2009/11/09

「落葉」「夢のまにまに」アップしました

 映画館に昨日のグルジア映画「落葉」と、木村威夫監督の「夢のまにまに」をアップしました。「夢のまにまに」の方は昨年別の雑誌に掲載されたものですが、補足で書いた村上の死についてがうまく書けずにうっちゃらかしてありました。結局うまく書けてはいないんだけど、あきらめたっちゅーか。

 今日はといえば、テレビでもずいぶん報道されたのでご覧になった方も多いかと思いますが、沖縄では県民大会が行われた日。2万、だったかな。詳しい様子はこちらで読めます。各地で情宣・デモを中心に行動があり、MLでの報告をみる限り、どこもチラシの受け取りなどはいつもよりもずっとよかったようです(いつも悪すぎだけどな……orz)。
 
 でね。サンクトペテルブルク・アカデミーの保谷公演もあるし、渋さの国立ライブもあるんだけど、やっぱり東京のデモに行かないわけにはいかないよねって思ってはいたんですよ。体調はまだよろしくないけど、デモだけでもなあ……って、起きたら1時半だった、と。6時にいっぺん起きてトイレに行ったのがよろしくなかったかなぁ。まあ、諦めがつくといえばいえるんだが。

 ま、ちょっと野暮用でジュンク堂までは行かなくちゃならなかったので、夕方ごそごそと池袋まで。ついでなのでリニューアルされたリブロも行ってみた。……まあ、リニューアルされてたな(笑)。地下にあったコミックが4階になり、3階にあった人文が1階に。2階は以前からあったアート関係と理工書に。ぢぶんが使うのはそんなところだ。今まであったところにモノがないのはなんとなく不便だけどな。そのうち慣れるのかねぃ。
 行ったついでで、木村威夫監督の新刊もゲット。ここ1年がとこ、あまり本が読めるようなコンディションではないので、まあぼちぼちに。

 あとは先日の「ベジャールガラ」を、ようやくチャプターを切って、「中国+ボレロ」で1枚XPで焼いてみた。いやあ、やっぱりワンムーブだとドキドキするよねぇ。地上波放送で録画してある部分だから、別に失敗しても致命傷じゃないんだけどさ。でも前回ギエムのドキュメントをおまかせモード(実質SP)で焼いた時よりも画像劣化が少ない気がする。SPとXPの差ってどれくらいなんだろな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/06

木村監督、ふたたび。

 会社のそばのセブンイレブンでキエフと山海塾のチケットを受け出してきて、これであと入れっ放しなのはニーナだけだよな? と。ネットで買うと確かに便利なんだけど、買ったことを忘れちゃいそうでコワイ。それにしてもセブンの発券、もう少し大きな字で出てくれないものか(T_T)。

 さて、本屋らしいネタも(笑)。このところずっと郷土資料に埋もれてきたけど、久しぶりに新刊に回ったりしたからさー、というか、いつの間に静山社は文庫なんか出し始めたんだ、おい。搬入数がぽーんとあがってると思うと、大概どっかの文庫発売日なんだよなぁ。月の終わりになると必ず♪コーバルトーがぁー、目に染みますねぇーー♪ などと隣席のおぜうさんにはわからない歌なんか歌っちゃいますもんね(通常日程で配本できねぇのか、うりゃぁー!)。

 そんなこんなで、殿様商法の最高峰から出たこちらの1冊。

 愛するもうひとりの木村さん♪ 木村威夫(美術)監督の最新刊ですー♪ Amazonでは今のところ「一時的に在庫切れ」となってますが、単にまだ配本されてないだけさっ。写真だとみづらいけど、サブタイトルは『「多摩川精神」撮影所とその周辺』。岩波のこちらからリンク→moreであとがきとか編集部からとかプロフとか。直リンできないのが面倒ですが。

 御年91の木村映画美術監督による回想記的エッセイ集とでもいえばいいのだろうか。ぢぶんもまだ中をちゃんとは読んでないですが(データ打ってるだけだからね)、あちこちに書いたものを集めた本です。その木村監督が去年、映画監督としてデビューしたのが「夢のまにまに」(ぢぶんの当日感想はここ)。映画学校の美術講師と生徒を軸に、美術講師とその妻(長門裕之と有馬稲子)の心の奥に残る戦争の傷跡などを描いた美しくてキッチュな映画でした。軽い認知症の妻を介護する長門の姿が「リアルな……」と思ったものだよ、と、先日の南田さんの訃報で思い出したりとかとかいうのはおいといて、今月末、木村監督の長編2作目が公開されるそうです。今度は本格的に老人モノらしい。

 「黄金花−秘すれば花 死すれば蝶」
 公式サイトはこちら(音声出ます)。主演は原田芳雄と松坂慶子。原田芳雄、いつのまにこんなに……。後は麿赤児とか、真実一路とか、あがた森魚とか、長門裕之とか。今のところ、シネマート新宿(新宿文化。昔のヴィレッジ?)と銀座シネパトスで21日から公開。劇場窓口だと前売1000円+ポストカードだそうで、プレイガイドよりもちょっと安い。新宿だったら買いに行ってる暇があるかな?(足代で足が出るな) うおーし、がんばって行くぞっ、と。

  
 木村監督といえば、の3本。「ドグラマグラ」を入れようとしたのに廃盤になっちゃったらしいよ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/30

グルジアとかカレンダーとかもろもろと

 そんなこんなで、明日(今日か)は、「サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ」の「くるみ」です。今シーズン初めてのくるみ。やっぱ「くるみ」は寒くなってこないとね、という意味での「今シーズン」ですね(^^)。一応会社も「明日は定時であがるからねー」と根回しはしておいたんだけど、風邪だかインフルだかでパートさんがこのところばたばた休んでるので、ちょっと不安も。こんなペースで仕事が忙しくなるのは、去年は12月に入ってからだと思うのだけど、ベテラン社員が3月で辞めて新人さんが入ったりとか、やっぱりベテランのパートさんが妊婦さんになって稼働日数が半分以下になってるとか、その辺りが原因なのかなぁ。ぢぶんの仕事の回し方も上手くはないしな(←抱え込み型)。

 さて、ユーラシア研究所というのはご存知の方も多いかと思うのですが、例の「ユーラシアブックレット」を出版しているところです。そこといくつかの団体の主催でグルジアに関するイベントが行われるとのこと(詳しくはこちら)。

「グルジア 映画・文化・歴史」  ユーラシア研究所、大阪大学世界言語研究センター地政学プロジェクト、立正大学経済学部共催ミニシンポジウム  2009年11月7日(土) 13:45〜17:30 立正大学11号館 1152教室(定員100名)

 詳しいプログラムはリンク先をご覧いただくとして、映画『落葉』(イオセリアニ監督・日本語字幕)の上映、井上徹氏(映画史・ユーラシア文化研究者)による講演「映画監督イオセリアニとグルジア」、トビリシ国立大学のBondo Kupatadze氏の講演「ロシア・グルジア関係」(グルジア語、日本語通訳付)が中心のようです。無料。集会後は五反田のグルジア料理店「ガンバルジョ!」にて懇親会(要予約・3000円)も。

 イオセリアニ監督についてはWikipedeiaのこちらを。『月曜日に乾杯!』の監督さんですね(見てないけど覚えはある)。グルジア映画は『懺悔』しか見ていないと思うので、できれば見てみたいのですが。

 映画がらみでもう一つ。アンナ・ポリトコフスカヤのドキュメンタリー『アンナへの手紙』の上映会が11月20日にあります。文京シビックの小ホール(詳しくはこちら)。
 これは昨年見逃したので、ちゃんと見ないとなー、と前から思っていたくせに、気がついたら「くるみ」のチケットを取っていたのであった。あははははああーー。

 どんどん行くぞ。JVC(日本国際ボランティアセンター)からは、カレンダーのご案内が来てます(こちら)。今年は「子どもたちの大地」というタイトルで、長倉洋海さんの写真です。アフガンの写真が多いですが、7月のコソボの子の写真が好きだな。

 フォトジャーナリストと呼ばれるカメラマンはたくさんいますが、その中でも長倉さんは大好きな人のひとりです。「いちばん好き」と言っても過言ではないくらい。子どもの写真もたくさん撮っているけれども、子どもに限らず彼の撮る「ひと」の写真は、体温があるんです。
 三越の写真展は期間が短くて行けなかったけど、2日からのキヤノン・ギャラリーの写真展は行きたいな(これ)。

 つうわけで、関連書籍なども。ユーラシアブックレットはこんなラインナップです。読まれた方も多いのでは。面白そうな本が多いんですよねー。
  

 こちらは長倉さんの最新刊。ちょっと高いし、写真を見るにはいい造本とは言いがたいところもあるんですが、30年間がずっしりと詰まった濃密な写真集です(400ページ越え)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/23

そしてバレエはつづく

 無事休みを取って何をしてたかというと、この映画です。いつの間にか公式サイトができてました。最近そればっかだな。

 「ベジャール、そしてバレエはつづく」

 イ誌のSちゃんが「綾瀬川さん、こういうの好きかと思ってー」とプレスの試写状を送ってくれたのだけど、届いたときにはもう5回の試写のうちの2回終ってたっていう(^^;)。3回目は中国から研修生の来る日で、ようやく4回目の今日見ることができました。Sちゃんありがとー♪ 好きかと思ってレベルじゃなく好きっすよ(そして原稿はつづく……なのか?)。

 場所は新宿のTMシアターという試写用の30席くらいの会場。入口がわかりづらくてうろうろしてたら、やっぱり試写状を持った人がうろうろ探してて、「あ、あの人についていけばいいのか!」って……迷子になってる人についてっちゃダメだろ、ぢぶん。

 映画の方。あまりたくさん書いてしまうと、楽しみが減ってしまうと思うので少しだけ。

 監督のアランチャ・アギーレはスペインの女性ですが、彼女自身が80年代にルードラで学んだ経験を持つ人。映画の仕事を始めた時からベジャールのドキュメンタリーを撮りたいと思っていたそうです。そしてベジャールの亡くなった後、マドリッドでのBBLの公演を見、カンパニーの“危機的な状況”を感じて、この映画の撮影を決意したそうです。「彼の生涯をドキュメンタリーにすることではなく、指針を失い躊躇し苦しんでいる時のダンサーたちの努力を映し、彼らがベジャールの名のもとで最高のものを出し続けていくことを証言すること。それこそがベジャールに対してのオマージュだと思ったのです」と。

 2008年12月。オペラ座でのジルのアダージェットから映画は始まります。そこから、ジルが振り付けた「アリア」のワールド・プレミアまでの1ヶ月を、レッスンとインタビューを中心に記録したドキュメンタリーです。つまり監督の言葉通り、これは「ベジャール亡き後のジル、そして彼が率いるBBLのドキュメンタリー」。「80分間世界一周」を中心にベジャールの作品、そしてもちろんドンの映像も挿入されますが、中心はジルと「アリア」のリハーサルになります。


続きを読む "そしてバレエはつづく"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/22

ヤマト発進……らしい。

 抱えてたやっかいなプロジェクト(の下請)がひとつ、無事終了。で、それに伴ってちょっとばかし滞貨してたヤツもようやく全部やっつけたぜ! さあ、明日は休みだ! 寝過ごさんようにせんと(←新宿3時で寝過ごす心配のあるヤツ)。
 リリアとNBSからそれぞれくるみのチケットが届く。祭典席……この席でソロルをみたかったっすよ(T_T)。ほかに生保の年末調整用証明書も。そんな季節だねぇ。

 さて。断続的に噂のあった新作ヤマト。通りすがりにビューローを覗いたらそれらしい前売り券が陳列されていたので(ほんとに立ち止まらなかったのさ)、おやおやと思ったら、いつのまにか公式サイトができてました(こちら)。
 
 アニメ版の方です。「復活篇」。今度はブラックホールがやってきて、あと3ヶ月で地球滅亡、だそうで。
 古代進、38歳。ちょっと若返ってるような気もするが。太助くんがこんなに立派になってー(ノ_-。)。次郎くんもこんなに大きくなって(ノ_-。)。佐渡先生、お変わりなくて(ノ_-。)。アナライザーもお変わりなく(ノ_-。)アタリマエカ……。そして真田さんはちょっとお変わりあったようなのであった(≧▽≦)。

 てな具合でいろいろといろいろですが。今度は波動砲6連射だそうですよ。ありがたみねぇな。声優さんも知らない人ばっかりだ。知らない人ばっかりだけに、こうした中にガベさんの名前を探せないことが、やっぱりちょっと辛かったりする。

 でもあれですね、異星人連合の中に伊武ちゃんの名前があるってことは、今回はデスラーは出て来ないってことですね、きっと。……いや、「ふふふふふ……ヤマトの諸君」っていきなりアゴの下からぐわっと顔をはいだらデスラーが出てくるんじゃないかと、ちょっと勘ぐってみたりしてますが。

 ……そして真田さんは「こんなこともあるかと思って、密かにヤマトを復活しておいたのだ」と言うに違いない。きっと言う。多分言う。おそらく……(楽しみ♪)。

 ちなみに実写版キャストはこちら。いつの間にか雪が黒木メイサに変更になってたよー。そしてブラックタイガー隊になってるよ、おいおい。守兄さんがイマイチだなぁ。何気に豪華なキャストではあるけど、佐渡先生だけは許せん。個人的には斉藤隊長はぐっさんでもよかったんだが。
 ……ちょっと待て、1作目には斉藤隊長は出ちょらんやろ。いやそれより「日本映画で本格的に宇宙を描くのは史上初」というのはいいのか。「宇宙からのメッセージ」とか「さよならジュピター」とかは黒歴史ってことでいいのか。……見てないからなんとも、だけど。
 今月中にクランクインのようです。

 しかし西崎さんもお変わりなく、なんだろうなぁ。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009/10/18

東宝コレクション

 カラヴァッジョの放映を見ながら書いてます。音楽がなんとなく好きだな。そんで、マラーホフもポリーナもやっぱり好き。途中でシャワーを浴びたりしたので、話はさっぱりだけど。やっぱりテレビだとどうしても散漫に見ちゃうなぁ。BBLのDVDもそうなんだけど、変にアングルに凝らなくていいから、ちゃんと細切れじゃないダンサーを見せて欲しいんだけどな。あんまりロングばっかりでもそりゃつまんないけど。なんで真上から撮りたがるんだろ。
 来週の「ギリシャ」がどう録られてるのかもちょっと心配。中谷くんや周藤くんも映ってるといいけど、あの日登板だったかどうかもよう覚えちょらん。いやそれもともかくとしてだな……(略)。

 とりあえず今日は、金曜に予約録画しておいたBSの美輪サマ特集の編集などをしてみる。といっても、前後のいらないところを切ってチャプターつけて、ってだけですが。予約録画はIrシステムがまだちょっとコワイので手動で時間予約(DVD側は番組表が使えない)。ほかの番組でHDDからDVDへのムーブ(ダビングは不可)がちゃんとできることも確認。STB経由だと「ほかの機器からの外部入力」扱いになるので、取説のほとんどが無用の長物です。当面、大事な番組は可能な限り予約じゃなくて直接録画にした方がいいかもだな。

 頼む、大家。早いとこ共同アンテナを立ててくれ。11年までに考えるとか言わんと。

 さて、CMを見るたびに「買わなきゃ!」と思ってたコレも先週買いました。
 ディアゴスティーニ「東宝特撮映画コレクション」。創刊号は初代ゴジラです。ついにディアゴスティーニ初体験ですよ。さすがに定期購読はしませんが(持ってるのあるし)。でも創刊号990円は買い。次号から1990円なのがアレですが、「モスラ」と「ラドン」の初代は買おうかな、と。この3作の初代は「特撮」「怪獣」という枠を超えて(まあ超える必要はないんだが)強い「映画の力」を持ってると思うんですよね。それに「世界大戦争」も。これは絶対に「泣ける映画」として消費して欲しくないんだけども、でもやっぱりフランキー堺の名演に何度見ても泣けてくる。人間ってどこまで愚かなんだよ。
 あとまあ「液体人間」「ガス人間」「日本沈没」「妖星ゴラス」くらいは押さえたいけど、微妙だな。レンタルでもいいっちゃいいような気がするし。特典映像は「シリーズガイド」だしね。

 
   

 ……そういえば、ラドンも九州男児であったよ(阿蘇生まれ)。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009/09/21

パルコの役人とベジャールの映画

 昼の1時から夜の11時まで渋谷にいるって、女子中学生か、ぢぶん。中学時代でもそんなに長いこといたことないけどな(←おでかけといえば東急レックスだった中学時代)。

 要は、パルコ劇場で「中国の不思議な役人」(寺山版)を見て、そのままアフタートークを聞いて、イメージフォーラムのレイトショーでやっているベジャールの特集を見て、ということなんですが、役人のチケットはだいぶ前に取ってあったので「お、1日ですむじゃん!」と思った2つの間が4時間の空白。ついでというには長かったなあ。

 「中国の役人」はすごく面白かったです! ベジャールのアプローチとはもちろん全く違いますが、アングラ好きなら絶対オススメ。大駱駝館のメンバーが出てるというのでそれも楽しみだったんですが、そっちの方も期待以上。舞踏「的」なものも含めて踊りのシーンもかなりあって、ひとつひとつの場面が濃密。音楽は全て三宅純の書き下ろしですが、宮本大路とスティーブ・エトウによる舞台上の生セッションがまたいい♪ 財布の紐を締めるはずだったのに、サントラCD買っちゃったよ。

 平幹二朗の役人は、不気味というよりも可愛かったな(^^)。清朝の宦官なんで人民服は着ませんが(当たり前だ)、「ラストエンペラーかいっ」って衣装で「ぬうはっはっはっは」という高笑いは、どこぞの役人にもやって欲しいと思っちゃったり(←ファンとしてすごく方向性を間違ってると思うが)。
 演出の白井晃氏のアフタートークによると、今日の平幹二朗の高笑いはすごくテンションが高かったらしいです(^^)。

 詳しくはまた、というものがいくつあるかはアレですが。

 ベジャールの映画の方は、ダンストリエンナーレトーキョーと連動した企画。今日はBプロの「若き日のベジャール」という、シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンスによる90分のフィルム。
 「フィルム」と書いたわけですが、「作品」と呼べるものではないです。いくつかのフィルムをただ並べただけ。フランス語で、日本語字幕はありません。冒頭に、使われた作品の名前が日本語テロップで出るだけです。ダンスシーンは問題ありませんが、ドキュメンタリーらしい『ベジャール』(という名前のフィルムから使われた部分)はちょっとキツイ。それにしても61年当時のベジャールって、言われないとベジャールだとは思えなかったなぁ。まだダンサーでもあった頃のベジャール、という感じで。「春の祭典」や「ボレロ」は全曲入っていますが、「現在のためのミサ」や「ル・ダンスール」などは、一瞬、と言いたいほど短い。
 当日1300円ですが、ぴあで前売り(1100円/3回券3000円)が買えます。店頭には並んでませんが、Pコード461-104で発券してもらえます。

 偶然ではありましたが、二つ続けて見たおかげで、日本(人)と西洋(人)の「猥雑」や「エロス」の違いが、ぢぶんには割りと明確に感じられて、どちらかといえばそれが面白かったとも思います。
 ……ぢぶん、西洋人にはフェロモンは感じるけど、色気はあんまし感じないんだなぁ……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/21

「花と兵隊」アップしました

090815_16370001 レポもいろいろ残ってますが、映画館の方に「花と兵隊」をアップしました。できれば上映期間中に載せて、見に行ってくれる人がいるといいなあ、というのもありまして。

 アジア・太平洋戦争の末期、日本に帰還せずに現地(ビルマ・タイ)に残った「未帰還兵」6人を追ったドキュメンタリーです。「花」とは現地で結婚した元兵士たちの妻たち。戦争中の話ももちろん出てきますが、むしろ彼らがどのように「戦後」を生きたのか、が描かれています。とはいうものの、思いの外あっけらかんと、穏やかな印象が残る。そうでなければ60余年もやってられないというのもあるのでしょうが。ある意味では「家族」の映画ともいえるかも。106分と、それほど長くない映画でもありますし、この機会にぜひ。

 公式サイトはこちら。小さいながらも音声が出ます。東京ではシアター・イメージフォーラム(こちら)で、大阪では第七藝術劇場(こちら)で上映中です。

 写真は15日の不忍。蓮池は6月頃が好きですが、今も青いいい匂いがします。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/04

8月なので

 NHKでこのところ、深夜再放送枠で証言シリーズをやっている。見始めると見てしまうのだが、まあ帰ってから一度寝てしまうことが多いので、なんとか。そのかわり、普通のニュースの時間に寝てることが多いなぁ。こういう生活がよくないんだけどなぁ(でも帰ると寝ちゃうんだよ)。

 わざわざ録画して見る人は少ないとは思うけれど、見る価値はある。なんというか、ひとつふたつの番組ではなくて、集中して大量に見ることによって見えてくるもの、っていうのがあるんですよ。語弊のあるいい方ではあるけれど、こうしたものというのは、最初はもちろん聞くことすべてが新しく、徐々にそれが慣らされていって、この辺りで「もういいや」的な気分で終ってしまうのだけど、そこを超えてくると、今度はまた違うものが見えてくる。そういう感じなんです。

 数の中から見えてくる個別性と全体性。「同じような体験」を経た「まったく違った人生」。

 以前、映画「Tokko」のレポでも書いたけれども、劇映画では描けないものが、こうした番組群やドキュメントの中からは見えてくるし、また見て欲しいわけです。

 ぢぶんは、あるドキュメンタリーでの障害者の親御さんの「うちの子は健常者を感動させるために生きてるわけじゃないんだよ」ということばをずっと気分の中に抱えながら映画コラムを書いてますが、ドキュメントとドラマとの分岐点は、実はここにあるのではないかと、最近考えています。

 これから、たくさん出てくるであろう「泣ける戦争映画/ドラマ」とは何なのか。シーズン前にちょっと頭に入れておくと、またちがったものが見えるかもしれません。かも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/07/03

花と兵隊

 ココログのトラブルはまだ続いているようで、ぢぶんもフリープランで使っている「格納庫」の方はまだログインができません。例の「永劫回帰」にはまってます。ココログコミュの方に、いろいろ対策は出てますが、まあ格納庫の方は特に急がないので、復旧待ちでいいや。
 こちらはベーシックプランで使っているので、特に問題なし。

 さて、今日見てきた映画は「花と兵隊」(公式サイト)。ビルマの「未帰還兵」のドキュメンタリーです。「未帰還兵」とは、アジア・太平洋戦争後に戦地から帰らなかった兵士たちのこと。

 最初に企画が送られてきたときは、「未帰還兵というと、ビルマ独立戦争に従軍した人か、水島上等兵か」というイメージで、あまり乗り気ではなかったのですが(←図式的だなぁ)。この映画では、ビルマとタイに住む6人の未帰還兵の現在(2006〜2008年頃)を取材していますが、インパール作戦に従事した人、泰緬鉄道の関係者など、軍歴は様々。日本に帰らなかった理由も様々。
 
 ぢぶんのイメージから比べると、いろんな意味で穏やかな映画でした。映画のトーンも、出てくる人々も。「花と兵隊」の「花」は、彼ら「未帰還兵」の妻たちをイメージしているそうです。映画の主軸となるのは3人の元兵士ですが、うち2人は妻が姉妹(なので本人たちも義兄弟)で、近所に暮らしています。この2人の妻がねー、のろけること、のろけること(^^)。いやもう、本当に三分の一はのろけの映画じゃないか? ってくらいのろけてくれます。
 ここで取り上げられた人々はある意味の「成功者」ではあります。何しろ、この年まで生きてたから取材を受けられたわけで。彼らのほかにたくさんの、もっと違う人生があったに違いない。穏やかでない人生も。

 戦争、愛国心、祖国。キーワードをあれこれ並べることは可能だけど、むしろ描かれているのは「生活」だという気もします。戦後、彼らがどのように生きたか。 

 まあなんといいますか、奥崎ってのはある意味70〜80年代的な人物だったのかな、というのも思ったりするんだよな。

 7月末からイメージフォーラムにて公開だそうです。その後各地で順次公開。多くの人に見て欲しいと思います。「未帰還兵」のイメージが変わります(少なくともぢぶんは)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧