2008/04/18

サバイバーの講演会

 今日の報道ステーションだったか、23だったかな……で、特集されていたクラスター爆弾の話。その中でインタビューを受けていたサバイバーのカペタノビッチ氏の講演会が19日に新宿であります。くわしくは、集会についてはこちら。今回のキャンペーンについてはこちら

 彼はセルビアの元軍人で、不発弾処理作業中にクラスター爆弾による事故で両手・両足と左耳の聴覚を失いました。この時に、セルビアに対してクラスター爆弾を使用したのはNATOです。「人道的介入」、とその時は言われていました。

 セルビアを舞台にした「エネミー・ライン」(公式サイト)は、いかにもハリウッドな映画だけど、ワンシーンだけ、凄いと思ったのが地雷の場面。工場の中庭のようなところに逃げ込んだ主人公の米兵が、小さい女の子を見かけるんですね。その子がお父さん(だったかな)に呼ばれて、まるでゴム段をするみたいな、ひょいひょいとした足取りで歩いていく。主人公はその子の行った方向に意向とするんだけど、ふと足下を見ると、クレイモア地雷のトラップのワイヤーが縦横無尽に張り巡らされている。女の子がゴム段みたいな足取りだったのは、そのワイヤーをよけて歩いていたからだったわけ。その後はお決まりの敵方大爆発、主人公危機一髪のアクションシーンなんだけど、その女の子が地雷原を抜けて、お父さんと手をつないで去って行く場面は、ホッとするというよりも、心底ぞっとしました。ものすごく「慣れてる」感じがして。
 地雷とクラスター爆弾はもちろん用途も効果も違うものだけど、ちょっとその場面を思い出したりしたわけです。

 それにしてもこの間、自衛隊のクラスター爆弾についての特集をやっただろう、と思ったらもう1年近く前の話なんですね。当時の記事はこちら

 

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2007/11/24

リトビネンコ事件の映画

 下の「ベジャールの訃報」エントリに、「東京新聞」と「日経新聞」を追加しました(ダンナが帰ってきたので、新聞をもらった……というか取り上げたというか。「切っていいから!」と言われたというか)。さすがに産経とスポーツ新聞はチェックしなかったんですが。新聞って、記事の具合を立ち読みしてから買うわけにいかないのが不便です。自分も学生時代はコンビニでバイトしてたんで、それをやられると困ることになるのはわかってますけどね(^^)。

 さて、23日はリトビネンコ事件から…というか、毒を盛られたリトビネンコが亡くなってからちょうど1年ということで、集会が持たれました。一応「追悼集会」と銘打ってはあったけれど、「追悼」というよりは「事件究明」でしたね。まあ、私も「追悼せい」と言われても困るな、とは思いつつ、だったんですが。

 初めに情報を。映画「踊れ、グローズヌイ!」ですが、アムネスティの上映権が今年いっぱいで切れるというのは、以前書いた通りです。が、チェチェン連絡会議になるのか、映像作家の岡田さんの事務所になるのかは聞き逃しましたが、来年の上映権が取れたとのことです。勧進元(^^)は変わりますが、上映会は来年も続けられそうです。DVDの販売もできるかも、とのこと。

 もうひとつ。24日の朝8時からの日テレ「ウェークアップ!ぷらす」で、リトビネンコ事件の特集をします。タイトルは「映画から考える リトビネンコの死の真相」。朝8時というと、寝てるか、忙しいかどちらかという時間帯のような気がしますが、番組終了後にサイトの「特集」のところで、それなりの内容が読めるようです。林克明さんが生出演とのことです。……こんな時間にアップしてちゃ、見てくれっていったって間に合わないよな(自嘲)。

 さらに。この事件を描いたドキュメンタリー映画「暗殺・リトビネンコ事件(ケース)」が、12月22日から渋谷のユーロスペースで公開されます。公式サイトはこちら。監督はタルコフスキーの助手をしていた人なんですね。

 さてと。初めに10分ほどの、リトヴィネンコのインタビューが上映されました。この頃はまだ頭が動かなくて(←ベジャールの後遺症)、何も覚えてません(うーむ)。リトビネンコといえば、あの死の間際の、脱毛し、衰弱した姿が思い浮かぶけれど、元気な頃の彼は、ちょっとミーシャに似てるかもしれない(似てないか)。

 その後、「追悼/A.リトビネンコ」の上映。1時間足らずのドキュメントで、「踊れ、グローズヌイ!」のプッター監督によるもの。ユーロスペースでやるのとは別物です。「オランダ公共放送」の制作というと、テレビ用だったのかな。これはとても面白かったです。面白いというと語弊があるか。でも「興味深い」というより「面白い」なんだな。interesting? 
 生前のリトビネンコのインタビューがかなりの分量入っています。ほかに、妻のマリーナ、父のワリテル、彼の棺の右側を担いだ4人=異論派作家のブコフスキー、事件中にスポークスマを務めたゴリドファルブ、チェチェン独立派(亡命中)のザカーエフ、映像作家ネクラーソフ(「暗殺・リトビネンコ事件」の監督)のインタビュー。そして生前のアンナ・ポリトコフスカヤ。それらと、プーチン大統領をはじめとする、ニュースなどの公的映像とでこの映画はできています。

 長くなるので折畳み。ネタバレもあるけど、見る機会自体がないだろうしなー。

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2007/09/29

マールイ絵はがきとビルマ

 なんじゃそりゃ、ってタイトルだな。

 光藍社さんから、チャイコセットの特典絵はがきが届きました〜♪
 ペレンのオーロラ、シェスタコワのジゼル(村娘仕様)、プハチョフ+ステパノワの黒鳥、エフセーエワのメドゥーラ(水色)、ペレン+シヴァコフの白鳥の5枚。なるほどー、という感じですね。撮影は瀬戸さん。スーシャのジゼルが1幕だったのにちょっとおどろき。もちろん似合っているけど、ジゼルといえばウィリ仕様、って気がしちゃって。シヴァは夏より体が締まって見えるような気がするけど、いつ撮ったのかなぁ。こうして見るとやっぱり腕が長い。後ろ髪がひょろっと出てるのが大人っぽくて可愛い(なんだそれは)。もう少し増やして会場売りとかしてくれればいいのにな。


 全然話は違いますが、昨今のビルマ情勢について、アムネスティの記事です。
 26日付国連安保理は緊急監視団の派遣を
 27日付拷問または虐待の恐れ/健康への懸念
 より詳しくはビルマ情報ネットワークへ。
 カメラマンやジャーナリストの知人であの辺りをフィールドにしている人もいるので、やはり焦ります。

 テレビでは各国のデモの状況が報道されていますが、東京では30日に予定されています。なぜかといえばだな、東京都は条例でデモの届け出は3日前までに、と決まっているから。何が起こっても3日間はデモができない。もちろん大使館前行動のような「道を歩かない」ものは別です。
 
 世の中も身の回りもこんなことばっかりだから、せめて舞台やバレエについて語る時には、やわらかくあたたかい言葉で語りたいと、最近身にしみて思うわけですよ。棘のある、かさついた言葉は現実だけで十分すぎる。
 ……その割りにゃあ、ムチャクチャ言ってるけどな(^^)。

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2007/09/24

アンナの追悼集会

070922_15160002 ちょっと前のエントリにも書きましたが、22日は、昨年10月7日に暗殺されたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの追悼集会がありました。参加者は100名弱。

 この集会で、少しだけですが、殺害当時にモスクワで行われた抗議=集会の映像を見ることができました。嬉しかったです。私が嬉しがるというのもおかしなものかもしれませんが、嬉しかったんですよ(^^)。

 講師は先頃新刊を出した林克明さんと、アムネスティの川上さん、何度か紹介させていただいた「踊れ、グローズヌイ!」の日本語字幕の製作をした東京シネマ新社の岡田一男さん。……林さん、相変わらず熱いぜ。

 林さんのこのところのモチーフは、ロシアと日本における状況の相似性にもあるんだと思うけれど(多分)、この日の話にあった「プーチンのロシア」と「非プーチンのロシア」という社会の分断構造は、日本でもやっぱり同じだよなあ。それは例えば「自民の日本」「非自民の日本」というよりも「石原的日本」とでもいうようなもので、「常識」とか「暗黙の前提」とでもいう類いのものの両者の通じ合わなさたるやすごいもんだな、と。自分のように二つ(三つ?)の社会を行ったり来たりしてると、それなりにストレスはたまるんですよね。で、ここで愚痴る、と(自嘲)。

 岡田さんの話の中で、11月23日のリトビネンコ氏の追悼集会で上映される予定の映画の一部を(アンナに関わるところを中心に)見ることができました。「踊れ!グローズヌイ」を撮ったプッター監督によるドキュメントで、リトビネンコ氏自身がテーマですから、内容はそれなりにハードになりそうです。その中での……誰のインタビューだったかな……「ソビエト時代は暗殺許可手続きが煩雑だったためそれほど多くなかったが、民主化で手続きが合理化されたために増えている」ってねぇ……。笑っていいやら悪いやら(悪いんだよ!)。五輪開催地になったソチの話も出ましたが、ここいらの民族の歴史になるともう私の頭では何がなんだか(T_T)。ただ、軍事衝突そのものはもはやチェチェンからイングーシへと移っており、北コーカサス戦争になりつつある、という指摘は、かなり気掛かりです。グルジアとロシアの小競り合いも続いているみたいですし。

 実のところ、この正月からこちら、外部情報を本当に減らして、会議や集会も含めて最低限よりもさらに減らして、「自分の心の奥にあるもの」に神経を集中させてきました。それが一段落したな、と思ったのはニジンスキープロが終ってから。このところちょっとへこみ気味なのはそのことが大きいのですが、そろそろ自分の方向舵を動かしてみる時期かな、という気はしています。自分の「語ることば」あるいは「語るスタイル」というのも、表面上は変わらなくとも、どこかで変わっていくような予感がする彼岸の中日。

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2007/07/29

やったー!!

 龍平、当確 キタ━━(゚∀゚)━━!!!

 公式はこちら
(↑ 心霊写真ぽくなってるよ……orz)。もっともNHKは時々当確フライングで取り消しが出たりするので、まだ油断はならん。

 糸数さんは早々と来たけど、山内さんはどうかな。
 
 速報見ながら今日の親子まつり書いてます。今夜寝るのはいつだろう(笑)。

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いよいよ投票日

 ああ、暑い。今日は流石に暑かった。自分の部屋も今年初めてエアコンを入れました(←日中いないからね)。

 昼はひたすら新聞と書類の整理。夕方から渋谷にでかけて、チャコット→タワレコと回り、R平の最終日の街頭に。
 自分がいたのは18時半くらいから20時まで。T田栄氏がベタで参加。ほかにE6さんが飛び入り応援。順不同で、写真家のH川氏、ピンクゲリラとその家族、HIV訴訟原告団の人、ドキュメンタリー作家のKさん(多分)、高槻市議、世田谷区議のK川さん、都議で選対委員長のFさんがシメ。まだいたかもしれない。その間に本人が3回ほど話す。選挙戦序盤で彼の演説を聞いて「これなら応援してもいいやと思った」という友人が、沿道でビラ捲きをやっていた。

 なんかね。しみじみしちゃいました。自分は本人と面識があるわけじゃなくて、それでもそう遠くない場所で見てたわけで、あるいは知っている人が近くにいる、とかいう位置で。
 だから「おっさんになったなー」と正直思ったけれど、彼の場合は「おっさんになった」こと自体がやっぱりたいしたことなわけで。

 彼の演説を聞くのはもちろん初めてではないけれど、心にすっと入ってくるんだよね。自分の薬害という問題から、ほかの問題への広がり方に無理がないというか。きちんと自分に引きつけて、ひとつひとつを自分の問題として考えてるんだな、というのがよくわかる。こういう問題が有権者にアピールするから、というのじゃないんだな。とっかかりとしてそういうことはあるのかもしれないけど、それについての自分の関わり方、どういう切り口でその問題を理解するのか、ということがちゃんと体験に則して整理されている。
 選挙だから熱いのは当たり前なんだけど(熱くなくちゃ困るんだけど)、その熱い感じが気持ちいいんだよね。

 動けば変わるとは限らないけど、動かなければ変わらない(あるいはより悪い方へ変わる)というのは常なので、変わらないことを動かないいいわけにはしたくないよな、と改めて思ったり。

 あとで、もう1エントリ書くかも(書かないかも)。なんせ明日は「親子バレエまつり」だからさ(笑)。

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2007/07/04

辺野古と高江

 職場でスターウォーズの2万なにがしだかする豪華本を観ながら、十市さんなら買っちゃうんだろうか、とつい余計なことを思う。最近、頭の中でSW=11、なんだな。

 アッサンブレの方からもギエムの申込書が来ました。AプロのS席は第2希望にとれなくなってます(つまり第1=8日S、第2=9日Sという取り方はできない)。これで取り方は決まったな(笑)。Aプロは松(8日)に山を張るとして、9日をどうするか……。ううむ。初役と経験者をきっちり分けるなら松、按配するなら竹。まだキャストは出ないよなー。

 先週末から自分が色ボケこいている間にも、世間は目まぐるしく動いていると。週末下版だし。まあよくいうわなーと、最近はむしろ感嘆の目で見ていた久間氏だけども、こちらの記事によると、いわゆる「失言」で閣僚が辞任するのは7年ぶりなんだとよ。そりゃ言いたい放題だよねぇ。10年前なら柳沢氏なんて即クビだもんね。「国民」がなめられるのも無理ないわ。長崎前市長暗殺の話はその後どうなったのかいね? 
 で、代わりに防衛大臣となった小池氏ですが、言うまでもなく、この間まで環境大臣だった人ですわな。ジュゴンとヤンバルを守る立場だった人が、今度は壊す立場です。いい加減なもんだよ、大臣なんて。

 というわけで、先週末から沖縄は大変なことになってるわけです。辺野古では再開された「事前調査」(アセスじゃないところに注目)をなんとか止めているようです。ヤンバルのヘリパッドは地元の座り込みにもかかわらず着工(沖タイの記事)。辺野古と高江の同時着工に、現地からは悲鳴が届いています(たとえばこちらこちらこちら)。
 高江の問題についてはこちら、現状についてはこちらがわかりやすいかと。パンダマークで有名なWWFJ(世界自然保護基金ジャパン)の反対声明はこちら

 忘れてはいけないんですが、高江も辺野古ももう「基地のあるところ」なんですよね。高江にはもともと北部訓練場が、辺野古にはキャンプ・シュワブが。そこへさらなる負担、ということでもあるわけです。

 結局、あちこちリンクでご紹介、以上の余裕がないのですが、とにかく週末下版に向けて仕事中ー。合間合間にちょっと理系だったジェイムズと戯れてみますわー(←不謹慎なヤツ)。

 

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2007/06/23

テチュリという村

 ルグリの白鳥の、NBS当選分のチケットが来ましたー。早く東バ分のキャストが出ないかな♪

 今日はセンパイのところの講演会。韓国の米軍基地拡張反対運動について、ドキュメント映画「テチュリ村の戦争」上映付き。

 映画についていちばん詳しそうなのはこちらかな。韓国の平澤(ピョンテク)というのは、在韓米軍再編の要となっている地域で、ものすごく簡単にいうと、ソウル近郊のいくつかの米軍基地を返還する代わりに代替地にまとめて新基地をつくるというその「代替地」(概要はここかな)。テチュリというのはその平澤の中にある村(リ=里=村で「テチュ村」)で、もう一つの村とともに、村全体を基地建設地として収用されるところです。無茶だよね。100%収用の村が二つだよ。しかも「平澤米」といえば日本でいうところの「魚沼産コシヒカリ」。韓国でも有数の大規模農業地帯です。

 都市部でサラリーマン生活してるとぴんと来ないかもしれないんだけど、その土地からおいそれと移れない職業ってのはあるんですよね。その代表が農林業と商売。農地っていうのは面積だけじゃなくて土壌の問題だから、本質的に「代替地」てのはない。テチュリの場合は元々祖父の代に日本軍に土地を接収されて、そこが父の代にそのまま米軍基地にされて、それでもいつかそこへ帰るんだということで基地周辺で農業やってたところ。海の近くで塩害がひどかった土地を、干拓して改良を重ねて大規模農業ができるまでにしたわけですよ。そこを丸ごと接収しよう、っていうんだから、反対闘争が熾烈になるのも当然の話。彼らの闘争スローガンは「来年も農業をやろう!」。

 先頃返還された射爆場のある梅香里の闘争でもそうだけど、農民のおばちゃんたちは強いですよ。見ていて「梅香里」のおばちゃんの「あんたたち、何を食って生きている! 恥ずかしいと思わんのか!」という怒鳴り声を思い出しました。機動隊にせよ軍隊にせよ、畑に一歩でも入ることは許さん、そこは「食物」を作るところだ、という。今日の映画でも踏み荒らされたトウガラシ畑を泣きながら片づける場面があったけれども、「食物をつくる」ということに自分たちはものすごく無頓着になってるんじゃないか、と思いましたです。

 そういう場所です。いよいよ強制執行が始まって、大きな木が切り倒される時に、ひとりのばあちゃんが泣きながら突っ込んで行くんですよ。武装して、何重にも並んだ機動隊の列の真ん中にですよ。「夫が小さい頃からずっと一緒だった木をどうして切り倒せるか」って。

 そういう人たちを「国を守るためだからしょうがない」とか「被害者乙プゲラ」とかいうのは簡単なんです。多分、何の痛みもなくそういうことを言える層というのはもはや多数派であろうと。だけど、そういう木を一本持っている人と、「プゲラ」と言える人とでは、自分はどちらの人生を選ぶだろうな、とも思うわけです。「国家」と「個人」というのは常にそういう矛盾を持っていて、「個人」の「何か」を守るために「国家」にそれをさし出さねばならないのだとしたら、その「何か」は結局守れないんですから。自分の土地を守るためにその土地を国家に奪われるなら、国家は自分を守ったことになるんだろうか? 自分たちは土地を「私有している」と思っているけど、国の一存でいつでも接収できるなら、それは「私有」じゃなくて国から「借用している」に過ぎないんじゃないか? それは「資本主義」だの「自由主義」だのからみるとどういうことになるんだろ?

 とまあ、40分がところのビデオを見ながら思いました。講演の話がなくなっちゃったな(笑)。久しぶりにちょっと元気が出たよー。
 

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2007/05/30

アフリカと冷蔵庫とダイヤ

 今日は「アフリカ紛争講座」の3回目。資源と紛争のメカニズムについて。大雑把に言うと

 「冷蔵庫を省エネタイプに買い替えて、アフリカの紛争を止めよう」

 いや、いくらなんでもつづめ過ぎだ、それは。
 まあ、「どこがアフリカや?」という感はありましたが、大きなメカニズムと生活密着とがほどよく混ざってとても面白い話でした。

 資源価格の暴落から途上国債務の現状、日本のODA(←援助といいつつ「借款」なので、利子だけで首が回らなくなる)、第1回の時に「そういう整理でいいんか?」だったIMF・世銀の構造調整プログラムについても全面展開。

 世界の紛争地域は大別して5つの資源のどれかがあるところ。(1)石油、(2)天然ガス、(3)それらを運ぶパイプライン、(4)鉱物、(5)水。アフリカの場合は鉱物、と思いつくわけですが、実は石油も結構ある。そこで、石油に頼らない社会を、ということで「省エネ+自然エネルギー」へ、という冒頭の「風が吹けば……」な話に戻るわけですが。

 それでも、世界の軍事費1年分があれば、債務国の債務を全部帳消しにして(ジュビリー2000の時は盛り上がったのになぁ)、世界中の地雷を撤去して、地雷の被害者に義足などを作って、世界中に下水設備を作っても、2000億ドル以上余るらしい(金額は国連の見積もりなどが参考)。
 そんで、私らの銀行預金で銀行は短期国債を買い、そのお金で国はアメリカ債を買い、そのお金でアメリカはイラクやアフガンやその他モロモロで戦争をやってる、と。要するに私らが預金する時は文字通り「お金を預ける」と思っているわけだけど、銀行は私らに払う金利を稼ぐためにそれ以上の金利で別のところに貸し付けるか、金融商品(国債にしろ株にしろ外貨にしろ)を買ってるわけで、そのお金の使われ方に対して預金者が自覚的であるべきだというお話です。

 それとは別に、話の中で興味深かったのはやはりダイヤモンドでしたね。いわゆる紛争ダイヤの規制が行われた「キンバリー・プロセス」(2002年)自体が、世界断トツのシェアを持つデビアス社(南アフリカ)が紛争ダイヤとロシア製合成ダイヤによって価格支配を揺るがされた時期に相当する、という指摘。もちろん紛争ダイヤを占め出すのは当然のことですが、デビアスの独占支配はいいわけ? ってことは別の問題としてある。

 自分なんかは世代的に反アパルトヘイト運動の盛り上がりを見てますから(集会に参加、レベルだけど)、やっぱりダイヤといえば南アフリカ。不買運動のトップ項目だったけど、こればっかりは自分には関係なかったからなぁ(^^;)。ダイヤなんか不買以前に買えませんでしたよ。今もだけど。こちらのダイヤは爆風スランプの「ハイランダー」のテーマにもなってましたっけ。あれから20年か……orz。

 ついでなので、アムネスティの「紛争ダイヤモンドアクション」など。さすがに手広くやってるなぁ。

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2007/05/28

カウントされる存在としての「私」

Photo_2
今日は「真夏日」だったらしい。猛暑、という感じはしなかったけど、ねっとりまとわりつくように湿度が高い。そういう今の季節は割と好き。空気の中に生気が満ちているような気がする。大好きなガクアジサイが咲き始めた。
 写真は近所の家の時計草。小学生の頃、一鉢買ってもらって「とても珍しい花だから大事にしろ」と言われ、大切に大切に育てた。見るたびに切ない気持ちになる花。ここの家は塀いっぱいに這わせていて、一斉に咲き誇るさまはとても見事だ。

 金曜日に報ステのクラスター爆弾特集を見ていたら、防衛大臣と航空幕僚長の発言があんまりホンネなんでびっくらこいた。リマで行われていた「クラスター爆弾禁止会議」の具合と、日本がクラスター爆弾廃止に反対してるって話の絡みなんだけど。「ひゃー」と思いながらもテレビ報道だったんで、ネットのソースがないかと思って探していて、みつけたのは「毎日新聞」の記事。これがいちばん詳しいかな。空幕長の発言はこちらの「朝日」記事を補完。防衛大臣の発言をきちんと抜いているところがあまりないんだけど、報道STATIONサイトの「きょうの報ステ」からカテゴリー別検索で特集を選ぶと出てくる5月25日付「これが日本のクラスター爆弾」にありました。記事に直リンできないんで、引用すると

久間防衛大臣は25日、「世界各国に迷惑をかけることはない。あとの被害が出るのも自国民ですから」と述べた。番組では、日本の陸上自衛隊が行った発射訓練を取材。

……ってことで。発射訓練はアメリカでやってました。

 まあ「海岸線が長いから必要」っていうのは、地雷廃止を渋っていた時に同じことを理由にしていたわけで、「地雷がわり」にクラスター爆弾を考えてるんだな、というのがよくわかる。イメージとしては「まきびし」に近いんですかね。
 防衛大臣にしろ、空幕僚長にしろ、「自国民」が死んでもOKです、っていうことをこれだけ堂々と言うようになったんだなー、というのはある種感慨深い。アメリカですら「敵国民はこれだけ殺せるけど、自国民に被害はありません」ってのが常識なのにねぇ。「防衛」大臣なのにねぇ。一昔前なら思ってても言えなかったよねぇ。最近そういうことが多過ぎる。

 それにしても「国民」ってつくづく数なんだな、と思うわけです。1人の個人としてではなく、1体と勘定される「数」。何万人死んだ中の「彼」も、たった1人死んだ時の「彼」も、「彼」を愛していた人にとっては同じ重さなのに。死んでしまう「彼」を少なくするためにということばは美しいけれど、「少なく」という「数」でくくられた自分たちはその時点で「人」ではなくなってしまうんだな、と。

 いやー、「日本はクラスター爆弾持ってるんですか!」ってびっくりしてる人が多かったのもびっくりだったけどね。北朝鮮のミサイル実験の時に「日本にはミサイルはあるんですか」って質問されて、それにもびっくりしたけど。まあでも、リマの会議で「日本の存在感」は示せたみたい。方向性を問わなければ(^^;)。

 そうそう、何で↓ の記事に「ドイツ車」がくるかな、と思ったら、「メルセデス」に反応したらしい(笑)。いろんなものがくるなあ。

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2007/05/12

掃海母艦出動の根拠

 表紙の写真をキャンプ・シュワブ沖をいく抗議のボートに変えました。ちょっと古い写真ですが、実際、「阻止行動」とはこのような船(ボートだよ)で行われています。


 情報はあまりありません。ニュースサイトをいくつかリンクしておきます。現地メディアでは一面トップだったりするようですが、あいかわらず全国メディアでの報道はないようです。

沖縄テレビ ニューストピック 記事直リンになりません。タイトルリストから「自衛隊掃海母艦が沖縄近海へ 07/05/11 」を選んでください。ニュース動画も見られます。

琉球新報 該当記事

沖縄タイムス 該当記事


 これらを単純に整理すると、こんなところです。

1)塩崎官房長官は、「海自は警備に加わるわけではない」「(海自隊員を)施設庁の身分として、事前調査に当たらせる可能性はある」
2)佐藤那覇防衛施設局長が警備を要請したのは、海保と県警である。
3)久間防衛相は「警護は考えていない」「調査は民間で十分」「先のことはわからない」「誰かがおぼれそうになったら助けてあげることだってあるかもしれない」(←救護出動?)。
4)ともあれ、掃海母艦「ぶんご」は、ダイバーや機材を載せて、11日の8時30分に横須賀から沖縄へ向けて出港。

 多少うがった見方をすれば、久間防衛相は「溺れる人が出るくらいの状況(反対派に対する鎮圧)を考えている」と言えなくもないかもしれない。

 掃海母艦というのは機雷掃海(と敷設)が主任務ですから、水中処分は本職ですな。公式サイトはhttp://www.dii.jda.go.jp/msdf/mf/bungo/jdsbungohp.html(←直リンにしないので、見たい方はアドのコピペでよろしく)。「ぶんご」は呉配備艦なのになんだって横須賀から出港しているのかがわかりません(横須賀配備艦は「うらが」)。

 で、結局出動根拠法は何よ? 軍隊ですから、出動するには法によるコントロールが必要です。自衛隊法条文はhttp://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO165.html(総務省)で読めます。官房長官らの発言だと「警護出動」だの「海上警備行動」だのにはしないようですから、あるとすると「機雷等の除去」(84条の2)? 「海上における機雷その他の爆発性の危険物」があるのか?

 あとは、これ。「土木工事等の受託」(100条)。「防衛大臣は、自衛隊の訓練の目的に適合する場合には、国、地方公共団体その他政令で定めるものの土木工事、通信工事その他政令で定める事業の施行の委託を受け、及びこれを実施することができる」。「教育訓練の受託」(100条の2)じゃねぇだろう。100条(雑則)はほかに「運動競技会に対する協力」「南極地域観測に対する協力」「国賓等の輸送」「合衆国軍隊に対する物品又は役務の提供」とあるわけだが。今回は事業者が防衛施設局なので、米軍への役務提供の範囲外だ。100条の「政令で定める事業」だが、「自衛隊法施行令」で定められているのは「防疫事業、医療事業(へき地について行なうものに限る。)又は輸送事業」(121条の2)、「土木工事、通信工事又は前条第二項に規定する事業」(122条)のみ。「前条第二項」ってのは、121条の2のことね。つまり「海中調査」は100条では適用できない。

 結局、根拠法なしの出動としかいいようがないんじゃないすかね。「演習」だとでも言い張るのかしらん。

 軍隊が法的根拠なしに出動することの意味の大きさ。
 万が一であれ、「自衛隊」がついに「日本国民」の「治安」に乗り出す可能性と、その意味の大きさ。

 それは戦後60年経った日本が、決定的な転換を遂げるということでもあるのだが。このことに想像が及ばないほど、ヘタレになっているとは思いたくはないのだが。

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2007/05/11

辺野古に自衛隊?

 9日の夜に「辺野古の環境調査に海上自衛隊導入」とのニュースが流れ、以来バタバタと。日テレのソースはこちらですが、いつまで見られるかは不明。日テレ以外でのソースは見つかりませんでした。10日の昼過ぎに、官房長官が「誤報」と明言したというのは友人から聞いたのですが、こちらのソースも見つかりません。

 本当に出すつもりだったのか、アドバルーンをあげて反応を見ようとしたのか、陽動だったのかはわかりません。

 法的根拠があるとすれば「警護出動」ではないかというのですが。「治安出動」は、事後承認とはいえ国会の承認が必要となります。でもその「事後承認」ってなんなんだよねぇ。出ちゃった後で、「仕事」しちゃった後で「承認できません」って言ったところで、後の祭りやろうが。
 それはおいといて。「警護出動」は2001年の自衛隊法の「改正」でできた項目で、「米軍施設等の警護」のための出動で、国会承認がいらない。
 「米軍施設の警護」……。まだ作ってないやん、辺野古。キャンプ・シュワブの警護なのか? カヌーから米軍を守る自衛隊……。
 
 それとも「海上警備行動」? 閣議承認ですむし。出動要件は「海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持」。原潜級の扱いやな。

 いくつか、関連サイトを。取り合えず、注目してみてください。
 「辺野古から緊急情報」携帯でも見られます。
 「おおかな通信」こちらも携帯で見られます。
 Yahooニュース特集インデックス

 国民投票法案は14日参議院可決、成立との情報が飛んでます。ヤフーではこちら。はあ。もう何もかも投げ出したい気持ち。今に始まったこっちゃないけど。

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2007/04/19

怒る時は怒る

 あああああもううううっっっ! 前回も木村王子のジークフリートですっかり気分よくなってたところにアンナが暗殺されたんだったよっ、と全然関係ないことで愚痴ってみる。そりゃアンナと伊藤さんでは私の中での位置づけがまるで違うから、あんな風にぐしゃぐしゃにはなりませんけどねっ。

 今日のニュースで気になったことをひとつだけ。NHKの特集の中であった「行政対象暴力」の件だ。とりあえず今のところ、「暴力団」ないし「暴力団系なんちゃら」に限ったように報道されているけれど、それがいつ何時、誰に振りかかるかわかったもんじゃない、ということ。VTRに出た市職員が「机を叩かれて怖かった」みたいなこと言ってたけど、私だって部長と怒鳴り合いをする時には机くらい叩きますがな(←普通の人はそもそも「部長と怒鳴り合い」はしないんだろうが)。
昨今は普通の団体交渉や自治体交渉ですら「きゃー、あのひとたちこわーい」イメージの刷り込みに閉口してるのに(余談だけど「ドナウ」の時はしみじみ思ったなー。今どき告発運動やってる団体なんて滅多にないのに)。野宿者にしろ、福祉関係にしろ、あるいは基地問題にしろ、自分の存在がかかってる時ほど、向こうの(木で鼻をくくったような)対応に、怒鳴ったり机を叩いたりしたくなるのは当然なんだ。そういう場面でいかに自分をコントロールするかということもあるだろうけど、とてもそんなことはできないようなひどい交渉現場なんてしょっちゅうだ。そのうち、こちらが「怒ってる」ということを伝えることすら、威力業務妨害に取られる自体になるんだろう(実際、なってるし)。そのためにこの事件が利用される可能性はすごくある。「日の丸強制」の嵐の中で命を絶った校長の事件が、彼の思いとはまるで逆の「国旗国歌法」推進に利用されまくったように。
 せめて「伊藤さんの死」をそんなふうに利用されないように。最近のマスコミはそういう自覚すらないから。

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2007/04/18

長崎で

 かつて本島さんが撃たれた時は、その発言をめぐって、私の周囲も含めて緊張でピリピリしていたし、テロの動機もその意味では明確だった。「長崎市長銃撃事件糾弾集会(リードイン)」で、私は司会者の1人として壇上にいたが、それが大舞台へのデビューでもあったので、妙に印象深く覚えている。すさまじく熱気のある集会で、記録は単行本になった(まだ売ってるよ^^; 「タブーなき言論の自由を」)。
 その年の夏、「日独平和フォーラム」の東京集会のスピーカーに本島さんに来ていただいた。この時初めて「対右翼警備」というものをやった。とにかくやたらと緊張した。同じ事務所の男性がいわゆる「右翼顔」だったので、あちこちでひっかかって往生していた。
 
 その後何年も経って、8.9の長崎に何度か出かけるようになり、現地で本島さんのお話を聞く機会もあったし、集会場などに1参加者として立つ姿も見かけた。年をとったなあ、と思いながらも、この人の、自己の体験から来る揺るぎなさというのもすごいもんだな、と感心することが多かった。そして集会を行っている爆心地公園のすぐ脇には、彼を撃った組織、あるいはそうでない右翼のワゴンが停まっていることもよくあった。

 今度の事件の目的が「伊藤市長を再選させない」にあることはわかるが、どうもしっくりこない。選挙戦が始まった後に、こんな方法でするだろうか? 暴力団幹部の59歳が。それにしても、銃規制が厳しいはずの日本で、暴力団の銃撃事件(いわゆる「出入り」含め)がごく普通に行われるのはなぜなのか。

 こうした場合、選挙は無効にならないのだろうか。少なくとも候補者の1人は選挙運動ができないわけだ。それにこのまま対立候補が当選したとして、それだって後味が悪すぎるだろう。

 とにかく、こんなことで命を落とすことがないことを。ヒロシマでは明日、緊急街宣だそうです(4月18日(水)17:00〜18:00 広島本通り電停前)。

 

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2006/12/03

たまには活動報告

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 世間的にはマリインスキー来日で盛り上がっているというのに(こればっかりだな)、この週末は空自小牧基地での「イラクからの撤兵」申し入れと「人間の鎖」(参加者が手をつないで基地を囲むというデモンストレーション)に参加。写真の川の向こうが小牧基地のはしっこ(滑走路や格納庫とは逆側)です。左手に見える水色の建物は、「空飛ぶ戦闘機」のペイントがしてあって、前から気になってるのだけど、何の施設かはわかりません。手前の川ではハクセキレイがのんびりしてました。

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 こちらの写真の金網の向こうの右側の方が小牧基地の渉外室長さん。奥の白い鉄の門が小牧基地の「正面ゲート」です。では前方の白い金網が何かというと……何なんでしょうね。教えて欲しいもんですよ、まったく。参加者が「鎖」をしている間に申入書を持ってきた各地の代表が申入書を読み上げて渉外の方に手渡す、というはずだったのだけど、とにかく室長さんたちが外に出てこないので、出てきて受けとるように説得するのに時間がかかってしまい、やむなくこのような状況で読み上げています。この写真は「鎖」が終って参加者が解散した後に撮ったので、ゲート前にいたのは3〜40人ほど。

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 で、こんな風に手渡すわけですね。やれやれ。今回の主催者は何度も小牧への申し入れを行ってきていますし、「身の危険」(笑)を感じるようなことはないと熟知した上での対応です。前のグループの申入書を受け取った室長さん(後の方)が、片手で(それもあまりにもぞんざいな仕草で)受けとろうとしてましたが、こちらの方はちゃんと両手で受け取ってました(笑)。品格とかいう以前の問題だよな。

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申し入れが終ったので、金網を解除した基地正面ゲートです。こちらの門が、最初の写真の後方に写っていたゲート。右手の歩道の下に小さなでっぱりが二つ見えますが、これが金網の立っていた位置。やれやれ。

 終った後はもちろん「交流」(^^)。北海道から広島までの各地の友人たちと、情報を交換しつつ楽しくお酒をいただきました。
 
 さっ、DANZAっ♪ 今日中に書けるかな?

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2006/11/26

表現する技術……てほどでもないが

 久しぶりにやってしまいました。長睡眠。金曜の午後くらいから、熱っぽいまではいかないのだけど、背中は痛いし、肩はバリバリだし、胸が焼けるしで、これは風邪かなーと思っていたのだ。で、どうせダンナは飲み会で遅くなる日だし、軽く夕飯を食べて9時前にごそごそと布団の中に。ダンナが帰ってきた時に「むーーーー」とうなったらしいが(←起こすからだよ)、その後夜中にもう一度ダンナに起こされて、ちょっと温かいものを飲んで、寝直し。次に起きた時は朝の10時でありました。目覚ましをかけてなかったら、きっともっと寝ただろうなー。久しぶりに12時間以上寝ちゃったよ。今日、ダンナ(土曜も出勤)が帰ってから「いやあ、トイレにすら起きなかったね」と自慢したら、「本当に死んだように寝てたからどうしようかと思った」と言われてしまった。それだけ寝られるというのは、よっぽど調子が悪かったんだなぁ(笑)。というよりは、「ドナウ」以来の寝不足が爆発しただけか。

 それで起きても爽快というほどではなく、やっぱり肩はバリバリなんだけど、とるものもとりあえずパレスチナ関係の学習会へ。「キャンプに太陽は届かない」をもう一度、今度は詳細な日本語シナリオ付きで見る。パレスチナのバラータ難民キャンプのドキュメンタリーで、ネット配信されていて無料で見られます。ファイルが大きいけれど、興味のある方はこちらへ(英語です)。「The sun doesn't shine in the Camp」がその映画です。その後、最近現地に入った人のレポート。とにかく若い(子どもを含めて)人たちのすさみ方がすごく心配であること。「キャンプに……」を撮ったグループでは「子どもにカメラを貸して、自由な題材で撮影をさせる」というプロジェクトをしているのだけど、そこで「自分の場」を持てる子どもは、違う表情になっていく。子どもたちの作品はこちらのサイトで見られます。多くの場合、若い人の心のすさみは未来の展望のなさを反映しているわけだし、「自分を表現できる場と技術」というのは、「しゃかりきに働く」ことさえ封じられている占領地の中では想像以上に重要なのだろうなあと思う。

 で。私たちはこうしてブログにせよそうでないサイトにせよ、日々「ことば」による表現をしているわけだけど、やっぱり難しいなと思うわけです。書いたニュアンスと同じように相手が受け取るとは限らない。自分としては笑いながら書いたものでも、怒っているように読めるかもしれない。ほんのちょっとした「!」や「?」で、思いがけず強い語調になってしまったりする。書き手も読み手も「気軽」なのがブログのよさなのかもしれないけど、難しいことにかわりはないなぁと。そう思うと顔文字((^^;)ってヤツね)の発達って、ある程度必然だったんだろうなぁ。少なくともニュアンスは出るから。私はあれが途中で改行されちゃうのがイヤなのであまり使ってないのだけど、あんまり(笑)とか(汗)とかが多発するのもうるさいし……。「orz」と「 。・゚・(ノд`)・゚・。 」だけは好きで使っちゃうんだけどね(笑)。

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2006/11/16

さあ、初日だ

 いよいよ明日から(もう今日だ)「ドナウの娘」本番。結局、初日と最終日に(←3日しかないのにそういう言い方も何だな)行きます。後藤っちの日も見たかったのだけど、さすがに自粛。美佳さんのフルールも見たかったな。期待と不安が半々くらいで、いろんな意味でドキドキです。今日も6時過ぎくらいに京浜東北線が止まってたし、そんな意味でもドキドキ。何事もなく会場に着けますように。

 で、いい加減にユキヒロモードから乗り換えねば、とジゼルの全曲など聞いてみる。と言ったところで行き帰りにヘッドホンで聞くだけなので、細かいところはわからない。とにかくヒラリオンの出で笑う、ウィルフリートがおろおろすれば笑う、狂乱の場でまた笑う(←普通笑うか?)、ヒラリオンが殺されればさらに笑う(←おい)。無茶苦茶不審な人になるので、電車で聞くのはやめた方がいいな。舞台で見る時はあんなにもらい泣きしたりするのに、思い出すと笑ってしまうのはなぜなんだろう。

 教育基本法、委員会通過。
 「愛国心」教育のいちばんの問題は先日の集会で西原氏が指摘していたけれど(非常にわかりやすい講演でした)、「愛国心」の中身を国家が決定することにある。つまり「自分の国は愛した方がいい」みたいな一般的な話ではなく、「こういう愛国心が正しい愛国心」ということを国が決めて教えるということ。例えば「君が代を心をこめて歌う」のが正しい愛国心で、「君が代をやめて新しいもっといい国歌をつくろう」というのは愛国心ではない。人々の思い描く「よい国」というのは様々だが、そういう多様性を認めるものではない。よく「左こそが真の愛国者で、右が亡国の徒だ」という人がいて、それはそれで「なんだかなー」(苦笑)なんだけど、少なくともそういう「愛すべき日本になるようにと思ってやってる」かどうかは関係なく、「国策に合うか」どうかが基準になる、ということだというのは押さえておくべし。うちら年寄りはともかく、小さい頃から「これが愛国心ですよ〜」と言って育てられちゃうのはすごくキモチワルイと思うんだけどね。「学校で教える」ってそういうことなのよ。

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2006/11/15

教育基本法、サイトいろいろ

 教育基本法について書くつもりだったんだけど、眠くてだめだ(苦笑)。

 なぜかチェチェン総合情報で詳しく特集
 ロシアも今年、すべてのNGO団体が登録制(政府に登録しないと活動できない)になるという暴挙をやってくれたのですが、8割近い団体(有名どころではアムネスティインターナショナルとか、国境なき医師団とか)が、再登録の許可が出ず、活動ができない状態とか。まったく。

 で、教基法改悪反対のでかいサイトはこちら。日曜日に7000人が集まった集会の主催枠。16日は2回目のヒューマンチェーンがあるけど、ドナウの初日なのー(笑)。

 ちょっと調べもの(?)があって、ブログになる以前の日記とか見ていたら、あの頃は(って2年前?)ちゃんと運動関係の報告記事とかマメに入ってるんだなぁ……。なぜこのような軟弱路線(笑)を歩むようになったかといえば、舞台を観に行く回数が飛躍的に増えてるのもあるけど、自分が逃避してる度合いも高いっつう気もするし。まあなんとかなるべー。

 あああ、すんごく眠い。明後日(もう明日だ)はドナウの初日。東バの公式ブログも更新。リハ風景ですね。ちっちゃいけど、例の緑の衣装を着た後藤さんが写ってますー。みんながんばれーーーぇ。

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2006/10/30

サイトのメンテをしました

 「舞踊館・BALLET」の表紙がどうしてもエラーで更新できない状態になったので、作り替えました。アドレスは同じにしてありますので、リンクを張ったり、ブックマークに入れたりしている人にも支障はないと思いますが(こちらで把握しているサイトさんには確認にいきました)、もしもうまくつながらなければ、申しわけありませんが再度、張り直していただければと思います。ご迷惑おかけします。

 サイトの中のリンクも全部張り直しだったので、ああああ、疲れた。マジに疲れた。全部直したと思うのですが、もしリンク切れや間違いを発見した方は、どうかご連絡ください。コメントでもメールでもオッケーです(メール先は左ブロック「HOME」から入った表紙にあります)。多分、作成ソフトをos9用から10用へアップデートした時に、何かバグがあったのではないかと思うのだけど、無料アップデート期間を過ぎてしまっているので、再インストールもできない状態。かといって、今さらまた1万も2万も出して買い直すのもねぇ。しばらくは、バグったページは作り直し(といっても、リンク直し以外はページごとコピーすればすむのだけど)で、対処しようと思います。ふうう。

 それで、と話は相変わらずフィードバックするわけだが、リンクを張り直しながらつい読んじゃったりしてね。おかげで無性に「ヒラリオンが見たいーーー」になってしまったりして(笑)。DVDになってはいるけど(で、私はこの収録の翌日の舞台を観て、完全陥落してしまったのだが)、毎回ニュアンスが違うし、もちろんジゼルやアルブレヒトが誰かによってもまるで違うし、でも最後は木村節炸裂の熱いヒラリオンだからねぇ。この夏、二回も見損ねたのが悔やまれる。友佳理さんとの時の、倒れたジゼルの髪を撫でる仕草とか、二幕のはじめのジゼルの墓にそっと身を伏せる場面とか、とにかくやさしいのだよね。

 まあそれはそれとして新村さんのヒラリオンも見たいので(←ちょっと立場不利かも)、スタダンのジゼルも行きたいのだが。時期的に年度末商戦に入りそうだけど、なんとかなるかな?

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2006/10/21

愚痴です

 ふう。風邪っぴきです。熱は出ないみたいですが、のどとくしゃみと鼻にきてます。みなさまもご注意をー。

 今発売されている「AERA」に、アンナ・ポリトコフスカヤの記事が出ています。先日の追悼集会を中心に、チェチェンニュースの大富さんが書いています。大富さんだから記事はきちんとしていますが、タイトルがおどろおどろしい感じなのがなあ……orz。編集部でつけたんだろうけど。

 欧州人権裁判所がロシア軍による市民殺害に違法判決を下すという、ちょっと良い(当たり前なんだけど)ニュースがあったと思えば、ロシア・チェチェン友好協会が閉鎖命令を受けたり。
 チェチェン総合情報に追悼集会の記事が出ました。その中の当日資料(PDFなのがちょっと……)の6ページ目に、彼女の本を翻訳していた三浦みどりさんの文章が出ています。この日紹介された様々な文章の中で、私はこれがいちばんしっくりと来ました。

 共謀罪は24日に強行採決の可能性、との情報が入ってきています。私たちは「極右政権」の下に生きている、という自覚はなかなか持てるものじゃないんだろうなぁ。安倍政権になって、案の定、いろんなことが走り始めているので、夜の会議も遅くなりがち。
 2回目の核実験はないとの情報、とのニュースも流れている。とにかくこれ以上の「悪いこと」を起こしてくれるな。アメリカが持ってるのは北朝鮮にとっては脅威だから、北朝鮮も持ちたい→北朝鮮が持ってるのは日本にとっては脅威だから、日本も持ちたい。どこが違うんだよ。相変わらず、「美しい国」の人々はこんなことしてるし。糖尿病の人も怒った方がいい。私は血糖値もコレステロールも足りないけど(こんな体形なのになー)。


 でも、頭の中はまだ木村さん祭りだったりする(笑)。でなきゃやってらんないぜ。「スプリング・アンド・フォール」が見たいな。今、むちゃくちゃ見たい。

 ああくそっ。明日も出勤だ。仕事はたいしたことはないのだけど、12〜1月に備えて有休を温存しとかなきゃ(笑)。

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2006/10/12

終わりではなく、始めるために

Pa0_0003 ポリトコフスカヤの追悼集会がありました。講師二人の話は面白かったし(こういう時に「面白い」というのは語弊があると思うが)、アムネスティの話もよかったけれど、以前も書いたように、「冥福は祈らない」「安らかに眠れとは言わない」「さよならは言わない」私としては、こういう「葬式モード」な集会はくたびれる。まあ、自分の流儀が他人と違いすぎるだけだということはわかっているので、文句はいわないけれど。こういう時は身近なほどに、そういった「不在」へ向かっての区切りが必要なのだろうなと思いつつ。

 林克明さんの話で心に留めておきたいことは、ロシアと日本の言論状態が、程度の差はあれ非常に似通っているということ。ロシアにおけるチェチェン報道と、日本における北朝鮮報道がそっくりであるということ。アンナの暗殺はショックではあるが、同時に日本の状況が心配でならないということ。

 ともあれこれを「終わり」ではなく「始まり」にするのは自分自身の責任であるので。3日前に集会を組み、2日前にインフォメを流し、今日の参加者は170人。TBSがずっとカメラを回していました。

 11月に、アムネスティなどの主催で、映画