなかったかもしれないが)。その後リバイバルた時に母が「この頃の番組はしっかりしていていいわよねー」と言った時には、背後から灰皿で殴ったろかと思いましたが。

 クレイジーにしろドリフにしろ、バンドとしての基盤がしっかりしてるから、ギャグのキレが違うんだと私は思うんですよ。まだ注さんのいた頃のドリフの音楽ギャグなんてホントに面白かったし(メンバーも若かったてのもあるけど)。爆風も初期はそういう気風がないわけじゃなかったのになあ。

 植木等の破天荒な父親の生涯を描いた「夢を食いつづけた男―おやじ徹誠一代記」は必読。伊勢神宮の宮司の血筋に生まれ、キリスト者かつ社会主義者になり、さらには真宗の僧侶になるというオソロシイ人(^^;)。このお父さんが大好きでねぇ。お母さんが赤旗を鍋で煮る(染める)エピソードなんかも好き♪ 自分の父親だったら大変だろうけどな。

 時代の移り変わりを噛みしめることの多くなった春の宵。

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2007/03/18

「忠臣蔵」アップしました

「舞台館・STAGE」「仮名手本忠臣蔵」アップしました。ふう。見ながら「あ、ベジャールはここを使いたかったんだなー、これが気に入ったんだなー」というところが散見されて、その辺りのことも書きたかったのだけど、それはおいおいこちらで書いていきたいと。今回ガイドしてくれた友人との話の中でいろいろ気づいたこととかね。それからパラレルワールドとしての「ザ・カブキ」について。

 ベジャール版の「ザ・カブキ」のレポはこちら。公式サイトはこちら。映像はDVDの「ベジャール!」にほんのちょっと収録されてます。討ち入りの場面のリハと舞台、由良之助が師直の首を持って歩くところと切腹。ジャケットの下の方にあるのが首を取ったあとの「ボーリング」場面だけど、なんでこんなにつぶれた写真を使うんだろ。

 以前書いた「3ページの忠臣蔵」は、「風雲児たち」ワイド版の3巻に収録されておりました。希望コミックス版を友人に貸したらもう何年も帰ってこないんで、しょうがないから買い直しちゃったよ(怒)。ちなみに希望コミックス版の4巻(大阪夏の陣から忠臣蔵まで)までと、30巻の「宝暦治水伝」の前半部、増補版「ギャグ注」が収録されております。で、舞台を観てても「由良之助はまだか」のところでやっぱり「こんな便利な世の中に会わなきゃできないことがある」を思い出しちゃったんだよな(← 「仁義なき忠臣蔵」で内匠頭の詠んだ辞世。腐ってるよ>ぢぶん ^^;)。
 それにしても冒頭の「合戦は………終った」は何度見ても秀逸だなぁ。

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2007/03/17

ノー・マンズ・ランド

 書きたいことも、書かなきゃいけないメールもいろいろあるんですが、とにかく頭が回んない状態なんですみません。えーと、歌舞伎のレポは、うまくいけば明日の深夜くらいにはなんとかなるかなぁ。うまくいかなかったらすみません。うーん、うーん。

 サイトをぐるぐるしていたら、東京グローブ座で「ノー・マンズ・ランド」をやるらしい(映画封切り当時のレポはこちら)。舞台になってたんだなぁ。しかもグローブ座かい(笑)。キャストが4人なので、緩衝地点に取り残された3人とレポーターの女性っていうことだな。地雷処理班のドイツ人が結構好きだったんだけどな。いやーしかし、なんだって坂本がそんなものをやることになったのかはさっぱりわからないが、見てみたいような、見たくないような。まあチケット争奪戦に参戦する余力は無いからいいんだけど、舞台でやるとどうなるのかは興味津々。そうか、舞台だとあのボスニア(に似ているスロヴェニア)の美しい風景は見られないんだなぁ。グローブ座のスケジュールから「詳細」をクリックすると別窓が出るけどサファリでは中身が表示されない(涙)。作成中かと思っちゃったよ。Firefoxでは見られましたです。
 映画の方は一見の価値はあるので、DVD ででもぜひどうぞ。アマゾンによると「あわせて買いたい」が「アンダーグラウンド」だというのもちょっと笑えるような。まあ「アンダー……」もユーゴものだから当然ではあるけど(クストリッツァが好きー♪)。完成度では「アンダーグラウンド」だけど、好きなのは「黒猫白猫」だったりするんだけど(←話がどんどんずれていく……)。

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2007/02/26

ついに歌舞伎座デビュー!

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というわけで友人にオルグられて、歌舞伎座の仮名手本忠臣蔵昼の部を見てきました。大序、三段目(進物&松の廊下)、四段目(判官切腹+城明け渡し)、お軽と勘平の道行。歌舞伎座も生歌舞伎も初めてでしたが、大変楽しうございましたー♪

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で、やっぱりここはしっかり師直萌え。邪心がないとは申しませんが(笑)、富十郎はすっごくよかったよー♪ 可愛いじゃないっすか、いじらしいじゃないっすか。ジジイの純愛……とはいわないまでも。力弥の梅枝はうなじがやたらと艶っぽいし、お軽の時蔵もすてきな色気と勘平を思う可愛さと。道行で踊りも立ち回りも堪能できたし。3階席だったので、花道で行われていることが何一つわからなかったのが心残り。3階に上がった時は「高っ」と思ったのだけど、実際はそうでもないのかなぁ。高さはあっても文化会館やオーチャードに比べて舞台に近いので、ちょっとお得感。イヤホンガイドも借りたのだけど、結局ほとんど使わなかった。話が面白いから変なところで笑っちゃうのもあるし、実際に始まってしまうとちょっとうるさい感じもする。何度か同じ演目を見るなら、使う日があってもいいなーというところかな。座席マナーがゆるゆるなのは聞いていたけれど、ちょっとびっくりだったな(←バレエは厳しい)。「庶民の娯楽」と「王侯貴族の道楽」の差なのかねぇ。

 自分的には「本歌取り」→「本歌」の順で見ているわけで、「おおっ、あれはここのパクリであったか!」的な発見がいろいろあって楽しかったっす(←笑いどころが違っていたらしい)。ベジャールはここが気に入って使いたかったんだろうなあ、みたいな感じで。詳しくはまたいづれ、できれば忘れないうちに。

 終った後はベジャール版のプログラムなども見ながら「バレエだとこんな感じ」「歌舞伎だとこんな感じ」と、互いに解説あーんど留まるところを知らぬ萌え話(笑)。「師直の人」については、「あー、(綾瀬川の)好みだねぇ」とお墨付きをいただきました(笑)。ははは、わかりやすいっしょ。

 ガイドありがとさんでした。若い男の子が見たくなったら、いつでも連絡してちょ♪

Pa0_0004←五月は海老ちゃん。★追記:写真のポスターは襲名披露時のだそうです(歌舞伎座の喫茶店に貼ってあったのだ)。でもちゃんと5月は団菊祭りで出るらしいです。m(__)m

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2007/01/02

今年もこんな感じですが、よろしく

 新年おめでとうございます。今年もよろしくお付き合いください。

 そんなこんなで、昨夜録画しておいたフィギュアなど観ながら年賀状作り。まだ宛名もなにも書いてないですけどね(笑)。表紙の方に松の内の間はあげてありますのでー。

 1月1日、ベジャール80歳のお誕生日ということで、山崎街道の猪などあしらってみました。20年前に見たきりなので、よく覚えてないんですけど。NBSのサイトにはやたら艶っぽい大嶋さんの勘平の写真しかないし。で、なにか画像がないかと検索をかけてみたら、「仮名手本忠臣蔵」というところを見つけました。えらく重いサイトですが、解説がなかなかです。猪についてもちゃんと「登場人物」のところで「人気の秘密」が解説してあります(笑)。予習にどうぞ。6代目福助のお軽とか、4代目雀右衛門の力弥とか、画像もなかなかです。「後への影響」のところで、ちょっとだけベジャール版についても言及してあります。「そういうのがあります」って以上のものじゃないけど。中井貴一の「携帯忠臣蔵」はちょっと見てみたかったねぇ。レンタルにあるかな?

 で、フィギュア。生オケでスケート、というのもスペシャルな企画だねぇ。生で見たらすごいんだろうな、と思いつつ、スケーターはすごくちっちゃくしか見えないんだろうな……orz。年賀状を作りつつ(正確にいうとスタンプを押しつつ、かな)だからダラ見だけど、高橋が相変わらず好調。ずっと好調でいて欲しいものだ(しみじみ……頼むよ)。演技はやり過ぎぎりぎりまで来てる感じだけど、やっぱりステップ好きだなー♪ しーちゃんのスケーティングは相変わらずきれいだし。しかし、テナーの人の衣装はすごいな。しかも顔と髪形にまるで合ってないところがすごい。

 そういえば、光一の誕生日も1月1日(28かよ〜)。ベジャールと同じか……(笑)。

 ……下田と年末特番の話は明日以降に(多分)。

【次回マールイ公演】
「新春特別バレエ」
1月2日 (火)15:00開演 東京国際フォーラム(A) ハビブリナ、モロゾフ、草刈民代、シャドルーヒン、ペレン、プハチョフ
1月3日 (火)12:00開演 東京国際フォーラム(A) ロマチェンコワ、プローム、草刈民代、シャドルーヒン、シェスタコワ、シャドルーヒン
「海賊」
1月4日 (木)17:00開演 東京文化会館 ルジマトフ、ペレン
1月5日 (金)14:00開演 東京文化会館 シヴァコフ、コシェレワ
1月5日 (金)18:30開演 東京文化会館 ルジマトフ、シェスタコワ

 明日から(今日か)早速お仕事なマールイの皆さま。シヴァー、ちゃんと調整せいよ〜♪

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2006/12/30

「シンデレラ」アップ&祝!高橋

 「舞踊館・BALLET」に新国立劇場の「シンデレラ」をアップしました。自分でも、ほめてるんだかほめてないんだかよくわかりません。
 初めていった劇場だけど、ちょっと兵庫と似てるかも(兵庫が似てるんだな、順番では)。いい雰囲気で、外のテラスで煙草も吸えて、トイレもよろしくて、さすがに後発の劇場だけあるなーと思いましたです。外(劇場とクロークの間)で売っているコーヒーは激マズ(涙)。クロークあたりの導線がイマイチよろしくないな。クローク前の人だかりを抜けて外へ出るのが一苦労だったよ。

 そんなわけで昨夜は、記事をアップしてからだらだらとフィギュアを観る。
 いやー、よかったねぇ、高橋! やっぱりあれだけ決まると気持ちいいわー。ノーミスの高橋なんて、久しぶり(初めて?)観るよ。すっげー。泣いてるファンもいますって、泣くよなー、そりゃ。去年は織田の失点で1位になったようなものだし。なんたって「ガラスのエース」だもんねぇ。全然褒め言葉じゃないもんな、それ。これが自信になって、安定したいいエースになって欲しいもんだす。一応、ファンではあるので。

 織田もずいぶん大人っぽくなったなーと思ったら、もう19歳なんだねぇ。高橋と1つ(月によっては2つ?)しか違わないのか。ちょっと意外だ。小塚くんは初めて見たけど、結構よいかも。滑りがきれいだし、スピードもある。よく転ぶ。転びっぷりが気持ちいい(^^;)。腕が楽しみになりそうな予感。

 で、そのまま女子を見ていたら、ダンナがふみえちゃん、ふみえちゃんとやかましい(笑)。今日のフリーでは、中野の「シンデレラ」を初めて見る。いいプログラムだね。中野はどうもガツガツした感じがして好きじゃなかったけど、今日はよかったな。

 そんなわけで、気がついたこと。
 「ダンサー(日本人)を名字呼び捨てにするのはなんとなく気が引けるが、「選手」だとまったく気にならない」
 それも芸術とスポーツの差なのだろうか。単にキャスターが呼び捨てにしてるからだろうか。

【次回マールイ公演】
「新春特別バレエ」
1月2日 (火)15:00開演 東京国際フォーラム(A) ハビブリナ、モロゾフ、草刈民代、シャドルーヒン、ペレン、プハチョフ
1月3日 (火)12:00開演 東京国際フォーラム(A) ロマチェンコワ、プローム、草刈民代、シャドルーヒン、シェスタコワ、シャドルーヒン
「海賊」
1月4日 (木)17:00開演 東京文化会館 ルジマトフ、ペレン
1月5日 (金)14:00開演 東京文化会館 シヴァコフ、コシェレワ
1月5日 (金)18:30開演 東京文化会館 ルジマトフ、シェスタコワ

 昨日の日記に書いた「マールイより長い休みでもこのザマ」は間違いで、「マールイが勤勉だからこのザマ」のような気がしてきた……。

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2006/11/24

存在の強さと熱

 今日の夜は某所で久しぶりに「野戦の月」のパフォーマンスを見る。いわゆるテント芝居(アングラ系)の劇団だけど、今日はイベントの一環で短いパフォーマンス。主催者の話では「一人だけ来て一曲踊るっていう話だったんだけど(笑)」、結局主力メンバー総出演のリキ入ったものになってました。考えてみたら4年ぶり。マリインスキー並だわな(笑)。今年の夏の公演に行き損なっちゃったからなんだけど。

 で、4年ぶりにそこの役者のリュウセイオー龍を見たら、意外にもドキドキしてしまったのさ。彼は小学生の頃から子役としてここの舞台に立っていたから、4年前に見た時も「おー、あの子がこんなに立派な青年になってー」という感慨もあったけれど、それ以上に「なんだかすごくいい役者になってきたなー」という期待もあった。それが今日見たら、本当にいい踊り手になってたの。今日はいわゆる「芝居」というよりも、何人かの役者が入れ替わり立ち替わり、自分の「役」の「セリフというよりも詩」を叫んで去っていく、という感じのパフォーマンス。彼の役は言ってみれば「死した赤子(せきし)」。初めは「女」がひきずるシーツにくるまって運ばれて来て、床の上でそれこそ殺虫剤をまかれたゴキブリのようにけいれんして悶えながら照明の外に捌け(舞台がなかったから)、最後に「サラリーマン」に背負われてやってきて、サラリーマンが消えた後に短いセリフを叫び、踊る。衣装は上半身が裸で、黒の学生服風のスラックス。

 ダンサーのように鍛えられているわけではなく、どこにでもいるやせっぽちでひょろっとした男の子(もう二〇歳は過ぎたのかな?)の肉体でしかないのだけど、その存在感が圧倒的なのね。もちろん小学生の頃を見てるから「こんな立派な青年になって」というおばさんのどぎまぎ感はあるけれど、スポットに照らされて、おそらくは即興で踊る姿が「圧倒的に存在を主張する」としかいいようのない熱のあるもので、すごく惹きつけられる。「もしかしたらこの年頃の男の子はそれだけで美しいのか?」と思うほどだったのだけど(まあ余分な肉はなかったけど)、それよりもその「熱」かな。いわゆる「美しい」ではない。そもそもアングラ系だし。でものけ反ってひきつるようなその踊りが、リュウセイオーの存在そのものだったの。「感動」とかいうことばではなくて、「引き込まれる」そのものというか。

 私はよく「存在の強さ」という表現の仕方をするけれど、わかりづらいと承知で説明をすれば、舞台の上で(ほかの場所でも)ほかの人がスミアミ60%くらいのときに、その人だけ90%くらいある、というイメージ。要するにほかの場所がグレイなのにそこだけ漆黒、というか。水墨画の中にある深紅の点、みたいなイメージでもいいや。「濃い」「暗い」じゃなくて、「強い」。なにもしなくてもただいるだけで「強い」。その強さって結局は、その人の内側にある「熱」によるものなんだろうか、とリュウセイオーが踊るのを見て、あらためて思った。「野戦」は全ての人がそれくらい「強い」けどね(笑)。
 
 舞台の上の誰から何を受けとるかは、本当に「相性」の要素が大きいと思うけれど、私が反応するのはまずそこなんだというのが、このところの確信。美しいとか素晴らしいとか上手いとかいうのは、そのあとの話みたい。胸が熱くなるとか、心が揺さぶられるというのは、そういう「熱」を直に受け取った時、だと思う。静謐な舞台の中にもその「熱」はあるから。

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2006/09/14

「エビータ」アップしました

 「舞台館・STAGE」「エビータ」をアップしました。書き始めたら止まらなくなっちゃって、多分まだ書き落としたことが残ってる。もう一度観たいくらいだけれど、日程的に多分無理だな。次の再演までだいぶあるのかもしれないけど、そのうちやってくれることを期待しよう。なんのかんの言いつつも、結構芝さん気に入ってるよ>ぢぶん。

 チェの役回りが映画では本当にずいぶん違ってたんだな、というのも改めてわかった。似ているようで、実はまるで逆だったのね。舞台ではむしろ上からエビータをいとおしんで見えるのに、映画では一人の名もない青年が革命家に(「チェ」から「ゲバラ」へ)脱皮していく過程を描いているように思えてきた。近々DVDを借りてもう一度見てみよう。

 「ゲバラ」はやっぱり精悍でちょっとセクシーでいい男でなくちゃな、と思っていたことに自分でも少し驚いたのだ(笑)。では誰ならよいかなーということで、手近な(?)ところでとりあえず、木村さんに着せてみた。……シャレになんない。しかも戦国自衛隊だよ。無口なくせに地元の女の子とデキちゃって、最後に撃たれちゃうヤツ(中康次の役回りね)。大体この人は、軍服だの日本刀だの切腹だの、シャレになんないんだよな……orz。すぐに思い詰めた顔になるせいか? んでは、高岸大将ならどうだ、ラテン系だし。と思ったけど、これがやっぱり「革命家」には見えないんだな(笑)。「資本論」10ページくらいで爆睡、みたいな(ヒ、ヒドイ)。その下の世代はエビータとタイマン張れるような迫力じゃないしなぁ。強いていえば大嶋さんはいけそうな気がするが、どちらかというとコマンドというよりは草の者のような。服部半蔵とか似合いそうな気がする(あの鎖ずきんが似合いそうだよね)。……だんだん違う話になってきたな。まあ、軍服なんて似合わないに超したことはないけど。

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2006/09/05

自分の中の意外なゲバラ神話

 そんなわけで、劇団四季の「エビータ」を観てきた。ナマ四季も、四季の劇場も初めてなので、観る物すべてとは言わないけれど、いろいろ面白い。
 まずトイレがたくさん! いやー、ゆうぽうとに見習って欲しい。ただ、どこで手を洗うのか、素人にはわからなかったよ。人がたくさんいれば、順路に沿って洗面台に出られたのだろうけど(笑)、がら空きだったので入った道を戻ってしまい、外へ出てから「手を洗わなかったような気が……?」とて、また中に戻ったのだった。舞台も客席もロビーも思ったより狭かったな。そして二階の傾斜がすごい! 二階の通路より少し後ろ目で観たのだけれど、高い(標高が)割に観やすかったし、前列の席に「前傾しないでください」という図入りのチラシがセットしてあったのに感心。二階席では、開演前にスタッフによるお願いもあったところをみると、四季では前傾問題にかなり力を注いでいるらしい。苦情が多いんだろうねぃ。携帯やおしゃべりに比べて、自分では「迷惑になっている」のに気がつかないことが多いから、きちんと広報してくれるのはよいことだ。

 肝心の中身。詳しいレポはあとで書くとして、チェ役の芝さんが素晴らしかった。歌もうまいし、チェの役どころがすごく的確。これでもう少し見栄えが……(以下自粛)。いや、悪くないのよ、外見も。普通にコマンダーだと思えば。でもゲバラなんだからもう少し……って、こんな私の中にもある種の「ゲバラ神話」はあったのだなあと、妙な感心をしてしまったのだった。まあ実際は「チェ」であってゲバラではないのだが、やっぱり「チェ」といえばゲバラなんだし(←わかりづらいー)。映画の方の評で「チェ」について、「舞台オリジナル版でゲバラであったこの役を[「チェ」として]抽象化した」とあるのだけど、映画の方はコマンダーの扮装ではなく、普通の平民の格好だったのね。ということは、やっぱり舞台版ではゲバラなのか(←きっと誰もそこまでこだわって観てないし)。

 考えてみたら、芝居用のページを作ってないな(笑)。音楽用のもないから、「バレエ以外の舞台」でひとつ、作った方がいいのかなぁ。

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