2009/11/16

WOWOWの「ラスト・ジゼル」

 左ブロックのMy棚のタグミスを修正して、棚を3本にしました。上から本、DVD(バレエ)、DVD(映画)です。本やDVDにカーソルを乗せると出てくるひとことメモも、棚とかぶってしまっていたのをちゃんと読めるようにしました(かつちょっと増やした)。こんなことしてるから、リアルな本棚は片づかないまんまだよー♪

 さて、12月23日にWOWOWで放映される予定の「草刈民代最後のバレエ「ジゼル」」(詳細はこれ)ですが、ずっと気になることがありまして。
 リンクしたWOWOWの公式サイトによると、
・草刈の「ラスト・ジゼル」
・2009年1月に名門レニングラード国立バレエとの共演
の放映なんですよね。本当に民代さんの「ラスト・ジゼル」だったのは、31日の神奈川公演。当日カメラも入っていたし。

 「でもさー、やっぱコルプとやった東京公演なんじゃない?」
という声もありまして。うん、そりゃやっぱ「東京」で「コルプ」って来るよねぇ、普通……。

 といいつつ、やっぱり気になるワタクシ。マールイの全幕舞台が映像になるのはすっごく久しぶり(って、日本では多分98年組入団以来初めてではっ?)なので、加入して見ることに異存はないけど、力の入り方がちがうよねぇ……。

 そんなこんなで、意を決してWOWOWの「お問い合わせフォーム」からお問い合わせしてみました(←極度の電話ギライ)ところ、お返事をいただくことができました。出前迅速だぜ、WOWOW!
 

2009年1月31日 神奈川県民ホールにて収録した公演をお送りする予定です。

 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

 電車の中で小躍りっ(笑)。

 1月31日のキャストです。

 ジゼル*草刈民代 アルベルト*シヴァコフ ミルタ*シェスタコワ ハンス*ペトゥホフ
 ペザント*ヤパーロワ&ヤフニューク ベルタ*クズネツォーワ
 バチルド*モストヴァーヤ 公爵*ブレグバーゼ 従者*オマール
 ドゥ・ウィリ*カミロワ&グルホワ 指揮*ドルゥガリヤン

 かなりいいメンツでしょ? ハンスがツァルでないのはちょっと残念ですが、この日は脇がみんな「おまいら、ほんとに……(ノ_-。)」ってくらいやりたい放題だったし、ペザントはラブラブだし、バチルドは「やっぱりこっちにする!」っていいたいくらい可愛かったし、父っつぁんはウィスキーのラベルの人だし、正直このシーズンで初めて「やっとマールイの舞台だよぅ(ノ_-。)」というくらい楽しい舞台でした。それも主役二人の熱演あってこそ、でもあって、終った後はすっかり呆けて山下公園をさまよいましたよ、ワタクシ。

 この公演の前、民代さんのバレリーナとしての最後の舞台になるプティ・ガラの発表の時には、「長いつきあいなんだから、シヴァだって呼んでくれてもいいのにー」などと思っていたのですが、この日、カーテン前のコールで民代さんをエスコートして上手に歩いていくシヴァコフの、満足げで誇らしげな横顔を見ながら、「あ、これでよかったんだ」って思ったんですよ。これが彼と民代さんの「卒業式」なんだな、これ以上何を踊ったとしてもそれはきっと「蛇足」になるだろうな、と。

 まあ、撮影・監督が周防さんなんで、カット割りにはだいぶモンクをつけそうですが(笑)、それでもこの日の舞台が映像で残るのは本当に嬉しい。WOWOW、ありがとー!

 さて、CATVに電話して、12月だけはWOWOWに加入しなくちゃ(^^)。12月は映画「バレエ・リュス」もあるしな。

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2009/11/12

ギエムとカーンのテキスト

 NBSも東バもどっちの公式も更新が早くて、もう追っかけ切れてなかったりします(T_T)。

 で、年末のギエムの「聖なる怪物たち」のセリフ部分がNBS公式にあがりました。実際は英語で話され、字幕がつくのだそうですが(「リング」の時みたいになるんですかねぃ?)、字幕に集中しすぎないで表情なども観て欲しいというギエムからの要望だそうです。「こんな風にしゃべります」という舞台の動画(サリーのくだり)つき。英語と対訳になっています。

 こういうのは助かりますよねー。もちろん当日も紙で配られるかもしれないし、事前にもらったところで覚えられるわけではないんですが(笑)、「なんとなくこんな内容」程度でも、たとえば電車の中で読みながら会場に行ければ、着いてからばたばたしてて「読むの忘れたっ!」ってならずにすむし(^^)。

 8月の「ルミ」の中のセリフも、キャスト表に出てはいるんだけど、それがあのセリフだと気づかなかった人もいたみたいだし。何もかも載せる必要はないけれど(例えばあの時のMCは載せちゃったらネタバレだもんな)、そういうポイントになるところは欲しいですもんね。

 で、セリフの方ですが、かなりパーソナルな内容なんですね。本当に二人の「おしゃべり」みたい。先日放映されたドキュメントをもう少しきちんと見ればいろいろわかるのかもしれないけど、そうするのももったいないかも。

 特に第6景の「エマーヴェイユ」についてギエムが語るのがとてもいいんです。このカーンの問いかけの後に続く彼女の踊りはどんななんだろう。
 
 特設ページの方のMOVIEがずっと白いままなので、うちのブラウザでは見られないのかなと思っていたら、動画の始めの場面が白いだけで(笑)、クリックしたらちゃんと見られました。やっぱり好きだな。今回は1回しか見ないつもりなんだけど。だって12月も後半だし、マールイ来るしさ……。

 東バの方。あの人形、ぢつは結構好きなんだよな。で、「高橋さんがピエロ?」と思って確認したら、マイキャストの方は高橋さんがピエロなんだなぁ。全然気づいてなかった……orz。すっげぇ楽しみ。

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2009/11/01

くるみ三昧。

 そんなこんなでダラダラとした日。ダラダラというより寝てたな、ほとんど。

 とはいえ、ヒメの植替用の土を買いに行ったので(←やっぱり再植替決定 T_T)、結局ぴあSTに寄って松山の「くるみ」買っちゃいました。5日の府中、A席。ここは出演人数が多いので、やっぱり2階じゃないと。倉田さんも見てみたいなと思いつつ、やっぱり森下さんを見ておかないと、と思ってしまうよなぁ。
 なんで5日をよけてあったかな、と思ったら、4日の名古屋に未練があったらしい(笑)。どうせ金曜じゃ休めないだろうし、ドロさんじゃないだろうしな。20日はギエムを取ってあるし、さすがにギエムと松山のマチソワは頭が混乱しそうだし。23日の夜は「チェック編集委員会」としての最後の忘年会になるんだろうしなぁ。それにしても12日の横須賀ならまだ席がいいかな? なんでよけてあったかなーと思ったら、まだ岩国に未練があるらしいよ(笑)。こっちは8割がたドロさんだろうしなぁ。うむむ。

 というような葛藤を経て、5日。松山のチケットシステムはCNなので、事前に席番がわからないんですよねぇ。せめてブロックがわかればなぁ。

 えーと。検索ワードから推測するに、昨日の川口のドロッセルマイヤー役を探してらっしゃる方がいらっさるようなんで、軽くキャストを。

 マーシャ*スヴェトラーナ・スミルノーワ 王子*ヌルジャン・クリバーエフ ドロッセルマイヤー*ヴラジミール・ドロヒン
ネズミの女王*ユーリア・イリイナ くるみ割り人形*ミハイル・アニシモフ
スペイン*リュドミーラ・ミズィノーワ、アンドレイ・ギジマ アラビア*アンナ・イグナチエワ、ヤン・ナム 中国*アナスタシア・シマコーワ、アレクセイ・イワノフ 葦笛*ナタリア・ズロービナ、ワシリー・バルディン ロシア*ナタリア・イヌシキナ、エゴール・イワノフ

 ドロさんによるドロさん(^^)。ルダコさんは同行してません(つか、アレ全部踊るのはルダコさんじゃ無理かと)。眼帯はなしです。

 昨日書き落としたことで特徴的なことといえば、ピエロ・コロンビーヌ・ムーア人の人形が出て来ないところでしょうか。かわりにネズミクイーン、くるみ割り人形、お姫さまの3人によって、ドロッセルマイヤーの甥っ子がネズミクイーンの呪いによってくるみ割り人形に変えられてしまう由来話が踊られます。ワイノーネン版で人形芝居(ネズミと王子と姫の話)をする場面はドロさんのソロになってます。

 全国日程はこちら。東京では8日(日)の保谷が狙い目かも。2日(月)の「はしもと」は相模原。京王相模原線の橋本だったんですね(気がつかなんだよ)。それにしても8日に保谷で10日に佐賀ってのもタイトだなぁ。4日の壬生は栃木(東武宇都宮線)です。京都かと思った(笑)。

 ドロッセルマイヤーの甥っ子の呪いの話はこちらの絵本を(^^)。
 

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2009/10/31

アカデミーのくるみ

 昨日気づいたこと。川口リリアなら、会社を定時ピッタリに出れば6時半開演でも間に合うかも。ただし、トイレと夕飯とプログラム買いを休憩時間に持ち越せば、ですが。つか、間に合いましたよ(笑)。ペトゥホフさんのプレトークに。昨日はトークが45分くらいに終ったので、そこから7時開演までの間にいろいろと済ませられました。

 残念なことに、モトゾフくんは来日してませんでしたよ(T_T)。彼の中国が楽しみだったのになぁ。そしてダンサーリストの中に、燦然と輝く「アナトリー・シードロフ」その人の名前が!!

 ……シードロフ先生、ダンサー枠での来日とわっ! Σ( ̄ロ ̄lll)ビックリ

 偉い人のところに名前がないから来てないのかと思っちゃいました。昨日は出てらっしゃらなかったのですが、マーシャのおじいちゃんとか、クールラント大公とかあたりで出るおつもりなんでしょうか。……同姓同名の別人だったらどうしよう。

 米沢のアルブレヒトことユーリー・ミローフくんはプロフが挟み込みになってました。98年ワガノワ卒なので、シヴァたちと同期でしょうか。タッチキン→エイフマン→ときて、07年からサンクトペテルブルク・アカデミー・バレエの客演ソリストだそうです。ダンサー名簿には載っているので、急遽の来日というよりは急遽の主役だったのだろうか。昨日のくるみには出ていなかったようです(残念)。

 えーと。舞台の詳しいことはまた別にするとして、昨日はマーシャがスミルノワ、王子がクリバーエフ。この二人がとってもよかったです! スミルノワは、本当にかわいらしくて(後ろのお嬢さん達が「あの子、高校生くらい?」とか話してましたが、ワガノワ卒です ^^;)、きらきらでした。回転から降りるときにいつもちょっと違和感があったな。何かのクセなのか。ジュテがとてもきれい。クリバーエフは例の「甲冑がものすごく似合わない人」ですが、これが本当に「幸せな王子」そのもので。常に「みんな、今日はぼくたちのためにありがとう!」オーラがみなぎってました(でもそれがイヤミじゃなくて微笑ましいのさ)。こんなに幸せそうな好青年を見るのは久しぶりで(笑)、それだけでも幸せでしたよ(^^)。

 元マールイのペトゥホフさんが、アカデミーの監督になって初めて着手したのがこの「くるみ」だそうで、テイストはマールイの版にとても近いです。ドロッセルマイヤーの造形もとても似ていますが、もっと超絶技巧の嵐。すごかったです。ネズミの王様は女性です(衣装はほかのネズミ同様のタキシードっぽいヤツ)が、そのねちっこい感じが若いカラボスといいますか、とても場面に似合っていました。ネズミっつうより猫っぽかったかな。くるみ割り人形は、王子と背格好の似た男性ダンサーがお面をつけて。こちらも人形振りを含めて、かなり踊ってました。個人的な見どころとしては、マーシャのおじいちゃん! 孫大好きっぷりがサイコー。

 「親子まつり」の時と違って子役はなし。なので、2幕の葦笛もふつうにPDD。ディベルティスマンの振付は、アラビアと中国は好きだな。トレパックもこれはこれとしていいんだけど、スペインと葦笛が微妙(笑)。花ワルは……うーん、な感じかも。コールドは雪・花ともに16名だったのでは。花はそれに男性が4人つきます。リリアだとジャストサイズですが、大きな舞台だと淋しいかも。どちらも本当に揃ってないですが(笑)、そういうことは気にしなくていいや、という気になるくらいの勢い……はあります。少なくとも雪は勢いだな(笑)。

 プレトークでペトゥホフさんが、「アダージョは真ん中ではなく最後にあります」と言っていた意味がよくわからなかったんですが、本当に最後にありました。花ワルに王子とマーシャがかなりからむんですが、この花ワルがアダージョの役割なんですね。それから王子のヴァリ、マーシャのヴァリ(金平糖)、コーダ、グランワルツときて、最後にアダージョになります。これがね、意外と切なくてよかったんですよ(ノ_-。)。松山版でいう「別れのアダージョ」なんです。マーシャがチュチュじゃなかったのはちょっと残念なんですが、これはラストの演出とのからみもあるのでしょうがないかな。

 ペトゥホフさんが「子どもにいっぱい見て欲しい」とおっしゃってましたが、まさにそういう舞台でした。語弊を承知で言えば、いわゆるバレエファンよりも、親子連れやカップルや老夫婦や、バレエをあまり見たことのない人が来てくれて、「バレエって敷居が高いと思っていたけど、きれいで楽しかったわねぇ」と思って帰ってくれたらいいなあ、と。
 
 レポはレポとしてまた。
 

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2009/10/28

ペトさんとこ、来日

Img_1043

 ……えーと。確か工芸作家の工房の裏に干してあった材料かと。

 ペトゥホフさんところこと「サンクトペテルブルク・アカデミーバレエ」は無事に来日し、新潟・米沢と公演が行われたようです。招聘元のアルスさんのところに米沢でのジゼルのレポがあがっています(こちら)。
 覚えのある名前は、ジゼルのイサエワだけなのですが、イサエワって前回オーロラを踊ったあの若い子だよなっと。アルブレヒトはユーリー・ミローフ。前回来なかったと思うのでどういうダンサーかはわかりませんが、名前はミロノフ先生を彷彿とさせるな(笑)。あとは誰が来てるんだろう。ジゼルだと男性ダンサーはあまり出ないから、よくわかりませんね。まあそういう理由でジゼルじゃなくてくるみにしちゃったぢぶんもぢぶんなんだが……しかし、コールド、少ない?

 矢内原忠雄に引き回されて残業。帰ったら11時だよ……orz。金曜日、そんなこんなの「くるみ」なんでがんばりやす。それまでにバヤを終らせる野望はどうにもならなさそうだけど。

 
 


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2009/10/25

NYCBアップした……と、ギリシャつけたり

 そんなこんなな時になんですが、舞踊館NYCBのBプロをアップしました。まあブログをちょっと引き伸ばした感じ。座席の「3階上手バルコニー中ほどのいちばん中より」ですが、立ったり座ったりがコワイのに加えて、自分の前の手すりで上手前方がやや死角になります。位置的にはラジャがチェスを打ったりとか(笑)、ロットバルトと王妃が並んで座ってるあたり。今回のような演目やガラなら気にならないですが、場所を広く使う全幕だと気になるかもしれません。

 結局、次のギエムの番組が終ってから、確認がてらリピっちゃいました(合間に↑の作業してたり)。今回はカメラワークがわかってるから(……わかってても 。・゚・(ノд`)・゚・。 な場所もあるんだけど)、あまりじたばたせずにゆっくりと。今はテレビが15型ブラウン管だけど、横長のテレビやパソコンでみたらフレームアウトしてないかも、とか思う余裕が出たりして(←前にDVDでそういうことが)。

 ああでもやっぱり、すごく引きの画面でも、腕のあの美しさは十二分に(ノ_-。)。「若者」の横S字とか。それだけに、舞台の両側から手を延べ合う場面で後藤さんしか映してないあの撮影センスは許せん。あそこは両側映さないとーーーー 。・゚・(ノд`)・゚・。

 

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放映終了……ではないが。

 ああ、終った終った。まだ「役人」やってるけど、これは「芸術劇場」でやった時に録ってるし、今も録画は続行中だし。ギエムのドキュメンタリーとの間が1分間しかなかったから確認してないけど、両方捕れてる(←おいおい)はず。直前の番組で「地震速報」が入っちゃったので心配してたけど、それもなかったし(震度3で速報出さんでも、って思っちゃったよ)。

 パ・ド・セットに乾さんがいなかったのがちょっとショック。ハサピコのバックも周藤くんはいたけど中谷くんではなかったような。それにしても「ハサピコ」なんであんなにヒキの画面が多いんだー(ノ_-。)。「若者」(PDDじゃない方)はあんなに寄ってたくせに。
 オープニングは位置的に映ってないだろうなあと思ったら、案の定、あっという間にフレームアウトしていっちゃうし(頭かくして……の状態に)。ラインダンスはギリギリ入っててホッ。容赦のない脚のあげっぷりだ。
 舞台で観た時には「今日の木村さんはのってるなー」と思ったけど、こうして映像で見るとちょっとてんぱってるかも。イーシャンテンくらいには(笑)。

 「役人」の時もそうだけども、二人が離れてユニゾンしてる場面は、ほとんど片方しか撮ってないんだよね、ここのカメラ……orz。同じ振りだから1人でいいや、とか思ってるわけじゃないと思うけどもさ。どうもここのカメラマンとは相性が悪いらしく、「ボレロ」も入れた3作品とも、「そこヒキじゃねえだろ」「そこ寄るとこじゃねぇだろ」と言いっぱなしですわ。ははは。ぢぶんの見る場所がまちがってるんだろうなぁ。

 明日、チャプター入れしながら見たら、またちがった気持ちになるかしら。

 えーと。ギエムのドキュメンタリーの方は、07年冬の東京公演の「白鳥」2幕(王子はニコラ)から始まって、「エオンナガタ」の製作過程が中心ぽいかな。「聖なる怪物たち」「Push」が割りと長く入っていた。公演のみならず、日本での場面が結構多かったです。

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2009/10/24

こんやのうぃーくえんどしあたー

 とかなんとかやってるうちに、今日(24日)の深夜から明日(25日)の未明にかけて、2月のベジャールガラと、ギエムのドキュメンタリー2本が放映されます(こちら)。

 もちろん、3月の地上波放映の時に落とされた「ギリシャの踊り」(ここ)が最優先ターゲットなわけですが、NBSのサイトによるとその前のギエムのドキュメンタリー「限界への挑戦」(これ)の方では、ベジャール追悼のヴェルサイユ公演(例の野外ステージでのボレロ)や日本公演の映像も入っているとのことです。07〜09の日本公演といえば、「ボレロ」と「Push」と「Two」かな。「白鳥」の2幕もちょっとやったか。あと「優しい嘘」だったかな。09年3月までのドキュメンタリーなので、フェスは入らないですね。

 ちゃんと録画できますように。拝む方向は目黒でいいのか?(渋谷だって同じ方向だけどさー)

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 ギエムって、ぢぶんの中ではちょっと鹿のイメージなんですよ。……これは若すぎですけど。って、いつどこで撮ったんだ、これ(つか、その話はいつ書くんだ。そして、写真のリサイズ作業はいつ終るんだ。さらに、何枚写真撮ったんだよ、ぢぶん)。

 ついでのように。東バ公式のトップはくるみに模様替え。ドロさんの写真はいつものゾロ仕様。まあいつも使われてる写真だと、ゾロかスネークマンショーか、という感じではあるんですが。ブログの方は宮本さんの稽古場レポ。ドロさんがムーディです。
 あ、そういえば「ベジャール……」の映画のBBLのレッスンシーンで、例の「カブキTシャツ」(セット券の付録だったヤツ)を着ているダンサーが1名(^^)。誰だったんだろ。

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2009/10/23

そしてバレエはつづく

 無事休みを取って何をしてたかというと、この映画です。いつの間にか公式サイトができてました。最近そればっかだな。

 「ベジャール、そしてバレエはつづく」

 イ誌のSちゃんが「綾瀬川さん、こういうの好きかと思ってー」とプレスの試写状を送ってくれたのだけど、届いたときにはもう5回の試写のうちの2回終ってたっていう(^^;)。3回目は中国から研修生の来る日で、ようやく4回目の今日見ることができました。Sちゃんありがとー♪ 好きかと思ってレベルじゃなく好きっすよ(そして原稿はつづく……なのか?)。

 場所は新宿のTMシアターという試写用の30席くらいの会場。入口がわかりづらくてうろうろしてたら、やっぱり試写状を持った人がうろうろ探してて、「あ、あの人についていけばいいのか!」って……迷子になってる人についてっちゃダメだろ、ぢぶん。

 映画の方。あまりたくさん書いてしまうと、楽しみが減ってしまうと思うので少しだけ。

 監督のアランチャ・アギーレはスペインの女性ですが、彼女自身が80年代にルードラで学んだ経験を持つ人。映画の仕事を始めた時からベジャールのドキュメンタリーを撮りたいと思っていたそうです。そしてベジャールの亡くなった後、マドリッドでのBBLの公演を見、カンパニーの“危機的な状況”を感じて、この映画の撮影を決意したそうです。「彼の生涯をドキュメンタリーにすることではなく、指針を失い躊躇し苦しんでいる時のダンサーたちの努力を映し、彼らがベジャールの名のもとで最高のものを出し続けていくことを証言すること。それこそがベジャールに対してのオマージュだと思ったのです」と。

 2008年12月。オペラ座でのジルのアダージェットから映画は始まります。そこから、ジルが振り付けた「アリア」のワールド・プレミアまでの1ヶ月を、レッスンとインタビューを中心に記録したドキュメンタリーです。つまり監督の言葉通り、これは「ベジャール亡き後のジル、そして彼が率いるBBLのドキュメンタリー」。「80分間世界一周」を中心にベジャールの作品、そしてもちろんドンの映像も挿入されますが、中心はジルと「アリア」のリハーサルになります。


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2009/10/19

川口のペトゥホフさん、チケとり

091018_11580002 現在のヒメです。ちょっと暗いけど。鉢が大きくなったら、重さが倍くらいになった(T_T)ので、今まで片手でひょいひょい外に出してたのが「よっこらせ」になりつつあります。まあ、これからは越冬体制に入るので、それほど外には出さないと思いますが。鉢の大きさが違うので、水の分量もまだよくわからないし。うまく年を越せるといいなぁ。
 
 さて、いちかばちかって感じですが、ようやくペトゥホフさんちの川口公演(くるみ)のチケットを取りました。7時開演なので上野6時半よりは余裕があるし、なんとかなるだろー。会社からならゆうぽうとよりは全然近いしな(T_T)タブンシブヤヨリチカイ……。ペトゥホフさんのプレトークには間に合いそうもないけれど。
 いやもう、今月まだ半分しか来てないのに、ちょっと計算してみたらすでに岩国行けるくらい残業してました。嬉しかねぇよ(ノ_-。)。有休あと36日残ってるのにいつ取れるんだよ(3月まで)。

 ま、愚痴はさておき。

 以前から、eやぴあで何度か検索かけてるのに出て来ないなーと思っていたら、こちらは「サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ」なのですね。ずっと「サンクトペテルブル“グ”」で検索してましたよ(ノ_-。)。だってそれでも光藍社系のところはヒットするからさぁ。疑ってなくてさぁ。

 招聘元のアルスさんのところでチケットを取ろうかと思ったのですが、ネットではメールフォームによる申込しかできないようなので、それじゃあ席がわかりませんがな、ってわけで土曜にぴあSTまで。例によって座席表見ながらあれこれして、結局サイドの三角形のところか、25列めあたりか、ってことだったので、ちょっとパス。家に帰ってからeを見たらこちらは2列め(^^)。「くるみ」全幕ならそれよりサイドの方が? てんでローチケに回ってみたら、こちらはぴあよりも後ろのサイド席。じゃあホール直接ならどうだってわけで回ってみましたが、予約完了前に座席が確認できるのかがいまひとつわからず終い。

 という一夜を経て、ホールのチケットセンターに電話してみました。そしたらほどほどの列(最初の横断通路のちょっと後ろ)のサブセンターがあったので、そこで予約。2階最前列とバルコニーも残ってたので結構迷いましたよ。そして、ネット予約では事前に席が確認できるのかを聞こうと思っていて、迷ってる間に忘れました(^^)。
 センターブロックも、まだ最前列と20列めあたりならあるそうです。最前列が残ってる辺りがなんとも妥当な感じ。

 で、アルス東京さんですが、ブログもちゃんと開設されてました(こちら)。来日ソリストの紹介などもされています。スミルノーワのレパートリーにある「タリオーニの飛行」(ヤコブソン振付)てのが気になるな。どんなんだろう。

 ともあれ、モトゾフくんとペトゥホワちゃんが来てるといいなあ、と。ハイライトだった去年の親子まつりのくるみとどれくらい違うかも楽しみだな……って、前回ルダコさんしか見てないやん、ぢぶん。新たな気持ちで見るか。

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2009/10/17

くるみの音楽とか

 NBSのサイトに「くるみ」キャンペーンでコジョカルの動画があがっています。フェスの「コッペリア」で、アダージョの長バランスのところと、ヴァリの最後の方。2分足らずの短い映像ですが、コボーとのラブラブっぷりもうかがえるかと。

 新しいiPodは機種は同じなんですが、イコライザーの設定などを控えてなかったので、同じ曲を聴いていても「お、こんな音が入っていたのかー」とか「こんなサブメロが入ってたんだなー」とか、日々発見があったりして。単に忘れてるだけかもしれないけどな。

 というわけで、ちょっと「くるみ」など聴いてみたりもしています。ぢぶんの持っているのは、例によってゲルギーのコレ。

 輸入盤の方なので、ジャケはカワイイわんわんですが。

 曲によって浮かんでくる情景はさまざまですが、多くの曲でぢぶんの中の「情景」がベジャール版になっていることに、ちょっと驚きます。クララと王子の最初のPDDなどは、もう美佳さんの美しい母しか思い出せない(高木さんのもだけど)。魔法の始まりの場面の音楽も、どうしたってモンローと光の天使だし、12時の鐘はフェリックス(^^)。

 埋もれがちだけれど大好きなのがドロッセルマイヤーとクララのPDD(あるいは+くるみ割り人形)の音楽。フランツが突っ込んできてくるみ割りを壊しちゃう辺り。全編を通しても、かわいくてやさしい音。ゲルギー盤だとここから舞踏会の終わりのワルツ(おじいちゃんの踊り)までが1トラックなので、抜きで聴くのにはあまり向かないんだけども。

 2幕冒頭の音楽も大好き。ここも音の美しさを教えてくれたのはベジャール版。くるみ割りの音楽というとどうしても2幕のディベルティスマン+GPDDと1幕の序曲とマーチっていうふうにイメージされがちなんだけど、つなぎの音楽ひとつひとつがむしろ美しくて、結構1幕が好きだったりするんですね。

 今年も東バとマールイのは行くけれども、ペトゥホフさんちのと、できれば森下さんのをもう一度見たい。森下さんの方は12月の末で、もう日程的に何が何だか判らない時期なんだよなぁ。どうしたものやら。

 MY棚に、いせひでこさんの絵の「くるみわり人形」の絵本を追加しました。昨年載せたものではありますが、まあシーズンだし(^^)。いせひでこさん、大好きなんです。現役編集者の時代に会えなかったのが心残りだ。

 ついでながら。「バヤ」の影の王国で、「頭にブラジル国旗の人とか思い出したらどうする?」などと言い合っていたのですが、ぢぶん的には「最後の1人がボーイスカウトの衣装を着た十市さんだったらどーしよう(T_T)」でありました。

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2009/10/16

リンク集追加/くるみとか

 というわけで、14日付けエントリのコメントにありますように、リンク集にMIYUさんの「名作ドラマへの招待」を追加させていただきました。MIYUさん、ありがとうございました。うちのリンク集が役に立ってるかどうかはアヤシイですが……(汗)。

 さて、東バ公式の方は横須賀公演とくるみのリハ。くるみのキャストはもうスケジュールページの方にアップされていますが、5年ぶりのワイノーネン版とて初役多数、という感じです。
 ……5年前といえばまだ木村さんのファンになって1年もしない頃で、「ドロッセルマイヤーはいつでも見られるよね」なんて1日しか行かなかったんですよねぇ。その時はドロッセルマイヤーとスペインで、別の日はドロッセルマイヤーと花ワルのソリストだったんだけど、結局花ワルは見そびれちゃったなぁ。ちょうど見始めた頃が役の切替時だったようで、いくつかそんな風に「タイミング的に見られなかった役」というのがあります。今だって働き者だけど、前のように「トリプルビルの全部に出てる」ってことはないからなぁ。いや、それが正しいんだけどさ。それよりも長く長く、舞台に立って欲しいもんなぁ。

 てな、述懐はおいといて。

 クララの母で井脇さんが舞台復帰。5年前は由賀子さんだったんですねぇ。そういう引き継ぎもアリなのか。父の武尊くんとの並びはどうかな? なんかすごく武尊父も似合いそうだ。前回は森田さんのポジション。
 フリッツは今回から男性ダンサーに。ぢぶんが見たときは乾さんだったんだなぁ(覚えてない ^^;)。佐野さんだった時もあったような気がする。ピエロの横内さん、ムーア人の小笠原さん、中川くんあたりが「そうきたか!」かな。
 ディベルティスマンは初役の嵐。乾さんと木村さんの並びは久しぶりだー♪ 高木さんのアラビアも似合いそう。大僧正とガムザのペア(笑)。あ、奈良さんのスペインもそうか。ロシアは田中さんと阪井さん、松下さんと小笠原さんのダブル。田中さん、松下さんと小笠原さんの両方と組むのか。……ここのロシアがどんなだったか覚えてないんですが、田中さんと小笠原さんの組み合わせというのがイマイチ想像がつかない。男性は毛皮の帽子だけど、女性はあのロシア式のしずくちゃんみたいな帽子だったかな? 似合いそうな気がするんだけども。あとは最近いい感じの矢島さんが花ワルのソリストに入っているのも楽しみ。

 ……やっぱりドロッセルマイヤーは、名古屋が後藤さんで岩国が木村さんですかねぇ。東京で足りなかったら名古屋くらいなら……と思わなくはなかったんだけど、うーん。

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2009/10/15

光藍社DM来る。

Img_1011 

 光藍社さんからDMが来ました。3枚組で、1枚はまるまるマールイ(あ、なんかカワイイ)。1面が「くるみ」と「くるみ」の解説。1面が「白鳥」と「スペシャルガラ」。ガラの写真構成がえらく妙なことになっていて、特にアリ、あんたどこに……。中面見開きは「今回のみどころ」そのほか、公演要綱とか。ちなみに芸監はルジマトフのまま。まあ、間に合いませんわな、あのタイミングでは。

 ガラを含め、キャストの新しい情報(地方公演とか)はありません。1月8日の「バヤデルカ」のD席が完売になったそうです。Dのみってのがオーチャードらしい微妙さというか。

 ガラの解説が前回どれほどついていたか覚えてないんですが、ゴルスキーの「トンボ」とメッセレルの「春の水」は今度の芸監のメッセレル(ミハイルでしたですね)が復刻とあります。「春の水」は「よりダイナミックに生まれ変わった」とあって、演目の脇にも「新作!」マークがついているんですが、前回までのレパートリーとはちょっと変わっているというところなんでしょうか。
 「トンボ」の方は相変わらず謎ですが(^^)、「アンナ・パヴロワが世界各地で踊った」とあるので女性ソロなのかな。モガ風の女性の写真がそれかなぁ(モガ風って……)。
 でまあ、「今回もサプライズを用意とか」とか。へー。
 とりあえず、白鳥の方はこの段階ではボヤルチコフ版です。

 キエフの方もキャストの新情報はありませんが、着々と「残少」席が増えつつあります。マツァークのオーロラの写真があって、これならちょっと見てみようかな? と思ったのですが、平日にオーチャード18:30は無理だわいな……。「眠り」は7時からってわけにいかないもんねぇ。

 あとはウィンナワルツとか、スラブの魂とか、聖夜のトランペットとか、ラグースとか、ドラマチック3大協奏曲とか、コルソ・ウィーンとか。

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2009/10/14

バヤ日記も終わり…

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 これはまた別の境内で。かりんか何かかと思ったけど違う気がする。なんだろう……。

 バヤの制作日記も最終回がアップされました。淋しいなぁ。5月から34回。楽しかったです。ありがとうございました。最後は例によってカテコの立ち姿などを後ろから。そういえば、ラジャの右腰のところにでかいしっぽ(白房)がぶらさがってるのに、横須賀で初めて気がつきましたよ。今まで何見てたんだ、ぢぶん(てか見ないか、そこまで)。あれは刀についてる装飾なのかなぁ。

 でもね、「再演の日を楽しみにお待ちください!」ってありますけん。早いとこ、よろしく! ……てことで。

 以前もベジャールの「くるみ」の時だったかな? 「毎日1枚写真シリーズ」とかありましたよね。今度は「シルヴィア日記」かなあ、とかちょっと期待してみる。舞台写真プレゼントもそろそろまた、と思ったり(←マイキャストの時は期待したのになぁ)。

 公式のトップの方もおっつけ「くるみ」に差し替えになるんだろうな。ちょっと淋しいけど。リハ写真、好きなんですよね(その方が写りがいいしな ^^)。携帯の方はトップ写真がランダムにあがってくるので、ちょっとおみくじ気分だったり(笑)。……いっそ「大吉」入れてみたらどうだ、とか。

 ……何いってんだか。

 「dance cube」に早速26日の評があがってます。木村さんの白衣装の写真は初めてじゃないかなぁ。横向きだけど。あとは「インド人もびっくり!」(←いつの生まれだ)の高岸ラジャとか。松下さんのブロンズ像とか。3幕の暗い青を基調とした背景に、あの金がすごく映えるんですよね。カテコだけ、初日のマカロワ入りの写真。

 ほかには西島さんプロデュースのニジンスキーガラとか。シェヘラザードの西島さんがすごく「気持ちいいーー」な顔です(^^)。

 今月はすでに残業モード。月末はペトゥホフさんちのくるみを観たいんですが、いけるかどうか。

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2009/10/11

そして最終日

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 東バのラ・バヤデール最終日。2週間にわたる(もうあれから2週間だよ!)お祭りの最後の日。

 汐入駅の芸術劇場の広告枠にはしっかり友佳理さんと後藤さんの大きな看板が。そして帰りにはしっかりと次の催し物のに掛け替えられていましたよ(笑)。芸術劇場、仕事早っ。

 全体に初日のようなテンションの高さはありませんが、そのかわり落ち着いた感が。武尊くんの僧正さまはやっぱりいいねぇ。上半身の溜めがよく効いていて、そのあたりは後藤さんをしのぐかも。今日はニキヤの登場からもうドキドキしていて、えらくまたウブな僧正さまでありました(笑)。
 弾くんもずいぶん芝居がついてきた(笑)。まあ、一緒にチェス打ってる人があれだけ芝居してたらなぁ。自分も少しは何かやらないと(笑)。というわけで、今日もジャンベの時間は「舞台の上のいちばんどうでもいいところ」ばかり見てましたよ(自嘲)。

 後藤さんは引き続き高目安定(本人比)で、苦悩度もアップ。でもニキヤをおいて立ち去るところでは、東京よりもあっさりと。
 友佳理さんのニキヤは可愛くてねえ(^^)。ガムザッティとの対決場面で「私たちの愛はそんな宝石なんかでは買えないのよ!」みたいな強さがあったのが印象的。
 高木さんは東京よりは迫力があったけれども、パパの庇護の元に育ったおひいさま感がよく出てた。踊りは今日もちょっと不安定ではあったけど、何せ相手が後藤さんだしな。
 それに呼応するかのように、木村ラジャは娘命の子煩悩パパ。奈良さんガムザの時よりもアマアマな気がするんだけどなー(笑)。ガムザ二人のそれぞれの演技プランに合わせてるんでしょうか。ニキヤが詰め寄るところでは、今日は「うちの娘に何といういいがかりを!」でした。ニキヤの踊りを見る顔が、妙にやさしかったなー。

 群舞やパ・ダクションはこの2週間でずいぶんきれいになったと思います。影は今日も素晴らしくて、ちょっとうるっときちゃったよ。先頭を務めたのが誰だかよくわからないのですが、相当の重圧だったのでは。その責を本当によく果たしていたと思います。毎回本当に美しかったです。

 まだまだ書く事はありますが、どれくらい言葉にできるのかはよくわかりません。それでも公演の後にはいつもただ「ありがとう」の気持ち。ダンサーにもスタッフにも音楽にも振付にも何もかも。こうした穏やかな淋しさは気持ち良くもあるけれど、それは次の約束があるからでもあるんですよね。そのことも含めて「ありがとう」と思う。「ありがとう」と思わせてくれること、好きでいさせてくれることにも「ありがとう」と。実はそのことがいちばん難しいのかもしれないから。

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2009/10/10

NYCBのBプロ

 NYCBを見て、うちに帰ってから寝落ちしてやんの……orz。

 えーと。NYCBを生で見るのは初めて。ダンサーも知っている人はほとんどいないし、プログラムも買わなかったので、さっきBunkamuraのサイトで顔の確認をしたりとか、そんな感じです。

 いやー、「タランテラ」が素晴らしかったですよ! 特にダニエル・ウルプリクト(←男女各1名なので名前が判る)。マネージュの早さもジャンプの高さも素晴らしいですが、何といってもタンバリンのたたきっぷりが素晴らしい。あんなに胸のすくタンバリンは久しぶりだ。

 ラトマンスキーの「コンチェルトDSCH」は、「アク抜きしたシンフォニーinD」という気もしないでもないんですが、青のトリオを踊ったホアキン・デ・ルースとゴンザロ・ガルシアがすっごくよかったです。技でいくとホアキンで、好みでいくとゴンザロかな(←サイトで写真確認)。二人とも足捌きもユニゾンも見事でしたー♪ 芝居っけもあるし。

 お目当てのチャイコ2番は、「インペリアル」と違って女性の衣装がスリップドレスのような感じ。チラシにも写真が出てますけども。男性は普通のクラシック風。えーと。東バで何度か見てる作品なので、「ここがこうだったらもっといいのになー」的な部分が「こう」であることを期待しながら観たのですが、イントロで「あ、このピアノはやっぱり難しいんだー」と思い、「あ、やっぱりあそこのコールドは難しいんだー」と思い、「あ、やっぱりあそこのソリストは難しいんだー」と思いました。……。エトワール役のアシュレイ・ボーダーはさすがに上手かったです。エトワールだけもう少し華やかな衣装でもいいのになあ、と思ったり。

 帰ったら東バの「くるみ」のキャスト発表。祭典席の日と追加で取った日がスペイン。よりによって取ってなかった1日がドロッセルマイヤーだよ……orz。キャスト見てから席種決めようと思ってそのままになってたんだよなぁ……。どーしよー。マイキャストの日はかぶりつき席だからいいんだけども。うーむ。
 そのほかについてはまた。
 

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2009/10/09

鉄のカーテン

 パリオペほかの話はもうあちこちに出てるからいいや。個人的にはムッサンとジロを観たかったので、シンデレラに見たいキャストがかたよってしまった(汗)。ジロのミルタとか、ジョゼの継母とか、脇の方で決めたかったんだけどなぁ。それよりもルグリ+バナ+東バの方だよ。平日のみだし。2月はアミンタもあるから出ないかなぁ。やっぱり初演の初役の主演ってのは大変だもんなぁ。あらためて今回しみじみ思いましたよ……。……。……(無言のエコー)。

 ちなみに台風は何一つ関係なかったな。会社の最寄り駅についたらかんかん晴れてたし。山手線も普通に動いてた時間だし。朝の山手線、改札口に遅延証明がどさっと、ザルに入れて放置状態。駅員が配るよりは効率がよさげだったが、ちょっとヤケクソな気も。
 それより、起きて「電車は動いてるんかい」とテレビつけたら、CATVが見事に落ちてるし、ネットはつながんないしで、そちらの方が大弱り。帰ったら両方ちゃんと動いてたけれど。

 というわけで、世間に逆行してまだバヤの話は続きます。といっても、DECCA盤の解説話。

 「海賊」が亡命したヌレエフによって西側(死語ですかね?)にもたらされた話は有名だけど、この時代のソビエトからの亡命ダンサーが、「西側」で果たした役割の大きさというものをあらためて思います。
 バヤデルカの「影の王国」の初演は亡命直後のヌレエフによって(ロイヤル)。そして全幕初演は80年、マカロワによって(ABT)。ミンクスの総譜はヌレエフが持ち出した「影の王国」のみ。ランチベリーはマカロワが持ち出したピアノ譜を元にオーケストレーションしたとのこと。

 亡命っていっても身ひとつというわけではなくて、「西側で踊るために」必要なものをなるべく持ち出そうとした、ということがうかがえると思うんです。自由に踊りたい。あれも、これも、自分のレパートリーを見せたい。そのために必要なのは、衣装でも装置でもなくて、まずもって楽譜、なんですね。音楽がなければ話にならない。レコードから起こすこともできるのだろうけれども、それにしてもダンサーが楽譜を持って歩くということは通常ないでしょうから、それはやはり「特別」である気がするんです。
 
 このボニング盤の「影の王国」では、パブロワが世界の劇場を回っていた時に使用していたミンクスによるオーケストラ譜を使っているとのこと。これがヌレエフの譜とどれほど違うのはかはわかりません。ボニングがほかの場面はランチベリー編曲版で録音したことに対し、解説者(小倉重夫氏)は、ロシアでもミンクスの総譜が入手困難で復元が不可能だという判断ではないか、と書いています。つまり、ロシアで現在使用されているものも、どこまでがミンクスによるものかがわからなくなっちゃってる、ってことですね。

 そんなこんなで、「西側」における「ラ・バヤデール」とロシアの「バヤデルカ」の音楽は、ひとつの幹からわかれた二つの枝となっていくわけです。

 ……鉄のカーテンの厚さって、やっぱりすごかったんだな。ぎりぎりその「厚さ」を体感できる時間を共有してはいるのだが、あらためてつくづくと。

 そうそう、ガムザッティは台本では「ハムサッチ」だそうですよ。名前を呼ぶわけじゃないから、なんでもいいっちゃいいんだけども。そんで、マルチバイに負けずに、なるべく日本語解説つきのCDを買う方が楽しいなあ、とも思ったのでありました。

 もう一度、ラジャを見ることができます。あと一度。今はそれだけでも嬉しい。いっそ装置は目黒に借りっ放しといて、来年もやったらどうだ? と思ったりする(^^)。

 ……明日はNYCBなんだけど、全然頭が切り替わりませんよ。困ったもんだ(困ってないです)。
 

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2009/10/08

そうだったのかバヤデルカ その2

 横須賀公演に向けて、公式の方もラストスパートかな。青木さん、小笠原さんと稽古場レポがあがってます。水香ちゃんのサイトの方も更新。横内マグダが公式の方よりもしどけないぞ(^^)。武尊くんのスキンヘッドは本当に似合うなぁ(^^)。いいなぁ、スキンヘッド(←ぢつは憧れ)。
 なんやかんやいって、みんなだいすきだ。まだ横須賀残ってるんで、そういうこというのもナニですが。

 さて、昨日の続きのDECCA盤あらすじです。2場のラジャの宮殿。インド南部の古代都市ゴルコンダだそうです。今で言うハイデラバードあたりですね。

4)今日の今日って、パパ……
    ラジャ(お名前はドゥグマンダ)はやっぱりチェスが好きらしい(笑)。こだわるなよ、ぢぶん。ガムザッティは女友達と出てくることになっている。ジャンベの踊りは別にあるので、にぎやかしみたいなものかな(総勢250人だもんね)。
 ラジャ「今日、勇士ソロルとそなたの婚礼を行う」(原文ママ)……今日の今日かよ、おい! で、今日の今日だってんで、ソロルが呼ばれてくるわけですな。「娘との婚礼をすぐに執り行うことにする」(ママ)。おいおいおい! そりゃソロルだって困っちゃうよ。何をいきなり思いついたんだ、パパ。

5)いいなづけって、パパ……
    「幼いころに王女の花婿になることは告げておる。今やおまえは娘と結婚しなければならない」
 ……(ノ゚ο゚)ノヒャー  しらなんだ。あれですね、「親の決めた許嫁」ってヤツですね。大概なかったことにされちゃうようなヤツ。さ、さうだったのか……! (←ぢつはいちばんびっくりしたところ) その割りにうっちゃらかしにしてあったみたいだけどな。
 「見るがよい、この世で最もみごとな真珠だ!」(ママ)。いやもう、誰がこういうセリフを考えるんだか。アテレコはどっちでもいいや、高岸さんでも木村さんでも ( ̄▽ ̄)。でもね、この「あらすじ」だとソロルは一度は断るんですよ。もちろんパパは大激怒です。「3日後お前は娘と結婚しなければならない。判ったか!」(ママ)。……パパ、微妙に負けてないか。さあ、3日で逃げろ、ソロル!
 そんなパパの元に大僧正が来て讒言。思いついた計画は変えたりしませんよ、このパパ……。でもニキヤ殺害計画の「バドリナータの祝事」は翌日。1日めニキヤ殺害、2日めソロル寝っ放し、3日め結婚式、と、こういう段取りでしょうか。

6)そして怪談。
    婚約式の場面は、本来「バドリナータを讚える祝事」、つまり宗教行事(お祭り)で、その席で婚約披露、ということだったようです。バドリナータがなんなのかよくわかりませんが。プティパの原版には「壺の踊り、太鼓の踊り、兵士たちの踊りなど、華麗な踊りの数々」があったそうですが、「兵士たち」が花索(マカロワだと団扇)、「華麗な踊り」がオウムなんだろうか。
 この「あらすじ」だと花籠を出す指示はパパじゃなくてガムザッティが出してます。そしてニキヤはソロルの腕の中で死に、「霧の彼方に幻が見え、その後に鬼火がつづく」、と。怪談だなぁ。

 この後は、あまりツッコミどころはないんだな。影の場なんて、東バのプログラムには「フデコーフの台本ではほんの数行ですまされている」と書いてあるけど、きっと「アヘンを吸ったソロルは意識を失い、夢の中でニキヤと出会い、踊る」……って多分これくらい(^^)。えーと、数行になってないじゃないか。例によって、「あらすじ」に挿入されてるセリフはかなり笑えますが。

7)寺じゃなくて
    元の舞台は王宮の大広間だったそうなよ。でも確かに、ニキヤの亡霊がうろうろしてたり、仏像がくるくるしてたり、神の怒りで崩壊したりするのは、神殿の方が説得力があるような気がしますな。あ、だから「仏像」じゃなくて「ゴールデン(orブロンズ)・アイドル」、つまり「像」なわけですね。「仏」じゃなくて。
 まあここはマカロワ版に合わせてランチベリーが作った曲なので、特に変更点はないけれど、原版ではフラワーガール(今回は2人)がたくさんいて、例の花籠が持ち出される前の場面(カトルの後)でソロル、ガム、フラワーガールたちのグラン・パがあったけれど削除されたそうです。原版はマカロワじゃなくてプティパのことかな。

8)ニキヤの勝利
    プティパですから、アポテオーズがいるんだな、やっぱり。こんな感じです。「雨が降りしきる中にヒマラヤの山並みが見えてくる。ニキヤの亡霊が空中を滑空する。ニキヤは勝利を得た。そして足許に横たわる愛するソロルを優しいまなざしで見つめる」

        完。

 ……てか、死んだままかよ、ソロル!

 こうしてみると、「東洋のジゼル」と呼ばれるだけあって(ちがったっけ?)、かなり近いかもですね。マグダがウィルフリードかな。そんで、ニキヤは前半はジゼルで後半はミルタ( ̄ー ̄)ニヤリ。……ソロル=アルブレヒト以外の全員のテンションが高過ぎるとこうなるのか。ハイテンションが招いたカタストロフィー。いいのか、そんな整理で。

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2009/10/07

そうだったのかバヤデルカ その1

 やっと布団を出した。これで明け方のこむら返りとおさらば。

 週末の横須賀でバヤ祭りも終わりなんですが、いやぢぶんとしては終るかどうか定かじゃないんですが、とにかく公式には終わりってわけなんで、何言ってるんだ、ぢぶん。

 何度か触れているDECCAのバヤデール全曲盤。ボニング盤ですね。萩見がてら出かけた電車の中でその解説書を読んでたんですが、これがなかなか面白かった。
 このCD自体はランチベリー編曲・マカロワ版に依拠していますが、解説は上演の経緯、ミンクスについて、あらすじなどなど結構もりだくさん。あらすじは曲の紹介を兼ねた格好になっていますが、マカロワ版がこういう設定というより、プティパの原典がそうなっているのかちょっと判別しかねたり。

 一般的に言われているというか、ぢぶんの思っていたのとちがう部分をあげるとこんな具合です。

1)1場は虎狩りの真最中。
   虎を狩って帰ってきたところじゃないんだ、これが。ソロルは虎狩りをばっくれてニキヤといちゃいちゃ。その間に部下たちが虎を射止めて担いで帰ってくる。トロラグヴァ(弾くんですね)がソロルにどうやって虎を射止めたかを語るんだけど、この色ボケは人の話なんざ聞いちゃいませんでしたとさ、で1場終了。実際の解説書の文章はもっと上品になってますけども。わー、ソロルの手柄じゃないじゃん、虎狩り。でもちょっとアルブレヒトみたいっすよね、ソロル。

2)マグダヴェヤはモルモン教の苦行僧。
   Σ( ̄ロ ̄lll)エッ! ソレは違うだろ、いくらなんでも。別のモルモン教? ほかの苦行僧はちゃんとヨーガ派になってるのに。ちなみに大僧正は「拝火教大僧正ブラーミン」。拝火教といえばゾロアスター教、と来るわけだけど、まあ「主神が火の宗教」と大雑把にまとめれば間違ってはいないな。

3)よし、駆け落ちだ!
   バヤデールは修業中(ママ)の聖職者。なのでPDDの後の誓いの場面ではこんな会話が交わされていたわけです。「僕たちが幸福になれる方法が1つある。逃げよう。2、3日のうちに迎えにくる」。 ( ̄▽ ̄;) 原文ママです。ここはぜひ木村さんでアテレコを(爆)。で、この会話を大僧正は盗み聞きし、マグダヴェヤが「みなさんが帰ってきましたよぉ」と呼びにきて、ソロルたちはお家に帰り、大僧正は「うぬぬぬーー!」……になるわけです。そうか、あそこは「駆け落ちしよう」「あなたが誓ってくれたら」「誓うともさ!」「きゃー、忘れちゃいやよ」と、そういうやり取りだったんですねぇ。……予定通り駆け落ちしてたら、やっぱりソロルはヒモになるんだろうか。「やっぱり」ってなんだよ。てか、悩んでる間に予定通り駆け落ちしろよ、後藤ソロル!

 そしてこの後の2場がまた抱腹絶倒……じゃなかった、えーと、阿鼻叫喚? ラジャの無茶っぷりが大笑いだわー。続く。

 プティパの原版は5幕7場、出演者総数250余人、上演時間3時間の大スペクタクル。ウィリアム・ワイラー並だな。それをゴルスキー(まただよ)が3度改訂、ポノマリョフ、チホミロフ、ワガノワ、チャブキアニらがさらに改訂、ミンクスの音楽もざかざか削られて、ルイジーニ、プーニ、ドリゴ、ヴィエタスがどぼどぼ加えられ、「どこまでが原版に忠実なのか、皆目見当つかぬ有様」に。いやもう、有様です。どこで虎はソロルにとられちまったのか。
 
  くどいようだがリンク。試聴できます。

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2009/10/04

バヤの音楽のつづき。

 アッサンブレからメルマガが来たので、すわ「くるみ」のキャスト? と思いきや、やっぱり発売日のお知らせとかとか。年中次のキャストの心配をしているような気がするけど、それだけ公演数が多いってことでもあるんだよね。この幸せが、もう何年かは続いてくれますように。カンパニーの方は大変だろうけどなぁ。
 今度はシルヴィアの制作日記とかもあるのだろうか(わくわく)。そういえば、シルヴィアの祭典枠、日曜を希望していたら、希望が集中したとの連絡がずいぶん前にありました。やっぱり平日よりは休みの日の方が込むんでしょうね。ぢぶんも12月以降は、平日のチケットは怖くて取れないもんなぁ。


 さってさて、昨日の続きというか。

 基本的には、バレエというのは音楽あってのものですが、見ている側の受け止め方も曲にひきづられるのはあると思うんですよね。ひっくりかえった木管(←もはや金管はあきらめてる)に、現実に引き戻されるとかは論外として。割りとぢぶんはひきづられやすいタチのような気がします。

 例えば3幕のガムザッティのソロ。CDの解説には「悲しみに沈む花婿を楽しませようとする」とあるんだけど、あんまり楽しくなるような音楽でもないような。ソロルの悲しみには寄っているし、神殿の中でどんちゃかぴっぴっていうのも妙だけども。

 バヤデルカの音楽は美しいものがいくつもあるけれど、今回あらためてランチベリー版を聴いて、こんなにも美しかったのかと思ったのはやはり3幕のキャンドルの群舞の音楽(第44曲)。見慣れたロシアの版だと、ラジャの宮殿の場面で、ガムザッティとソロルの婚約を祝福するためにニキヤが奴隷と踊るPDDの曲です。ニキヤはまだ新郎がソロルだとは気づかず、ソロルの方はニキヤに気づいてあわあわするという場面ですが、これまで音楽としてはそれほど印象に残らなかったんですよね。それが編曲がかわって木管でメロディが入り、弦に移りしている間に涙が出そうなほどに。もちろんそれはあの日の舞台と切り離せない感情ではあるんですが。多分、このメロディを聴くときには、あの思い詰めた眼と美しい腕を思い出すのだろうな。パブロフの犬のように。

 そしてなんで終幕でソロルによる奪還ものになっちゃったかというと、あのアラベスクのアテールで回るところ、あそこの旋律にかなりひきづられた印象だと思ったりもするわけです。あそこの音楽は「勝利」だもんなぁ(笑)。……後藤さんのときは全然勝利してなかったけども(^^)。

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2009/10/03

舞踊館、更新しました。

 26日のソロルのレポをアップしました(←我ながら潔い言い方じゃないか 笑)。12時半くらいに一度アップしつつも、そこからちょっと足し引きしたので、半端な状態でご覧になった方がいらしたらすみません。まだちょっといじっていたいんだけど(こらこら)。もう少し引っ張って何か書くかもです。これだけ長いこと楽しめたら、コスト的には充分だよなー。左ブロックの「舞踊館」からでも、ウェブページからでも入れます。

 ありがちではあるんだけど、見ている最中は見ている方も大まじめ……じゃないな、えーと。テンションもあがってるし、ただもう見ていることに専念してたりするけれど、しばらくしてから思い起こすといろいろツッコんじゃったりして、また違う楽しみになったりもして。

 今回で言うと、婚約式の場面などは、見ている時は「ソロルはもう心を決めているのねー (ノ_-。)」だったりするんですが、書き始めると「なあにが「俺のことは忘れてくれ」だ、この身勝手男がぁっ(≧▽≦)」になったりするわけです。結局書いててもテンション高いな。

 えーと。「書く」というのはそういうことでもあるんですね。ぢぶんに最初にライターの仕事をくれたボスは、「書きながらわかることがなかったら、書くことの意味がない」と言っていたのは、まさしくそういうことで。実際の舞台とその時の気持ちにできるだけ帰りつつも。

 そんなわけで、今回も誤読満載。ぢぶんが見たらこうなっちゃった、っていうだけのものですので、その辺りはよしなに。天野祐吉のいうところの「誤読の楽しみ」を満喫してます(^^;)。
  

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2009/09/30

閑話休題だから

 昨日あたりからどっと年賀状本がやってきた。もうそんな季節なんだなぁ。まだTシャツと毛布で寝てるけど、ぼちぼち布団出さないと。
 ここ数年、毎年年賀状は「バレエに出てくる干支」で描いてまして、
 酉→火の鳥
 犬→これだけはぢぶんの故・犬写真
 亥→カブキ・山崎街道の猪
 子→くるみのねずみの王様
 牛→なんかよくわかんないけど闘牛士と牛(カルメンだったのか、エスパーダだったのか?)

 で、虎。やっぱあの仕留められちゃった虎? インドの虎狩りの(←ぢぶんも仕留められちゃったクチだけどさー)。……アクティオンの虎パンツはNGってことで。

 今年はブログのトップイラストの方も、その時々の公演になんとなく合わせた「月」イラストで来てたんですよ。ええ、わかりづらいことこの上ないが。今月はちょっと「バヤっぽい月」だったんだけども(最終場の天上へと、影のスロープのイメージね ←マールイだと兼ねてるし)、10月はどうするかなぁ。もう明日だよ。くるみにはいくらなんでも早いし、NYCBくらいしか予定がないんだけど。
 と思ったら、アレがあるじゃないですか、アレ! ベジャールガラの放映が! そのためにCATV入れたんだっちゃよ!

 ……「ギリシャっぽい月」って何?
 
 
 ってまあばかやってますけれども、「も、もう誰か音楽を止めてくれーーー」というくらいに、身体の中でぐるぐるしてます。書いたり消したり書いたり消したり書いたり消したり……。身体中から言葉がこぼれてくる時もあれば、探しあぐねることもあり、見つからずに探しているのが楽しいときもあれば、今回のようにどちらかといえば苦しい時もあり。
 
 なんか、完敗だなぁ。ヤキモキしたりへこんだりもあった舞台だったけど、やっぱり「すっげぇ好き」だ。ほかのなにでもないや。「くるみ」、どれだけ出てくれるんだろ。

 えーと。週末前にはなんとかアップします。明日で棚卸しも終りだし。週末は萩を見にいくつもりなんだけど、お天気どうかな。雨で散っちゃわないといいんだけどな。

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2009/09/29

いざとなるとまとまらない

 頭の流れを変えてみようと思って、通勤時間のiPodではKinKiなんかがんがんかけてみたりもしたんだけども、やっぱりぐるぐるとバヤの音楽が回っていて、せつなくっていけない。

 

 ランチベリー編曲のドンキはどうにもミョウテケレンな気がしてしまうのだけれど、バヤデールの方はかなり好きだ。このCDだと最後にドンキとパキータのPDDの音楽が付録についているので、いきなりアレが景気よく始まってしまうとちょっとくらくらしたりもするんだけど。CDの解説によれば、影の王国の部分だけは、ランチベリー版ではなくミンクス版を使用とのこと。

 何度も書いていることではあるけれども、映画であれ舞台であれ、音楽というものはその時の感情に密接に結びついていて、映像的な記憶が薄れてしまってもその時の想いを忘れ去ることができずに、条件反射のように胸の奥の柔らかいところを疼かせる。

 書きたいことがあったのだけれども、今それをうまく書くことができるような気がしない。

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2009/09/28

東京最終日!

 昨日のレポが婚約式までしか行ってませんが、とりあえず日付が変わりそうなので。

 制作日記の方では昨日のアッサンブレのイベントレポートなど。舞台上の写真の手前は佐々木団長でしょうか。フェスの最中に手術をなさった話がありましたが、その後具合がよくなってらっしゃるとよいのですが。あとは仏像の話とか、ソロルの余韻の全く残ってない木村さんとか。今日のラジャを観てても思ったけれど、昨日まではよっぽど重圧だったんだろうなー。

 さて、東京最終日。初日はスペクタクルなエンタテインメント、2日めは胸の詰まるようなドラマときて、最終日はといえば……

 全体に「若いなー」という布陣。高岸・木村と観てくると、後藤さんのソロルがまず若い(^^)。大僧正の坊主メイクのためでしょうが、いつものちりちり頭を短くしたのがとても似合ってました。いつもそれくらいの長さでいいんじゃ? 今日は1階の後ろ目だったんですが(てか昨日もぎりぎり前ブロックってくらいの後ろだったんだよ……orz)、友佳理さんのニキヤも水香ちゃん・美佳さんと観てきた後だといっそう小柄に見えて、ちょっと高校生カップルのようでしたよ(^^)。

 大僧正の武尊くんがまた若い。しかしいい味出してました。今日のイチオシかも。自分でも思いもしなかった恋に我を忘れて道を誤るさまは、まさしく「若気の至り」。ソロルが高岸さんや木村さんだと物足りないかもしれないけど、後藤さんだとちょうどいい具合。

 後藤さんは当人比で高目安定。勇壮な戦士には見えないけど、良家(大臣クラス)の令息くらいか。ニキヤを愛しているし、ガムザッティとの縁談に困ってはいるけれど……まあ、困ってるな(^^)。困ってるうちにどんどん話が進んでっちゃうし、ニキヤは殺されちゃうし、結婚式には連れていかれちゃうし、最後はニキヤに連れてかれちゃうし。主体性は見えないんだけど、後藤さんらしいソロルだ。後悔はすごくしてるんですよ。婚約式の場からラジャに連れ出されるときに、いちばん心残りが多そうだったのは後藤さんだし、心根のすごくやさしい青年なのであろうと。場面的には、アヘンを吸う時の「これ? これ、吸って平気?」みたいな感じがちょっとツボ(^^)。

 友佳理さんのニキヤは、意外とあっさり味でした。情の深さだとむしろ美佳さんっていうくらい。それぞれのソロルに合わせた結果かもしれません。だけど、物語も舞台も、牽引しているのはあくまで友佳理さん(まあそうなるわなー)。かわいらしい中に一本通った筋のようなものが舞台の機軸であったような気がします。……踊り的にも。いちばん巫女さんらしかったのも友佳理さんかもなぁ。「舞姫」というと美佳さんという気もするけども。最初の場で合掌した姿がいかにも「信心深い」って趣きでしたよー♪

 コールドは3日通していちばんよかったかな。パ・ダクションも今日は割りと揃ってた。ソリストが集まって踊るところでも、もう少し「揃える」に気を遣って欲しいなぁ。

 高木さんのガムザッティは、ヴェールを取られる場面での美しさはいちばんだったかも。あでやか。ただちょっと優し過ぎるかな。何となく、誠意を尽くせばソロルを譲ってくれそうな気もする。

 木村さんのラジャは一昨日よりも芝居増量。ニキヤへの花籠を持ってくるように指示する時などは、明確な殺気を出してました。「かわいそうだが死んでもらうぞ」みたいな。子煩悩モードも増量かな。3幕の結婚式でソロルを追いつめていくさまは、初日もそうでしたが、ラジャの権威のためというよりも娘かわいさが先に立っているようでした。今日もよく飲み(←何の役でもよく飲んでる気がするのはなぜだろう)、途中で「ちょっと飲みすぎ」になってみたり。そしてラジャになってもチェスは弱い、と。弾くん、負けてやれよ! 相手ラジャなんだからさ。

 ……なんだっけ。あ、八木くんの仏像はよかったです! 松下さんは「神の怒りの使い」的なところもあったけれど、八木くんはちょっと飄々とした感じ。つなぎが甘いところもあるけど、初めての大きな役で、しかも幕変わりの板付きでこれだけ踊れれば文句ナシだ。仏像はどこも割りと小柄な人が踊ることが多いので、これだけ上背のある仏像はあまりないな(塗りでがありそう)。武尊くんの衣装がちょっと隠し切れてなかったような。

 東京公演は終わりですが、まだ来週の西宮、再来週の横須賀と続きます。さらに練り上げたいい舞台にして、早いうちの再演を望みたいです。木村さんのソロルをもう一回やってもらわなくちゃだよ!
 なかばどうでもいいことだけど、どうせなら次はロイヤル・ABTとレンタル先を変えて、いろんな衣装・装置で観てみるのも面白いなー、とか(^^)。


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2009/09/27

「男の旅路」はまだ続く。

 中卯でうどん食って帰ったら、もう制作日記が更新されてたよ。びっくり。

 さて、即レポで行こうと思って書き始めたものの、まだ1幕終らず。日付も変わりそうなのでざっと。

 木村さんのソロル、踊りの方は「調子悪いか?」→「そうでもないか?」の行ったり来たりというのが正直なところですが、以前もこんなことがあったような……と思ったら、「ラシル」の初主演の時だよ。……てなわけで、久しぶりに初役プレッシャーがきてたのかな? 
 というわけで、2幕まではちょっとこちらも落ち着かないところがありつつも、3幕はある意味本領発揮で、「木村さんのソロル」なんだからこういう締めになるのは、言われてみれば当然なんだけど、してやられたような気持ちもあって、これだからやめられないなーと思ってしまったのでした。

 初日は主演が水香ちゃんと高岸さんということもあって、「スペクタクルで楽しーーー♪」という気分が強かったのですが、今日は最初から最後まで悲劇の色合いが強く、「感動して涙」というよりも、胸の詰まるドラマでした。美佳さんのニキヤは、美しくて気高いですが、大僧正に告白されたときのおののきはこれが悲劇の始まりであることを予感させましたし、ソロルとニキヤの幸せがこぼれてくるようなPDDのあと、マグダヴェーヤに引き離される二人は文字通り「引き裂かれる」許されない恋人同士のようで、二人の幸福がこの一瞬だけだったことを後で思い起こさせるものでした。

 ……って書き始めたら、レポなみの勢いになっちゃったので、この先は別保存にして。

 結論だけ……というか。要するに、自分がファンだということも大きいとは思うんですが、まとめてさっくり「ソロルの物語」でしたです。それは昨今、白鳥が「ジークフリートの物語」になったり、ジゼルが「アルブレヒトの物語」になったりするという、誰が踊ってもそういう側面はあるのですが。影の場でも「手の届かない存在になったニキヤ」への罪の意識や絶望感がかなり前面に出ていて、赦されることを拒絶するかのようなソロルでした。この辺りはやっぱり木村さんだなー。

 3幕の結婚式でも、ソロルはもう「本当に大切なもの」を知っている。ガムザッティはソロルの心がここにはないことを知っている。そしてニキヤはもはや「ニキヤ」としてではなく、「怒れる神の前触れ」としてやってくる。むしろ、ミルタの前のジゼルのように、結婚式を阻止することで(あるいはソロルを連れ出すことで)、ソロルを神の怒りから救おうとしてたのかも、とちょっと思ったり。その3人のトロワはオンブルよりもさらに激しかったです。普通ならこのトロワは「ニキヤによるソロルの奪還」になるはずなのですが(例えば初日がそうであったように)、今日は完全に「ソロルによるニキヤの奪還」劇でした。いやー、ガムザッティを投げ捨てるソロルは初めて見た(^^)。相手が田中さんだから、あれができるんだろうなーと、黒鳥の時を思い出したりして。
 ラストシーン、ニキヤに導かれて天上への道を歩むというよりも、ようやく手に入れた「本当に大切なもの」をいとおしむような、木村さんの力強さと二人が交わす笑みが印象的でした。

 もう1回観たいよなー(ノ_-。)。クソオ あ、タイトルはですね。いつだったかのジークフリートの時に「男として成長していく旅のようなものを見せたい」とかいったようなことを言っていたなー、と思いまして。

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2009/09/26

初日!

 どこのカンパニーでもそうなんだが、バヤデルカを見るたびに「大僧正が『おー、ついにお嬢さまとソロルさまのご結婚ですかー、やーそりゃめでたいー』とそのまま結婚させちまえば、何の問題もなかったんじゃ?」と思い、今回もそう思った、と。いや、そういう話なんだからしょうがないんだが。♪愚かな男はただ愚かだね、ってなことで。

 というわけで、東京バレエ団ラ・バヤデール、満を持しての初演初日。初演とはほぼ思えないような仕上がり具合。

 まず、横内くんのマグダヴェーヤがすごくいいです! 彼は今年に入ってからどんどんよくなってますねー。舞台の上での気合いがいいですよー。今日は腕や手先の力の入れ具合というか、表情というか、とにかくすごくよかったです(←語彙がない)。

 それから田中さんの影の1ヴァリ。2月のエチュード以来、「田中さん、いいよー」と言ってきたわけですが、今日はちょっとびっくりするほどよかったです。3人で踊るときはすっとその中に入ってしまうのに、ヴァリになると、ぱーんって……弾けるのとはちょっと違うんだけれども、どう言ったらいいのかよくわからない(←語彙がない)。例えば跳ぶ時に、はっとするほど大きくのびやかだったり。アレグロが慌ただしくなくてのびやかなんですよね(←好きなタイプ)。

 影のコールドも素晴らしかったです。今日は3階席だったんですが、登場からの一連は本当に美しくて、ちょっとうるっときちゃいました。曲が変わって跳ねるパが入ってくると、ちょっとぱたぱたかな。

 松下くんのブロンズアイドルはちょっとかわいかったけれども(^^)、回転・跳躍とまんべんなくいい彼らしい踊りでした。金塗りは、舞台の上ではブログで見るよりもメタリックに見えて、ちょっと学天則(^^)。奈良さんのガムザッティは凄みと華の両方があって、なかなかです。やっぱり美人ですねー。登場は本当にピカピカでした。似合うなー。

 そんで、木村さんのラジャ。こんなにゴージャスで恰幅のいい木村さんは最初で最後かもしらん。どことなく、公爵に化けたロットバルトのようでもありましたが(^^)、時々子煩悩モードが入るのがオカシイ♪ カトルでサポートするときに、ちょっと腹がつかえる感じになってたのがおかしかったなー。ヒゲつきでしたが、ヒゲがある方がなんとなく人がよさそうに見えるのはなぜだろう。

 カテコではマカロワとオリガ先生に、飯田監督から花束も。家に帰ったら、制作日誌が更新されていてびっくりだ。早っ。

 明日はいよいよソロルです。一度きりだから見る方も気合いだー。気合いだー、だー、だー(エコー)。

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2009/09/25

いよいよ!

 21日の公演の具合が出てるかなーと思って、西島さんのブログに行ってみたら、なんともうDVDの発売情報が(こちらの下の方)。早っ!

 価格も出ていないのに「予約受付中」というのも乱暴な気がしますが、「収録演目」をみる限り、A・Bプロのうち、ダブリの演目以外のかなりのものが入っているようです。しかもA・Bでダブルキャストだった演目は、両方が入っているような……。黒鳥がないみたいですね。それにしても盛りだくさんだなぁ。

 ダンス・スクエアさんにも写真があがってますね。シェヘラザードの衣装は案外といい感じだ。パラードが意外と地味な感じ。「薔薇の精」の写真もあるけれど、いつも(たとえばマラーホフによって)踊られているものと薄井さんが復元したドーリン版がどう違うのか、それが知りたいんだけどなぁ。

 さて、いよいよ明日というか、今日というか。始まったらあっという間に終ってしまうのであろう、バヤの開幕です。初日はまず、ラスボス……じゃなかったラジャですねー♪ 

 バヤ日記の方では、初日のゲネ、坊主頭のメイク方法、2日目のゲネなどこちらも盛りだくさん。「お坊様メイク」はなかなかに頭皮に負担がかかりそうです(……ラジャでよかった、と一瞬思っちまったですよ (-_-;)イヤイヤ……)。
 2日めのゲネの方は、やっと木村ソロルの白衣装公開か! ……だったんですが、遠いのと逆光なのとでわからないっす……orz。あうあうあう。それでも、美佳さん、木村さん、田中さんの舞台は濃密なドラマになりそうな気配で、いやこのメンバーだったらそうなるのは当然なんだろうけど、そんでももはやドキドキです。妙にテンションあがっちゃったよ。

 まあ残業はね。しないってことで(笑)。今日たっぷり……でもないけどしてきたからいいっしょ。いいってことにしておいてくれ。

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2009/09/23

マカロワ版の予習

 いろいろたまってはいますが、もうすぐバヤ開幕ってことで、バヤの制作日記にはマカロワのインタビューが出たりもして。

 ぢぶんの中で「バヤデルカ」といえばボヤルチコフ版なので(それはそれでどうなんだというか…)、初日に観ながら「これがないっ」「これはどこっ」にならないように(笑)、予習のためにロイヤルのDVDを買ったんだよな。ずいぶん前に(笑)。

 これ。マイ棚にもおいてあります(^^)。アスィルムラートワ、好きなんだよなー♪

 マカロワのインタビューの中で、演出に当たって「プティパの原振付の優れた箇所は残し、物語にあまり関係していない箇所を削除し、4幕から3幕へとまとめ」た、とあります。それともう一つ、アッサンブレの通信で後藤さんが「ニキヤ、ガムザッティ、ソロル、ラジャのパ・ド・カトル」という言い方をなさってたのがちょいと気になりまして。ラジャ、踊るのか? あの衣装で(笑)? ということで、「何があって何がないか」だけを主眼に、がっと眺めてみました。開幕ぎりぎりじゃん、ぢぶん。


 1幕1場(寺院)は大きな違いはないと思われ。
 1幕2場(ラジャの屋敷)。ニキヤと奴隷の踊りがありません。なのになんでニキヤが屋敷にいるんだろ……。当然、ニキヤにみつからないようにガムの後ろに隠れるヘタレたソロルもなし、と(笑)。
 1幕3場(婚約式)。象がないっ!(←スカラ座の象は豪勢だろうと期待していた)。あ、でもロイヤルのDVDだからスカラ座にはあるかも……ないか、やっぱり。黄金仏は3幕に移動。花索の踊りの替わりに扇の踊りかな。オウム、壺、太鼓はなし。扇からいきなりパ・ダクションです。それからGPDD、ニキヤと続くのはほかの版と同じ。
 2幕1場(ソロルの部屋)。マグダヴィアの踊りがないっ!(←当然、東京コミックショーもない)。あれ、好きなんだけどなぁ。そのかわり、ソロルのソロがあります。マグダヴィアに腕をつかまれて「ほよ?」になるムハメドフがちょっとカワイイ♪ 
 2幕2場(影)。ちゃんと見てないけど、チャプターに3人のヴァリとヴェールのPDDがあるので、普通と同じかと。
 2幕3場(ソロルの部屋)。まあここは普通に芝居だけ。
 3幕(結婚式)。いきなり黄金仏。コールドなし。すごいメタリックだなー。マールイの結婚式の場は、ソロル・ニキヤ・ガムのトロワだったと思いますが、マカロワ版はガムの長いソロがあり、二人を囲んでのコールドがあり、それからニキヤが現れてのカトル。ラジャはサポート中心ではありますが、一応参加(^^)。ラストはスモークの海でソロルが難破してたなぁ。

 えーと。あくまでもマールイの版と比べるとではありますが、婚約式のディベルティスマンを削って、その分結婚式が長くなった、という感じでしょうか。ほかの全幕はキーロフの古いの(コムレワのビデオ)とボリショイでしか見てないんですよね。あとどこだったか、現代からのタイムスリップものにしてある版(ずいぶん前にNHKでやったヤツ)。

 つうわけで。今回の衣装と装置はスカラ座からのレンタルですが、ロイヤルでもほぼコンセプトは同じようです。もちろん、あちこち違いますが、大僧正などはほぼ同じみたいですねー。ラジャ(デヴィッド・ドルーと読むのかな)はえらく恰幅よかったな。あの肩まわりのすごいものはなかったような(笑)。基本形は同じですが、1幕の婚約式がいちばん装飾が多かったです。当たり前か。苦行僧がすごいことになってるけど、やっぱりボディペイント有りなのかな? 横内くん、どんなになるんだ……。

 いやーしかし、アルティナイ、かわいいなー♪ カテコでのマカロワが美しいですよー。そしてダウエル様の大僧正を見ると、やっぱり後藤さんの方がキャラが近いのかな? と思ってもみたり。ま、いいっすよ、アッサンブレのリハ写真にあったラジャが男前だったしさー♪
 ……高岸さんのラジャはやっぱり「陽気なおっさん」になるんですかねぃ? 

 いやそれより、影の場でソアレスとかカレーニョとか思い出しちゃったらどうするべよー(殴っ)。

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2009/09/21

パルコの役人とベジャールの映画

 昼の1時から夜の11時まで渋谷にいるって、女子中学生か、ぢぶん。中学時代でもそんなに長いこといたことないけどな(←おでかけといえば東急レックスだった中学時代)。

 要は、パルコ劇場で「中国の不思議な役人」(寺山版)を見て、そのままアフタートークを聞いて、イメージフォーラムのレイトショーでやっているベジャールの特集を見て、ということなんですが、役人のチケットはだいぶ前に取ってあったので「お、1日ですむじゃん!」と思った2つの間が4時間の空白。ついでというには長かったなあ。

 「中国の役人」はすごく面白かったです! ベジャールのアプローチとはもちろん全く違いますが、アングラ好きなら絶対オススメ。大駱駝館のメンバーが出てるというのでそれも楽しみだったんですが、そっちの方も期待以上。舞踏「的」なものも含めて踊りのシーンもかなりあって、ひとつひとつの場面が濃密。音楽は全て三宅純の書き下ろしですが、宮本大路とスティーブ・エトウによる舞台上の生セッションがまたいい♪ 財布の紐を締めるはずだったのに、サントラCD買っちゃったよ。

 平幹二朗の役人は、不気味というよりも可愛かったな(^^)。清朝の宦官なんで人民服は着ませんが(当たり前だ)、「ラストエンペラーかいっ」って衣装で「ぬうはっはっはっは」という高笑いは、どこぞの役人にもやって欲しいと思っちゃったり(←ファンとしてすごく方向性を間違ってると思うが)。
 演出の白井晃氏のアフタートークによると、今日の平幹二朗の高笑いはすごくテンションが高かったらしいです(^^)。

 詳しくはまた、というものがいくつあるかはアレですが。

 ベジャールの映画の方は、ダンストリエンナーレトーキョーと連動した企画。今日はBプロの「若き日のベジャール」という、シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンスによる90分のフィルム。
 「フィルム」と書いたわけですが、「作品」と呼べるものではないです。いくつかのフィルムをただ並べただけ。フランス語で、日本語字幕はありません。冒頭に、使われた作品の名前が日本語テロップで出るだけです。ダンスシーンは問題ありませんが、ドキュメンタリーらしい『ベジャール』(という名前のフィルムから使われた部分)はちょっとキツイ。それにしても61年当時のベジャールって、言われないとベジャールだとは思えなかったなぁ。まだダンサーでもあった頃のベジャール、という感じで。「春の祭典」や「ボレロ」は全曲入っていますが、「現在のためのミサ」や「ル・ダンスール」などは、一瞬、と言いたいほど短い。
 当日1300円ですが、ぴあで前売り(1100円/3回券3000円)が買えます。店頭には並んでませんが、Pコード461-104で発券してもらえます。

 偶然ではありましたが、二つ続けて見たおかげで、日本(人)と西洋(人)の「猥雑」や「エロス」の違いが、ぢぶんには割りと明確に感じられて、どちらかといえばそれが面白かったとも思います。
 ……ぢぶん、西洋人にはフェロモンは感じるけど、色気はあんまし感じないんだなぁ……。

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2009/09/20

バレエ・リュス展

090919_17360001 与野本町駅前の遊歩道にて。薔薇の花はほぼ終っていましたが、まだいい匂いがしていました。

 で、なんでそんなところの写真かといえば、彩の国さいたま芸術劇場の「バレエ・リュス展」に行ってきたわけです。本当は12日のギャラリートークに行ければよかったんだけど、同じ時間に自分のところの主催のシンポが入っていたからねぇ。どうせ出勤だし、会社からならそれほど遠くない(といっても1時間ちょっとかかったけど)ので、じゃもう今日行っちゃうか、と。

 与野本町の駅から7分とありますが、慣れなければ5分増しかな。ぢぶんはついてから迷子でした(T_T)マタカ…。チラシ等には「ガレリアほか」と書いてあり、劇場の案内板にはガレリアの入口は楽屋口と同じ場所に表示されていて、実際そのようになっているのですが、大ホールの下の情報プラザ(劇場案内図の8番)の「ガラスの光庭」を囲んだ円形の通路にもぐるっと展示パネルがあります。

 展示内容ですが、バレエ・リュスとそのダンサー、振付家に関する紹介、舞台写真、関連記事などの掲載された「コメディア・イリュストレ」誌、バルビエやカイナーの絵など。カイナーのペトルーシュカの版画が好きなんですよね♪ 一部本物もありますが、レプリカが主流。

 見たことのない写真もいくつかありました。ニジンスキーの薔薇の精を背後から撮った写真とか(むっちりです)。バレエ・リュス自体の歴史と特徴を概観する内容で、例えば西島さんお目当てで公演を見に来た人が公演についての理解を深める、とか、学芸員の意図としてはそういうところでしょうか(いやー、見ながらぢぶんの実習時を思い出しちゃったよ ←一応免許持ち)。ディアギレフのロシアへのこだわりや、コンテンポラリーの始祖としての役割などもわかりやすくて面白かったですし、ニジンスキーがらみ以外の演目やダンサーの紹介がきちんとされていて、ニジンスキーが「リュスのスターの1人」という扱いだったのもよかったです。ルビンシュテインの写真は例の「聖セバスチャン」だけど、これは動いてるところを観たかったですねー(^^)。「コメディア・イリュストレ」も面白かったな。パネルの解説文はガレリアに置いてある解説の紙(白地に青の折畳みのヤツ)に全文(多分)掲載されているので、便利です。同じく配られている「埼玉アーツシアター通信」の22号にも芳賀直子さんのインタビュー(短い)が載っています。

 ただ、それほど目新しいものがあるというわけではなく、物量も多くはないので、わざわざ与野本町まで行くとなると、そこがどれほど自宅から近いか、というところにかかりそうです(^^)。入場は無料だし、ぢぶんの会社からなら往復500円ほどなので「行かなくてもよかった」ということはないし、実際楽しかったんですが、「遠出」してまでってほどでもないかも。公演の日に展示を見る人は多いだろうから、ほぼ貸切状態で観られたのはよかった。やっぱり兵庫芸文のコレクションも見に行きたいなぁ。

 西島さんの公演は面白そうだったのですが、予算その他の関係で自粛。復元が多ければ無理をしても行ったけども。薄井さんが復元する薔薇の精は、バレエ・リュス末期のスター、アントン・ドーリン直伝の版だそうで、それは観たかったっす。
 
 帰りは情報プラザのセルフカフェで、アイスコーヒー(400円)とラスク(200円)。ラスク、好きなんですわ(^^)。コーヒーのおつまみにちょうど。ビストロ(コーヒー500円)もありますが、近くの飲食店は安楽亭とか活魚料理とか、ちょっとがっつり系でした。駅の近くのテナントの中にあれこれあったようです。

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2009/09/18

バヤの衣装(≧▽≦)

 会社から2駅隣にKデンキがあって、そこまで行けば確かに長いケーブルがあるのだが、9時閉店の壁は高い。となり駅までしか行けんかった(T_T)。
 そんなわけで、とりあえずいろんな配線をだらだらと伸ばし、板の間からラグのあるところまでパソコンを移動させることには成功。ただし机の上に乗せるにはケーブルが足らない。微妙な長さなんだな。……まあ、机を動かせばいいんだけどな、本当は。とにかく古い建物なので、コンセントの数が圧倒的に足りないんですよね。なので、あちこちコードとケーブルによるトラップができてます。いかに電化製品が多いかってことだわなぁ。

 さて、東バの公式ブログの方は、弾くんの稽古場レポ。文章が若いなー(笑)。武尊くんはちょっと脚が細くなったのではないだろうか。大僧正だと脚は見えないけど、ちょっと楽しみです。

 その大僧正の衣装。すげぇよ、武尊くん…… (・_・)。何者かと思った。

 バヤの制作日記の方でも衣装合わせの写真がふんだんにありまして、ワルツの男性衣装が「どこのインドだ」っていうか、むしろエジプト? みたいなボトムだったり、後藤さんの大僧正もあったり。うーん、この衣装の木村さんもやっぱり見てみたかったなーと思いつつも、


 ……ラジャの方がすごいことになってました。

 そら、圧倒されるというか、なんというか。「心の準備が欲しい」と思うか、「何も知らずに、当日いきなりぶっ飛びたい」と思うかは、あなたのお心ひとつ。なんのこっちゃ。いやしかし、なんとはなしに「ラジャは黄色い」と思っていたんだよなぁ。今回は銀とペールグリーン。渋いのか、派手なのか、微妙だ。

 初日、がんばって定時で上がるぞ(≧▽≦)

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2009/09/14

スタダンのドラクエ

 スタダンの「ジゼル」を見たのは去年だと思っていたのに、自分の記録を見たら一昨年でした(笑)。いやー、光陰矢の如しってホントだねぇ(←年くっただけですな)。

 そんなわけで、初ドラクエ。とても面白かったです。今日は白の勇者が菅野英男さん、黒の勇者が福原大介さん、王女が樺澤真悠子さん。福原さんは一昨年のアルブレヒトを見た時に「老舗の若旦那みたいだなー」(ある種の王子キャラ)と思ったので、むしろ白では? と思ったのですが、黒が(も?)思いのほか似合ってました。なんつうか、アレですよ。姫野美智の作画で声は市川治かって感じ(←世代が知れるなー)。踊りの方も2年前の記憶よりもずいぶんよかったです。キレがあって、スピード感もあった。2年あると変わる人は変わるよねぇ。

 スタダンなのでお目当ては新村さん(^^)。「伝説の勇者」というので、出番の量はともかく踊りは二人の勇者的なガンガン系なのかと思ったら「ユパさま」でした(笑)。「伝説」だもんな……。んで、2幕に「過去が明らかになる」場面があるんですが、そちらを見ているうちに「……じゃなくてオビ=ワンか、こりゃ」でした。詰めの甘さといい、「貴方だけが頼りです」なのにざっくりやられちゃったり(←4人の王子並に役に立たない)、まさしくオビ=ワン。こっちもこっちで「伝説」だよな……(爆)。

 6月に東バを退団した周藤くんがスタダンに移籍したというのは別のところで目にしていたのですが、プログラムの名簿によると確かに正式な移籍のようです(変な日本語だ)。今日は1幕(とラスト)の宮廷での貴族のコールド(薄緑の衣装)、1幕の最後の酒場の場面のガヤ、2幕の魔王の手下(これはゴーグル付きなので特定できず)に出演していました。東バにいた頃は、舞台の上では妙にむっつりした印象で、「カテコん時くらい笑えよー(T_T)」(←だいぶ前のルダコね)状態、この正月のハサピコのコールドあたりから踊りの方もずいぶんいい感じになってきたなー、という具合でして。今日はとてもいきいきした、いい踊り方をしてました。ガヤの芝居も乗ってたし。水があってるのかもしれないですね。一抹の寂しさはありますが、彼がうまく自分を出す場がそこにあるのなら、それはそれでよいことなんだな、と、割りと素直に思いました。折角ですから、「移籍した甲斐があったね」というくらい、どんどん上を目指していって欲しい。

 それから長谷川智佳子さんですが、彼女も正式移籍(というより入団か)のようです。1幕の宮廷では周藤くんとペアで貴族でした(←以前なら考えられない組み合わせ)。あとは2幕の天空の場(回想シーン)での妖精のコールド。特に妖精の方では、長谷川さんらしい、きっぱりさっぱりした踊り。長谷川さんについてはですね、一抹どころか十四抹な寂しさというか、正直「くそおーー!!」というか(だって小出さんの次は長谷川さんの番だって思ってた矢先だったんだもん。あの世代のいちばんのご贔屓だったんだもんっ (ノ_-。))、胸中はさらに複雑ではありますが、それでもまた踊りが見られるところに出てきてくれたということだけでもありがたい、と思ったり。

 チケットを取った時には考えてもみなかったことですが、二人の新天地での出発にエールを送る(なんのこっちゃ)、そういう舞台でもありました。

 レポの方は半分ほど書いたので、また別に。

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2009/09/12

ラジャ、キタ━━(゚∀゚)━━!!!  (確定)

Img_0316_2
 ブーゲンビリア@熱川。バヤっぽくはないような気もするが。

 バヤデールの主要キャストが出ました。アイヤとか奴隷とかは出てませんが、多分これが事前発表の最終でしょうね。東バ公式のスケジュールページ(キャスト別表)に出てますが、バヤ制作日誌の方ががイメージしやすいかも(日程別)。兵庫と横須賀は3役以外は未発表。
 木村さんはソロル以外の日はラジャ(働き者だなぁ)。「花嫁の父」ってヤツだすな。ダブルの片割れは高岸さん。大僧正は後藤さんと武尊くん。武尊くんは考えてなかったけど「なるほどー」という感じです。やっぱり新作で初役3つ、ってことにはならんわなぁ。

 ということで。「隠し玉」がなければ、兵庫は木村さんがラジャだな(高岸さんがソロルだから必然的に)。横須賀の方は、ラジャでからぶったとしても友佳理さんのニキヤだし、行っとくかなーと思うけれども、兵庫はどうするかなあ。出なければ諦めもつくけど、出ると思えば諦めきれんしな。節約して「ハサピコをブルーレイで撮ろう!」キャンペーンに注いでもいいんだが。うーん(←優柔不断)。週末にロイヤルのDVDを見て、ラジャの出具合を見て考えるかな。後藤さんのうだうだな大僧正(予測)と、悪役満開の木村ラジャ(予測)だったら、それはそれで面白そうなんだがな。その間であわあわする横内苦行僧、と(^^)。

 26日のジャンペーが西村さんと乾さんというのも何気に嬉しいですなー♪ 乾さんのジャンペー、似合いそうだ。

 いやまあ、金曜は朝トイレに座ったはずみで「腰、ヤバ!」な具合になったあげく、夜中までいろいろありまして。とにかく朝イチで整骨だ。はー、疲れた。

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2009/09/10

もうじきバヤ

 相変わらず、辺野古からのアクセスが続いていて、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。前回沖縄に行った時の写真も全然整理してないしなぁ(←アップロード用にリサイズするのがめんどくさい)。もう半年経つのか。ありゃりゃ。もちろん、ヤマヒデの請負仕事もやってない。明日、沖縄土産をもらったらやるかなー、というより、やらざるを得ないだろうなー。土曜、出勤だなー。棚卸し前だから休めるかなー。

Img_0376

 鳥つながり(笑)ってことで、クロトキ@熱川。去年の正月にバナナワニ園で撮ったもの。ちなみに、某所で使っているプロフ写真も、熱川のワニです。
 ええまあ、あんな鳥もこんな鳥ももちろん好物……じゃなかった、愛しちゃってますですよ(笑)。何の話だ。
 
 もう頭ん中で白鳥さんたちが「きゃーぱたぱた」な状態だし、それと「ギリシャ」がちゃんぽんでぐるぐるだし、しかも財務諸表の研修だし(←これは関係ないな)で、えーまあなんつうか、あれやこれやと。

 で、別の鳥のことを書く予定だったんですが、東バの公式のトップがバヤのリハーサル写真集になっちゃったんで、いきなり頭がそっちの方に(笑)。
 今月に入ってマカロワが来日して、脇キャストがくるんじゃないかとこまめにチェックはしてるんですが、これが来ないんだなー。アッサンブレのメルマガがくるたびに「すわ!」(←これも死語?)と焦るんだけど、そのたんびに「先行販売のお知らせ」だしなぁ。
 まあでも、ブロンズアイドルだけはキャストが出ました! まっつんと八木くん。トップページの木村さんの後ろでうろうろしてる水色の人は誰だろう、と思ったら、これが八木くんだったようですね。昨年入団ということは、抜擢の続く長身組の1人だろうか(←さすがに覚えてない)。
 
 今週中には全部決まるようだし(って、あと15日だよ!)、今週もあと2日なんだけど、それ次第で横須賀とか考えなくちゃいけないし。やっぱり大僧正は来ないかな……。悪役っていう意味だと、大僧正よりもラジャの方が極悪非道だしな……(←判断基準はそこなのか?)。

 ええまあ、それはそれとして。友佳理さんのソロの写真がすごくすてきです。楽しみー♪ 木村さんはチリチリ頭のままでソロルなのかなーと思っていたんですが、どうするんでしょ(あのバンダナ巻きを見ると清水(哲)さんを思い出すんだよなー)。ああやっぱり、美佳さんとの並びは格別。1日しかないのが哀しいっす……(ノ_-。)。

 いいかげん、DVD見ろよな>ぢぶん。
 

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2009/09/09

白鳥の、はずれた2曲

 ええっと、白鳥だったな、前の話は。あらためてアニィの公演チラシを見るに、トップのアオリはこうです。

「炸裂する激情と迫り来る情感、そして尽きることのない哀愁!!」

 ……いつもながら、「哀愁」と「!!」って折り合いが悪そうな気がする。

 その話はおいといて。
 今回、「アニハーノフ編纂」の「バレエ組曲 白鳥の湖」で演奏されたのは以下の通り。

バレエ組曲「白鳥の湖」op.20より
 1.情景(No.10) 有名過ぎる2幕の冒頭
 2.パ・ダクシオン(No.13) グランアダージョ
 3.情景(No.17) 花嫁候補の踊り
 4.情景(No.18) オディールの登場
 5.パ・ド・ドゥ(No.19a) チャイパのアダージョと黒鳥のヴァリ(怖い方)
 6.情景(No.24) 3幕の最後。騙された王子と大笑いの悪魔(笑)
 7.間奏曲(No.25) 4幕の序曲
 8.情景(No.28) オデットの帰還と嵐
 9.最後の情景(No.29) 

 1幕と民族舞踊をざっくりカット、しかしドラマの骨格ははずさないところがさすが、ではあります。「編纂」って本に対する言葉なんで、こういうときには使わないとは思いますけども(←ライブラリアン)。

 ちなみにグッドホープから発売されてるレニ管の「三大チャイコ」CDもアニハーノフの選曲によるものですが、こちらの白鳥はこんな感じ。
 

序奏/アダージョ(グランアダージョ)/小さな白鳥の踊り(4羽の白鳥)/ヴァリエーション(1幕2場=湖畔のオデットのソロ)/嵐(オデットの帰還と嵐)

 やっぱりグランアダージョと嵐ははずせないってところでしょうか。まあそりゃそうだな。「嵐」で終っちゃうとちょっとおさまり悪いんですが。

 というわけで、この選曲に文句があるわけではないんですが、折角の演奏会版、どうせならバレエではあまり機会のない曲も聞きたかったなー、というのが2曲。

 ひとつはいわずとしれた「ルースカヤ」(追加曲)。まあ「追加」ですけどね。これは比較的単体では見たり聞いたりする機会はあるんですが(新国に行けばあるしなー)、やっぱりアニィで聞いてみたい曲のひとつです。演奏会タイトルが「怒濤のロシア音楽」ですからねぃ。グランアダージョと両方だとコンマスが大変だろうか。でもここのコンマスの男前な音だったら、なかなかいいような気もするんだよな。

 もうひとつは、4幕の「小さな白鳥」(No.27)。オデットの帰還を待つ白鳥たちの踊りですが、ここを原曲でやってる版っていうのはどれだったっけか。ボーン版はNo.27を使ってたはずだし、マーフィ版はどうだったかな(自信がない……)。セルゲイエフ版やボヤルチコフ版はドリゴの方だし、ゴルスキー版はパ・ド・シスの曲を使っているので、日頃はあまり機会がないんですよね。
 でもこれがすごく好きなんですよー (ノ_-。)ナクコタァナイガ。「白鳥」全曲ならした中でもいちばん好きかも。日頃見ない分だけ、イメージがまっさらなのかもしれないけども。白鳥の軽やかな足取りを思わせる中間部のCメロもいいけど(実際の白鳥は軽やかでもなんでもないけどさー)、木管でふっと入ってくるBメロが好き。ちょっと不安定な半音は白鳥たちの不安なんだろうけど、聴いているこちらもかすかに切なくて、いきなり胸がつまったりする。
 そんで、最後の「じゃんじゃん、じゃんじゃん!!」だけ妙にベタだったりするんだよな(T_T)ソウオワルカヨ。

 2曲とも、いつの日かマエストロ・アニィ&ニューシティで聴いてみたいもんです。

 定番中の定番、プレヴィン版(試聴あり)。

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2009/09/03

ふしぎ犬とかフェス雑感というか……

 やや業務連絡的に。スラップスティックがゲストで出た「ふしぎ犬トントン」がCSで放映されているそうです(こちら

ふしぎ犬トントン #7ドタバタ楽団大さわぎ CSホームドラマチャンネル
第007話 03(木) 深00:00 /第007話 05(土) 前04:00

 うちはCSはおろか、未だにBSも入ってないんですが、見られる環境にあるスラップファンの方はぜひー♪

 さて。職場含めていろいろあって脱力中だったりしまして、レポも全然進んでないですが。

 ぐるぐるっと他人さまのフェスの感想などを読ませていただくに、やっぱりご贔屓のダンサーなりカンパニーなりに対するアンテナは総じて高く、細かいニュアンスまで感じ取れるけれども、そうでなければそれなりに、という、至極当然のところに行き着くわけです。

 んで、ぢぶんの場合は、フランス系へのアンテナは低く(ベジャールもフランス系っていやぁ、そうかもしらんけどー)、ロシア系はおそらく標準的で、ドイツ系がかなり好みであると。
 ものすごく乱暴に分類するとそんな感じだなぁというのが、今回あらためて気づいたこと。

 フェスってのは、1日の上演時間が長いから、ご贔屓のところに集中力が集中するのは当然で(どういう日本語だ)、無意識に気を抜いてる部分があるからそうなるんでしょうけども。それでもこれだけいろんなものを一度に見ると、おのずと自分というものも見えてくる気がします。

 今週末はアニハーノフwithニューシティのコンサート(こちら)。久しぶりのマエストロのマリモ頭が拝めますぜいっ。なにより、アニィの選曲による「白鳥の湖」の組曲というのがそそりますよねー♪

 まだチケットありそうなので、お時間のある方はぜひぜひ♪


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2009/09/02

民代さんの次作/翻訳サービスの力量

 のっけからですが、民代さんの次の(かな?)ドラマが決まったそうです。

 草刈民代「龍馬の母」でドラマ初挑戦こちら。あるいはこちら。写真付きはこちら。)

 大河だよ! ということなんですが、来年の大河が龍馬だったのも、龍馬が福山雅治なのも、今知った(笑)。出番は初回の中ほどまでだそうなので、すごく見逃しそうな感じです。多分正月まで覚えてないな。 

 それはそれとして。
 ぢぶんはいわゆる「無料翻訳サービス」はインフォシークを使うことが多いんです。以前会社で中韓書を担当していた頃(もう7年くらい前か?)に、ハングルを簡便に翻訳できるのがこことワールドリンゴくらいだったというのがそもそもなんですが、それ以来なんとなく。

 ま、無料サービスなんで、トンデモなことになることも多いんですけどね(^^)。例の「鳥」のキャストをめぐってあれこれ探していたときに、NBSの英文サイトの方にもしかしたら何か出てないか? ってんで、翻訳したのがコレ(「サイトの記事の改変・転載」にあたっちゃうか?)。インフォシーク名物「関西弁」翻訳です。

バレエの世界の主な印を残して、モーリスB jartは、2007年に他界したんやちうわけや。B jart Balletローザンヌ、パリオペラBalletと最もようけの(東京Ballet)もので働く会社B jartのうちの1つの大事にしてきたメンバーでつながれる特別番組は、彼の比べるものがない創造力に対するねん敬意を払うために、2日の間動きまんねん。 ギルローマン(現在会社のディレクターが「アダージェット」で主役にするねんArtistic、男性が彼自身の人生で漂う熟慮するねん仕事とマーラーのシンフォニーへの宇宙として会社を導く)。エリザベツロス、また、主要なダンサーのBBL、亡くなりよったアーティストのための賛辞として生じられて、女王の時間を超越した岩数に踊られて「Love Youに生まれる」「ライフのためのバレエ」のパートや。ローランイレールとマニュエルルグリは「Wayfarerの歌」で共同で働きまんねん。ほんで、男性と彼の影の劇的なデュエットがマーラーのメロディーに合わせて愛と死の間をさまよいまんねん。 東京Balletは、彼らの最初のためにB jartの2つの作品を実行しまんねん;「ルミ」は厳粛な男性の部隊が彼らのうちの1人であるアラビアの曲に合わせてどれを踊るかについて、BBLそばにきょうび行おったんや。ほんで、もう一つが伝説的な仕事(「Birds」)やったちうわけや。 作品でどエライどエライ精通した東京BalletのソリストとB jartの精神は、プログラムを通してcastedされまんねん。サイン傑作「投入ro」は、賛辞を閉じるために、Y.シュウトとM.上野を主演させまんねん。

 ……元の概要を知っていればなんとか(笑)。「ベジャール」がちゃんと訳せてないのは、重ね記号のためでしょうな。ぢぶんはこの「Love Youに生まれる」ってのが妙に好きなんですけども(微妙にジャニーさんのようだ ^^;)。あと「どエライどエライ精通した」ってのも。いちばん悩んだのは「投入ro」だったんですが、「ボレー」+「ロ」なんですかね、やっぱ(爆)。
 先日の「鳥」の抜粋は鳥が1羽だったんですが、英語では「The birds」と複数になっているのも気になるところ。何羽か出るシーンがあるのか、後ろの女性も鳥なのか。

 いやしかし、この「関西弁」翻訳って、意味あるんか……orz。

 

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2009/08/31

ヒメのその後とか、例によってとか

090831_00030001 ヒメにお子がっ!

 というほどの話でも……あるような、ないような。先月の「受け皿の水が茶色い」事件で植え替えたうちのヒメですが、その後きちんと根つかずに、「ああもうダメかも……」な状況になり、フェスの最中にもう一度植え替えました。意外と手がかかるんだよ、このおひぃさまが……。
 その後の経過は順調で、新しい葉も伸び始めたし、地上に出てるイモ部分からも根が出たりして、一安心といったところだったんですが、なんと地中から新しい芽が出ましたよ。ひょー。つまり、今まではひとつのイモから3本の幹が出てまして、これは買った時からその状態だったんですが、4つめの幹ができるっつーことなんですな。出てるのはしばらく前から見えてたんですが、「いや、根が上向いて生えてるんかもわからん」とかちょっと疑ってまして(←信用してない)。

 ネットで「クワズイモの育て方」などを読むと、「あまり水をやりすぎるな」「植え替えたら休ませとけ」というのがほとんどなんですが、うちの場合は、臆せずに水をやった方が調子がいいようです。

 東バの公式ブログは眠りのリハからベジャールの本番まで。印象的なのは、眠りのリハにガーフォースが立ち合っている姿です。多分、スコアを見ながら確認をしているところかと。
 劇場付きのオケなら、自分の劇場のレパートリーのバレエも見たことがあるでしょうが、日本のオケのような場合だと、演奏者が必ずしもその作品を観たことがあるとは限らないんですよね。それが眠りや白鳥のような有名な作品であったとしても。舞台の上の超絶技巧に「わーっっ!」と客席が沸いたとしても、拍手が自分たちの頭の上を過ぎていくだけで、何に対して拍手が起きたのかはわからない。そんなような状態じゃないかと思うんですよ。バレエのオケピの中への不満はいろいろあるけど、オケの演奏者ひとりひとりが「舞台の上にあるもの」を知ることで、ずいぶんと舞台とオケピの溝は埋まるんじゃないかと、常々思ってはいるのですが。

 あとはなんといっても、「バクチ」の指導をするジル! そんな機会は絶対ないだろう、と思いつつも、ジルの踊る「バクチ」を見たいですよー(^^)。なんかすげぇや。そんで、木村さんの写真、ブレブレだよ、氷室ック!(ノ_-。) 一瞬、マネージュのとこかと思ったけど、ゲネのマネージュでここまで飛ばないよな、多分。それにしても身体に無駄なところがないよなぁ……。

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2009/08/30

ペルトをもう1枚(とダンマガとか)

 木曜日に先輩の通夜があったり、金曜にリブロに行ったら改装中でわかんなくなってたりで、ようやく今日ダンマガを買ってパラ見。美佳さんのジプシーの写真が、上からのいい角度のいい写真♪ シヴァっちもクチュルクも写真なしかー……orz。シヴァはその分、「クララ」でインタビューだったんだろうけどな。そちらのインタビューの方、シヴァとコシェレワの「公私共にパートナー」って、「私」はともかく「公」の方は最近パートナーになってないじゃーん、たまには日本でも組んでくれよぉ、と妙なところにツっ込んでみたり。

 後ろの方に「ヨハネ受難曲」の記事も。白黒ですが、堀内さんのイエス+四人の男性と、島田さんのマグダラのマリアの写真。「バレリーナへの道」の最新刊(79号・9月配本分)の方にカラーでもう少し大きく取り上げられていて、ダンマガのイエスと男性たちの写真はこちらと同じもののトリミングかな。こうして見ると、やっぱり石井さんの身体はゴツイな、よくも悪くも。「バレリーナ」の方に出ている、木に吊るされたイエスの写真がすごくいいです。やっぱりもう1回観たかったなぁ。OFCは規模が大きいだけに再演は難しいだろうけどなぁ。
 ついでながら、いくつか読んでいるダンサーさんのブログの中でも、石井さんのは好きなのですが、フリーのダンサーって本当に大変だなぁ、とも。

 さて、昨日書き残したペルトのもう1枚。
 「アリーナ」
 収録曲は2曲。「鏡の中の鏡(Spiegel im Spiegel)」がピアノ+ヴァイオリン版で2ヴァージョン、ピアノ+チェロ版が1ヴァージョン、「アリーナのために( Fr Alina)」が2ヴァージョン(計5トラック)。
 07年のルグリガラの「アベルはかつて……」で使われていた「鏡の中の鏡」が欲しくて、直後にあれこれ探したときはさっぱり見つからずにネットでようよう買ったのだけど、最近は大きなCD屋ならほぼあります。ペルトのところはこれと、「タブラ・ラサ」と「アルボス」の3枚(^^)。いや、引っ越しのどさくさだかなんだか、解説がどこかにいってしまってですねー。ヴァージョンについての細かいことがわからない。帯の「現代音楽を代表するアダージョ作曲家」ってのはどうかと思うんだが。でも多分、こういう曲をもって、「ヒーリング」に分類されちゃったりするんだろうな。

 「鏡の中の鏡」は今回のバレエフェスのハンブルグ組の「オテロ」でも使われたので、耳に新しい人も多いかと思うのですが。「くるみ割り」のアダージョも、「眠り」のフォーチュンとシンデレラも、非常にシンプルなスケールの変奏ですが、これは変奏ですらない、弦のスケールの上下にピアノの和音がついたもの、といっても過言じゃないだろうなぁ。それでもその響きはゆったりと美しい。そして、美しいものは哀しいんだとあらためて思う。ペルトが自身の音楽について「プリズムを通過する光によく似ている」と言ったといわれているが、この曲はまさにそのイメージ。あるいはしずく。しずくが水面に落ちたときの広がっては消えていくさざ波。「透明な哀しみ」ということばそのもののような。

 ぢぶんは電車の中でちょっと寝たいときとか(笑)、何かゆっくりとものを考えたいときによく聞きます。チェロのヴァージョンがいちばん好き(←低音好き)。

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2009/08/28

DMいろいろ

090827_02210002 ベジャールガラのぢぶんみやげ。ちいさなうさぎさんの隣の円錐は、同僚にもらったジャスミンのお香です。コーン型の香立てにと思って買いましたが、本来は箸置き(^^)。

 光藍社さんからDMが来ました。マールイの冬公演については、ルジマトフ芸監とシェスタコワのインタビュー、すでに発表になっている関東近郊公演の案内くらいが新しく、キャストの追加発表(ガムザッティとか近郊公演とか)はありません。「白鳥」についてはやはりレニングラード音楽院版(いわゆるボヤルチコフ版)の表記のままなので、今年についてはもう一度これを見ることができそうです。

 シェスタコワのインタビューでは、チャイコの三大バレエについて、テクニック的にいちばん難しいのはマーシャで、ボヤルチコフ版の2幕のヴァリはどの版よりも難しく、だから大好き、というのが面白いですね。そういえばスーシャの全幕でのクララは、今シーズンはじめて見る(予定)んだな。いつもサニーで見てたもんなぁ。

 キエフの方も、フィリピエワとマツァーク以外のキャストは未発表のまま。

 アルス東京さんからもDM。こちらはモスクワ・アカデミー合唱団が中心。東京カテドラルで行われるコンサートも、その「世界のアヴェ・マリアを歌う」も「ギターと語りのための『プラテーロと私』」も興味をそそるけど(「プラテーロ」好きだったなー♪)、いかんせん少年合唱団になんの興味もわかないぢぶん……orz。
 ……ぢぶんの中の「ロシア民謡」って、結局ダークダックスだったりするんだよな……。

  「プラテーロとわたし」。ぢぶんが読んだのは岩波少年文庫版で「プラテーロとぼく」でした。久しぶりに読んでみるかな。

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2009/08/26

チケットがきた

Img_0892 16日の夜のペンギン。フラッシュなし、お任せモード(笑)。
  どうでもいいんだが、もう「ウクレレ・ヤマト」とか「ウクレレ・白鳥の湖」とかあってもいいような気がしてきた。「ウクレレ・白鳥」だったら、ロットバルトがトナカイ仕様でもあうんじゃないだろうか。ダメか。「ウクレレ・ジゼル」はどうだ。誰も踊り死にそうにないが。

 9月のバヤデール、祭典枠のチケットが来ました。わー、なんか微妙。これが別の人の日だったら「おおっ、なかなか良席であるぞ」になるんだが、木村さんと美佳姫となれば、もう少し近くううー、と思うのが人情ってところっで。「せめて、せーめーてーひーとーたーちぃぃぃーーー」という。なんだよ、「一太刀」って(←相手が木村さんだけに刃傷というか)。うーむ。いや、考えても仕方ないんだが。

 ……9月にマカロワが来るまで、脇キャストの発表はないんだろうなぁ。それによって横須賀とか考えるんですが。野辺さんが大僧正のセカンド辺りに入るのでは、と踏んでいたんだが……。それがなくなるとなると、えーと……。いや、本当は監督がいちばん似合うだろうと思ってはいるんですけども、それも多分ないわけで。……。
 まあね、あっという間にその日がきて、あっという間に終っちゃうんですな。来週はもう9月だもの。早いなぁ。着荷するムックが秋冬ニットだもんなぁ(暑い)。

 まあこの過疎ブログも、いろんな検索ワードで起こしになる方がいらっしゃいますが、これはわからない。

 「デジレムキマイヤールオーロラ」

 デジレとシムキンとドロッセルマイヤーとルオーとオーロラ?(ルオーって誰だよ)

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2009/08/25

ベジャールプロ、アップしました

 Img_0882 何枚持ってるんだ、この写真、と思いながらも、あればつい撮ってしまうブロガーの性。
 「舞踊館・BALLET」に「オマージュ・ア・ベジャール」2日間をアップしました(こちら)。「バクチ」は書いてるうちにだんだんわかんなくなっていっちゃって(笑)、途中で投げてます。

 水香ちゃんの公式サイトに、初日終演後の集合写真、東バの公式に最終日終演後の集合写真が上がっています。例の円卓に乗ってるヤツ。円卓って便利だなーと思いながらも、ついつい毎度「100人乗ってもだいじょーぶ!」を思い出すぢぶん……orz。ジルが何気に美佳さんの腰を抱き、その美佳さんが水香ちゃんに腕を回し、その向こうに無関係に木村さんの足、と。鳥の女性の衣装もわかりますね。
 ついでながら、公式からリンクされているように、産経新聞に45周年パーティの記事が載ったそうです(こちら)。「現役ダンサー」の集合写真には、久しぶりに小出さんの姿も。記事によると、佐々木団長は首の手術をなさったばかりとか。とにかくお大事になさってください。

 「ジャタンドレ」について少しだけ。「待ちましょう」という邦題をもつこのシャンソンは、今回のオマージュの最初と最後(確か流れてたかとー)に使用されています。

 初日に聞いた時は「あー、何かで使ってたよ、何かでー」と思い、帰ってから「あ、ジャタンドレ?」と思いYoutubeでいくつか聞いてみて、2日めの冒頭で確認した次第(T_T)。ぢぶんの記憶力ってヤツァ。2日めのはじめにうるっと来たのはここいらが大きい。

 言うまでもなく……かどうかはともかく、「M」のラストシーンで使われていたあの曲です。少年ミシマの体内から引き出された血のリボンによって、「登場人物」たちが結ばれ、絡み合いながら去っていく、絶望的に切なくて哀しいあの場面(←いやもうこん時の「III」がさー、どんだけ……という話に逸れないようにするのは大変なんだが)。
 ぢぶんはあのラストは、少年ミシマの見た、長い夢のような気がしています。自分が将来書くであろう小説、自分に訪れるであろう未来。それらを垣間見ながら、いつか再び自分のペン先から彼らが現れるまでの、長い眠り。少年も「登場人物」たちも、その日の訪れを待ち続ける。

 まあジルがそこまで含み込んでのこの選曲だったのかはわからないんですが、ともあれ、この「待ちましょう」は「飛んでいった小鳥も忘れ物を探しに帰ってくるのだから、時は過ぎていくけど、君の帰りを待ちましょう」と、まあ簡単にいうとそういう歌(フランス語の歌詞はこちら。リナ・ケッティの試聴つき)。原曲はイタリアから入ってきたというのは物の本で読みましたが、なんとヒントは「蝶々夫人」なのだそうで(笑)。いろんなものがぐるぐる回ってるなぁ。

 ええまあそんなわけで、「M」で使われているのはティノ・ロッシのものだとプログラムにありますが、今回はだれだろうか、と。ずいぶんYoutubeさんにお世話になって、あれこれ聞いてみたんですけれどもよくわかりません(笑)。リナ・ケッティなのかな。試聴できる範囲での好みとしては、女性ならリュシエンヌ・ドリール、男性なら断然ジャン・サブロンだというので、この何日かCD屋を回ってみたんですが、ないんだなー、これが(T_T)。ま、サブロンの方はAmazonなりHMVなりで買えそうです。
(←試聴ナシ)
 Youtubeで「J'Attendrai」で検索をかけると、いくつか聞けます。もちろん、同名異曲(クロード・フランソワのとか)も混ざってます。まあ、便利な世の中っすね。

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2009/08/19

由良でないとすれば

 なんのかんのいいながらも、胸の中でずっと「ジャタンドレ」が鳴っていて、胃がギリギリとしめつけられるような気がするものだから(なんで胸じゃなくて胃なんだか)、会社帰りにCD屋を3軒ほどはしごしてみるも、見つからず。シャンソンの棚自体がもう、探しても見つかんないくらいで(T_T)。ティノ・ロッシのはいつかは欲しいけど、今は女声のがいいなあ、なんて思ってたら、結局ダリダの輸入盤くらいか(値段的に手ごろなのは)。でもイメージが違うんだよな、今思っているのとは。後は淡谷のり子。好きですけどね、淡谷のり子も。中古のケッティのかなぁ。ドリールのは収録されてるのが見つからないんだよなぁ。

 そんで、由良之助のソロはガラの抜きで踊るのは大変だよなーという話を書いたわけですが(そういや、高岸さんが以前どこか外国のガラでやったような記憶も……)、東バとベジャールのつながりでいえば、やはりあの位置に「カブキ」が欲しい。となると、一体どこを抜けば……と、まあ、以前のプログラムやらぢぶんレポやら見てみたんですが、これがまあ、抜き所のない全幕だな(T_T)。いちばんの見せ所はもちろん最後の討ち入りだけど、これは始めちゃったら最後の切腹まで抜きようがないし(ヴァリエーションだけはさすがに抜けまいよー)、まるまるやっちゃったら「ボレロ」がいらなくなっちゃう。主役の由良之助と顔世がそもそも「カップル」じゃないから、二人のPDDてのもないしねぇ。しいて言えば「一力茶屋」のおかるとのPDD? 黒衣つきで。「城明け渡し」のヴァリの方が短い分、向いてるだろうか……。いや、いっそ「松の間」を全部抜くとか(←個人的にはウマーだが、収まりが悪そうな)。

 とか、まあ、いろいろと。ホントに抜きようがないな。で、じゃあ「M」だったらどうだろう、と思ったんだけど、これがまた抜ける場面が思いつかない(笑)。コラージュみたいなイメージなのにな。

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2009/08/18

まつりのおわり

 オマージュ・ア・ベジャール最終日。だから初日と最終日だけだってば。

 半月がかりのバレエフェスの終わりというよりも、ぢぶんにとっては1年ちょっとかけたベジャール追悼プロの最終日、という気持ちです。
 ……それにしてはちょっと不完全燃焼というか、昨日テンション上がり過ぎたというか。たとえば、昨日初めて観た演出の面白さは今日はもうわかっていたりというような、ちょっとしたことの積み重ねで乗り切れなかったような気もするし、そうでない部分ももちろんある、と。

 昨日つかみきれなかったものがふっと落ちてきた、そんなものももちろんあります。昨日はかぶり付きに近いくらいの前席だったし、今日は前ブロックの後方で、しかもいつも通りに左右に席を振ってくれていたので、「鳥」はようやく群舞との具合がわかったし(←単に真ん中しか観てなかっただけじゃないのさー)、ボレロやルーミーも違う人を観ることができたり(笑)。「ジャタンドレ」の切なさは今日の方がきたし、舞台そのものの幸福感は昨日の方だったように思うし。

 いろんなことを考えてみています。ぢぶんが考えてもしかたないんだけど。

 簡単に。「ルーミー」は昨日よりもぐっとよかったような気がします。由良之助のソロは、全幕だと踊る方も観る方も感情の高まりの中でがーっと行くけど、抜きでやるのは難しい(つか向いていない)よなあ。山崎街道の後、1幕の最後であの長ソロだから、全幕の方が大変そうな気がするけど、そういうものでもないんだなぁ。ロスは今日の方が迫力があったような気がする。「鳥」は、昨日の幸福感はまあ個人的なものだからアレとして(苦笑)、もう少し全体の絡み(女性相互も、鳥とも)が出てくるともっといいかも。「アダージェット」も今日の方がすっと入って行けたのは、まあ個人的なテンションの差だろうけどな……。「バクチ」はマモノの夫婦(笑)。崇拝者も今日の方がノっていたと思いますが、ソロの後辺りから、木村さんの踊りの「何か」が、崇拝者を巻き込んでいるような、そんな印象も(←結構、人を巻き込みがちな気が)。イレールは、昨日の方が身体のコントロールがよかったような気がするけど、動きの端々が美しい。水香ちゃんのボレロは、アレですね。正月から踊りこんでるだけあって、動きはずいぶんきれいになったと思う。虚心に踊ることによってぐるりと一周して、舞台そのものは初役の時に返っちゃったようなイメージ。なんかもう、この人はこれでいいや、とちょっと思う(←おいおい)。

 全体の構成などについては、別に。

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2009/08/17

Bプロアップ&ベジャールプロ初日

 「舞踊館・BALLET」に、バレエフェスのBプロをアップしました。11日の分です。ちょっと雑駁です。

 さて、今日はベジャールの追悼プロ、初日。初日と最終日しかないけどな。全体の演出がとてもよかったです。特に1部。17日だけ観るという方もいらっしゃると思うので詳しくは書かないけれど、本当に本当に幸せな舞台でした。ベジャールはもういない。けれど舞台は続いていく。「ベジャールの舞台」は続いていくんだ、という実感と、続けていくんだというダンサーたちの決意とが、直に身体の奥に響いてくるような、そんな舞台でした。

 東バ初演の「ルーミー」は初演感たっぷりではあったんですが、今これを踊る意味、というのはすごく伝わってきました。「ルーミー」を踊る中には、群舞としてですらも直にベジャールからの指導を受けたことのないダンサーも入っています。ベジャール、ジル、東京バレエ団。この3者で新たな関係を紡いでいかなくてはならない。その新しい始りのために、これが冒頭で踊られることが必要だったんだなあ、と。

 高岸さんの由良之助のソロは、こうして抜いてみるとスローな振りが多いんだなあ、と改めて思いました。全幕だとそんなに感じないんですけどね。気魄は感じたけど、ちょっといつもより重かったろうか。「ルーミー」から由良之助へ、そしてロスへのつなぎがすごくいい。ロスはいつもは「ベジャールの母」のイメージだけれど、これを踊るときはちょっと「不良少女」(^^)。激しかったです。気魄っていい始めるともう全員が「気魄」なんだけども。

 そして木村さんの「鳥」。女性群舞の方は、ペルシャ風(?)の、布で頭を覆う衣装なので、誰が誰かはじっくり観ないとわからなかったのもあって、「明日観るから!」で勘弁してもらったりして(^^)。木村さんは初演とは思えないというか、5年踊り込んでますって言われても信じるほどの仕上がりでした。プログラムによると「コメディ・ミュージカル」。衣装が白の長パンツで上半身裸だったり、音楽のハジダキスがギリシャの人だったりで、ちょっと「ギリシャの踊り」を思い出します。背景がオレンジの照明だということもあって、「鳥」というよりは陽光のようでした。いつものようにくるくると表情が変わって、のびやかで、自由で、楽しそうで。これが1回しか観られないなんてーー 。・゚・(ノд`)・゚・。 。 ……でもシヴァも観たいしな(←内心、両方踊れと思っているオニ)。横分けくるくるパーマがすっごく可愛かったです。いや、笑顔が可愛かったのか……。

 ジルのアダージェットは、BBLの来日公演での舞台とはまた違った、もっとプレーンさを感じるようなもの。追い求めるもの、手の届かないもの、つかみ取ったもの、そして送り出すもの……。ジルという人をそれほど知っているわけではないにもかかわらず、ジルの人生そのものを観るような思いでした。

 2部幕開けはバクチ。後藤+上野ペアは2回目。水香ちゃんは木村さんと組んだのも観てるので3回目か。水香ちゃんのベジャールは、「これはこれで悪くないんだけど、なんか違う」感があることが多いのですが、今回もそうでした。ベジャール的であるとかないとかいうよりも、自分の中のイメージとの違いなのかな。いちばんたくさん観ているのは古川+井脇組だから、ぢぶんが井脇さんのイメージに寄っちゃってるのかも。後藤さんはフェスのシリーズの中ではいちばんよかったんでないだろうか。

 イレールとルグリの「さすらう若者」。当然なのか不思議なことなのか、「若者」と名のついたこの演目ほど、円熟味というか、人としての経験が必要なものも少ないのかも、と思います。つか、本当の若者がやっても面白くないだろうなー、というか。ダンサーの内面の厚みとでもいうようなものがさらけ出されるのは多くの演目でそうですが、これはさらに踊る二人の関係性も、内面の豊かさのバランス(というのも変だが)問われてくるなーと。要は、イレールとルグリでこれを観られるというのは本当に幸せだということ、です。

 最後は首藤さんのボレロ。最初の方はちょっと「うにゃぁ」と思うような動きもあったんですが、徐々に高まって行き、歓喜の爆発で終る、と。

 1部の終わりにジルを中心としたカテコがあったので、最後のカテコで全員が出てくれたのがとても嬉しかったです。今日は1階の前方席だったんですが、ダンサーたちが上の方までずっと見上げていたので振り返ってみたら、5階までずっとスタオベになっていました。本当に、本当に幸せでした。感極まって泣くというよりも、幸福なわくわくがずっと続いていた感じ。
 1部の終わりのカテコは、ジルが「バレエ・フォー・ライフ」の時のように真ん中でダンサー達を迎え入れてくれました。高岸さんとはがっつりした握手だったかな。ロスとはもちろんハグし合って。木村さんは、「やったな、おい!」って感じに耳たぶをくにゅくにゅされてましたー♪ か、かあいい……(←二人とも)。

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2009/08/16

取り急ぎの眠り

090815_16450002 今日の不忍。何の変哲もない、カモの後ろ姿。

 そんなこんなで今日の文化会館。フェス全幕プロ「眠り」はマラーホフ版。いやー、だいぶ目が慣れたけどな。幕が開くとやっぱりあのカタラビュットにビビるんだよな。

 この版は、妖精たちが、命名式にお呼ばれするだけではなくて、ずっとリラといっしょにオーロラを守っているというのが大きな特徴だと思うんですが、ぢぶんはそこがとても好きなんですよね。1幕の最後に、ひとりずつ庭園のフェンスを守るように眠りにつくのも好き。今回は2幕(3幕だが)の冒頭の、「王子、来るわよ、来るわよ!」「わーい、来る、来る!」「キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」「じゃ、がんばってねーー♪」の一連が、ずいぶんわかりやすくなっていたように思います。役を重ねて、ひとりひとりがこなれてきた感じ。最後の王子がキスする前の、リラの「考えて、考えて!」のところもわかりやすかったな。ぢぶんが見慣れたからかな。……市女笠は相変わらず謎だが(←これは解けないやろ)。

 コジョカルがとにかくキラキラ。衣装もよく似合って可愛いし、脚の強さも随所で見せてくれました。GPDDは、マラーホフ版がこうだったのか、コジョカル仕様なのかがちょっと記憶曖昧。コボーはあの衣装も意外と合っていたし、二人で踊るときは盤石だけれど、ヴァリになるとちょっと物足りない感じ。今日は下手席だったんだけど、あの腰を抱きかかえるフィッシュは、前から見ると結構ドキドキだ。

 田中さんのリラはお母さん系。ドリアードの時よりも、ゆったりと余裕をもって踊っていたように思います。リラらしい貫録もあって、高岸さんのカラボスとよく渡りあってました。高岸さんは前回のドラァグクイーン路線から、ちょっと芝岡さんの路線に近づいたような。途中から帽子がなくなってたけど、ああいう演出だったっけか。5人の妖精もそれぞれによかったです。奈良さんはこういう役だと生き生きしてるなあ。今日はすごくいい表情でした。乾さんがかっちょいい。

 上手での演技の多い木村王子も今日はばっちり(白鳥は上手サイド席だったんで、首がー)。今日の4人は木村・後藤・平野・弾で、トップが前回に引続き木村さん。なんというか、するするしたサポートだったな。スムーズというか、するする。って、なんだかよくわかりませんが。「オーロラの友人」から2回もらうはずのばらの花、最初にもらったばらの頭がもげちゃいましたが(差し込み式だったような?)、慌てず騒がす、吉川さんが持ってたもう1本を「そっちをくれ」(←こういう時にいちいち物腰がスマートだったりする)、で何事もなかったかのように。そうこうしてる間に木村さんが上手側に行っちゃったんで、その後の顛末はよくわかりませんが(^^;)、王子たちの位置替えで、壊れちゃったヤツは後藤さんにあたったような。でもそこもスムーズに流れてたところをみると間に合ったのかな。
 まあなんというか、ちょっと抑え目(当人比)だった気もしますが、指先までかっきり柔らかい、なんとも幸せそうにオーロラを見る王子。今日はスマートで涼やかでありました(←出番は長いが踊りは短いのでちょっと欲求不満だ)。

 えーと。ディベルティスマンは赤頭巾と牡猫以外は全員初役かな? 松下くんのアダージョがちょっといっぱいいっぱいだったかな。弾くんが健闘。背も木村さんよりちょっと高いのかな。今から上手く育てば、いい王子になりそう(上手く育つのが難しいんだけどね……)。井脇さんのシンデレラは、「シンデレラは眠ったりしないで、王子をとりに行くもんだよな!」というイメージなんですが、渡辺さんのシンデレラはいかにも薄幸そうで(^^)、別の方向で似合ってました。森さんの赤頭巾は、踊りは最後だけだけど、はまり役だなー。

 長くなったので、こんなところで。あ。笑顔満面のコボーを観てたら、ちょっと布施明を思い出した。ぢぶんでも「なぜそこで……orz」と思った。
 
 

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2009/08/14

ガラでした。

 ガラでしたー♪ うちは上野から割りと近いので、お先にシャワー浴びて一息ついたところですが、遠方の方はお疲れさまでした。ファニーガラが終って4階からホワイエに降りたところでほぼ11時でした。高いチケットといわれながらも、時間で割るとそうでもないかもと思ったり(←そういう問題でもないのか)。5時開演ならどのみち会社は休むんだから、3時開演でもいいんじゃないかとか。でもソワレにやるのが「大人の愉しみ」だよなーとか、いろいろと。

 いやいや、楽しかったですよー。本編も、ファニーも(^^)。往きの電車が人身事故でえらいことになって、もう間に合わないかと思いましたが、何とか席までたどり着きました。おかげで1部はちょっと疲れて頭がくらくらしてましたが、後は概ね楽しく見られた。よかった、よかった。朝っぱらにまた地震でたたき起こされたしな。

 今日(本編)は、ボアディンでマラーホフでジル&ロスでフォーゲルでポリーナでギエムでカレーニョでバランキー&アイシュバルトでオレリーでしたー♪ 毎回名前の並びがたいして変わらないのは勘弁してくれ(笑)。やっぱり好みやファンモードが入るので。ジョゼ&アニエスのジゼルもよかったー。アルブレヒト登場からPDD、最後はアルブレヒトが捌けないで倒れ、鐘の音からラストまでつなぎました。オーストラリア組のトロワは、トロワのアダージョのところだけ。短いよぅっ! オデットの蹴り、観たかったのに! オレリーとイレールのロミジュリ(プレルジョカージュ版)は最後の墓場のPDD。ロミオとジュリエットの死体、ロミオが死んで入れ替わるようにジュリエットとロミオの死体が同じ振りをなぞるように踊るのがもう……。椅子に座らせたロミオの膝に飛び込んでいき、はじき返されて床をごろごろと転がるのを繰り返すジュリエットが切なくてなりませんでした。

 ファニーガラの方は、前半が「コッペリウスの館に忍び込んだバレリーナたちが有名な作品のさわりを踊る」ようなイメージ。ヴィシのアルブレヒトが傑作。ヒラリオンがうろちょろしてるなーと思ったら、カテコで指揮者(オブジャニコフ)がヒラリオンの帽子とブーツだったので、彼だったのかな。よく入ったな、あの衣装……。東バのヒラリオンは猟銃携帯仕様ですが、今日のヒラリオンもいろいろと銃で狙ってみてはたしなめられていたのを、青い鳥が出た瞬間に一発で仕留めてお持ち帰りになっていました。あの猟銃が働いたのを初めて見たな……。ジゼルの家の前にかけられちゃうのかしら、青い鳥。

 後半は「影の王国」。1ヴァリがボアディン、2ヴァリがカレーニョ、3ヴァリがジョゼ……だと思う。カレーニョの胸の詰め物が片方ずれてすごいことに(^^)。ボアディン(多分)にサポートされてのアラベスクが美しすぎ。ジョゼはイタリアンフェッテが洒落にならないくらい見事でしたよー。

 Bプロは半分くらい書きましたが、何をどう配分して書けばいいのやら(笑)。そして明日は会社で、明後日は眠りだ。

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2009/08/13

閑話休題

 会社行って、ばたばたと日程調整をして、明日は有休。夏季休暇は使い終ったけど、有休はまだ今年度2日めなのだよ、ぢぶん(4月から)。

 マールイの沼津公演で書き漏らしたこと。ジーマとコシェレワの「眠り」でですね、男性のヴァリのヴフィニッシュ後、ジーマがずっと下手手前のところでそのままコシェレワの出を待っていまして。コシェレワが出てヴァリエーションを踊り始めるまでずっと見守っていて(出たところで片手をあげて迎え入れたりしてね)、数小節のところですっと捌けていったんですよね。
 PDDの女性の出を待つ演出(というほどでもないけど)は時折あるけれども、割りと好きなんです。ただそれをスマートにさりげなく「いいなー♪」という風にできる人はそんなには多くないかな、とも思ったり。若手がやってもサマにならないし、これができるようになったら大人だよねー、という(^^)。
 2幕のオデットのソロで王子がつきそうタイプも好きですねー。これもスマートにできるようになったら「王子」っていう、ちょっと試金石かもな。

 というわけで、いよいよガラ。フェスのガラは初めてなので楽しみですが、ビンボーなので高所席(^^)。何があってもスタオベはできないな(←ダメなんですよ、高いところ)。

 楽しみはなんといってもジルとロスの「カンティーク」(初めて)。カレーニョの「海賊の寝室」はBプロとかぶるから、差し替えになるのかな。カレーニョのコンラッドもよかったけどなー♪ ソアレスの「三人姉妹」は前にイニャーキで見たアレか。イニャーキ、存在そのものを忘れてたよ。シュツットガルトが「じゃじゃ馬」をやってくれるのも嬉しいし、ハンブルグ組の「アルミード」も楽しみ。オーストラリアの「白鳥の1幕のトロワ」は、全幕の時のぢぶんレポを読んでもよくわからない(←意味がない……orz)。黒鳥の音楽を使ったところなのか、トロワの音楽を使ったところなのか。それとも組み合わさってたのか。……王子の胸元に正面から蹴りを入れるオデットが見られるかな?

 というわけで、明日もゆっくり休養しながら出かけたいのでありました。寝過ごさないようにしないと(笑)。

 

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2009/08/12

Bプロ最終日

 というわけで、朝方地震にたたき起こされました。うちの辺りは震度4でしたが、スチール本棚がゆっさんゆっさん揺れるのを「なかなか中身までは落ちないもんだなー」と半ば感心して眺めておりました。詰め込んどくもんだな(←微妙にのんき)。 
 それでもやはり通勤時間帯でなかったのは幸いではなかったかと。例えば日暮里駅辺りで震度5くらいで通勤時間帯だったら、ホームから人が落ちても不思議はないですよ(というか、以前は地震がなくても人が落ちないのが不思議なくらいだったんだが)。日本の防災意識も防災技術もたいしたもんだと思いますが、地下鉄についてるような転落防止壁(大人の胸までくらいのヤツ)を、山手線や中央線やターミナル駅には早急につけるべきだと思うな、やっぱり。

 それはさておき。

 フェスBプロ最終日です。電車に遅れや運休が出ていた事もあって、5分押し始まりながらも間に合わなかった人も結構いたようです(ただでさえ平日だしね)。地震慣れしてないダンサーの人はびっくりしたろうな……。

 今日はぢぶんとしては、フォーゲルでポリーナでカレーニョでルシンダでギエム&ニコラでヴィシでマラーホフでアイシュバルトでした♪

 そして何よりも何よりも、ロスとジルでした (ノ_-。)。バランシンが「目で見るチャイコフスキー」だとしたら、ベジャールは「目で見るシャンソン」なんだ。「シャンソンは人生そのもの」といったのはピアフだったろうか、と二人のソロを見ながらぼんやりと思い、そして3曲目、二人のデュオになったらもう涙が溢れてきて。ちゃんと見なきゃ、と思いながらもダメでした。ベジャールはなんと素晴らしい贈り物を遺してくれたんだろう、二人を遺してくれてありがとう、たくさんの作品をありがとう、ともう胸がいっぱいで。

 カテコでは、カレーニョ・ジル・フォーゲル・マラーホフと、なんともオイシイ並び(笑)。ジルはAとBでパートナーがちがったので、入る場所がちがうんですね(女性のアルファベット順だから)。下手側では、ルグリ、ニコラ、ジョゼと何気にオペラ座組が固まってたり。恒例、最終日の手ぬぐい投げでは、カレーニョとマラーホフの二人のオチャメが炸裂。ジルも、普段の舞台では見ることのできないような満面の笑顔(だいぶオケピに投げ込んじゃってたけどな ^^)。最終日らしい盛り上がりで終りました。

 とはいえ、あとガラ、全幕+特別プロ×2と、ぢぶん的にはまだやっと半分終ったところ(笑)。13日、会社休めるかなぁ……orz。

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2009/08/10

「華麗なる」沼津アップしました。

 「舞踊館・BALLET」に、「華麗なるクラシックバレエハイライト」千秋楽の沼津公演をアップしました(こちら)。取手・ゆうぽうとの公演の追記という形になってます。いやー、本当にお疲れさまでした。

 ぢぶんも取り急ぎ寝ます。そのほかのことはまた明日。ぐう。
090809_14180002
← 長期にわたって張られていたであろう、日焼けしまくったポスター。

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2009/08/08

フェスAプロアップしました

 090806_23200001  「舞踊館・BALLET」にバレエフェスAプロをアップしました(こちら)。最終日(4日)しか見なかったので、初日しか見なかった方とはまた違う感じかもしれません。4日もあると、いろいろ変わってくるよねぇ。

 3年前に見たときは、コンテで意識が飛びがちだったけれど、今回は古典の方が意識が飛びがちだったかも。とはいえ、自分のコンディションは悪くなかったので、それほど疲れた感じはしませんでした。これが1時間短いガラだったら、フェスじゃなくてもいいもんな……。その辺は痛しかゆしというか、このハードさが(そしてそれに文句垂れるのが)フェスってもんだよな、という(笑)。

 写真は「白鳥」の帰りに。そういえば最近、ぢぶんみやげを買ってなかったんだよな。なにせ、Aプロは帰りも遅かったし。ついでなので、同僚が誕生日にくれたジャスミンのお香(これ)を焚いてみました(^^)。小さいコーンなのですぐに終ってしまいますが、なかなかさっぱりとした(茉莉花というよりもジャスミンティーのような)、夏向きのよい香りです。夏の夜はベランダを開けてお香、なんだよな。なんとなく。

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2009/08/07

取り急ぎの白鳥

 というわけで、白鳥。監督がいつもの地味なかりゆしウェアのようなシャツをざっくり着て、うちわ(フェスの)持って歩いているのを見たら、「あー、祭りなんだなー」と妙な感慨が。

 久しぶりに、気合いの入りまくったロットバルトの断末魔を堪能しましたー♪ (←いきなりそこか)
 出のソロからノリノリでしたが、4幕はもう「ロットバルトはこう踊るんだ!」みたいな勢いというか。なんといいますか、「強いところは強い」「やられるときはやられる」っていうメリハリっつーか。木村さんのロットバルトを見るのは初めてではないけれども、今日の4幕はちょっと目からウロコ。そして、普通ならのたうち回った後でそのまま上手袖に捌けるんですが……つまり、ロットバルトは「やられる」けれども生死の程は定かじゃなかったりするので、ここで「そそくさ」になっちゃう時もあるわけですが……立ち上がって数歩進んだ後、坂の途中(爆破された「ロットバルトの岩」の前のところ)で、ぐわっと力尽きて死んでました。いやー、ここで力尽きたロットバルトは初めて見たかも(←忘れてたり、見てなかったりしてるだけかもだが)。ちょっとびっくりしたので、そのままオペグラで確認したけどやっぱり死んでるし。スモークにまぎれて匍匐前進で捌けたりするんじゃないかと思ってそのまま見てたけどやっぱり死んでるし。……だと思うんだけど。

 ………orz (←真ん中見忘れてやんの)

 ロホは、2幕はやや蠱惑的なオデット。オディールの方が本領発揮ではあるけれど、オデットもいい。回転もバランスも超絶だったけど、キトリの時とちがって「見せつける」感じがなく、さらっと。ボネッリの印象が薄いなぁ。本当に「王子」だったんですけどね。立ち居振る舞いといい、素直なキャラといい。

 道化の松下さんは、もう少し弾けてもいい気がしたけど、テクニックは万全。1幕の大回転の軸のぶれなさはすごい。トロワは高村さんが1ヴァリ、佐伯さんが2ヴァリ。高村さん、貫録のある可愛さっていうんでしょうか。無敵だ。白鳥のコールドは、ジゼルのウィリの時もそうだったけれど、「群体」感がアップ。ひとつの群れでひとつの意思、というか。コールド全体でひとつの生き物ののようだった。東バのスペインは見どころのひとつだけど、いつになくぐだぐだ。ちょっとびっくりだ。平野さんは相変わらずシャープだけど、後藤さんとの合わせがえらくちぐはぐ。どっちがどう、というよりも、二人の方向性が全然違っちゃったんだろうか。この組み合わせで何度も見ているのに、こんな風に感じたのは初めてだな。

 3月に王子の衣装を新調するなら、先にロットバルトを新調して欲しかったよな、やっぱり……orz。

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2009/08/06

ラシルだのシルヴィアだの

 いろいろと手配してから休みをとったはずなのに、なぜか1日いないだけでわけのわからんことになっているマイ職場。来週2日も休めるのか。

 なんとかレポ終るかなーと思ったけれど、2部の終わりまでしかいかなんだです。

 祭典のシルヴィア「希望日お伺い」到着。とはいえ、オリオンもわからない段階だよ(T_T)。本公演が2日間だと、マイキャストでアミンタを踊るなら、オリオンはないかもなー。どっちもみたいけどなー。でもゴメスのアミンタで後藤さんのオリオンは正直、考えづらい……。大将投入になるのか。

 シルヴィアもラシルも主役シングルの2日公演+マイキャストなので、脇も本公演+マイキャストの2組編成になるのかなぁ。うーむ。ラシルは「祭典選択科目」にしなかったので、とりあえずエフィとマッジ待ち。17日も19日もマールイと重なってるので、ギリギリまで待ってどっちかを取るような感じだな。マイキャストの18日だけマールイもオフってのがラッキー♪ シルヴィアは……どうしたもんかな。どっちかを席種を落としたいところなんだけど。つか、2月の26日なんて、定時にあがれるのか、ぢぶん。

 公式ブログの方も更新。ベジャールガラのリハなど。「ルーミー」も「鳥」も衣装のさばきが難しそうだなぁ。シムキンとコチェトコワのドンキの終演後の写真もあります。後ろに下がってるのは、キトリの1幕の衣装だな。コチェトコワのキトリの衣装は、1幕も3幕も黒の胴衣に赤のスカートにネットの袖で同じイメージなんだけど、3幕のボンの模様がとってもカワイイ。それにしても、顔、ちっちゃいなぁ。

 

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2009/08/05

フェスAプロ

 フェスAプロ最終日ですー♪ 全日程の中で今日がいちばんいい席なんだよな、ぶつぶつ…。

 さて、盛りだくさんの公演は、「5分遅れ」が定時のNBSにもかかわらず、3分弱押しで始まり(オケピの明かりで舞台脇の時計が読めるくらい、いい席だったのさー)、序曲が終って幕が上がったところが6時5分。カテコ終了が10時20分、山手線のホームが10時半でした。

 見るだけでも大変だよねー、といいつつも、考えてみりゃダンサーが踊るのは1演目だけじゃ? と思ってみたり。でもいちばん大変なのは振りっぱなしの指揮者かもなぁ。あとコンマス。お疲れさまでした。

 というわけで、今日のぢぶんは、ソアレスで、ロホで、ギエム&ニコラで、カレーニョで、ハンブルグペアで、ジルでしたーー♪ ああ、わかりやすすぎるよ、ぢぶん。

 ソアレスにあんなにヤられるとは思わなかったなぁ。今まで見た「海賊」の中でも、すごく好きなタイプの「海賊」だった(ちなみにカレーニョのが好き♪)。なんで今までノーチェックだったかなーと思ったら、前回のロイヤルの公演で一度もソアレスに当たってなかったよ(苦笑)。
 カレーニョのアクティオンは、今まで見た中でいちばん好きなアクティオンだ。そしてあの衣装(割と普通)がすごく似合う。ロブーヒンとは違う意味で。着る人が着ると、ちゃんとギリシャ神話になるんだなぁ。
 
 今日は夏季休暇を取って半日寝たのがよかったらしく、2部が終るまでは「今日はオッケーだー♪」と思っていたのだけど、さすがに3部、ジルの演目が終ると緊張が切れたらしく、その後はちょっとモーローとしがちであった(^^;)。

 3年前のフェスと比べると、ぢぶんの興味がコンテの方へ寄っている、というのがいちばん感じたことかもしれないな。

 明後日は「白鳥」。久しぶりのロットバルトなので楽しみー♪(←なのに席が上手サイド (ノ_-。))。

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2009/08/01

DANZAのOFCとか武蔵野とか

 さて。ようやくDANZAを拾ってきました。まだパラ見ですが、OFCで佐多達枝さんが振り付けた「ヨハネ受難曲」のレポが小っちゃく出ています。ちょうどアレですね。「詰め物衣装」の場面。ぢぶんのレポはこちらですが、この中の「詰め物衣装、キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」がなんのことやらさっぱり、と思われた方は、この白い衣装がソレです。どう表現していいのかよくわからん。多分、「33 天変地異」〜「34 アリオーソ/テノール」のあたりかと。いちばん後ろに光って見えるのが唯一のセットの「樹」で、イエス(堀内充)が絶命し、テノール(鈴木准)が前に出ながら歌うのが「かっちょええーーー!」思った場面……だと思うんだけども(←イマイチ自信がない)。後ろでポーズを取る、向かって左側の女性が関口淳子さん(マリアの妹)で、右に島田衣子さん(マグダラのマリア)と斎藤隆子さん(マリア)、間にいるのが「コロス」(合唱団だけど踊る人たち)と。

 これは長丁場で頭が整理しきらなかったのもあるけど、やっぱりもう1回見たいですねー。なんとかならないもんかと思うけど、ならないんだろうな(T_T)。2日行きたかったけど、谷さんところの公演も見たかったんだよ(←しかもこっちも面白かった)。

 広告の方に、今年の武蔵野シティバレエも出ていました。今回はドンキで、なんと荒井祐子さん+武石光嗣さん。ひょー♪ ほかに西脇さん、後藤和雄さん、森田さん(!)、新井光紀さんと盛りだくさんですよー。主役以外は誰が何をやるのかはわかりませんが(保志克巳さんがドン?)。
 うーん、これは見たいなと思ったけれど、11月22日で東バのくるみと重なっちゃってます。22日のチケットは取ってないんだけど、何にせよ木村さんが出るならそっち優先だなぁ(大汗)。和雄さんもこの間は降板だったから、今回は見たいけどなぁ。うーー。東バのキャスト待ちか……。直前まで出ないんだろうなぁ。

 しばらく前だけれども、ダンススクウェアさんに、井上バレエ団の「シンデレラ」レポがアップされてます。いつものことながら、ここの舞台写真は、質量ともにいいです。坂本さんの妹娘がかわいい……。やっぱりみたかったなぁ。

 そして「シルヴィア」のマイキャストページは、1ヶ所、役名が「ジェイムズ」で入ってるよ、と(ノ_-。)。

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2009/07/30

フェス開幕

 今回は早書きで行こうと思ったのに、あらびき団見ちゃったよ(汗)。捕らぬ狸のオンパレードだな。

 というわけで、フェス開幕ー♪ ホワイエの天井からはダンサーのライトパネルが吊るされ、フェスようの垂れ幕やら団扇やらでお祭り気分ですー♪ 

 全幕プロ1本目はドンキ。初めて見たときは1幕が長いと思ったもんですが、慣れてしまえば短いような。
 キトリのコチェトコワがちっちゃい! 高村さん@キューピッドよりちっちゃいキトリを初めて見たよ! まあ高村さんはヅラのある分だけ大きく見えたのかもしれないけれど。本プロではマルティネスと並んだところが見てみたいなぁ。あるいはフォーゲル。冒頭の、ドンの散髪をするバジルとキトリの場面でのコチェトコワは、ちょっとロバノワを思い出させた。カワイイよー♪ 踊りのタイプが似てるわけではないけれど、「きーーっ、ばたばたばた」な感じというか(←わからんな、こりゃ)。白いバレエはわからないけど、クララとかスワニルダとか似合いそうです。PDDやヴァリエーションはよかったですが、「街中での踊り」みたいなところになると、振りが追いついてない(覚えてないというのではなくて、腕が伸ばし切る暇がないみたいな感じ)になる場面が多かった。いつも踊っているプロダクションと違うんだろうな。フェッテは見事だったし、軸もしっかりしてるけど、なんせシムキンが1.5倍くらいの速度なので、遅れて見えたり高さが足りないように感じたりするのがちょっと不利かも。

 そのコチェトコワとぴったりサイズのシムキン。話には聞いていましたが、なにしろ回転が凄いです。ピルエットもシェネも。いやー、よく回るわ。それも最後の減速がきっちりきれいです。ジュテも高いし、キレがあるし。やっぱりバリシニコフを思い出させますねー。

 で、そんな二人のドンキは、ラテン版「小さな恋のメロディ」でしたよ(^^)。若いうちにしか踊れないタイプのバジルとキトリだったと思います(技巧的な意味でなく)。

 東バの方。野辺さんのドンがすごくいい味になってきた。ガマーシュは久しぶりの平野さん投入。ちょっと今回はやり過ぎの場面があったかなぁ。個人的には竹セット(松下ガマーシュ+平野ロレンツォ)の方が好きだというのもあるけれど。野営地や居酒屋はあれくらいでもいいけど、広場の終盤はちょっと。最後は「すってんピルエット」でうまくまとめてた。1本とられた気持ち。源蔵くんがどんどん極めてる。いい悪いはともかくとして。
 小笠原くんの気合いが並じゃない! いやー、今日はすごかったな。ジプシーのジャンプでは、頭に足がつくかと思ったよ。乾さんは色気が出てきたなぁ。美佳さんは、今日はちょっとトランス系。占い師が踊っているうちにちょっと何か憑いちゃったみたいな。

 んー。エスパーダはー。どうしても去年のパーフェクトっぷりが脳内再生されちゃってなぁ。後藤さんもキャラとしてはいいんですよね。シムキンとからむんだったら後藤さんの方が合うかなあ(K村さんでは親子に見えるよなぁ)、K村さんも働きすぎだしと思ったんですが、実際はほぼからみナシだったので、そんだったら大将でもよかったなあ、とか、いろいろと雑念が多く。いや、でも「牛」だけは……あの腕はそうじゃないだろうよぉ(ノ_-。)。メルセデスとの踊りはよかったです。

 オケがちょっと悲惨なことに。「真夏」を振った時のガーフォースはよかったんだけど、ドンキは耳がソトニコフに慣れてるのかな。

 「鳥」のソロは「当日発表」とプログラムにありました。アッサンブレの方では、高岸さんが踊る話は出ていたし、後藤さんはもう2日ともプログラムが入ってるから……とは思うんですが。あーもうっ!

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2009/07/28

「華麗なる」追記アップしました

090727_18240001 「舞踊館・BALLET」の「華麗なるクラシックバレエハイライト」に23日ゆうぽうと公演分を追記しました(こちら)。左ブロック「バレエ鑑賞記録」の「09年は……」からも見られます。取手公演をベースに追記の格好になっているので、ちょっと流れが掴みにくいかもしれません。すんません。まあ当日速報に毛が生えたくらいのところです。
 西島さん出演のドラマは見た記憶があるけど「池袋……」じゃないしなあ、と思っていたら、NHKの「どんまい」でした。全部は見なかったけど、深夜再放送枠で何話か見てたんだな。

 写真は今日の帰り道。会社の窓から外を見たら日が差していたので、傘を置いたままでエレベータで降りて、窓とは逆側にあるビルの玄関から出たら雨が降ってましたよ(T_T)。「夏への扉」か、うちの会社は。

 

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2009/07/27

クワズ姫負傷/ツアーブログ

090725_11430001 最近の姫と若君です(^^)。姫の方は、葉先が日焼けしちゃってますが、植え替えたこともあって、古い葉と新芽が入れ替わっています……ということだったんですが。今日、夕方鉢を取り込もうとしたら、いちばん大きな葉(写真の真ん中辺りの垂れてない方の葉)がぐったりと垂れてまして。どーした、夏バテか、と思ったら、今日の強風で根元からぽっきりといっておりました(T_T)。まあ、完全に外れちゃうほどはいってなかったので(半分つながってる状態)、光合成ができるうちはがんぱってもらうかなー、と思い、まだ切ってはいません。それにしてもなぁ。葉が大きい分、モロに風を受けちゃったかなぁ。鉢が倒れないかという心配はしてたんだけど。

 えーと。23日のレポの方は、あとラシルと海賊で終わり。アップは明日かな。

 だからー。マールイもツアーブログやろうよぉ、光藍社さあん、といい続けているんですが。
 たとえば琴欧州のブログ、ぢぶんも好きで読んでますが、「じゅんぎょ」と「けいこ」と「何食べた。おいしかった」で9割(写真つき)。それがなんともいい雰囲気なんですよね。マールイのツアーも、写真1枚(ホールやバスの前とか)+「巡業」or「レッスン」+「おいしかった」で充分幸せだなーーと。

 と、よくわからないおねだりをしてますが、西島さんがご自身の公式ブログ(こちら)で、ツアーの様子を書いてくださっています。告知部分が長くて、「本日の記事」までスクロールが長いけど、まあそれはいたしかたない。西島さんにとっても、こうしたタイトなバスツアーは久しぶりで大変なことだと思いますが、これからマールイやコンセルヴァトワールのメンバーとどんなパートナーシップを作っていくのか、楽しみでもあります。沼津までの2週間、体調に気をつけてがんばってくださいね! 
 ちなみに菊川公演の日は浜松泊だったそうな。ベーソフ、うなぎ食べたかな?(←ルダコと同じ方向の心配)

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2009/07/25

ネオバレエのニジンスキー

 「春の祭典」と「ボレロ」はことほどさように振付家の欲望を刺激するとはよく言われることだけど、「牧神の午後」もまたそういう曲なんだろうなと思ったり(そもそもニジンスキーがそうだもんね)。これで「牧神」についてはいわゆるオリジナル版、ロビンス版、ルジマトフ版、マランダン版(←ペッシュ版と言ってしまいそうなんだが ^^;)、西島版と見たわけだな。まだあったろうか。個人的にはロビンス版がいちばん好きだけども(別の意味でマランダン版も嫌いではないんだが)。

 さて。会場でもらったチラシの中に、かねてより噂の、西島さんプロデュースの「ニジンスキーガラ」(こちら)がありました。会場の出店で「オーディション募集」のチラシを見たので、これ以上人を増やすんかい、とびっくりしたのですが、本ビラの方に「春の祭典の出演者」とあるので、これの群舞なのかもですね。オーディションは8月4日だそうな。

 それはさておき。気になる演目の方ですが、出演者まではまだですが、軽い紹介文はありました。それによると、
A・Bプロ共通
 「薔薇の精」 薄井氏監修のオリジナル振付
 「牧神の午後」 華麗なる〜でやった西島版(ニューヨークが舞台だったらしい)
 「春の祭典」 新作振付(西島版?)
 「シェエラザード」 「酒井はな・西島千博の新振付で」とある 
 「ジゼル」「ライモンダ」「白鳥の湖から黒鳥のGPDD」「眠れる森の美女 GPDD」 これらは普通らしい
 「ナルシス」 「ニジンスキーが外題の美少年に扮した」とあるけど、オリジナル版?

Aプロのみ
 「白鳥の湖 グランアダージョ」「パラード」 これも通常版のような。
 「火の鳥」 「本当の意味でのバレエ・リュス第1弾クリエーション作品」とあるのでフォーキン版?

Bプロのみ
 「眠り 青い鳥のGPDD」「レシル」 これも多分通常版
 「遊戯」 「新たな感覚で振付」とあるので西島版?
 「ペトルーシュカ」 特に振付に言及がないのでこれもフォーキン版か?

 ……ということのようです。「パラード」は井上道義氏の指揮で聴いたことがあるけど、バレエの方は見ていないのでちょっとそそりますね。「遊戯」も見てみたかったんだけど、新振付か……。それよりも「シェエラザード」が西島さんと酒井さんの共同振付なのか、二人が踊る新振付の作品なのかよくわからない。後者かな。「白鳥」は、特に振付に関しては書いてないけれど、例の「美しいラジオ体操」DVDのチラシに「映像特典 NEO BALLET 白鳥の湖」とあるから、これも「NEO BALLET」なのかな? 「火の鳥」「ペトルーシュカ」はフォーキン版だとしても、これだけの演目の中で全部をやるには長いので(「レシル」もかな?)、どこかのヌキになるのでしょうか。

 いちばん面白そうなのは、もちろん薄井さん監修の「薔薇」ですが、今踊られているものとどれくらい違うのかは興味津々(全然違わなかったりして ^^)。

 ダンサーの写真とキャッチも載っていますが、中島さんは写真が間に合わなかったらしい。キャッチは「ベジャールの魂を得た真の存在感。」。言いたいことはわかるが、日本語としてどうか。それより大嶋さんの「ギエムと共演したドン・ホセ役」はちょっとなぁ。ホセはギエムと踊ったわけじゃないからなあ。中村誠さんと金田あゆ子さんはBのみ、橘るみさんはAのみの出演だそうです。

 いろいろ微妙でもあるけどな。日程的にキツイからどうしようかと思っていたんだけど、どうしよう(笑)。

 11月オープンのネオ・バレエ・スタジオの広告も載ってます。東京ミッドタウン隣接施設で、講師に酒井はなさんや、三木雄馬さん、松崎えりさん、ほかにヒップホップやタップ、ミュージカルのボイトレの講座まで。手広いなぁ。
 そうそう、「NEO BALLET」は「Nishijima Entertainment Original Ballet」なんだそうなよ。知らなんだな。

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2009/07/24

華麗なる2日め

 てなわけで、ゆうぽうとの「クラシックバレエハイライト」2日めに行ってきました。

 んー。なんというかなー。いろいろ見られて面白かったし、取手よりも踊りそのものはよかったり(一部悪かったり)したんだけども、楽しかったのは取手の方かなー、という気がする。詳しくは、週末にでもレポに付け加えるとして。

 とにかく「うひょ!」だったのが、ジーマの頭。今日は2階席だったのですが、「眠り」のGPDDを踊ったクテポワとジーマの頭に、「頭からかぶっちゃったのか?」てな感じにラメ粉がふってあってですね、まあクテポワの方はいいんだけど、ジーマの方は襟から前にかけてあしらったテープの方も光り物なもんだから、上から見たら「電飾か?!」というくらいキラキラしてました。こんだけやるならいっそいつもの白ヅラでいいんじゃねぇか、と一瞬思いましただよ。
 
 あと、びっくらといえば「くるみ」。ダンサーが取手と違うというのはプログラムで確認してましたが、まさか振付までちがうとわ。同じカンパニーなのになぁ。

 西島さんのソロ(牧神)が意外と面白いというか。面白くはないような気もするけど、「なるほどなー」といえばいいのか。夏の夕暮れ時のもったりした気だるさと、その中でもてあまっちゃう肉体の中身みたいなもの。プログラムの中に書いてあることと違うけど。「海賊」を見ながら、こういう踊り方をする別の人を知ってるような気がして、でもそれが誰だか思い出せなくて、キボチワルーだったのだ。誰だろ。

 シヴァは今日は優等生モード(笑)。そんなモードがあったのか、シヴァ。ジェイムズは意外と大人っぽい。もっと少年になるかと思ったけどなぁ。ブルノンヴィルというには、まだ「専門外の選択科目」っぽかったけど。ドンキにしろラシルにしろ、踊りがやさしくなったなぁ。今回に限らず、ジーマとツアーを回ることは彼にとってとてもプラスなんだと思うし、民代さんとの長いつきあいの中で彼女から受け取ったものは思いの外多かったのかもしれない、とも思った。

 でまあ、今日はずっと「二人で踊ること」を考えながら見てました。もう散々に書いてきたことだから、今更ではあるけれど。その意味では「シェヘラザード」はかなりツラかったです。どちらが悪いというのではなく、関係性というか、ドラマとして。

 あとはそのうち。

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2009/07/23

民代さんの番組とか…かな

2 ふへへへほんほん。グリムス7代目プレミアム15齢。14齢とは葉の色と幹の色が変わった。いよいよリーチかな?

 日食は、うちの会社からはまったく見えませんでした(昼休みにしか見に行けないしね)。まあ部分日食は、中学生の頃に見たよねぇ。年がばれるけど。シヴァたちは少しは見られたのかな? 

 んで、今日はゆうぽうとにも行かずに何をやっていたかといえば、家で会社に出す書類を作ってたんだよ。……忘れてたぢぶんが悪いんだけどさ。しかも昨年のデータを会社のPCに移植してなかったぢぶんがさらに悪いんだけどさ。まあ、元々23日分のチケットしか取っていなかったので、その意味ではいいんだけどさ。ふー。

 先ほどまで、民代さんの番組の再放送を見てました(本放送でみられなかったので)。地震速報が入っちゃいました。ま、仕方ないわな。シヴァをはじめ、マールイの人たちはほんのちょっとしか映りませんでしたが、番組そのものは面白かったです。ぢぶんのいちばんの感想といえばだな、
 
 「周防監督、いい人だなー」

と(^^)。民代さんといいコンビだ。

 相変わらず東バの公式はさくさくと更新されていて、今週はバヤのリハ風景。なにがなんだかわかんないけど、かっちょよすぎるよーーー 。・゚・(ノд`)・゚・。 ナクナッ なドラマチック・ソロルとニキヤ。一度しか見られないのはあまりにもったいない……orz。地方の追加とか入らないかなー。無理だと思っても言ってみる。
 それにしても影のアラベスク、数えたことはないんですが、先頭の人は39回だそうです。すげー。男女共に影の踊れるカンパニー(^^)。

 てなわけで、明日はシヴァのジェームズ(初見だ!)とバジルです。わーい♪

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2009/07/20

夏のマールイ初日アップ

 舞踊館に、マールイの夏ガラ初日をアップしました。左ブロックの「09年は……」からも見られます。あと2回(東京+沼津)を見る予定ですが、これに書き足していく格好になるかと思います。

 いくつかレポに入れるまでもないかなーということなど。

 アクティオンの衣装は、赤パンツに豹柄のたすきでしたが、ぢぶんの通路を隔てた斜め後方にお子さま方の集団がいらっしゃいまして。アクティオンが出た瞬間にその辺りに「ヒョウ?」「ヒョウ?」「ヒョウ」「ヒョウ」……と、囁き声がさざ波のように広がっていってましたなぁ(^^;)。以前のマラトのシマウマもだけど、アクティオンの衣装って、なんでだか微妙だ。狩人だからって、アニマル柄じゃなくてもいいのにねぇ。イメージとして「鹿」なんだし。そして、後ろに大きく片手を引いてポーズを取るたびに、頭の中にあの「ロブーヒンの、どうしたらいいか途方にくれるほど似合っていたアクティオン」を思い出しちゃうんだな。当分アクティオンを見るたびに、ロブーヒンの呪いはついてまわりそうな……アミンタにまで飛び火しないといいけど(汗)。

 「白鳥」の2幕は、てっきりコシェレワ+ジーマで、ヴェンシコフのロットバルトだろうと思ってたんですよね。会場に行くまでは。で、見ているうちに、これならルダコとヴィジェニナの「あり得ない黒鳥」の方が面白かったよなー、とか思い出しまして。いや、面白きゃいいってもんじゃないんだけど、路線的に近かったのさー。んで、「ジゼル」を見ながら、ルダコの死にそうなアルブレヒトの方が面白かったなー、と思い、だから面白きゃいいってもんじゃないだろう、つかそこで面白さを求めるのはどうよ>ぢぶん、けど、その方がなんだか「夏祭り」の気分じゃーん、とか、なんかいろいろと雑念がよぎったのさね。
 なんで最近、ヴィジェニナはこないんだろうなぁ。

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2009/07/19

マールイ夏のはじまり

 マールイの初日とて、取手遠征。遠征って距離じゃないよな、通勤圏だし。ぢぶん、我孫子に住んで東京の北の果てに通勤してたし。常総線で通ってる同僚いたし。いやー、電車の中から見ただけですが、我孫子がずいぶん変わってたなー。ぢぶんが住んでた頃は、駅から白山神社が見えたですよ(笑)。

 ま、それはともかく。個々の演目については明日にでも書くとしてですね。えーと。うーと。

 「コンセルヴァトワールとマールイじゃ、やっぱり別格なんだなぁ」
 「ヴェンシコフって、ヴィジュアルすげーいいのに、ルダコと違った意味で面白過ぎるよなぁ(でもそれならルダコが見たいよ!)」
 「……高木さんのオデットは初役だったけど、ほんとに素敵だったよなぁ(サポートもそりゃ段違いだけどさ)」
 「コシェレワがこんなにいいダンサーになるとは、5年前には思ってなかったなぁ」
 「ジーマも伊達にマールイの王子張ってないよなぁ」
 「やっぱ、どんな舞台(ハコ)にもきっちり合わせてくるのが、夏の精鋭ってもんだよね!」
 「………おかえりーーー!!! シヴァーーーー!!」

 ……ええまあ、こんなところでしたでしょうか。コンセルヴァトワールのコールドは、「ディアナとアクティオン」がよかったです。というより「白鳥」が………orz でした。「ドンキ」はコールド付きだったけど、コールドの衣装が金なのと、背景幕(?)の雰囲気で、一瞬「あ、今日はパキータだっけ」と思ったり(笑)。「ディアナ」のコールドは8人。ギリシャ風の衣装(ニンフなんだろうな)で、可愛かったな。ソリストくらい、プログラムに顔写真を入れてくれればいいのに。

 今回来ているコンセルヴァトワールのメンバーが、カンパニーの中でどれくらいのポジションの人なのかはわかりませんが、結構……結構……えーと……でした。まあ、日本の夏は初めてだし、まだ来日したばかりだし、初めての劇場だし、ツアーの中ごろまでにはだいぶよくなってるんじゃないかと思います。ポワントの音はほとんどしなくてたいしたもんだと思いましたが、ジャンプで降りるときに男性と同じ「どす!」な音がする(ポワントの「カツ!」ではなくて)のは、舞台の床の具合かな。
 
 とにかくコシェレワのプリマっぷりが素晴らしく、なんで彼女のオーロラがこの冬見られないんだ 。・゚・(ノд`)・゚・。  という気持ちでいっぱいだし、ジーマはちょっと力入れ過ぎなとこもあったけど、上半身が有無をもいわさぬ「王子」だし、シヴァっちは落ち着いたオレ様だし(なんだそりゃ)、スーシャは比較的あっさりした感じがぢぶん好みだったし、4人を見るだけでも嬉しかったっすよ。

 ……つか、クテポワ2演目って……orz。しかも白鳥の2幕とジゼル。気分的に「応援モード」にはなりがたいから、それでこれってのはツライなぁ。でもまあ、ツアーで鍛えられれば沼津までにはだいぶよくなるんじゃないですかねぇ、って感じです。

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2009/07/18

例のごとく

 会社の私的飲み会で、11時半頃家に帰り、ふと目が覚めたらつい20分ほど前だ。ひゃー。困ったもんだな。もうシャワーも浴びられないので(集合住宅だからね)、明日だ、明日だ。

 NBS&東バ公式もいろいろとあちこちが更新(←おいおい)。後ろ姿で逆光気味とはいえ、気合いの入ったソロルが嬉しいっす。そういえば、リハ風景などには高い頻度で出てるのに、オフのスナップには写らない人だなぁ。海外公演ではいろいろ……でしたが。

 くるみの特設ページに「マイキャストシリーズページ」が増設。佐伯&松下、高木&弾の衣装での写真が出ています。その下のシルヴィアは衣装写真なしなの(T_T)……と思ったら、まだ衣装がないんだな、初演だから。まっつんの顔が気合い入りまくってます。弾くんの「舞台度胸のよさ」は納得。負けん気が強そうなところが「買い」だ。田中さんのシルヴィア、「潔癖で男勝り」な役どころは似合うだろうなー。そしてアミンタの方は「踊り巧者」( ̄▽ ̄)。どんどんいろんな形容詞が出てくるなぁ。「あでやかに花開いていく」のは役としてのシルヴィアにかかるのか、演目としてのシルヴィアにかかるのか。田中さんといい、高木さんといい、3月の「白鳥」での評価がよかったのであれば嬉しいですねぇ。いい舞台だったもんねぇ。

 東バのブログが携帯対応になって、写真が選択表示になり、メモリがアップアップすることがなくなりました。うちのは古い機種なんで、以前は写真が多いとすぐ「メモリが足りなくて表示できません」になってたんですよねー。いやー、携帯から文章だけでも全部読めるのは助かるなぁ。

 文章が酔っ払いだ。さて寝なおすぞー。取手に間に合うように起きなくっちゃ。

 

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2009/07/16

DM来たりて

 というわけで、マールイの冬ツアーの東京近郊公演の日程が発表になったと思ったら、今日DMが来ました。東京近郊公演についてはHP発表通り。ほかに白鳥が2日追加公演入ってんじゃん! と思ってHPの方を確認したら、ひっそりとまぎれこんでました。「追加公演」とかなんとか入れておいてくれないと、見落としちゃうよ! てか、見落としてたよ!

 更新の方も、光藍社さんのトップページによると、13日にされていたようです。いつもマールイの公式の方から入ってたからきづかなかったみたい。うーん、新しい情報があるかどうかくらいはぱっと見でわかるようになると嬉しいんだけどなぁ……。

 で、DMの方。コシェレワの名前の表記が「イリーナ」から「エレーナ」に変更になったらしい。セット券の販売はまだ受け付け中だけど、白鳥の追加2公演はセットにできないらしい。くるみ、白鳥、バヤデルカについては、まだ演出や改訂がボヤルチコフらしい。これは「ほっ」だな。なんとか今シーズンだけでもボヤリー版で見たいものね。後は特に新しい情報はなし。

 ほかにはウィンナーワルツの指揮が「サンドロ・クトゥレーロ」で、顔写真まで入っているのに、「指揮者調整中につき、決定次第発表」の注意書きがあるとか。

 あ、キエフはフィリピエワとマツァークの登板日が発表になってました。フィリピエワが11/15(白鳥)、11/21(くるみ)、11/28(眠り)。マツァークが11/20(白鳥)、11/27(眠り)。キエフはまだ取ってないのだけど、「眠り」だけ行こうかなーと思ってたんですよね。くるみは前回見たし。11月はもうぐちゃぐちゃの日程なんだけど、どうしようかな。マツァークのオーロラはちょっと見てみたい(どんなんなんだ)と思うけど、オーチャード6時半は早退しないと無理だからなぁ。

 

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2009/07/15

マールイ冬の近郊公演

 いつごろ出たのか、どこかでもう話題になったのか、ぢぶんの粗末な頭では把握できてないのですが、マールイの冬ツアーの近郊公演日程が出てました。

マールイ東京近郊公演日程

2009年12月18日(金) 18:30 府中の森芸術劇場 くるみ割り人形
2009年12月22日(火) 17:00 鎌倉芸術館 くるみ割り人形
2009年12月24日(木) 15:00 よこすか芸術劇場 くるみ割り人形
2009年12月26日(土) 17:00 さいたま市文化センター 白鳥の湖
2009年12月27日(日) 16:00 市川市文化会館 白鳥の湖
2010年1月14日(木)  18:30 グリーンホール相模大野 白鳥の湖
2010年1月19日(火)  18:30 立川市市民会館(アミューたちかわ) 白鳥の湖
2010年1月24日(日)  15:00 神奈川県民ホール 白鳥の湖

発売はすべて8/22(土)。web先行の単券は7/15〜。ってもう今日じゃん!
コピペ元は光藍社さんのこちらの下の方。

 一応、全国日程を求めて毎日チェックはしてたんですが、気づいたのは今日。「全国日程はこちら」的なリンクマークを中心に流し見してたので、見落としてたのかもしれません。

 キャストはまだ。相変わらずくるみと白鳥ですが、なんとかシヴァっちと二人のイリーナのどちらかだけでも、ペアで白鳥のキャストに入って欲しいものです。このツアーの白鳥が、ボヤルチコフ版なのか、ゴルスキー版なのかは定かでないですが(光藍社さんのサイトだとボヤルチコフ版ですが)、なんとかこのツアーだけでもボヤルチコフ版で回ってくれーーーーっ!!! 昨シーズンはシヴァのジークフリートは見られなかったしさぁ、せめて最後だと思って見ておきたいよ……(ノ_-。)。「静かに流れるロマンティシズム」ってのは、まさにボヤリー版なんだからさ……。
 そりゃぢぶんはゴルスキー版も好きだけど、ゴルスキーは東バで見たいし、マールイで見たいのはボヤリーなんだよ……。

 今のところ、東バの「ラシル」と重なっているのは立川のみ。ここに誰が来るのか、あるいはラシルに誰が来るのか(美佳さんのシルフや木村さんのマッジ……がそもそもあるかはともかく……とシヴァの王子が重なっちゃったらどうすりゃいいんだー)わかりませんが、とりあえず出勤日だな。ううむ。なんとか事前のキャスト出しをお願いしますよー。音羽の方を向いて拝んでみる。

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2009/07/09

ヒラリオンの罪と罰

 ……というようなイメージで、「舞踊館」に東バの「ジゼル」(6/13)をアップしました。多分、こんだけ書くことはもうないだろうと思われるほど(ほんとか)、暴走しました(自嘲)。

 2幕のヒラリオンが殺される辺りを書きながら、ぢぶん的には、木村ヒラリオンだとここもメインディッシュだけど、後藤ヒラリオンだと「箸休め」だなーと思ったり(^^)。後藤さんだとちょっとコミカルなんですよね。それはそれで正しいんだけども。

 書き漏らしたような気がするんだけど、最近振ってくれている井田さんの指揮は好きですねー♪ 例えばアニィのような「面白さ」があるわけではないんだけど、ダンサーや作品、ひいては「舞台」に対する誠実さをとても感じます。バレエ指揮者ならそうあるはずなんだけど、ここんところ、そうじゃない指揮者に結構当たってたもんだからさー(T_T)。フェスで振るガーフォースも割と好きだな。

 さて、あと残っているのは、この間の試写の原稿と、週末の版下。谷さんのところも記憶がなくならないうちに書いておきたいしなー。会社にいる間は暇なのになー(←ほとんど「懲罰で仕事を与えられない人」並に暇)。

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2009/07/08

谷公演の写真とか

1 しばらく前のグリムス(笑)。読み込みに時間がかかってバックが白抜けしちゃったんで撮ってみました。撮れるくらい長いこと白抜けしてたって、おい(笑)。ろうそくは「キャンドルナイト」の時のです。

 ダンス・スクエアさんに、日曜の谷さんの舞台写真がアップされました。マチソワダブルキャストの両方で、「ロミジュリ」に1ページ、「ジュリー」に1ページとなかなかの分量です。うらわまこと氏の解説つき。「ロミジュリ」なんかは実際に写真を見た方ががぜんわかりやすい。プログラムを読んでいたら、クルベリはクルト・ヨースのお弟子さんなんですね。クルト・ヨースは「緑のテーブル」しか見ていないけど、とても腑に落ちましたです。なるほど、そういう作風だ。

 谷さんの会場では売られていましたが、「名作バレエの踊り方」という本が出ました。そろそろ店頭も出るかな。谷桃子さんの監修。コンクールなどで踊られる17作品を解説。別枠で、井脇さんのインタビューが出ています。「役の作り方」についてが中心ですが、ケーススタディ的に(?)ミルタの役作りについて、井脇さんの考えるミルタという女性のバックボーンなど、なかなか突っ込んだものになっています。あとは読んでのお楽しみで。

 ……ヒラリオンの方は、じっくり考えてないとかおっしゃってましたけども(^^)。木村さんがザル蹴り上げてるところ妄想して笑っちゃったよ(←こっちは公式ブログネタ)。
 ソロルだのラジャだのアミンタだので、それどころじゃないだろうなーと思いつつも、リハ写真など見てしまうと「エスパーダ、見たい……orz」となってしまうわなぁ。つか、バジル見たいんですけどっ! また見せてもらえる時があるんですかねぇ……。

 えーと。相変わらずループだな。もう帰ってきたら、ぐうすかぴー、で。フェスのガラのチケットと、定額給付金の振り込みのお知らせが同時に届いてました。マッチポンプ……とはいわないな。焼け石に水、か。

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2009/07/06

ヨハネ受難曲、アップしました。

 OFCのヨハネ受難曲を、舞踊館にアップしました。久しぶりの早書き(^^)。だいじょぶかな。

 ホールなどの雑感については、できればまた。

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クルベリふたつ

 今日は夕方から谷桃子バレエ団の「ロミオとジュリエット/令嬢ジュリー」。いやー、てっきりゆうぽうとだと思っていたら、新国立の中劇場でした。あぶない、あぶない。しかも新宿で乗り換えて、降りたらなぜか伊勢丹前だし(汗)。なにやってんだ、ぢぶん。「令嬢ジュリー」は話には聞いていたけれど、見る機会があまりないので、この機に見てみようかと。谷さんちは初めてなので、知っているダンサーといえば、佐多さんのところで見た永橋あゆみさんと高部尚子さんくらい。ということで、お二人の主演の日を選びました。

 「ロミジュリ」はクルベリ版。これも見る機会があまりあるような気がしない。音楽はプロコですが、1幕物に凝縮してあるので、使われている音楽が通常の場面ではなかったりします(例えば幕開けはキャピュレット家の情景で、いきなりクッションダンスの音楽)。なので、「これはどこの場面だっけなー」みたいな余計な事にちょっと気をとられたり。
 セットはなし。照明もシンプルで、人数も少なく(神父、ヴェンボーリオ、乳母などがいない)、ダイジェストというよりも「エッセンス」という感じ。

 とにかく「永橋さんのジュリエットがかーわーいーーいーー♪」でした。無防備で、無分別な子ども(若者というより)の恋。一直線に駆け抜けて行くジュリエットでした。ロミオの斎藤拓さんも、ロミオだけのことはあるなー、と。あとジュリエットパパの桝竹さん(ゲスト)がかっちょよかったよー♪ あとはまあ、いろいろと。振付・演出自体も微妙だな。初演年度がわからないけど(プログラムにない)、クルベリのいつごろの作品なんだろう。振り自体は難しくはないけれど、これを「魅せる」ように踊るのはたいへんだろうなー、という感じ。

 まあ演出でいうとですね、「おまえ、今その薬瓶、どこから出したよ、ジュリエットーーーぉっ!!」、っていう(^^)。一瞬、「ヤマトタケルの冒険」(BYゆうきまさみ)を思い出しちまったよ。ロレンスがいないもんだからねぇ。んで、ロミオはジュリエットの握りしめてる薬瓶の毒薬を飲むんです。二人とも、生き返るんじゃねぇか、それ。いや、ロレンスがいないから、本当に毒薬だったみたいですけども。なんだかな。

 「令嬢ジュリー」の方が、作品としても舞台としてもよかったです。こちらもクルベリ作品。
 高部さんは、男をなめきった「ヤな令嬢」から、男に踏みしだかれて打ちのめされたラストまで、まさに「女優」のようでした。下男のジャンを踊ったのは三木雄馬さん。名前はよく眼にしていたものの、見るのは初めて。ジャンプは高く、脚は鋭く、回転は速く、顔はよく、で、言うとこなしだな。難を言うと、立派過ぎて下男に見えない(笑)。今流行りの「イケメン執事」ってヤツだな。衣装も「下男」じゃないと思いますけどねー。男の荒っぽさはあったんですが。いや、素敵でしたよ、実際。
 群舞は「使用人」たちの野卑な奔放さがよかったです。こちらの方がロミジュリよりも自由なのかもしれない。

 「ヨハネ」の方は早書きしたので、早々にアップできると思います。「ジゼル」はヒラリオンがポイされたところまで。

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2009/07/05

ヨハネ受難曲

 予定通りすみだトリフォニーで「合唱舞踊劇 ヨハネ受難曲」を見てきました。振り付けは佐多達枝さん。照明は「庭園」でも活躍した足立さん。

 とってもよかったですー。なるほど「合唱舞踊劇」というのはこのようなものか、と。受難曲だったのもよかったかな。「ヨハネ受難曲」を通しで聴くのは初めてですが、なんたってプロテスタント系のプチブル女子校に6年も通ってましたからね(笑)。礼拝中の暇つぶしに、4福音書と使徒行伝、黙示録は全部読んでます(←礼拝の趣旨に沿ってるような、沿ってないような)。ヨハネ伝は好きでしたしね(^^)。

 えーと。入ったら後藤和雄さんがケガで降板の貼り紙(T_T)。そういえばそんな話をどこかで読んだような気がする……というのを、今朝方、佐多さんのサイト(ここ)を見た時に思い出したので、ショックはちょっと少なめでしたが……。配られたプログラム(歌詞の対訳が全部出てました!)には和雄さんの写真もあり、男性ダンサーも増えてはいなかったので(カテコで人数確認 ^^)、ユダ役の石井さんが踊るパートを増やしたのではないかと思います。どうなのかな。

 というわけなんですが、石井竜一さんがこんなにぢぶん好みとは思わなかったよー(笑)。びっくりしたなぁ。「庭園」で見た時には、そんなにいいとは思わなかったんだよな(和雄さんと坂本さんに眼が行ってたしー)。パの精確さとか、動きの美しさでいうときっと武石さんなんですが(←今日も微妙に王子)、有無をもいわせぬ強さのようなものがあって、眼が離せませんでした。男性は、イエス役の堀内充さん以外は、あらゆる役を4人の男性(武石/石井/穴吹淳/登坂太頼+後藤和雄)が踊るんですが、石井さんは一応ユダの役名が入っています。そこいらもツボだったのかもしれないけどなー。見た目の好みからいうとがっちりしすぎではあるんですが、なんだかとってもよかったなぁ。

 マグダラのマリアが島田衣子さん。こちらも役名は特に必要なく、ソロがひとつ(部分的に武石/石井とのトロワ)、斎藤隆子さん、関口淳子さんとのトロワ(部分的にシス)がひとつ。ソロ(というかトロワというか)が素晴らしかったです。ソプラノのアリアとぴったりあって。関口さんもよかったなぁ。

 合唱も独唱もとてもよかった。ダンスと音楽と歌とがばらばらになることがなく、それぞれが重なり合って気持ちの良い空間になってた。歌手とダンサーとがからむ場面もあり、ペテロやピラトはダンサーなしで歌手だけが芝居も演じ、それもまたよかったです。

 そしてイエス役の堀内さん。やはり体形的には前の世代のダンサーだという感じはあるのですが、上半身の美しさ、風格、存在感。そして美し過ぎないフォルムがドラマでした。高速ピルエットは「スゲー(くちあんぐり)」でしたよ。いたぶられまくりだったけどな(←まさしく受難)。

 「庭園」から比べると、素材が素材だけにかなりクラシカルだったと思います。ベジャールなども含めて、クラシックを規範にしたモダン、というのが、今のぢぶんにはいちばんしっくりくるのかもしれません。

 あ、「つめもの衣装、キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」もありました。ちょっと唐突だったけどな。

 来年の4月には、OFCで「合唱と群舞のショーケース」をやるそうです。バッハの「カンタータ106番」、ブラームスの「愛の歌」、ペルトの「ミサ・シラビカ」の3本。いけるといいな。
 

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2009/07/04

シルヴィアとか、アッサンブレとか

 そんなこんなで昨日の続き。映画じゃない方。……って、原稿書けよ、ぢぶん! 

 アミンタの第一報は、映画の帰りの電車で、アッサンブレのメルマガで読みまして。携帯からなので表示字数が少ないからこんな感じ。

 「マイキャストシリーズ」 ……へ?
 「3月の白鳥」「明日を担う優秀な才能」 ……ああ、若手
 「ゲスト主演公演に加え」 ……おおっ! 加えっ!
 「期待のホープ」 ……ああ、若手……orz(K村さんは関係ねーや)
 「佐伯/松下」 ……おおっ、まっつん! いけーっ!
 「高木/弾」 ……あー、やっぱK村さんはなしか……(ノ_-。)、でも高木さんだし
 「田中/木村」 ………………(ノ゚ο゚)ノ…………

 我ながら不気味だ。
 正直、びっくりが先(笑)。だけどいいじゃないか。不惑のホープ(←嘘です。30代です)。アシュトンの脚捌きは彼じゃなくちゃっ! 
 ……こうなると(ならなくても)、エロスが誰かは気になりますなー。誰がやっても幕開きとともに笑っちゃうだろうけどなぁ。
 シルヴィアは前回のロイヤル公演で見たのがカスパートソンだったからか、なんとなくキャリアウーマンなイメージ。なので、田中さんは似合うと思うなー♪ 気が強くて、でもちょっともろかったりして。アミンタはこの時はマッカテリだったんですね。「金も力も何もない、眉間のしわだけが取り柄のような優男」って書いてるな、ぢぶん(こちら)。で、オリオンがサラセン人だった、と。

 松下くんの古典は好きなので楽しみー。くるみの王子は「エスコートする王子」なので、松下くんに合ってると思う。デジレやジークフリートに比べると、「子どもの憧れ」というか、超然たる王子ではなくて、小さな女の子が「こうして欲しい」っていうことをかなえてくれるような「王子」なんですよね。ぢぶんのイメージ的には。

 えーと、アッサンブレの通信も来ました。1・2面がバヤ特集で、1面が高岸+上野、2面が木村+吉岡。斎藤+後藤組は次号だそうです。今回目指すは「大人の男」……(充分に、だと思いますけども……)。
 楽屋日記は「バレエ道」の横内くん(「バレエ魂」じゃなくて? てか、シリーズなのか、それ?)の「45年プロ」。レポの中身もよいけれど、横内くんの「熱さ」がむんむん伝わってくるのがよいですー♪ 45年プロでは、エチュードもタムタムのPDDも一皮むけたところを見せてくれたので、フェスのシリーズも期待。

 明日は、佐多さんの「ヨハネ受難曲」です。すみだトリフォニーは初めて。ちゃんと行けるのか、ぢぶん。和雄さんも武石さんも久しぶりだから楽しみだなー♪

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2009/07/02

アミンタ、キタ━━(゚∀゚)━━!!!

 まさかと思っていた、木村アミンタ、キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

 相手はポリーナではなくて、田中さん♪ 

 詳しくはこちら

 ほかの誰にあれが踊れるよ、といいながらも、ポリーナの相手役はねぇだろう、と思っていたらこういうことに。本公演でオリオンをやってくれればいうことないわーーーヽ(´▽`)/

 ほかに「くるみ」は佐伯+松下、「ラシル」は高木+弾のキャストも発表。とりあえず、ゲスト公演にも必ずオリジナルキャストを加えようっていう心意気を買うぞ! 脇も竹なり梅なり組むだろうしさっ!

 ……今日は「この映画で原稿よろしくー」というI誌からの依頼で試写会におよばれだったのだが(会社休んだー♪)、↑ これのおかげで、帰りの電車で映画の中身が全部とんじゃいました。困ったな。

 とりあえず。また、いつもくらいの時間に。

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2009/06/30

白鳥の結末

 というわけで、メンテのために30日の朝8時〜12時の間、コメント・トラックバック・携帯からの閲覧ができなくなりますのでよろしくお願いします。お願いしますったって、閲覧ができなきゃよろしくもなにもないな。

 ゴルスキー版の……というよりも赤尾さんの文章について、だろうか。もう少しだけ。

 評判の悪かったという20年のダンチェンコとの共同新版ですが、これは通算で5回しか上演されなかったそうです。そこまで評判悪いんなら観てみたいよーー(^^)、というぢぶんの悪癖がちょっと頭をもたげたりするんですけどね(笑)。あまのじゃくというよりはキワモノ好きというか。

 しかしこれは「史上初のハッピーエンド」です。白鳥といえば悲劇、その頃の結末が「どのような悲劇」だったかはわかりませんが、『バレエ101物語』によると、最初のプティパ=イワノフ版の台本では、二人の心中によって悪魔(と悪魔の城である廃虚)が滅び、二人が黄金の船に乗って昇天するアポテオーズがあったらしい。
 多分、20年版というのは、当時の観客にとっては「ジュリエットが墓で嘆いてたらロミオが息を吹き返した」とか、それくらいのインパクトがあったんじゃないかと思うんです。

 ……いや実際、そういうロミジュリもあったらしいんですけども。あとですね、うちにあった「フランダースのいぬ」のマンガは、アロアとコゼツだんながネロとパトラッシュを発見したときにはまだかすかに息があってですね(笑)、ネロはコゼツだんなの養子になってアムステルダムだかの絵の学校に入るんですけどね。ええまあ、余談ですけども。

 で、それくらいのインパクトであったろうと。「なに考えとるんじゃ、うりゃーーっ!!」てな具合で。

 それにしてもどういうハッピーエンドだったんでしょうね? 王子と悪魔の闘いが導入されたのが37年版からだとすると……(ちょっと妄想してみる)。……どういう……。悪魔の自損? 「嵐の場面」としかないのでよくわからないんです(ロットバルト、飛ばされちゃったのかー?)。
 「101」の方によると、23年にメッセレルが現在の「男女が協力して悪と対決する」という「社会主義的リアリズム」のハッピーエンドを導入したようだけど、これは37年改訂版と同じ結末ということなのだろか。その37年改訂版は、こちらは好評とか、レニングラードでは不評だったとか。

 で、ですね。「101」の方を書いている上村くにこさんもそうですが、37年版式(セルゲイエフ版もそうですが)の、オデットと王子が悪魔と闘って打ち破る型を「社会主義」「革命思想」という風にするっと書いちゃうんですね。それはそれでもちろん正しいだろうとは思うんですが、ぢぶんは赤尾さんの指摘が新鮮だったんですよ。つまり

「当時の欧州は二度目の世界大戦の不安が燻る一方で、ソ連国内では粛正の嵐が吹き荒れていた。そうした殺伐とした時代だったからこそ、現世でオデットと王子が結ばれる明るい結末が求められたのだろう」

 ということなんです。もちろん当時のバレエの観客といえば、それなりの富裕層と官僚層だったとしても(だからこそ、かな)、やはり劇場という非日常の空間の中で、日常を忘れたい気持ちはあるだろう。そうしたときに、「二人の恋人が絶望的な状況から戦って勝利を勝ち取る」というラストは、わかりやすい「勧善懲悪」であり「革命的」である以上に、人々に愛されたかもしれないよなあ、と。ある意味では「社会主義的リアリズム」といういい方は、観客を無視したいい方かもしれないな、と思って、ちょっと眼からウロコであったのですよ。

 ちなみにぢぶんは「やるなら徹底して」というタイプでもあるので、東バの現行版(64年版)は好きなんですよね(笑)。王子が「も、もうダメだぁーー」になったところで、何の役にも立たないコールドの白鳥がわらわらわらわらっ! と助太刀に出てきてあっという間にやられちゃうとか、それを見た王子がいきなり発奮するとか(笑)、最後に勝つのは団結の力だったり。「ソビエト的だなー」と思うと同時に、「仁侠的だよなー」という気もして、……ええまあ、求めるベクトルが間違ってる気はしないでもないんですが。
 ……セルゲイエフ版の「最終兵器オデットバズーカ」はあんまし好きじゃないんだよ……コソッ。

 ボヤルチコフ版の方に戻ると、これはアポテオーズのないプティパ型。二人の心中によって悪魔が滅びる方。ぢぶんはこの版の「二人が悪魔を滅ぼそうと思っていない」ところが好きなんですよ。引き裂かれても引き裂かれても、なお寄り添おうとするその純粋な想いだけが期せずして悪を滅ぼすってヤツ。それだけに主役の二人がよほど想いを寄せ合わないと、何が何だかわかんなくなっちゃう難しい版でもあると思うんです。そのかわり、それが見えたときには本当に美しい。アポテオーズがないところも好き。

 ……で、アポテオーズですね。「船に乗って昇天」的な。あれは悲劇なんだろうか、ハッピーエンドなんだろうか。ぢぶんはあれは「ハッピー」な気がしてるんですよ。死んじゃってるから悲劇、といういい方はもちろんあるけど。それ以前に「船」が気恥ずかしすぎて、どうにも居心地の悪い事が多くてなー。ボーン版のように、ただ二人が天上で寄り添うようなイメージのは好きなんですけども。

 今回も便利なネタ本。とりあげる演目の選定基準がいまひとつわからなかったりもするが。「白鳥の湖」の項は上村くにこさんの執筆。


 

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2009/06/29

フェス特別上映会

1 グリムス7代目プレミアム12齢。プレミアムって結局、名札が立派になったのと、成長が早くなったってことなのか?

 今日はバレエフェスの特別上映会の夕方からの回に行ってきました。プログラムに書いてある「1時間20分」というのは短いように思ったけれど、実際に見て見たら、多分これが限度。これ以上長いと寝るな、きっと。

 ぢぶんはバレエ鑑賞歴は8年めになるのかな? それでも最初のうちは年に3〜4回しか行かなかったし(大汗)、フェスは前回からしか観ていないので、いろいろと面白かったですー。

 個々の演目はおいとくとして、こうして名だたるダンサーたちのフィルムをぐわーっと見ると、「PDDは二人で踊るもの」というのをひしひしと感じます。特に男性ダンサーはそうですね。若いソリストが突っ走っちゃうのは、それはそれで楽しくはありますが、やっぱり「ビッグ」になる人というのは比較的若いうちからパートナーに対する包容力というか、「二人で何かを創る」という力を持っているのかな、と思いました。そして多分、それが「ソリスト」と「プリンシパル」の違いなんじゃないのかな、と。格の違いもあるけれど、それ以上に「ソリスト」ってソロが踊れればなれるけど、プリンシパルはPDDが踊れてナンボだなー、というか。技術的に、ではない部分で「踊れる」ということ。それが今日思ったいちばんのことかな。

 ぢぶんも見ながら思わず拍手しそうになったところもたくさんあるけれど、パトリック・デュポンの場面(バジルと「白鳥」の道化)では、客席から思わず盛大な拍手が湧きましたよー♪ こういうの、いいなぁ。

 上映会の後で、ダンナ(仕事帰り)と新宿のニュートップスで待ち合わせ。紀伊国屋の裏にある40年続いた老舗で、二人で新宿でお茶というとここを使うことが多かったのですが、なんと今日で閉店ですと! (昨日閉店だったら路頭に迷うところだったよ……)
 今どきコーヒーを600円で飲もう、という人はいないのかもしれないけどなぁ。ダンナは学生時代に新宿の飲食店(カツ屋とか中華とか)でバイトしていたこともあって、その頃からずーっとこの店を使っていたのだそうですよ。ショックだなぁ。会計の時に、レジの女の子にその話をしたらしく、「ええーっ、そうなんですかーー!」と大声を挙げられていました(^^)。絶対、その子が生まれる前からの常連さんですよ、ええもう絶対(笑)。

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2009/06/28

♪どぉしてぼくはぁ

 さすがにこの値はマズイだろう(体重の方)というわけで、6〜7年ぶりに区民センターのエアロビ教室(夜の部)に行ってきました。
 ……帰り道で膝わらってやんの。入門コースが平日の昼間になってしまったので、初級コースに行ったのだけど、いやまあ(笑)。基本ステップは身体が覚えていて「なかなかやるじゃん」と思ったものの、やったことのないちょっと複雑なステップになると、もうわからん(T_T)。しかも体力(持久力)の方がさっぱり追いつかんよ。半分くらいでリタイアしたい気持ちー。

 てなわけで、夜中近くまでぐったりしておりました。

 ま、そんなこんなしている間に、フェス関連の祭典枠チケットが届きまして。「ドンキ」がいい席だったなー。いや、いい席でモンクいっちゃいけないんですが、なんか微妙な気持ちだ。つか、「眠りの席とチェンジしてくれーーっっ!!」って思わず叫びそうになっちまったよ(苦笑)。去年の「ドンキ」も追加枠で取った日が唯一の木村さんのエスパーダの日で、えらく遠くからオペグラ貼り付きだったんだよな。んで、祭典枠で取った良席の日に「♪どーーしてぼくはーーぁ こーこにいるのだろーーぉ♪」と歌いながら見たのであった。そんなもんだな。
 ……素直にシムキンを堪能しろよ。

 そんな東バの(ちがうって)「くるみ割り人形」岩国公演。こちら
 ゲストがいるのか、交渉中なのか、純東バキャストでくるのかわかりませんが(それどころか料金も開演時間もわかりませんよ)、ワークショップと公開レッスン付きという、最近のパターンです。ワークショップは高橋組かな? 
 岩国といえばぢぶんのテリトリーのような気がする場所なので(ほら山口県内だしー)、行くとすればあそことここと……と、あっという間に旅程もできたりするんですが(笑)、こちらは9月発売なので、それまでにどんな具合なのかがわかれば幸いに存じます。どういう日本語だ。

 昨日のゴルスキー版の変遷年表に、参考的にいくつかの版を足しました。またあとでちょっと書くかもしれません。つか、書きたいんですけど、時間が。

 タイトルは布施明の「落葉が雪に」。大昔にウィスキーのCMで流していたと思うのですが。そしていつの時代も、子どもは下校途中にリコーダーを吹くんだな(笑)。なぜなんでしょうね?(←ぢぶんもやってた)

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2009/06/27

ゴルスキー版の変遷

 毎度お世話になってます、マールイ友のMさんが「M's daily life」で、「マールイがゴルスキー版の白鳥を?」という記事をご紹介くださいまして。ちょっと気になったのでいろいろと眺めていましたら、この3月の「白鳥」のプログラムに赤尾雄人さんの「演劇性豊かなゴルスキー版『白鳥の湖』—その上演の系譜」という文章が収録されていました。これがなかなかに面白かったので、ちょっと年表風にまとめてみました。「バレリーナへの道・46 白鳥の湖」の、溝下さんのインタビュー記事を補足に使ってあります。

<ゴルスキー版の変遷>
1895年 プティパ=イワノフ版(マリインスキー)
1901 ゴルスキー、プティパ=イワノフ版を一部手直し(ボリショイ)
1906 ゴルスキー、部分的改訂演出で再演
1912 ゴルスキー改訂版
     花嫁候補を踵のついた靴をはいた群舞→ポワントのソリストに。1幕のワルツ、3幕の民族舞踊ほかの変更。
1920 ダンチェンコ=ゴルスキー共同新版
     道化登場。白鳥と黒鳥を別人が踊る。ハッピーエンド。不評。
1922 12年版再演
     道化残る。白鳥と黒鳥が1人に戻る。ラストは悲劇。
1937 アサフ・メッセレルによる改訂ゴルスキー版
     終幕の白鳥の踊りを新振付。4幕の嵐を王子と悪魔の闘いに変更。ハッピーエンド。好評。

(1945 ロプホーフ演出版 マリインスキー)
(1946 小牧正英版 東京バレエ団)
(1950 セルゲーエフ版 マリインスキー/70年再演出)
(1953 ブルメイステル版 モスクワ音楽劇場)

1956 アサフ・メッセレルとアレクサンドル・ラドゥンスキー、37年版を補訂 
     「小さな白鳥」が6羽。75年までボリショイで上演
1964 イーゴリ・スミルノフ、56年版を改訂(東京バレエ団)
     「小さな白鳥」を4羽(イワノフ版)に変更(3羽はゴルスキー版)。4幕を短縮。東バ現行版(現在はルースカヤを割愛して上演)。

(1964 ヌレエフ版 ウィーン国立)
(1969 グリゴローヴィチ版 ボリショイ)
(1981 ピーター・ライト版 サドラーズ・ウェルズ)


 ひとくちに「ゴルスキー版」と言っても、悲劇あり、ハッピーエンドありで面白いですねー♪ ぢぶん、こういうちまちました作業が好きなんだよな。
 20年版は「不評」とひとことですませてありますが、上演史上初のハッピーエンド版で、ダンサーからの支持を得られなかった結果、技術的に未熟な若手が主演、その技術に合わせて振付を変更したというような事情もあったようです。37年版はブルメイステル版にも大きな影響を与えたということですが、よくわかんないな……。昨年のボリショイのグリゴロ版も「原振付 : マリウス・プティパ,レフ・イワノフ,アレクサンドル・ゴールスキー 台本・改訂振付・制作 : ユーリー・グリゴローヴィチ」という表記になってますね。

 本当にマールイがゴルスキー版を導入するとして、なぜ今さらモスクワ系? というのがいちばんわからないんですが。
 で、まとめたものをざっと眺めてみた感じでは、12年版(悲劇)か、12年版に道化をつけた22年版を再改訂するのかなー、と。あるいは(メッセレル一族ということで)37年版。37年版の「終幕の白鳥の踊り」というのは、4幕の始めの「オデットを待つ白鳥たち」のことでしょうか。あれは結構好きなんだけどな。……逃げ遅れるチビ白鳥はスミルノフのオリジナルなのかな(←毎回「逃げ遅れ、キタ━━(゚∀゚)━━!!! 」になっちゃうぢぶん)。

 綾瀬川のネタ本。美佳さん、スーシャ&ジーマ、都さんたちのインタビューも収載。マトヴィエンコの肩書きが「キエフ」だ(笑)。福田一雄さんの「音楽で観る『白鳥の湖』」がとても面白いです。
【追】参考資料として、ほかの有名な版で初演の近いものをいくつか付け加えました。(6/28)


 マイケル・ジャクソンの訃報はびっくりでしたが、「親しい著名人の談話」でユリ・ゲラーのインタビューが映ったのもびっくりでした。個人的にはファラの死がショック……orz。

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2009/06/25

チケットとかチラシとか

 光藍社さんから冬公演のチケットが届きました。FAX送ったのに音沙汰がないなーと思ってよくよく見たらDMナンバーを書き落としてまして(←出先で書いてて、そこだけわかんないからうちに帰ってから書こうと思ってそのまま忘れた)。再送信したらあっというまに請求が来て、チケットが来た。やっぱ、送信前にちゃんと確認せんといかんな。日付と時間は何度も確認したんだけどな。いやしかし、「配達記録」がなくなって不便になったなぁ。今回は「特定記録」郵便で、ポスト直入れ。まあポスト自体はキーがついてるし、NBSの郵便でも事故が起きたことはないけどな。

 NBSニュースも来ました。バヤの二つ折りの本ビラ入り。えーと……。まあいろいろ微妙な写真でもあり。つか、ルージュの色、やっぱり違うような気が……。奈良さんがあの赤い衣装がとても似合ってます。

 くるみのチラシも。マックレーのロイヤル版くるみ王子の衣装がなんかすごいです。キラキラというか、おとぎ話っぽくていいけど、あんまり好みじゃないな。「予定されるソリスト」に、当たり前といえば当たり前だけど女性プリンシパルが1人もいないのが寂しいというか新鮮というか。高岸さんが入っていたけれど、ドロッセルマイヤーを踊る日があるのかな? それともクララパパか……。クララパパも前は森田さんと後藤さんだったような気がするから、有りといえば有りだけど。前にやってからもう5年くらいたつから、配役も変わってくるよねぇ。フランスとか中国とか。

 でまあ、ぢぶんはといえば、まだバリウムが出切らなくて、ひいひい言ってます(T_T)。特に体調が悪かったわけではなく、会社の健康診断ですけども。今夜寝れるんか、ぢぶん(←下剤は効いてる)。

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2009/06/24

「踊れ、グローズヌイ!」/フェス全幕プロ

 「映画館」に、「踊れ、グローズヌイ!」をアップしました。

 07年の4月に自主上映会で観た日のブログに、多少情報を付け加えたものです。本文は加筆・訂正なし。てっきり映画館に上げたと思ってたのに忘れてました。チェチェンの子ども〜若者による民族舞踊団のヨーロッパ公演のドキュメンタリーです。チェチェンというのは北コーカサス地方であり、主にレズギンカが踊られます。

 なぜ今頃これをアップしたかというと(これが付け加えた「情報」なのですが)、ついにDVDで発売されたからです! わーい、ぱちぱちぱち……。
 とはいうものの、こんな映画(おいおい)ですから、もちろんメジャーからではなく、東京シネマ新社からの直販。74分だから短いけど、個人使用価格6000円なら、部数を考えればそんなものだといえなくもない(ライブラリー価格は20000円)。リンク先に予告編もアップされてますので(うちのソフトでは観られなかったけど)、そちらもよろしく。

 さて。東バ公式サイトのスケジュールページに、バレエフェスの特別全幕プロの東バのキャストが出ました。

 ……orz。

 木村さんはロットバルトと4人の王子のみ。まあねぇ。想定の範囲内ではあるし、最悪、4人の王子のみ、というのも考えてはいたので……ではあるけど。でもやっぱりエスパーダ観たかったよぉ 。・゚・(ノд`)・゚・。 。 まあねぇ。もう、こないだっからぢぶんの中では「アルブレヒト観たいっ!!(しかもジゼルは美佳さんじゃなきゃイヤっ!)」病がすごくなってて、スラップだのスカパラだの聴いてごまかしてたんだすよ。……。くすん。ロットバルト、兜はずしてくれるといいなぁ。せめてトナカイの方だけでも。でもかぶるんだろうなぁ。律義者め。幻の「高木さんとのシンデレラ」も観たかったな。

 エスパーダは後藤さん。なんか、エスパーダの後藤さんとガマーシュの平野さんと、入れ替えてもいいんじゃないかとか思ったりもしたんですけども。ドンキ、祭典枠で取ったんだよな……。でもっ、ジプシーが美佳姫だしっ!(←井脇さんとは違ったテイストで好きなのさ)

 まあね、よくみれば面白いキャストもちらほら。カラボスは高岸さんだし、リラは田中さん。フロリナと青い鳥は初役の佐伯さんと松下くんだし。シンデレラとフォーチュンは渡辺さんと弾くん。後藤さんの4人の王子はケガ降板して以来だから、お目見えは初だな。コジョカルを回すのは木村さんだろうなぁ(だよねっ)。

 そんなわけでがっくしテンションがさがっちゃったんで、レポはてつかず。
 そうはいっても17日は日本では久しぶりの「バクチ」だし、16日は多分「鳥」を踊ってくれるんだろう(だよねっ)。ソロルやラジャも控えていることだし……。
 「くるみ」、祭典の締め切り前に、ドロッセルマイヤーをやってくれるかどうかがわかるかな。全日入ったりはしないよねぇ。するかな。

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2009/06/18

フェスとか

090618_01170002 現在のクワズヒメです。もうクワズイモには見えないような枝ぶりになってしまった(汗)。「ファンタジア」の「くるみ」の「トレパック」みたいだな。里芋系なので、葉がもう少し平らになるはずなんですが、お日さまに向かって立ってます。葉柄のつけ根のところをぱこん、ってすると、犬の耳を裏返してる時のような感触です。わかりづらい喩えだなー。

 さてと。フェスのガラの当選通知がきました。ちょっと別件で用意しなくてはならないお金が予算よりもだいぶかかるようになってしまったので、落選したらすっぱりあきらめようと思っていたんですが。当選すりゃ、行こうってことになるよねぇ(苦笑)。ガラはまだ行ったことないから、一度は行ってみたいし。席も安いところだけど、その席種の中ではいいところだ。うーん。ボーナス支給日は発表になったから、ボーナスは出るらしいけど、額はわからないからなぁ。しかも入金期限よりも後なんだよな……。

 最近、ミニコミの方が変則会議になっていて、いつもは月曜だけど今日に変更。帰りが遅かったのでレポは進まないけど、眠いことに変わりはない。

 バヤ制作日誌とは別に公式ページができました(こちら)。背景に飛んでるのはなんだろうと思ったら、神殿崩壊の瓦礫なんだな、多分。イントロダクションのニキヤかつぎの写真がいいなー♪
 公式ブログの方は武尊くんのジゼルレポ。元気そうで何よりだー♪ 舞台リハなので、みんな衣装を着てたり着てなかったり。女性は裾捌きもあるからか、ほとんどが衣装着用。男性はバラバラ(笑)。上半身とブーツはかっちりヒラリオンなのにジャージな木村さんがちょっとオカシイ。

 今回、やっぱり2キャスト観てよかったなー。ペザントの若手や木村公爵が見られたというのももちろんなんですが、後藤さんのヒラリオンを見ていたら、木村さんのヒラリオンもわかってきたような気がした。木村さんだけ見てたらわからなかったような、今まで当たり前に見てたようなことが、するっと。面白いもんですね。

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2009/06/17

ドラクエ(バレエの方)とか。

Photo グリムス7代目プレミアム10齢。確か。
 今朝、洗濯物を入れようとして、クワズヒメの鉢をひっくり返す。床の土だけは掃きとって出勤したんですが、ヒメの土を補充するのを忘れてたよー(汗)。鉢自体は小さくはなってないんだけど、ひとつの芋から出た葉が密集してきた。しかも葉柄がしっかりしてるから、お互いに譲り合うっつーことがなく、「どっち行けばいいのー」状態に。まだ芋の切り分けには早いと思うんだけどなぁ。

 さてと、スタダンのドラクエですが、結局13日(日)のチケットを取りました。ジゼルの帰りにぴあSTによって、例によってあーじゃこーじゃいいながら、S席の2階前方サブ。SといってもSS席があるので、実質A席なんだけど、NBSの席割(結構単純)になれているとようわからん。初めて見る全幕ものなので、2階の方が全体が見られていいかなーというのと、2階の方が子ども率低い? ということで。ドラクエだったら、お子さんも多そうかな、と。

 福原さんはアルブレヒトしかみたことがないんですが、イメージ的に「白」かな? と思ったり。なんとなくキャストは土曜の方がいいのかなと思わなくも無かったんですが、12日は出勤日だからさ(笑)。リスクは少ない方がいいや、ってことで。お目当ての新村さんはどちらの日にも同じ役で出るし。それにしてもスタダンのサイト、もう発売中の演目なんだから、もう少しキャストとかあらすじとか出してくれてもいいのになぁ。

 レポの方は、ヒラリオンの乱入まで(笑)。早く帰ったら早く帰ったで寝ちゃうんだよなぁ。くうねるふとる。
 ヒラリオンが1日だけだったので、半端に触発されて、アレ観たいコレ観たい状態です。ペザント辺りを書いてたら、やっぱり脚さばきのきれいなところが観たいとか(衣装、似合わないだろうなー。特に緑)。次はフェスの「眠り」までおあずけかなぁ。エスパーダ観たいけどな。

 ……ま、7月はシヴァ祭りもあるからね♪ (でもそれとこれは別腹)

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2009/06/16

お約束の衣装写真

Photo_2 Safariを4にアップしたら、速い速い〜♪ さくさくっと表示が進むよー、と思ったけれど、ブログパーツの多いところと、音声の出るところ(ブログパーツの音声も含む)はやっぱり時間かかるなぁ。

 あっと、携帯の方からレポにアクセスできないのにさっき気づきました。PCからだとあのリンクでアクセスできるのだけど、携帯からだとそもそもウェブページは閲覧できないのだそうな。使えんなぁ。すみませんです。

 さて、お約束なのでちゃんとバヤの衣装写真も撮りました。こちらは木村さんの着るムッルの衣装だろうか。それともそう見せかけた高岸さんの衣装なのか。公式で見たときには「マネキンとはいえ、タイツくらい穿かせてあげて……」と思ったのですが、よく見たらちゃんと穿いてました(笑)。足裏のとこに縫い目があったよ。でも穿いたからといってどうなるものでもないなぁ。いや、何をどうすればどうなるものになるのかわかんないですけどね。

090614_14440001 折角なので2階からも撮って見ました。ガムザッティはちゃんと正面向いてお客さんの相手をしてますが、ソロルはガムザッティに対してそっぽを向いております。いかんだろ、それじゃ(^^)。

 女性のマネキンは2体とも、ミーメのようなというか、のっぺりした顔が逆に衣装のスタイリッシュさを引き出してるんですが、ソロルのマネキンだけ妙に顔がリアルで、なんつうか、下着売場(スーパーじゃなくてデパートの)から持ってきたような気持ちになる。うむむ……。こういうものは無個性な方がいいみたいですねぃ。

Photo_3 で、お約束(笑)。ほかの何もぢぶんには期待されてないであろう。写真、ブレブレでもったいないように思いますが、そもそもがジェットプリンタの打ち出しなんで、こんなもんでした(T_T)。ああもったいない。プログラムのキャスト写真もこれになるのかな? 楽しみー♪
 配られていたチラシは郵送されてきたのと同じ、リハ風景の写真の方でした。ちえ。

 レポの方は、ヒラリオンが剣の奪取に成功した辺り。終るのだろうか。それはいつ。

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2009/06/15

ジゼル、上野+フォーゲル組アップしました

 左ブロックにある「鑑賞記録」に、日曜日(14日)のジゼルをアップしました(こちら)。水香ちゃんとフォーゲル(と後藤さん)の方です。こっちの方が早く書けそうだったからさー(笑)。というよりも、土曜日(美佳さん+フォーゲル+木村さん)とダブるところについてはそちらに書くつもりで端折ってあります。ココログの「ウェブページ」で書いたのですが、携帯からは読めないそうです、すみません……orz。

 一応、「鑑賞記録」の方は「舞踊館」よりも簡便に、というつもりで作ったのですが、PCのメモリ不足とかいろいろありまして。「舞踊館」を作ってる方のソフトがメモリ食いなんですよー(T_T)。ちょっとあれこれ試行錯誤が続くかも、です。

 さて。
 水香ちゃんのジゼルは、「ぢぶん的には受け付けないかなー」と危惧したほどではなく、「前回の評判はよかったからなー」と期待したほどでもなく、というところ。というよりも土曜の舞台がすごすぎた、ってことでしょうか。美佳姫の舞台にもこのところ慣れてたから、ありがたみが薄れてたのかな。やっぱり美佳さんは魔性だなー。

 以前も書いた記憶があるんですが、美佳さんと友佳理さんに関しては、ご本人のテクニックとかなんとかいうことよりも、相手から引き出していく力がすごいんです。互角にいられるのは多分、友佳理さんに対する高岸さんくらいじゃないでしょうか。小出さんが今のところ、後藤さん限定でそんな感じだな。水香ちゃんはやっぱりまだ、パートナーから引き出してもらう方でしょうか(でもそれが普通ではあるよね)。

 後藤さんのヒラリオンに関してはいろいろ書きましたし、木村さんとの比較も多少してますが、後藤さんのあれはあれでいいんだ、というふうにぢぶんは思っています。ウィリたちに殺されて惜しくないってのは、やっぱりヒラリオンの「王道」ではあるよね。
 木村さんのヒラリオンはやはり木村さんのものであって、彼が創りあげてきた独自のものだと思うんです。ある意味では「異端」のヒラリオン。それを後藤さんがなぞる必要もなければ、必然もない。

 それにしても、昨年のジゼル祭りは「木村さんはノーブルすぎて(そこが好きだけどー)、後藤さんくらいむさくるしい方が森番っぽい?」だったのになぁ。今回は、木村さんが細マッチョの森番で、後藤さんがフェミニンになりすぎ、ってのは何なんだか(笑)。

 

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2009/06/14

結局……

 即レポ、1幕の半分で挫折……orz。眼が痛い。

 えーとですね。木村さんのヒラリオンですが、今まで割と「純朴な好青年の純愛」っぽいことが多かったのですが、今回は「自分のすべきことを知っている大人の男」という気がしました。去年のあのジゼル祭りの時が、思えばちょっと前哨戦だったのかも。

 その「すべきこと」がまちがっていたとわかった時、ジゼルが自分の手の触れられない、触れてはいけない存在になった時、そういうヒラリオンにとっての……ターニングポイントというのは変ですが、大きなポイントが明確で、ただ感情のままに走って行くのではなく、かといって流れが途切れるでもなく……なんというかよくわからないんですが、なんかすごく「大人」だなー、と。そのポイントひとつひとつが明確になることで、例えば出しかけた自分の手をつかんでひきもどすとか(これは最初の扉の場面と対なのかなー)、ジゼルの死のあとに拳を打ちつけて叫ぶとか、そういう今までと一見同じ振る舞いの中に、「もうひとつその先にあるもの」が付与されたような気がしたんです。

 ここ最近のようにノーブルに寄るのではなく、ちょっと粗野で高圧的でありながら、ラインと踊りの美しさは崩さないんだよなぁ(T_T)。もう1回見たいなー。

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2009/06/13

東バジゼルちょっとだけ

 さっき帰ったのでちょっとだけ。マチネなのになんでこんなに帰りが遅いんだか。特に友達と遊んでたわけでもないのに。劇場出ても明るいから、つい油断しちゃったー(←ブック某で遊んでた、が正解)。
 会場で、フォーゲルのTシャツ(得チケのおまけになってたやつ)を2000円で売ってました。黒と白だったかな?

 美佳さんのジゼルはやっぱりいいですーー(ノ_-。)。大好き。1幕はもう女学生というか。乙女、なんですよねぇ。2幕は「清らか」ということばがぴったりくる。「清い」ってことばは「潔い」でもあるなあ、とか。2幕のPDDはふたつとも、透明な哀しみに包まれたよう。

 フォーゲルは見るたびによくなるなぁ。前回の時は登場するなり「フォーゲル、でかっ!」→「木村さん、小さっ!」という印象だったんですが、今回はほとんど感じなかった。単体で見るとボリュームがありますが。周囲になじんだ、ってことでしょうか。アプローチ的にはマラーホフに近いような気もしますが、キャラが違うのでちゃんとフォーゲル味になってる。
 で、ぢぶん的「死にそうにないアルブレヒト」の上位にランキングだな。現在1位はフィーリン。2位がルグリ。ちなみに「今にも死にそうなアルブレヒト」1位は不動のルダチェンコです(^^)。来るたびに「うなぎ食え」だの「焼き肉食え」だの言われるダンサーはちょっといないよなぁ。

 ……話が反れた。

 ミルタの田中さん。出はすごくよくて、最初のアラベスクなどはゾクゾクだったんですが、そのあとちょっと踊りが走っちゃってました。緊張してたのかなぁ。上半身ももっと使えるはずなのになぁ。ミルタとしてはとてもよかったです。「死に近い場所にいるもの」のようなイメージ。

 ペザントはね。もう横内くんしか見る余裕がなかったですよ(笑)。踊れてるからっ、踊れてるからっ、あわあわしなくてダイジョブだからっ、……(汗)。うーん。ある意味、東バの若手男性の典型かも。最後のキメの腕の入れ方とか、すごくよくなったと思うんですけども。

 木村さんについては長くなるんで(笑)。今日はちょっと荒っぽい(踊りじゃなくてキャラが)イメージで、従来よりも男臭い感じでした。岩手のハサピコの時とちょっと近いかな。あれは海で、今度は山だけど。……狂乱の場で髪がすごいことになってた。前髪固めちゃってたからなのか、パーマがまだ残ってるのか。

 お風呂入ったら、また(多分)。

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観たいものが観たい

090612_23430001_2 クワズヒメです。真ん中につやつやとそそり立ってる葉が、6日の記事で小さく開きかけてたあの葉です。それと並行するようにつやつやしている一回り小さいのが、同じ記事で芋虫のように頭をもたげていたアレ。1週間でこのありさまー♪ すでに3つの幹のそれぞれに次の芽がでていて(2つは見えてますね)、葉水も出るようになりました。いやもうこうなると、かわいくてー♪

 ええと、本当はジゼルに行く前に、シンポの話を終らせちゃおうと思っていたんですが。ま、ちょっとだけ。

 バヤの制作日誌の方に、ジゼル会場に展示してあるバヤの衣装の写真も出てます。ニキヤは友佳理さんの来ていた1幕の白のスカートの方。前の写真も友佳理さんかな、名前の字数から見るに……。ソロルは黒の方。これも写真が木村さんぽいから……例のムッルの衣装でしょうかいね? (しかもマネキンの方が木村さんより肩幅ありそうな……) ガムザッティのは1幕の、高木さんの着ていた黄色い(金?)セパレート。兵庫の芸文横須賀芸術劇場のサイトには、もう衣装付きでの写真が上がっていて、ちょっとウラヤマシイ。木村・吉岡組だけおあづけ。ぷんぷん。

 本当に見るものが偏ってますが、それでいいとぢぶんは思ってます。もう開き直ってますけども。評論家になるわけじゃなし、なりたいわけでもなし。「コレコレは見ておくべきかなー」というようなことは、最近はほとんどなくなっちゃいました。「べき」かどうかは「たい」かどうか。見たいもの全てが見られるわけではないから、その中での優先順位として「べき」があるだけですね。でも普通、そうなんじゃないかな。
 
 長瀬くんと佐伯さんのジゼルデビューはどうだったかなーというのも気になるところですが、それでも1年、2年後にきっともっとよくなったところを見られるだろうから(ええ、これがK村さんのアルブレヒトだったら、もうその場でぢぶんがアバレルヒトですがな)。

 なんといいますか。ネット社会というのはいろんな言説が飛び交っていて、特に裏話だの「大人の事情」だのに関しては、どこまで本当かどこまで推測かはわからなくて。ぢぶんもぽろっと書いちゃったりもしますけど、やっぱり「いいこと」だとは思わないんですよね。それが他人の「舞台を観る楽しさ」に水を差すようなことになるんじゃ、そりゃどうしようもない。親しい友人と「その気分」を共有するに留めておければ、それにこしたことはない。
 ぢぶんもあれが見たい、これが見たい、こっちじゃなくてあれがいいーーーっと叫んではいるわけですが。少なくともそれがぢぶんの「欲」だという自覚はある。おためごかしには絶対しない。その辺が、ぢぶんのネットワーカーとしての(ブロガーでもいいけど)ぎりぎり守らなきゃならないモラルかな、と。

 ま、それでもいろいろあるわけですけどね。ぢぶんの場合は別の場所で相手の裏だの思惑だのなんだのかんだの読むのが仕事、でもあるわけですから、バレエくらいはそんなことは考えずに観たい、というのは大きいです。だって幸せになる為に観に行くんだもの。素直に舞台からやってくるものをまっすぐに受け止めたい。それが観客としてのぢぶんのモラルかなぁ。それが本当はいちばん難しいのかもしれないけれども。

 でまあ、今日(金曜日)に、光藍社さんのDMが届いた、と。あんまり書くことはないです。「眠り」、今年こそコシェレワかヤパーロワと思ってたのになぁ。全国公演で入るかな? この布陣なら、今回はパスして地方中心に回るかなあとも思ったのですが、地方のキャストも似たり寄ったりだったら意味ないしな。ロマチェンコワが来てくれるのは嬉しいです。彼女のトロワが観られるといいな。
 バヤデルカはパス。父っつぁん来るかどうかもわかんないし(来てくれ……)。ペレンのニキヤは好きだし、ガムザッティがロマチェンコワなら観たいけどなぁ。つか、ペレンのリラが観たいんだけど(まだ観てないんだよー)、今年もそれは無理そう。ぢぶん、スーシャ苦手だし。父っつぁんのカラボスはあるのかなぁ。それで決めたいよ。

 というわけで、チャイコセット+ガラ。でも白鳥をまだ迷い中。コシェレワの日にするか、ペレンの日にするか。眠りでペレンを観るなら、白鳥はコシェレワかな。コリッパーのダブルになるけどな。

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2009/06/11

食わず姫/クロワゼ

 駅中の花屋にクワズイモ大量入荷(笑)。探してる時はみつからないものなんだけど、シーズンですかねぇ。あちこちの花屋でみかけるようになりましたが、うちのと大きさがだいぶ違う。やっぱりうちのは「ヒメ」なんだなぁ。

 梅雨入りとあってうちの食わず姫(……二口女かい)は元気いっぱい。先週まで5枚しかなかった葉がいまや9枚です。芋の土から出ている部分からも根が出始め、完全に再生したもよう。よかった、よかった。日に当て過ぎても葉が日焼けするので、降水確率が低い日だけベランダの日陰に出して出勤し、帰ってきてから取り込んでます。もう少ししたら、日焼けした古い葉を切るかな。

 さて「クロワゼ」に田中さんのインタビューが出てるというので立ち読み(^^)。バーレッスンについてのインタビューで、プリエとタンデュを特に大切にしているとのこと。PDDのエピソードというか、も、面白かったです(^^)。女性の方が手に力を入れ過ぎると、男性もかえって支えにくいのかもしれないなぁ。バランスが取りづらい(取らせづらい)というか。
 前芸監の「うなじのラインは女性の特権」ということばは名言かもです。……それを覆すつもりかいっ、つうほどそのラインが美しい男性のお弟子さんも……なわけですが(3月はほれぼれさせてもらいましたけんねぇ(T_T)王子ラインハ「バヤ」マデオアヅケ…)。

 ええと。このかん、田中さんはインタビューをいくつか読む機会があったり、アッサンブレのイベントで聞く機会があったりしたんですが、ぢぶんは彼女の意志的なところがとても好きです。ちょっと迂回しながら今のポジションまで来たということもあるのでしょうが、ある種の「強さ」があるんですよね。パワフルともストロングとも違うんだけど。存在することそのものの強さというか。うまく言えないんですけど、持って生まれたキラキラオーラというよりも、自分が主体的に生きてきた結果として身に付くようなタイプの存在感。踊りにもそれは現れているような気がするので、今のところは役柄を選ぶのかな、と思ったりもするのですが、まあぢぶんとしてはそういうところが好きなんだろうな、と思うわけです。

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2009/06/07

「懺悔」アップしました&バヤ撮影

 「映画館」にグルジア映画「懺悔」をアップしました。こっちの更新も久しぶりだなー。「映画館」といっても「格納庫」の中なので、どちらからでも入れます。

 それはそれとして、東バのラ・バヤデール制作ブログの方も更新。宣伝用写真の撮影風景です。「ジゼル」で配られるチラシにはそれが載るのかな?

 ……ボトムちゃん……。活用されてるようで何より。しかも高岸さん、その後も「オチャメ」だし(なのか?)。
 木村さんの方は影と婚約式なので、両方黒の衣装(^^)。美佳さんとも田中さんともいい感じです。白の写真は撮らなかったのかなぁ。早く見たいなー。頭の羽かざりが意外と似合っていてよかったですよ。影のニキヤの頭かざりもすてきです。1幕のガムザッティの衣装もすてき。高木さんがよく似合ってます。

 ここのブログの写真はどうもピンが甘いのが残念なんだけどな。でもワクワクしますねー。その前にもう来週はジゼル。ヒラリオンは1日だけだけど、公爵さまも1度は見にいく予定。その後はちょっと先になるからなぁ。うっかりするとベジャールプロまでないもんなぁ(その間にシヴァが来るけどさっ)。

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2009/06/02

ラジャ、キタ━━(゚∀゚)━━!!!

 ……か、どうかはまだわかんないんですけどね、実際。でもまあここまでくればやるんでしょう、多分。きっと。おそらく。あるいは。これが大僧正ならぐるぐる周りの「キター」になるんですが、とりあえずこんなところで。

 仮配役みたいな形でこちらに。リハ写真もいくつも。……座ってらっしゃいましたが(身体が薄いですよー。がっしりしてるのに薄いのはなぜなんだろう……)。

 これで、5日のうち3日は見られるんだろうなーと思えば、それだけでめでたい。マカロワ版は寺院崩壊があるから、きっと出番もそれなりに多いだろう。踊らないにせよ。いやー、これはこれで楽しみだな。悪の司令モード。……花嫁の父モードも?
 ラジャがくるなら、もしかしたらあとの2日は大僧正かも知れないし。まあそこらは8月までわかんないんだろうけどなぁ。

 ……ここまで来て、誰の話かまるきし書いてないじゃないか、と思うが、まあいいや。

 えーと。ソロルの発表までは、最悪「ニキヤの担ぎ手の奴隷だけ」という予想もしてはいて、その後も「ソロルのみ1日だけ」という予想もしていたので、それに比べりゃありがたいこってす。

 横内くんは、今ちょっと昇り調子というか、アグレッシブな感じがするので楽しみですねー。ぢぶん的には木村さんの大僧正で小笠原くんのマグダヴェーヤってのが見てみたいとは思いますが、どうなるやら。

 公式ブログの方。次のクエスチョンがなかなかアップされないのは回答者が回答してないんだろうと思いつつ、とにかく更新されました。
 「禁酒中って、だいじょうぶなんですかっ」と思ってしまったぢぶんは、心配のベクトルをとことんまちがってると思いました。

 バレエフェスの各ダンサーの演目も発表。ぢつのところ、一度にいろんなものがわさわさ入ってきて、テンション自体は無性に高かったりします。すごく物入りになることがわかっているので、もしかしたらどれかひとつは……と思っていたのに、やっぱりジルは3つとも見たいよ……。まあガラはまだ抽選結果出てないからわかんないけども。いっそはずれてくれれば諦めもつくかねぃ。幕見があればいいのになぁ。
 
 しかしそれよりも何よりも、全幕プロの東バ側のキャストを出してくださいましよー。

 今月はジゼルってことで、百合と月。来月は……シヴァはドンキだとすると……剃刀? いやそれは……。牛と月だと妙に禅的画面にはなるけどな。ねぇだろ、そんな素材。

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2009/05/29

ばらばらとしたネタ

090516_17570001 久しぶりに東博へ行ったので、科学博の前でも写真を撮った。

 さて、そんなわけで今日はDanza。45年プロの方は、長瀬組の「寒月」の写真ですが(どっちの日を観たのかさっぱりわからないレビューってのものなぁ)、3月の白鳥の方は、15日の白と黒、2つのPDD。黒の方はDance Cubeと同じだと思うけど、白の方は初出かな♪

 ほんとのパラ見ですが、モローが「マーラー交響曲3番」に出た時の写真がいいですねー。特集の「マノン」で、オーストラリアバレエのDVDが紹介されてましたが、美術がピーター・ファーマーなのだそうで、来年来日するならこれも観たかったな、と。でもあの「白鳥」がもう一度観られるのも嬉しいしなー。谷桃子バレエ団の記念特集も、公演に行く前に読んどかないと。

 ……まあ今更だけど、「谷桃子のセクシーショット」は、最初に中吊りで見た時はびっくりしたよな。ぢぶん的には「前田愛の水着ショット」くらいびっくりだったよ(←そういう名前の国文学者がいるんですよ。鎌倉系で読みは「よしみ」)。
 もうかなり前ですが、「毛皮のマリー」に出てる吉村卓也くんのブログを見てたら、「マックでマックフルーリーを食べる麿赤児(と江上真悟)」という写真が出ていて、これはこれでなかなかな光景(こっちは二人とも本人)。

 えーと。マラーホフのレッスンDVDの「白鳥の湖」の方も、ダンスマガジンに広告が出てました。やっぱりマラーホフの衣装はすごいなー(^^)。「ジゼル」とは似て非なる衣装だけど、「似て」はいるんだな。やっぱりしましまが好きなんでしょうか(サーニンのようだ)。

 ……それにしても63億の赤字でも大丈夫な小学館ってのもすごいな(これ)。内部的には経費削減で大変だろうけどなぁ。昔、出版社に就職した頃に「Gさん(同業他社)って、うちの年商より多額の取り込み詐欺にあってもつぶれないんだねー」と感心したのを思い出す。……(T_T)イロンナイミデナミダ。

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2009/05/28

今月のダンマガ

1 グリムス7代目プレミアム8齢。ほぼ1週間で1齢のような。この辺りが「プレミアム」なのかな。

 27日とて、ダンスマガジンです。編集長対談はオシペンコ先生。まだ斜めにざらっと見ただけですが、マールイの話は出てこないみたい。彼女の現役のころだけでもたくさんの話があるもんねぇ。ロプホーフの話、ヤコブソンの話、ヌレエフの話。

 特別企画の「ライジング・スター」では、エイマン、崔さん、新国の小野さん、長瀬くん、Kの浅田さん、牧の宮内さん。長瀬くんは赤の月の写真。モットーは「気合」、中身は体育系。
 「バレエフェス」の魅力についてを十市さんが熱く語る、と。そこで十市さん? と思ったら、出演経験者だからなのかな。赤尾さんの連載の最終回がワシリーエフで、続いて友佳理さんがマクシーモワへの追悼文を寄せています。

 で、45年プロ。タムタムの写真は松下くんと宮本+渡辺組。んー、別組も欲しかったところだけども。月は長瀬くんたちの組のトロワが1枚。大枠で「寒月」と、小さめに木村さん。映ってるのは1人だけど、「小言」のトロワの場面かな(自信ない…)。この2枚のセレクトはかなりいいな。「寒月」の月はややシルエットだけど、てのひらを上に向けて水平に伸ばした、いくつかある「月」の定型のひとつから横へのステップ。腕の長さもさることながら、全体の「大きさ」(サイズじゃなくて)が来る感じで、前方の高岸さんと友佳理さんのPDDと月とのつながりがちゃんと伝わってくるいい写真だ。ソロの方はもう(ノ_-。)。いや、泣くこたぁないんだが。やっぱりこの人の踊りはやわらかくて、大きくて、強くて、やさしいんだなぁ。くぅ。
 文中で出てくる「弧」の写真は、Dance Cubeの方に上がってます(ここ)。ラストシーンの月と星。後脚のラインは本当に彼ならではだけれど、ここの場面でも(画面には映っていない)高岸さんを入れた3人の「つながり」こそがこちらを揺さぶるのでもあり。いや、月にとっっては過酷な場面だが。

 あらためて、書くこといっぱいあるなぁ。忘れちゃってないといいなぁ。見てる時はフォルムの美しさそのものよりも、むしろ舞台から「やってくるもの」を受け止めるのでいっぱいいっぱいだったりするんですけどね。

 まだAmazonにはあがってませんが、新書館から新しいバレエ用語辞典が出るようで、会社に見本が来てました。見本来てるなら「出る」んだけど。ポケッタブルで薄いヤツ。あの表紙素材は熱転写の字が移るからヤなんだけど、パの解説もかなり写真が入って、今まで見た本の中では分かり易いようです。

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2009/05/24

ロミジュリ2日め

 なんやかんやでデンマーク・ロイヤルのR&J、2日めにいってきました〜♪ キャスト替わりで、昨日は1階前方、今日は2階。1階前方だと見えなかった部分がよく見えて、話全体も2度目となるとわかりやすい。その分、新鮮な驚きとかは半減しちゃうけども。演出が違うところもあったけど、ダンサー裁量の範囲なのか、ダンサーの資質でそうなっちゃうのか、ぢぶんの記憶違いなのかはよくわからないところも。最終日をもう一度見ればそこいらもわかるんだろうけどなぁ。

 全体に今日の方が「普通のR&J」だったような。……って、昨日はなんだって言う気なんだよ(笑)。舞台のエネルギーそのものは初日の方があったような気がします。今日は席が遠めだったせいかもしれないけどな……。ロミオの好みは今日のビヤケャーよりも断然クロボーですが、好みの範疇かと。技術的に遜色はないんじゃないかな。ジュリエットは甲乙つけがたい。

 ロザラインのヤオ・ウェイがとてもよかったですー。昨日はよくわからなかったロザラインの位置がやっとわかった(笑)。幕開け、ロミオがロザラインに会おうとしてジュリエットの家の側で待っているのはマクミラン版もそうだったと思うんですが、あのロザラインのイメージってもっと年上だったんですよ。この版では、ジュリエットと同世代。お祭り+ジュリエットの社交界デビュー+ジュリエットとパリスの婚約のために、ジュリエットの従姉妹の三人娘がキャピュレット本家に呼ばれてくるって話だったんですね。三人娘(ロザライン、ヘレナ、エミーリア)がみんな同じような衣装なので、初日は今一つ見分けがつかなかった(^^)。

 近くで見ていたらわからなかった群舞の構造もすっきり見えた。最初のチャンバラの元になるキャピュレット家の下働き?の少年(これがピーターらしい)とモンタギュー家の男性との諍いも今日はちゃんと見た。昨日はロミオたちのいる群舞の方に気を取られていて見損なっちゃってたのさー。2幕の広場でも、大道芸の方に集中していて、バルコニーの上のジュリエット達の芝居はほとんど見てなかった(というのに今日気がついた)しなー。

 でもまあ、近かった分、初日の方が感情移入はできたかも(^^)。初日はロミオたちのトリオがどこから見ても「ただのバカ」だったけれど、今日の方が多少分別があるったような。なんつうか、初日の3人って、3人で踊り始めた途端に「♪ぼーくたっち、わーんぱくトーリオだっぞー♪」というあのテーマソングが脳裏に流れてくるようなバカどもだったからなぁ(名家のトリオが「とんちんかん」かよ……orz)。いや基本的にあの3人はそういう役だし、今日も普通の基準でいけば普通にうつけ者だけどな。

 ロレンスはプログラムによると「ロミオの親友」とあるので、そもそも若い人の役なんですね。なんというか、初日は「ロレンスだからブレグバーゼだろうと思って劇場に行ったら、コリッパーだった」くらいのインパクトだったんですが(笑)、今日はシャドルーヒンくらいだな(←どういう喩えだよ……)。あのあわあわした感じは初日のベケルの個性だったようです(笑)。

 マキューシオは今日はマティアキス。ぢぶんが見た「ナポリ」のジェンナロ(主役)ですね。踊りのキレもよくて、やっぱり主役張るだけのことはあるなーと思いました。割と普通にマキューシオだったなぁ(初日がうっかり過ぎっていうか、「こいつ、いつか絶対刺される」ってキャラだったし)。
 エリアソンは今日はロミオパパ。やっぱりかっちょよかったけど、ちょっとしか出てこないのがもったいないなぁ。パリスも今日の方が頼りがいがありそう。というか大人。

 というわけで、今日も今日なりに面白かったんですが、ぢぶんのテンションは昨日が高すぎだったかな、と(^^)。ブルノンヴィルの本山だけあって、脚のラインのきれいな男性が多いし、アントルシャの連続はみごとだし。こういう、ちょっとぬるくてツッコミどころも多いんだけど「一丸となった」感じの舞台はいいな。カンパニーとしてはすっかり気に入ってしまったので、また来日してほしいっす。

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2009/05/23

うっかり者たちのヴェローナ

 やや業務連絡的に。東バのバヤの主演日程が出ました。バヤ制作日誌でも、公式サイトのスケジュールでも見られます。
 木村・吉岡組に田中ガムキタ━━(゚∀゚)━━!!!  ……ですが、1回きり。くすん。追加公演はないだろうなぁ。やっぱり九州公演がないとダメ?
 それから、祭典追加枠で取ったフェス関連のチケットが届きました。まあ席はもうわかってるからな。

 さて、今日のデンマーク・ロイヤルのロミオとジュリエット(ノイマイヤー版)。すんごく面白かったです。泣いたり笑ったり人大杉だったりして忙しい(笑)。

 考えて見たら、R&Jの全幕って、マクミランとクランコとラブロフスキーしか見てないんですね。ワシリーエフ版はダイジェストをテレビで観た。あとは抜粋しか見てないんですよ。なので大きなことはいえないんですが、なかなかに「ええっ」な演出もあり。

 まだあと2日あるので、ネタバレ的なことは慎みつつ。

 ノイマイヤーなので当然ですが、照明やセットの使い方が、凝ってはいないけどセンスがいい、という印象。キャスト表を見ると、使用人から旅芸人から、全員に名前がついています。それだけ各自の役作りをきちんとしているということでしょうか。広場では、子役も含めてすごい人数がひしめき合うように踊ってますが、それぞれが生き生きしていて、見ていて楽しい。目は疲れるけどな。乱闘シーンのモンタギューとキャピュレットは、タイツの色合いが微妙に違うような。チャンバラの後ろの取っ組み合い、女性同士が壮絶で大笑い(^^)。

 クロボーのロミオがいいですねー♪ 全体に、踊りと演技は地続きではありますが完全に一体というものでもなく、ふとした瞬間のそのアンバランスさがロミオらしい感じ(どういう感じだ)がします。グリンデルのジュリエットは活きがよく(入浴シーンからだよ!)、重厚長大なお貴族様の一族の中で浮きっ放しのお荷物扱いなんだろうなー、というイメージ。溢れんばかりの生命力が若々しい。

 パリスはクピンスキーの弟かな? イメージが似てたような。クロボーともども、ラインがきれいです。いかにも若造なんですが、誠実そう。リフトはちょっといっぱいいっぱいなところも(ノイマイヤーのリフトだもんなぁ)。技術的にはともかく、将来的にはロミオも似合いそうだなぁ。ベンヴォーリオのステーゲルは笑顔が誰かに似てるような気がする……。マキューシオは、ナポリで海王を踊ったエガト。あの海王の冠は、プハチョフにおけるコンラッドのバンダナの機能を果たしてたんだな……(何の機能だ)。ジュリエットママはポワントで踊りまくり。キャピュレット家の三人娘の一人がロザラインだったのかな? ナポリで修道士さまだったエリアソンは、今日はヴェローナ大公。出番が1度しかなくてもったいない〜。迫力のあるいいオヤジだったよー♪ このカンパニーは50代から60代のダンサーも何人かいて、それがカンパニーの厚みを出してる気がします。日本ではなかなかないからなぁ。

 ぢぶん的には、今日は神父様萌え(笑)。ロレンスのベケルは、ロレンスのイメージを裏切る若さで、どう見てもロミオの「物静かな同級生かつ幼なじみ」ですな。ギムナジウム物に一人は出てきそうなヤツ(笑)。通常のR&Jより出番が多くて面白いキャラですが、ひどくうっかり者でもあるような。

 後は畳んでみる。

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2009/05/22

ペトゥホフさんち

 そんなこんなで頭の中はばやばやですが、何日か前にペトゥホフさんちの公演案内が届きましたー♪

 正式名称は「ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ」ですね。監督さんが元マールイのペトゥホフ(父)さん。招聘元のアルス東京はこちら。公演の日程などはこちら。メールフォームから資料請求を出して送ってもらいました。

 今回の演目は「ジゼル」と「くるみ」。10/21の新潟から始まって11/16の姫路まで、12公演。新潟はマチソワ入れて3回です。なぜだ……。

 関東近辺では3回。
10/30(金)19:00〜 川口リリア くるみ
10/31(土)14:00〜 ティアラこうとう ジゼル
11/5(木)19:00〜 アミュー立川 くるみ

 うーん、ジゼルよりはくるみが見たいなぁ(ペトゥホワちゃん、くるかな?)。立川は無理無理だけど、川口なら間に合いそうです(会社からならゆうぽうとより近い……orz)。3日とも、オケなしテープ公演とはいえ、S席5500円は安っ! 

 立川では、チケット購入者限定で、ペトゥホフ監督による特別レッスンがあるそうです。初級が8〜12歳、中級が12〜18歳。ほかにリハ見学会がありますが、これは立川在住・在勤・在学でないとダメらしい。3日とも「開場中にプレトークあり」とあるので、去年のボリショイの時みたいな感じで、ペトゥホフさんがやるんでしょうか。シードロフ先生も来るといいなぁ。ルダコさんは……。

 ……と思ったら、やっぱり「4人の甲冑王子」が出る「眠り」が観たかったと思ったりして(笑)。いやー、あれは1幕通しで観たいっすね。庭園の中をがっちゃんがっちゃん歩く4人。オーロラの友人たちをがっちゃんがっちゃんサポートする4人。カラボスに翻弄されてがっちゃんがっちゃん走る4人。ぜひぜひ(笑)。

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2009/05/21

衣装合わせ……って(^^)

 職場のPCは私用には使えないので、帰りの電車で携帯から、東バ公式サイトのニュースとブログ、バヤデールの制作日記をチェックするのがほぼ日課。ちなみに公式サイトのトップページは動画(というか)が入っているのでぢぶんの携帯では非対応なんですが、ニュース