マチソワのはずが
マイキャストとゲスト公演でマチソワ、というかドロッセルマイヤーとスペインでマチソワ、というか、まあとにかくそんなはずだったのですが。
昨日、いろんなことでコーフンしてはしゃぎ過ぎたのか、朝から「起きられませんよ、今日はこれは」状態(……つーよりも、月に1日が何も今日じゃなくとも……orz)。立った瞬間に「これは無理」だったんですが、とにかくドロッセルマイヤーを……じゃなかった、まっつんの王子を観ないわけにもいくまいよ。12時ぎりぎりまで家でねばって、方針決定。
マチネの1幕を観て、一度帰って寝て、ソワレの2幕を観る。
……とりあえず、話はつながるだろう。ってそんな乱暴な。
ま、そんなわけで、駅前の薬局で「食間用」の薬を買ってぐわっと飲んで、上野へ。マチネの1幕終了段階で「……マチソワでもだいじょぶかな?」という程度までに回復してたんですが、ちょっと不安もあったので、「まっつんごめんよー(ノ_-。)」と泣きながら帰宅。2時間ほど寝て、ソワレは1幕から観られました。結果論的には、マチネを全部観てソワレの2幕だけ観ればよかったんだけど(昨日と同じキャストだからね)、ま、そこまではわからんからな。うちが近くてよかった。
というわけで、マイキャストの方。
佐伯さんはジゼルでの主演経験が生きたのか、堂々とした主役でした。クララという役柄のせいもあるかもしれないけど、何の心配もない感じ。まっつん王子はちょっと固めな感じもしたけれど、初役初主演なら上出来。GPDD観たかったなぁ。くう。松下さんのいいところは、きちんと「相手がいる」踊りができるところなんですよね。テクニックにいくら秀でていても、それがないダンサーは、ぢぶんは好きになれない。正直派手さはないんだけど、ぢぶんはまっつんのそういう真面目さが好きなんですよ。
そしてやっぱり「マイキャスト」のよさ。5年前の小出クララのデビューもそうだったけれど、カンパニーのよさが前面に出るんですよね。ゲストでもマラーホフくらい頻繁に来ている人ならともかく、やっぱり普通は「そこにはめ込んだ」感じがしてしまうから。
人形四体はやっぱり「竹」感はあるものの、こちらも初役揃い。高橋さんは、平野さんとは違うテイストのピエロで、なんか高橋さんらしいなー、という(笑)。
そして1幕の牽引役の木村ドロッセルマイヤー(笑)。5年前の印象よりも「軽み」が出た感じ。「クララの若い(?)叔父さん」なんだなぁ。関係が親密。クララにキスしかねないようなドロさんでしたよ。細かい芝居がいちいち笑えたりもするんだけど、自分のキューで全てを動かしてるように見せる力は抜群。フリッツと人形と4人で踊るところはとっても幸せ。
で、ドロッセルマイヤーが時計の下から飛び出した時からが「クララの夢」というのが、今回はかなり明確だったと思います。ドロッセルマイヤーが人形のみならず、ねずみたちまで出してくるというのがちょっと腑に落ちてなかったんだけど、そこが「悪夢」の「悪夢」たる所以になるんだねぇ。もってまわった解釈もできるんだけど、今回はそれくらいでいいような気も。……まあ、笑いっぱなしの後藤さんもそれもそれでコワイんだけどさ。
……ちうわけで、こんくらいで。
ソワレの方は、全体としては初日よりもダウンかも。マチソワだからなぁ。ネズミと兵隊の戦争の場面は初日より緊迫感がアップ。後藤さんは初日よりもずいぶんよかったです。踊り自体はたいして変化はないけれど、……見慣れたのかな、単に。マチネの木村さんで、いろいろ腑に落ちた部分があったのもあったかも。道行きで田中さんが子どもを泣かしてたのに大笑い。初日とマチネは「あっち!」「こっち!」って言い合ってただけなのに(笑)。
小笠原くんのロシアがすっごく似合ってました。あの衣装、異様に似合うな。ゴパックとか見たいかもー。最初の二人で踊るところはさすがにちょっと大変そうだった。木村さんは昨日の方が断然よかったぞ。前髪も「はらっ」ってしてる方がいいな(←ぢぶんのこだわり)。それでもかっちょよかったけどさー。
明日、というか今日ですが、東京の最終日。そしてベジャールの命日でもあります。そんな日に東バの舞台で過ごせるのは幸せだと思う。最高の舞台を!
身体関係の愚痴は下に。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



最近のコメント